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【神戸市役所の志望動機】神戸市役所とは
海と山に囲まれた美しい景観、異国情緒あふれる港町、そして日本を代表するファッション都市として知られる神戸市。
その行政を担う神戸市役所は、約150万人の市民生活を支える政令指定都市の市役所であると同時に、日本経済を牽引する重要なプレイヤーでもあります。
神戸市役所を志望する上でまず理解すべきは、ここが単なる地方自治体ではなく、かつて「株式会社神戸市」と呼ばれたほど、独自の経営感覚と先見性を持って都市開発を行ってきたパイオニアであるという事実です。
また、阪神・淡路大震災という未曾有の危機を乗り越え、創造的復興を成し遂げてきた歴史も、組織のDNAとして深く刻まれています。
ここでは、神戸市役所が具体的にどのような業務を担い、他の自治体と比較してどのような際立った特徴を持っているのかを解説します。
神戸市役所の業務内容
神戸市役所の業務は、市民の生活を守る基礎的なサービスから、国際都市としての機能を強化する大規模プロジェクトまで多岐にわたります。
区役所での窓口業務や福祉、教育、ゴミ収集といった生活直結の業務はもちろん、政令指定都市として県と同等の権限を持ち、都市計画や道路整備なども自律的に行います。
特に神戸市ならではの業務として挙げられるのが、日本を代表する国際港湾・神戸港の管理運営や、ポートアイランドにおける「神戸医療産業都市」の推進です。
また、都心・三宮の再整備や、ウォーターフロントエリアの開発など、街の風景を一新するようなまちづくりプロジェクトも現在進行形で動いています。
さらに、デザインの力で課題解決を図る「デザイン都市・神戸」の推進や、海外のスタートアップ育成機関と連携した起業家支援など、ソフト面の施策にも注力しています。
市民の日常を支える福祉の最前線から、世界とつながる経済の最前線まで、非常に幅広いフィールドで活躍できるのが神戸市役所の業務です。
神戸市役所の特徴
神戸市役所の最大の特徴は、新しい物事を積極的に取り入れる「進取の気風」と、困難を乗り越える「強靭さ」にあります。
1868年の開港以来、外国文化を受け入れながら発展してきた歴史的背景から、行政においても前例のない取り組みに挑戦する土壌があります。
例えば、独自の埋め立て技術による人工島の建設や、近年では行政とスタートアップが協働して地域課題を解決する「Urban Innovation KOBE」など、全国に先駆けたイノベーション施策を次々と打ち出しています。
また、1995年の阪神・淡路大震災からの復興経験は、神戸市役所という組織のアイデンティティを形成する重要な要素です。
未曾有の被害から立ち上がり、単に元に戻すだけでなく、より安全で魅力的な都市へと進化させてきた経験は、職員一人ひとりの使命感の強さにつながっています。
「海と山が近い」というコンパクトな都市構造を活かしつつ、世界基準の視点で都市経営を行う独自性こそが、神戸市役所の大きな特徴と言えるでしょう。
【神戸市役所の志望動機】神戸市役所の魅力
神戸市役所で働くことは、歴史ある港町の伝統を守りながら、最先端の都市モデル構築に挑むという刺激的な経験を意味します。
そこには、他の自治体では味わえないスケールの大きさと、市民と共に街をつくる一体感があります。
志望動機を考える際には、神戸市が持つポテンシャルと独自性に目を向け、自分がその環境でどのように貢献し、成長したいかを具体的にイメージすることが大切です。
ここでは、就活生の皆さんにぜひ知ってほしい、神戸市役所だからこそ感じられる仕事の魅力ややりがいについて、3つの視点から深掘りしていきます。
開放的でクリエイティブな「デザイン都市」での挑戦
神戸市はユネスコ創造都市ネットワークの「デザイン都市」に認定されており、行政のあらゆる場面にデザイン思考を取り入れています。
これは単に街並みを綺麗にするということだけでなく、行政サービスや仕組みそのものを、利用者(市民)視点で使いやすく、心地よいものに再構築しようという試みです。
市役所の職員として、クリエイティブな発想で社会課題の解決に取り組める環境は非常に魅力的です。
例えば、旧生糸検査所を改修した「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」を拠点に、市民やクリエイターと協働して新しいプロジェクトを生み出すなど、従来の堅いお役所仕事のイメージを覆すような活動が盛んです。
自由な発想が尊重され、アートやデザインの力を行政運営に活かせる先進的な風土は、新しい価値を創造したいと願う学生にとって、大きなやりがいとなるはずです。
医療産業やスタートアップ支援など先駆的な経済振興
神戸市は、ポートアイランドにおいて日本最大級のバイオメディカルクラスター(医療産業都市)を形成しており、先端医療の研究開発や関連企業の誘致に成功しています。
また、シリコンバレーのベンチャーキャピタルと連携した起業家育成プログラムを展開するなど、スタートアップ支援においても日本の自治体をリードする存在です。
このように、地域経済を活性化させるために、世界レベルの最先端分野にアプローチできるのも神戸市役所の大きな魅力です。
行政職員でありながら、研究者や起業家、海外の投資家といった多様なプロフェッショナルと関わり、ビジネスの最前線に触れることができます。
単なる事務作業にとどまらず、神戸経済のエンジンとなる産業を自らの手で育て、世界に発信するダイナミックな仕事に関われることは、神戸市役所ならではのキャリアの醍醐味と言えるでしょう。
震災復興のDNAを受け継ぐ「人間味ある」まちづくり
神戸市役所の仕事の根底には、常に「人への優しさ」と「助け合い」の精神が流れています。
震災を経験した都市だからこそ、ハード面のインフラ整備だけでなく、地域のコミュニティづくりや防災教育、心のケアといったソフト面の支援を何よりも大切にしています。
「人と人とのつながり」を重視したまちづくりは、市民との距離を縮め、信頼関係を築く原動力となっています。
職員は、地域住民と膝を突き合わせて話し合い、共に課題解決に取り組む姿勢が求められます。
困難な状況にある人に寄り添い、誰もが安心して暮らせる包摂的な社会を目指すプロセスには、公務員としての本質的な喜びがあります。
復興の過程で培われた「市民力」と協働し、温かい絆を感じながら仕事ができる点は、神戸市役所で働く上で何物にも代えがたい魅力です。
【神戸市役所の志望動機】神戸市役所の求める人物像
神戸市は「海と山が育むグローバル貢献都市」を目指し、常に新しい挑戦を続けています。
そのため、求める人材像も「安定志向」ではなく、「変革を恐れないチャレンジャー」です。
採用選考では、神戸市の歴史や文化を理解した上で、これからの未来をどう切り拓いていくかというビジョンと行動力が問われます。
志望動機や自己PRを作成する際には、神戸市が掲げる人材育成方針を理解し、自分の強みが神戸市の求める資質といかに合致しているかをアピールすることが重要です。
ここでは、特に重視される3つの人物像について解説します。
既成概念にとらわれず変革を起こすチャレンジ精神
かつての「株式会社神戸市」の時代から脈々と受け継がれるベンチャー精神は、今の神戸市役所でも健在です。
社会環境が激変する中で、前例踏襲や横並びの意識では都市間競争に勝ち残れません。
そのため、職員には「今までこうだったから」という固定観念を捨て、ゼロベースで最適な方法を模索するチャレンジ精神が強く求められます。
例えば、デジタル技術を活用した業務改革(DX)や、民間活力を導入した公共施設の運営など、新しい手法を積極的に取り入れる姿勢が評価されます。
失敗を恐れて萎縮するのではなく、リスクを取ってでも市民のために新しい価値を生み出そうとするアグレッシブなマインドを持った人物が、これからの神戸市を牽引するリーダーとして期待されています。
市民や多様な主体と共創するコミュニケーション力
神戸市のまちづくりは、行政だけで完結するものではありません。
市民、NPO、企業、大学など、多様なパートナーと共に課題解決に取り組む「共創」が基本スタイルです。
そのため、立場の異なる人々の意見を尊重し、対話を通じて合意形成を図る高いコミュニケーション能力が求められます。
特に神戸市民はまちに対する愛着や誇り(シビックプライド)が高いため、市民の想いに共感し、同じ目線で語り合える感性が重要です。
また、国際都市である神戸市には多くの外国人も暮らしており、多文化共生の視点も不可欠です。
独りよがりにならず、周囲を巻き込みながらチームとして大きな成果を上げることができる協調性と調整力を持った人物こそ、神戸市役所で活躍できる人材です。
困難な課題から逃げずにやり抜く責任感とタフネス
震災からの復興や、複雑化する都市課題への対応など、神戸市役所の仕事には困難な局面が多々あります。
そうした状況でも、公務員としての使命感を持ち、最後まで粘り強くやり抜く責任感とタフネスが求められます。
一筋縄ではいかない課題に対しても、当事者意識を持って泥臭く汗をかける人材が必要です。
現場では、予期せぬトラブルや厳しい意見に直面することもあります。
しかし、そこから逃げ出さず、誠実に向き合い続けることでしか信頼は得られません。
逆境を成長の糧と捉え、ポジティブに乗り越えていく精神的な強さを持った人物を、神戸市役所は求めています。
これまでの経験で培った「粘り強さ」をアピールすることは非常に有効です。
【神戸市役所の志望動機】志望動機を作成する際のポイント
神戸市役所の志望動機を作成する際は、大阪市や京都市といった近隣の政令指定都市との違いを明確にし、「なぜ神戸なのか」という独自性を打ち出すことが不可欠です。
「おしゃれな街だから」「住みやすいから」といった観光客のような視点では不十分です。
神戸市が直面している課題や、独自に取り組んでいる先進的な施策に触れ、職員としての視点で語る必要があります。
ここでは、採用担当者に「この学生は本気で神戸市で働きたいのだ」と納得させるための4つのポイントを解説します。
なぜ「神戸市役所」かを明確にする
最も重要なのは、神戸市ならではの特徴である「港湾機能」「医療産業都市」「デザイン都市」「震災の経験」などを踏まえ、志望理由を構成することです。
例えば、「国際港湾都市として開放的な風土があり、新しいことに挑戦しやすい環境に惹かれた」や、「医療産業都市構想のように、行政主導で産業クラスターを形成するダイナミックな手法に関わりたい」といった視点です。
また、三宮の再整備(都心三宮再整備)など、現在進行形のプロジェクトへの関心を示すのも有効です。
神戸市の歴史的背景や地理的特性、そして未来へのビジョンを深く理解し、それに共感した理由を自分の言葉で語れるようにしましょう。
具体的な施策やプロジェクトへの関心を盛り込む
志望動機に説得力を持たせるためには、具体的な施策名を挙げて、それに対する自分の考えを述べることが大切です。
「Urban Innovation KOBE(スタートアップ協働)」「里山・農漁業の振興」「チキンジョージなどの音楽文化」など、自分が特に関心のある分野を深掘りしましょう。
単に「すごいと思いました」という感想ではなく、「スタートアップ支援を通じて、若者が挑戦できる土壌を作りたい」や、「里山の保全を通じて、都市と自然が共生する神戸の魅力を守りたい」といったように、その施策を通じて自分が何を実現したいのかを語ることが重要です。
これにより、業務理解の深さと主体性をアピールできます。
自身の経験と神戸市のビジョンをリンクさせる
魅力的な志望動機には、必ずあなた自身の「物語」が含まれています。
これまでの学生生活やアルバイト、ボランティア活動などで得た経験が、神戸市役所での仕事にどうつながるかを説明しましょう。
「ゼミでまちづくりを学び、住民参加型のワークショップの重要性を知った経験から、神戸市の市民協働の取り組みに共感した」といった具合です。
特に、神戸市は「挑戦」を重視する風土があるため、新しいことに取り組んだ経験や、リーダーシップを発揮した経験は好評価につながります。
あなたの過去の経験が、神戸市というフィールドでどのように活かされ、市の発展に貢献できるのか、その接点を論理的に説明してください。
入庁後のキャリアビジョンを具体的に描く
採用担当者は、あなたが長く活躍してくれる人材かどうかを見ています。
そのため、入庁して携わりたい具体的な業務や、将来のキャリアビジョンを語ることもポイントです。
「まずは区役所で市民の生の声を聞き、将来的には企画調整局で神戸全体の都市戦略に携わりたい」や、「経済観光局で海外からの企業誘致を行い、神戸の国際競争力を高めたい」など、具体的な部署名や業務内容を挙げるとイメージが湧きやすくなります。
もちろん、配属は希望通りになるとは限りませんが、明確なビジョンを持っていること自体が意欲の表れとして評価されます。
「神戸市の職員として、10年後、20年後にこうなっていたい」という未来像を提示することで、志望度の高さを伝えましょう。
【神戸市役所の志望動機】志望動機を伝える際の注意点
神戸市への憧れや愛着が強いあまり、志望動機が感情的になりすぎたり、行政の役割を誤解した内容になったりすることがあります。
特に、「おしゃれな神戸」というブランドイメージだけに頼った志望動機は、現場の泥臭い現実とのギャップを感じさせ、マイナス評価になる可能性があります。
ここでは、志望動機を作成・面接で話す際に陥りやすいミスや、避けるべきNGポイントについて解説します。
これらを事前にチェックし、地に足の着いたプロフェッショナルな志望動機を目指してください。
どの企業・組織でも通じる内容にしない
「人の役に立ちたい」「地域を活性化したい」「安定して働きたい」といった志望動機は、どの自治体でも、あるいは民間企業でも言えることです。
これらだけの志望動機では、「なぜ神戸市なのか」という問いに答えたことになりません。
必ず「神戸市」という固有名詞とセットで語れる独自の理由が必要です。
例えば、「地域活性化」と言うなら、「神戸独自の『農漁業』と『都市』の近さを活かし、食を通じた観光振興(ガストロノミーツーリズム)によって地域を活性化したい」と言い換えることで、神戸市ならではの内容になります。
汎用的な言葉を避け、神戸市のリソースや課題に即した具体的な言葉を選ぶよう心がけてください。
イメージ先行で語らず現実的な課題にも目を向ける
神戸市は「おしゃれな街」というイメージが強いですが、一方で人口減少、少子高齢化、空き家問題、阪神間の都市間競争の激化など、深刻な課題も抱えています。
志望動機で華やかな側面ばかりを強調すると、「良いところしか見ていない」「課題から目を背けている」と思われてしまいます。
「神戸ブランドの魅力は理解しつつも、人口流出という課題に危機感を持っている」「華やかな都心部だけでなく、ニュータウンの再生や下町地域の活性化にも取り組みたい」といった、光と影の両面を理解した上での志望動機にすることが重要です。
現実的な視点を持っていることを示しましょう。
「株式会社神戸市」の意味を履き違えない
「株式会社神戸市」という言葉は、経営感覚を持った行政運営を意味するポジティブな言葉ですが、これを行政が「利益追求」することだと誤解してはいけません。
市役所はあくまで公共機関であり、最大の目的は「市民の福祉の向上」です。
利益が出ないからといって切り捨ててよいサービスはありません。
民間企業のような効率性やスピード感を取り入れつつも、「公平・公正」や「セーフティネット」としての役割を忘れないバランス感覚が大切です。
「稼ぐこと」を目的にするのではなく、「持続可能な都市経営のために、効率的な運営を行う」という視点で語るようにしましょう。
【神戸市役所の志望動機】神戸市役所の志望動機例文
ここまで解説してきたポイントや注意点を踏まえ、神戸市役所の志望動機として使える例文を3つ紹介します。
「医療産業・経済振興」「国際・港湾・観光」「まちづくり・コミュニティ」という異なる切り口で作成しています。
ご自身の興味や経験、強みに最も近いものを参考にしつつ、必ず自分自身の言葉や具体的なエピソードを加えてリライトしてください。
あなた自身の熱意と個性が伝わる文章にすることで、採用担当者の心に響く志望動機になります。
例文1(医療産業・経済振興)
私は、進取の気風あふれる神戸市において、新しい産業の育成を通じて都市の活力を高めたいと考え、貴市を志望します。
大学時代、ゼミで地域経済を研究する中で、ポートアイランドにおける医療産業都市の取り組みを知り、行政主導でイノベーション拠点を形成する貴市の手腕と先見性に強く惹かれました。
人口減少社会において、都市を持続させるためには「稼ぐ力」の強化が不可欠だと考えています。
貴市が進めるスタートアップ支援や企業誘致に携わり、若者が挑戦できる土壌を作りたいです。
私の強みである「新しい環境に飛び込む行動力」を活かし、企業や研究機関と連携しながら、神戸経済の次世代の柱を作る仕事に挑戦したいと考えています。
例文2(国際・港湾・観光)
私は、世界に開かれた国際港湾都市・神戸の魅力を発信し、多くの人々が行き交う賑わいのある街を作りたいと考え、貴市を志望します。
留学中に現地の友人が神戸の景観や食文化に関心を持ってくれた経験から、神戸ブランドの世界的なポテンシャルを再認識しました。
貴市は、港湾機能の強化やウォーターフロント開発を通じて、海と陸をつなぐ新しい都市空間の創出に取り組んでおり、そのスケールの大きさに魅力を感じています。
入庁後は、私の語学力と異文化理解力を活かし、国際交流や観光プロモーションの分野で貢献したいです。
歴史ある港町の情緒を守りつつ、世界中から選ばれる観光都市としての地位を確立するために全力を尽くします。
例文3(まちづくり・コミュニティ)
私は、震災の経験を糧に「人と人の絆」を大切にする神戸市において、誰もが安心して暮らせる温かい地域社会を築きたいと考え、貴市を志望します。
ボランティア活動で地域防災のワークショップに参加した際、ハード面の整備だけでなく、日頃からのコミュニティ形成がいざという時の助け合いにつながることを学びました。
貴市はデザイン都市として、市民参加型のまちづくりや課題解決に力を入れており、その「市民と共に歩む姿勢」に深く共感しています。
私の持ち前の「相手の立場に立つ傾聴力」を活かし、区役所の窓口や地域支援の現場で市民の声に耳を傾け、一人ひとりが主役となれる協働のまちづくりを推進したいと考えています。
まとめ
神戸市役所の志望動機を作成するためには、「株式会社神戸市」と呼ばれた先見性や、震災復興で培われた強靭さ、そしてデザイン都市としての創造性など、神戸ならではの多面的な魅力を深く理解することがスタートラインです。
華やかなイメージの裏にある、都市経営のシビアな視点や、市民生活を支える地道な努力にも目を向け、それでも「神戸のために働きたい」という強い意志を示すことが大切です。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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