【26卒】5月で全落ちでも就活を2週間で終わらせる方法を徹底解説!挽回のためにやるべき10のこと

【26卒】5月で全落ちでも就活を2週間で終わらせる方法を徹底解説!挽回のためにやるべき10のこと

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【5月で全落ち】はじめに

自分なりにけっこう就活を頑張ってきたつもりだけど、全部落ちてしまった周りが内定を取り始めている中で、焦りしかないそんな不安な気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。

5月に入ると、就活は確かに中盤戦に差し掛かります。

多くの学生がエントリーを終え、面接を受け、内定を獲得し始めている時期です。

だからこそ、全落ちしていると自分だけ取り残されたのではと感じてしまいがちです。

全落ちって普通なの?このままでは内定をもらえないんじゃないか?と不安でたまらないかもしれません。

できるだけ早く内定を取り、安心して就活を終えたいという気持ちも痛いほどわかります。

しかし、5月で全落ちしていたとしても、まだ十分に巻き返すチャンスはあります。

焦る気持ちは自然なことですが、大切なのはここから何をどう立て直すかです。

状況を冷静に整理し、戦略を立て直していけば、十分に納得のいく結果を手にすることは可能です。

まずは、全落ちとはどんな状態なのか、そしてなぜそうなってしまうのかを整理するところから一緒に考えていきましょう。

自分自身を責めすぎず、前向きに一歩を踏み出す準備を始めましょう。

【5月で全落ち】そもそも全落ちってどんな状態?

就活において全落ちとは、エントリーした企業すべてから選考を通過できず、不合格通知を受け取った状態を指します。

エントリーシートでの不通過、筆記試験での失敗、面接での不合格など、フェーズはさまざまですが、最終的にどの企業からも内定や次のステップへの案内をもらえない場合、全落ちと表現されます。

全落ちの状態にあると、精神的なショックは非常に大きいものです。

自分には何の価値もないのではないか就職できないんじゃないかと自信を失ってしまうこともあります。

しかし、まず知っておいてほしいのは、全落ち=終わりではないということです。

5月時点での全落ちは、たしかに気持ち的にきついですが、まだ採用活動を続けている企業はたくさんあります。

むしろ、これから夏採用・秋採用が本格化する企業も多く、チャンスはまだまだ残っています。

重要なのは、なぜ全落ちしてしまったのか、その原因を冷静に分析することです。

原因が分かれば、対策を立て直し、次のチャンスを活かすことができます。

ここから、よく見られる全落ちしてしまう人の特徴を一緒に整理し、自分に当てはまるものがないか振り返ってみましょう。

全落ちする人の7つの特徴

就活で全落ちしてしまう人には、いくつか共通した傾向があります。

全落ちする人の7つの特徴

①選考を受けている業界や企業の数を絞りすぎている

②就職難易度の高い企業だけを受けている

③コミュニケーション能力が不足している

④自己分析ができていない

⑤企業の求める人物像とマッチしていない

⑥選考フェーズごとの対策ができてない

⑦就活を始めるのが遅かった

代表的なものを7つ、順にご紹介していきます。

①選考を受けている業界や企業の数を絞りすぎている

興味のある企業だけに絞りすぎてしまうと、どうしても受験機会そのものが少なくなり、チャンスを逃しやすくなります。

特に人気企業だけに絞っている場合は要注意です。

②就職難易度の高い企業だけを受けている

いわゆる超大手や人気企業は倍率が非常に高いため、選考を通過するのが難しいのが現実です。

難関企業だけを受け続けていると、結果的に全落ちしてしまうリスクが高まります。

③コミュニケーション能力が不足している

面接では、受け答えの内容だけでなく、表情や態度、言葉のキャッチボールが重視されます。

話す内容は良くても、表現力や伝え方に課題があると、面接突破は難しくなります。

④自己分析ができていない

自分の強みや価値観を理解していないまま選考に臨むと、志望動機や自己PRに説得力が生まれません。

面接官になぜこの企業なのかが伝わらず、落選する原因になります。

⑤企業の求める人物像とマッチしていない

どれだけ自分に自信があっても、企業が求める人物像とずれていると選考通過は難しくなります。

企業研究を怠り、ミスマッチなアピールをしてしまうと、チャンスを逃してしまうことになります。

⑥選考フェーズごとの対策ができてない

ES、筆記試験、面接と、それぞれのフェーズで必要な対策が異なります。

各ステージごとの対策が不十分だと、どこかで必ず足を取られてしまいます。

⑦就活を始めるのが遅かった

やはり、スタートが遅れると、すでに多くの企業が選考を終えていたり、ライバルたちが面接慣れしている中で戦うことになります。

その分、巻き返すためのスピード感が求められます。

これらのポイントを一つ一つ見直していけば、必ず改善できる部分が見つかるはずです。

次に向けた対策を練るために、まずは冷静に振り返ってみましょう。

何社受けて5月に全落ちだとやばい?

実際、何社くらい受けて全落ちしていると少し危機感を持った方がいいのか、気になる方も多いと思います。

目安として、10社以上受けて内定が一つも出ていない場合は、何らかの問題点がある可能性を疑った方が良いでしょう。

もちろん、業界や企業のレベルにもよりますが、10社以上挑戦して結果が出ない場合は、戦略の見直しや選考対策の徹底が必要です。

とはいえ、もう無理だと悲観する必要はありません。

今気づけたことが、これからの巻き返しにつながります。

むしろ、問題点を明確にして改善に取り組める今がチャンスです。

ここからは、やみくもに受けるのではなく、自分に合った企業選びや選考対策を練り直し、勝てる就活をしていきましょう。

一歩ずつ、焦らずに前進していけば、必ず道は開けます。

【5月で全落ち】全落ちする人が挽回のためにやるべき10のこと

5月に全落ちしてしまったとしても、ここからの行動次第で十分に巻き返すことができます。

重要なのは、落ち込むだけで立ち止まるのではなく、きちんと原因を分析し、改善策を実行に移すことです。

ここでは、全落ちから内定獲得へとつなげるために、今すぐ実践してほしい10のアクションをご紹介していきます。

挽回のためにやるべき10のこと

1. 全落ちした原因を分析する

2. 自己分析をやり直す

3. 就活の軸を見直す

4. ESを第三者に添削してもらう

5. 模擬面接会に参加する

6. 二次募集の情報を調べる

7. 秋採用の情報を調べる

8. 就活イベントに参加する

9. 逆求人アプリ・サイトに登録する

10. 就活エージェントに登録する

焦らず、しかし着実に取り組むことで、まだまだ未来は開けます。

ぜひ参考にしながら一歩ずつ進めていきましょう。

1. 全落ちした原因を分析する

まず最初に取り組むべきは、なぜ全落ちしてしまったのかを冷静に振り返ることです。

感情的になってしまう気持ちはよくわかりますが、ここをきちんと整理できなければ、同じ失敗を繰り返してしまいます。

エントリーシートで落ちたのか、筆記試験が通らなかったのか、面接でうまくアピールできなかったのか、それぞれのフェーズで何が課題だったのかを、できるだけ具体的に洗い出しましょう。

また、受けた企業のレベルや、選考に臨む際の準備状況も振り返ってみてください。

原因を把握することが、次に進むための第一歩です。

怖がらず、正直に自分を見つめなおす時間を作りましょう。

2. 自己分析をやり直す

原因分析ができたら、次に取り組むべきは自己分析のやり直しです。

自己分析が浅いと、志望動機や自己PRが表面的になり、面接官に響きません。

これまでの経験を改めて棚卸しし、自分がどんな価値観を持ちどんな強みを発揮してきたかを言語化していきましょう。

特に、過去の成功体験だけでなく、失敗から学んだことや成長したエピソードも整理しておくと、説得力のある自己PRにつながります。

自己分析は一度やったから終わり、ではありません。

むしろ、就活を進めながら何度もブラッシュアップしていくものです。

今の自分を正しく理解し、企業に魅力的に伝えるためにも、改めて丁寧に自己分析を進めていきましょう。

3. 就活の軸を見直す

自己分析と並行して、就活の軸を見直すことも非常に重要です。

軸とは、自分が就職先に求める条件やどんな仕事を通じて成長していきたいかといった指針のことです。

これまで、ブランドや年収など、表面的な基準で企業選びをしていたなら、ここで一度立ち止まって考え直してみましょう。

どんな働き方をしたいか、どんな価値観を大切にしたいかをベースに軸を再設定すると、自分に合った企業選びができるようになります。

軸が明確になると、エントリー企業も絞りやすくなり、志望動機にも一貫性が生まれます。

結果的に選考突破の可能性が高まるため、ぜひこの機会に自分にとっての就活のゴールを見直してみてください。

4. ESを第三者に添削してもらう

エントリーシート(ES)で落ちるケースが多い方は、ぜひ第三者に添削を依頼してみましょう。

自分では気づけない文章の癖や、伝わりにくい表現を、客観的に指摘してもらうことができます。

大学のキャリアセンター、就職エージェント、または就活塾など、無料または少額で添削サービスを受けられるところもありますので、積極的に活用しましょう。

もちろん、信頼できる友人や先輩に見てもらうのも有効です。

ESは、自己PRや志望動機を短い文章で端的に伝える力が問われます。

自分ではしっかり書けたつもりでも、第三者の視点を取り入れることで大きくブラッシュアップできることが多いです。

より伝わるESを目指して、磨きをかけていきましょう。

5. 模擬面接会に参加する

面接での不合格が続いている場合は、模擬面接会に参加するのがおすすめです。

大学のキャリアセンターや就職エージェントでは、無料で模擬面接を実施していることが多く、実践的なトレーニングを積むことができます。

模擬面接を通じて、話し方や態度、回答内容など、自分では気づかなかった改善点を発見できるのが大きなメリットです。

特に、第一印象やコミュニケーションの取り方は、客観的なフィードバックをもらうことで飛躍的に向上します。

また、模擬面接を繰り返すことで、自然体で話せるようになり、本番でも緊張せずに力を発揮できるようになります。

少しでも面接に不安がある方は、ぜひ積極的に模擬面接に参加して、実力を磨いていきましょう。

6. 二次募集の情報を調べる

5月以降、多くの企業が二次募集や追加募集を開始します。

特に、一次募集で予定採用数に達しなかった企業や、追加で採用ニーズが発生した企業が対象となります。

この二次募集は、比較的競争率が下がる傾向があり、また企業側も本気で採用を決めたいと思っているため、チャンスが広がる時期でもあります。

ナビサイトや大学のキャリアセンター、企業の採用ページなどで、こまめに情報をチェックしておきましょう。

まだ選考を受けられる企業があると知るだけでも、気持ちが前向きになります。

アンテナを高く張り、タイミングを逃さずエントリーしていきましょう。

7. 秋採用の情報を調べる

さらに、6月以降は秋採用を行う企業の情報も増えてきます。

秋採用とは、9月〜10月ごろにかけて行われる追加採用活動のことで、特に中堅・中小企業、ベンチャー企業を中心に実施されています。

秋採用は、納得できる人材に出会うまで採用を続けたいと考えている企業が対象になるため、学生側にも粘り強く活動できるチャンスがあります。

また、ライバルが減っている分、一人ひとりを丁寧に見てもらえる可能性も高まります。

秋採用を意識して、5月〜夏の間にしっかり準備を整えておくと、スムーズに選考に臨むことができるでしょう。

情報収集と準備を並行して進めることで、秋のチャンスをしっかり掴んでいきましょう。

秋採用については下の記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみたください。

8. 就活イベントに参加する

全落ちから巻き返しを狙うなら、就活イベントへの参加も非常に効果的な手段です。

就活イベントとは、学生を募集している企業が開催する説明会やセミナー、あるいは採用支援会社や就職支援会社が主催する合同説明会などを指します。

就活イベントに参加するメリットは、まず学生を採用したいと考えている企業と直接出会えることにあります。

すでに選考終了している企業とは違い、参加企業は今、まさに学生を探しているため、選考につながる可能性が非常に高いのです。

また、イベントには一度に複数社が集まることも多く、短時間で多くの企業の情報に触れることができます。

効率的に企業理解を深めながら、自分に合う会社を見つけるチャンスが広がります。

さらに、イベントによってはその場で一次選考が免除される特別ルートを用意している場合もあります。

積極的に参加することで、通常のルートよりもスピーディーに内定へと近づく可能性もあります。

就活イベントは全国各地で頻繁に開催されていますので、気になるイベントにはどんどん参加していきましょう。

情報を得るだけでなく、出会いの場としても活用していけると理想的です。

9. 逆求人アプリ・サイトに登録する

逆求人アプリ・サイトへの登録も、全落ちからの巻き返しに非常に有効な手段です。

通常の就活では、学生が企業に応募するスタイルが一般的ですが、逆求人では企業側から学生にアプローチが届きます。

登録後は、あなたのプロフィールや自己PRを見た企業が興味を持ち、オファーを送ってきます。

これにより、これまで知らなかった優良企業と出会えるチャンスが広がるほか、自分が思ってもみなかった業界や職種に興味を持つきっかけにもなります。

また、逆求人サービスを通してオファーを受けた場合、通常のエントリーよりも選考ステップが短縮されるケースも少なくありません。

たとえば、ES提出が免除になったり、一次面接をスキップできたりすることもあります。

効率よく企業との接点を増やすためにも、逆求人サイトをうまく活用していきましょう。

今までの選択肢だけに縛られず、新しい可能性に積極的に飛び込んでいくことが、内定獲得への近道となります。

10. 就活エージェントに登録する

全落ちからの巻き返しを本気で狙うなら、就活エージェントの活用は欠かせません。

就活エージェントとは、専任のアドバイザーが学生一人ひとりに寄り添い、企業紹介から面接対策までを手厚くサポートしてくれるサービスです。

エージェントに登録すると、あなたの希望や適性に合った企業を紹介してもらえるだけでなく、履歴書・ESの添削、面接練習、内定後のフォローまで一貫して支援してもらえます。

特に、5月以降スタートの学生にとっては、スピード感を持って動ける点が大きな魅力です。

また、エージェント経由で紹介される企業は、今まさに採用活動中であることが多く、選考スピードも比較的速い傾向にあります。

個別サポートを受けながら、自分に合った企業を確実に見つけていけるため、時間のない今こそ利用を検討したいサービスです。

就活エージェントは基本的に無料で利用できるので、気軽に相談してみましょう。

プロのサポートを受けながら、最短ルートで内定を目指していきましょう。

【5月で全落ち】就活エージェントを利用すれば最短2週間で内定を獲得できる

5月で全落ちしてしまった方でも、就活エージェントを活用すれば、最短2週間ほどで内定を獲得することも十分可能です。

その中でも、スピード内定に定評があるサービスがジョブコミットです。

ここでは、ジョブコミットについて詳しくご紹介しながら、なぜ2週間で内定を実現できるのか、その理由を解説していきます。

ジョブコミットがおすすめ

ジョブコミットは、株式会社HR teamが運営する新卒向け就活支援サービスです。

特徴は、学生一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーが付き、マンツーマンで就活支援を行ってくれる点にあります。

通常のエージェントサービスと異なり、ジョブコミットは最短距離で内定を獲得することに特化しているため、スピード感のある選考サポートが魅力です。

運営会社であるHR teamは新卒採用支援を専門に行っており、豊富な企業ネットワークを持っているため、独自案件も多数抱えています。

忙しい中でも確実に内定を目指したい方にとって、非常に心強い味方となるサービスです。

ジョブコミットの特徴

ジョブコミットの最大の特徴は、学生の志向性に合わせた企業紹介と選考対策の手厚さです。

単に求人を紹介するだけではなく、学生の性格や強みを丁寧にヒアリングした上で、マッチする企業を厳選して提案してくれます。

また、ES添削、面接練習、マナー指導などのサポートも充実しており、初めての就活で不安が大きい方でも安心して利用できます。

紹介企業の中には、ジョブコミット経由でしか応募できない非公開求人も多く含まれており、これも大きな魅力です。

さらに、キャリアアドバイザーが選考の進捗管理までサポートしてくれるため、スケジュール管理に自信がない方にもおすすめです。

ジョブコミットが2週間で内定獲得できる仕組み

ジョブコミットが短期間で内定を獲得できる理由は、独自の選考ルートにあります。

通常、エントリーシート提出、一次面接、二次面接、最終面接と進むプロセスが、ジョブコミット経由だといくつかのステップがスキップされることがあるのです。

たとえば、ES提出が免除されたり、一次面接を省略していきなり二次面接からスタートできるケースもあります。

これにより、選考全体のスピードが大幅に速まり、最短2週間程度で内定にたどり着くことが可能になります。

また、ジョブコミットは紹介企業との関係性が強いため、学生一人ひとりに対して推薦という形で企業に強くプッシュしてくれるのも特徴です。

これにより、通常よりもスムーズに内定を獲得できる環境が整っているのです。

【5月で全落ち】フェーズ別の対処法

全落ちしてしまった場合、まずはどのフェーズでつまずいているのかを冷静に見極めることが大切です。

フェーズ別の対処法
  • 書類で落ちてしまう場合の対処法
  • SPIで落ちてしまう場合の対処法
  • 一次面接で落ちてしまう場合の対処法
  • 最終面接で落ちてしまう場合の対処法

書類選考、筆記試験、一次面接、最終面接、それぞれで求められる対策は異なります。

自分の課題を把握し、それに応じた対策を講じることで、着実に内定への道を切り開くことができます。

ここでは、フェーズごとに具体的な対処法をお伝えしていきます。

焦らず一つずつ改善していきましょう。

書類で落ちてしまう場合の対処法

書類選考で落ちてしまう場合、意外と基本的なミスが原因になっていることが多いです。

締切ギリギリに出すと、システムトラブルや記入ミスのリスクも高まります。

形式が間違っているケースもよくあります。

指定されたフォーマットでない、ファイル名が違う、写真の添付漏れなど、基本ルールを見直すことが大切です。

また、証明写真のサイズ違いや必要書類の不足も致命的なミスです。

企業ごとの指示をよく読み、不備がないか必ず確認しましょう。

さらに、修正液・修正テープの使用、消せるボールペンの使用はビジネスマナー違反です。

正式な場では使用しないよう注意してください。押印忘れや、誤字脱字、文字が汚いのも印象を悪くしてしまいます。

提出前には必ず何度も見直し、丁寧に書きましょう。

文章の内容についても、要点がつかめない長文や、略語を使ったカジュアルすぎる表現はNGです。

読み手の立場を意識して、わかりやすく簡潔な文章を心がけてください。

SPIで落ちてしまう場合の対処法

筆記試験、特にSPIで落ちてしまう場合は、2つの戦略が考えられます。

ひとつはSPIを実施していない企業を受けること。

そしてもうひとつは、今からでも間に合う対策に集中することです。

SPI非実施の企業は、ベンチャー企業や中小企業、通年採用を行っている企業に多く見られます。

こうした企業では、人物重視の選考を行っている場合も多いため、筆記試験に不安がある方にはおすすめです。

一方、SPI対策を続けるのであれば、慣れが何よりも大切です。

模擬SPIテストを毎日1回は解くことを習慣にしましょう。

問題に慣れることでスピードも精度も格段に上がっていきます。

ポイントは、ただ問題を解くだけでなく、間違えた問題を必ず復習することです。

なぜ間違えたのかを理解し、次に同じミスを繰り返さないようにすることが、得点力アップへの近道です。

一次面接で落ちてしまう場合の対処法

一次面接で落ちてしまう場合、大きな原因のひとつは深掘り質問への対応力不足にあります。

一次面接では、自己紹介や志望動機を話すだけではなく、なぜそう思ったのか具体的なエピソードはあるかといった深掘り質問が飛んできます。

この深掘り質問に対して、説得力のある答えができないと、面接官はこの学生は表面的な理解しかしていないのではと感じてしまい、選考通過が難しくなってしまいます。

対策としては、自己PRや志望動機に必ず具体的なエピソードを添えること。

そして、なぜその行動をとったのかそこから何を学んだのかを自分の言葉で語れるように準備しておくことです。

また、想定質問をリストアップし、それぞれに対して答えを準備する練習も効果的です。

模擬面接を活用して、深掘り質問にも動じず対応できるよう、実践練習を積んでおきましょう。

最終面接で落ちてしまう場合の対処法

最終面接で落ちる場合、問題となるのは志望度の低さが伝わってしまっていることが多いです。

最終面接では、企業側も本当にうちに来てくれるのかをシビアに見ています。

このため、なぜこの企業を志望するのかを、具体的な理由と裏付けを持って伝えることが重要です。

御社は有名だから雰囲気が良さそうだからといった曖昧な理由ではなく、企業の理念、事業内容、将来性、そこで自分がどのように貢献したいかまでをしっかりと語りましょう。

また、最終面接では役員クラスが面接官となるため、コミュニケーションの基本(目を見て話す、ハキハキ答える、礼儀正しくふるまう)も改めて意識することが大切です。

5月の就活でやるべきことについては下の記事で詳しく解説しているので是非参考にしてみたください。

【5月で全落ち】全落ちしてしまった際の就活以外の選択肢

就活で全落ちしてしまった場合でも、それが人生の終わりではありません。

就職以外にも、未来を切り拓くための選択肢はたくさんあります。

ここでは、就活以外の道を選ぶ場合にどのような可能性があるのかを、具体的にご紹介します。

全落ちしてしまった際の就活以外の選択肢

・進学・留学・休学

・就職浪人・第二新卒としての既卒就活

・フリーランス

焦る気持ちを抱えつつも、一度立ち止まって自分にとって本当に納得できる道は何かを考えてみましょう。

選択肢を知ることで、視野が広がり、前向きな決断ができるようになります。

進学・留学・休学

進学や留学、あるいは休学という選択肢を取ることで、自分をさらに成長させる時間を作ることができます。

大学院進学を選べば、専門分野を深めることで将来のキャリアに直結するスキルを身につけることが可能になりますし、研究職や専門職を目指す道も開けてきます。

また、留学を選べば、語学力はもちろん、多様な文化や価値観に触れる経験を得ることができます。

これは就職活動だけでなく、社会人になった後にも大きな財産となるでしょう。

ただし、進学・留学には金銭的な負担が伴う点も忘れてはいけません。

奨学金制度や教育ローンの活用も視野に入れつつ、しっかりと計画を立てることが重要です。

一方で、休学をして自分と向き合う時間を持つのもひとつの手です。

焦って中途半端な就職をするよりも、一度立ち止まって自己分析を深めたり、インターンシップなどで社会経験を積んだりする期間にすることで、次の就活をより有利に進めることも可能になります。

いずれの選択肢も、何となくで選ぶのではなく、自分の未来を見据えた上で納得して選ぶことが大切です。

就職浪人・第二新卒としての既卒就活

もし今年の就活で内定が取れなかった場合、就職浪人としてもう一年チャレンジする道もあります。

また、一度卒業してから既卒として就職活動を続けるという方法もあります。

厚生労働省の青少年雇用機会確保指針によると、学校卒業後3年以内であれば新卒扱いとされますが、実際には企業によって既卒者に対する評価は異なります。

特に大手企業などでは、どうしても現役新卒と比べて不利になるケースもありますので、リスクも理解しておく必要があります。

既卒就活では、求人の数が現役生に比べて少ない傾向があるため、幅広い業界・職種を視野に入れる柔軟さが求められます。

また、アルバイトやインターンシップなどで実務経験を積みながら就活を続けるのも有効な方法です。

フリーランス

もう一つの選択肢として、フリーランスという道も考えられます。

ライター、カメラマン、デザイナー、プログラマーなど、スキルを活かして個人で仕事を受注する働き方です。

最近ではフリーランスとして活躍する若者も増えてきており、自由度の高い働き方に魅力を感じる方も多いでしょう。

しかし、フリーランスは決して楽な道ではありません。

稼げるまで時間がかかる安定収入が得にくいという現実的な課題も存在します。

さらに、技術や実績がないとそもそも案件を受注できないため、今の自分に売れるスキルがあるかを冷静に見極める必要があります。

フリーランスを目指す場合は、まずは具体的な技術を身につけること、そしてできればアルバイトや副業を通じて経験を積んでから本格的に独立を考えるのがおすすめです。

就活に失敗したからフリーランスになるという消極的な選択ではなく、これを武器にして生きていくという強い意志と準備を持ってチャレンジすることが大切です。

【5月で全落ち】全落ちした場合のメンタルの立て直し方

就活で全落ちしてしまったとき、最もつらいのは自分自身を否定されたような感覚ではないでしょうか。

周囲が内定を得ていく中で、自分だけが取り残されていると感じ、焦りや不安、自己否定の気持ちがどんどん大きくなってしまうこともあります。

しかし、まず大切にしてほしいのは今の感情を無理に押し殺さないことです。

そして、少しずつ心を整えながら、次に進む準備をしていきましょう。

全落ちした場合のメンタルの立て直し方
  • 感情を紙に書き出してみる
  • 就活を休憩する期間を作る
  • 大学の心理カウンセラーに登録する

ここでは、メンタルを立て直すための具体的な方法をご紹介します。

感情を紙に書き出してみる

まずおすすめしたいのは、自分の中にある感情を紙に書き出してみることです。

心の中に抱え込んでいる不安や悲しみ、焦りといった感情は、言葉にして外に出すことで整理しやすくなります。

全落ちして自分が否定されたように感じるのかこのまま就職できないかもしれないという将来への不安がつらいのかなど、自分が本当に何に苦しんでいるのかを明確にすることができるのです。

感情を書き出すことで、客観的に自分を見つめ直すことができるようになります。

自分はこんなに悩んでいたんだなと認めるだけでも、心が少し軽くなることがありますよ。

紙に書く内容にルールはありません。

思ったことを自由に、正直に書いてみましょう。

感情を言葉にするだけでも、コントロールしやすくなり、次の一歩を踏み出す力に変わっていきます。

就活を休憩する期間を作る

全落ちしてしまったときこそ、思い切って就活を一時休憩するのも一つの有効な方法です。

ずっと走り続けていると心も体も疲弊してしまい、パフォーマンスがどんどん下がってしまうことがあります。

おすすめなのは、あらかじめ休憩の期限を決めることです。

たとえば1週間だけ何もしないで過ごそうと決めて、その間は就活のことを考えず、自分の好きなことに没頭したり、リラックスできる時間を持つようにしましょう。

休憩を挟むことでリフレッシュでき、気持ちもリセットされ、就活対策の効率が格段に上がることも少なくありません。

無理に続けるよりも、いったん立ち止まってエネルギーを充電することが、結果的に前向きな行動につながります。

休むのは悪いことではないと自分に許可を出して、心身を労わってあげましょう。

元気を取り戻してから、また新たな気持ちで動き出せば大丈夫です。

大学の心理カウンセラーに相談する

就活の不安や焦りが強くなりすぎて、一人で抱えきれないと感じたときは、大学の心理カウンセラーに相談することを検討してみましょう。

大学には、学生を対象にしたカウンセリングセンターや学生相談室が設置されていることが多く、一般的な民間カウンセリングに比べて利用料も安く、相談しやすい環境が整っています。

心理カウンセラーに話をすることで、自分では整理できなかった感情を整理したり、今抱えている悩みを冷静に見つめ直すことができるようになります。

カウンセリングは特別な問題がある人が受けるものというイメージを持たれることもありますが、実際にはちょっと話を聞いてほしいという気軽な気持ちで利用する学生も多いです。

誰かに話すだけでも、心が驚くほど軽くなることがあります。

一人で苦しみ続けるよりも、専門家の力を借りて、少しでも心を楽にしていきましょう。

あなたが抱えている悩みは、決してひとりだけのものではありません。

【5月で全落ち】まとめ

5月で全落ちしてしまったとしても、それは決して終わりではありません。

むしろ、ここからの行動次第で、未来はいくらでも変えていくことができます。

まずは、自分を責めすぎず、冷静に現状を受け止めること。

そして、原因を分析し、できることから着実に取り組んでいきましょう。

焦らず、自分のペースで、一歩一歩進んでいけば大丈夫です。

また、就活だけがすべてではありません。

進学や留学、第二新卒という道、さらにはフリーランスという選択肢もあります。

大切なのは、自分が納得できる人生を選び取ることです。

就活の途中で心が折れそうになったら、無理をせずに休むことも大切です。

そして、必要ならば大学のカウンセラーや就職エージェントといったプロの力を借りながら、前に進んでいきましょう。

5月からでも、6月からでも、チャンスは必ずあります。

今この瞬間から、また新しいスタートを切っていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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