【例文3選】サイバーエージェントの志望動機の書き方と求める人物像や書く際のポイントを徹底解説!

【例文3選】サイバーエージェントの志望動機の書き方と求める人物像や書く際のポイントを徹底解説!

サイバーエージェントはベンチャー企業の中でも非常に規模が大きく、またその自由な社風から魅力に溢れており、多くの就活生が目指している企業です。

今回はサイバーエージェントの概要について紹介しつつ、志望動機の作成方法について詳しく紹介するため、参考にしてみてください。

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サイバーエージェントとは

この記事を開いてくれている時点である程度サイバーエージェントについては知識があることでしょうが、簡単におさらいしておきましょう。

サイバーエージェントは1998年に設立されたインターネット領域を中心に多角的な事業を展開する企業です。

メディアや広告、ゲームを3本の柱としており、成長を続けるIT企業の代表格と言えます。

変化の激しい時代でも挑戦を続ける姿勢が評価されており、代表的な事業にはインターネット広告事業、メディア事業、ゲーム事業、投資育成事業が挙げられます。

サイバーエージェントの特徴

続いて、サイバーエージェントの特徴について紹介します。

様々な特徴がありますが、サイバーエージェントについて話す際、まず話題に上がるのは以下の3つの特徴と言えるでしょう。

それぞれ理解しておけば、面接で社風について聞かれた際もスムーズに答えられるようになるため、確認しておいてください。

独自の社風と文化

サイバーエージェントの社風はフラットで風通しの良い組織体制が根付いており、上下関係にとらわれず、誰でも意見を発信しやすい環境が整っています。

「21世紀を代表する会社を作る」というビジョンに共感する社員が多く、会社全体としても挑戦を歓迎する風土が根付いているのです。

若手社員が主導で新規事業に携わるケースも多く、年齢や経験に関係なく、成果と提案の質によって評価される文化です。

また、社員同士の距離感が近く、日常的に情報共有やフィードバックが活発に行われるため、組織全体としての一体感も強く感じられます。

社内制度も社員の挑戦を支えるために設計されており、失敗を恐れずにチャレンジし続ける人材が活躍できる場と言えます。

高い技術力と開発スピード

サイバーエージェントは社内に強力なエンジニア組織を持ち、開発力とスピードを最大の強みとしています。

多様なプロジェクトにおいて最新の技術を取り入れながら、高品質かつ短期間でサービスを構築する体制が整っています。

特にAIや機械学習、広告配信最適化といった分野では社内に専門の研究組織を持ち、実験的な開発を積極的に進めている点が特徴です。

技術者一人ひとりの裁量も大きく、自らの提案を形にするチャンスが多く存在します。

また、職種を超えたコラボレーションも行われており、スピード感を持って品質の高いアウトプットが可能な点は他社との差別化ポイントと言えます。

圧倒的なマーケティング力

サイバーエージェントの強みとして、広告代理店としての長年の実績に裏打ちされたマーケティング力も挙げられます。

インターネット広告の黎明期から業界をリードしてきた同社は独自のマーケティングノウハウとデータ解析技術を武器に、数多くの企業のプロモーション戦略を成功に導いてきました。

近年ではSNSや動画広告といった新しい媒体への対応にもいち早く取り組み、Z世代をターゲットにしたブランディング施策でも高い実績を残しています。

さらに自社が展開するメディアやサービスにもこのマーケティング力を活用しており、ユーザーを惹きつける設計やキャンペーン施策を自社内で完結できる点も強みです。

サイバーエージェントの主要な事業領域

続いて、サイバーエージェントの主要な事業領域について紹介します。

以下の3つはサイバーエージェントの主力と言える事業であり、皆さんも聞いたことがある項目が多いのではないでしょうか。

より深く掘り下げて、自分がどの事業に携わりたいか考えるためにも、確認してみてください。

メディア事業(ABEMAなど)

サイバーエージェントのメディア事業において代表的なのが、インターネットテレビ局Abemaです。

テレビ朝日との共同出資でスタートしたAbemaはニュース、音楽、恋愛リアリティーショー、スポーツ、アニメなど、あらゆるジャンルのコンテンツを無料で楽しめるプラットフォームとして注目を集めています。

特に若年層を中心にファンを獲得しており、地上波とは異なる自由度の高い番組編成やインタラクティブな機能が強化されています。

Abemaは広告収益だけに依存せず、有料会員制度をはじめとするサブスクリプションモデルも取り入れており、収益の多様化に成功しているのも特徴です。

インターネット広告事業

サイバーエージェントの事業の中核を担うのが、創業以来継続して成長してきたインターネット広告事業です。

この分野で国内最大級の広告代理店としての地位を確立しており、大手クライアントを中心にプロモーション施策を手掛けています。

強みは蓄積された膨大なデータをもとにした広告運用力と、AI技術を活用した効果測定や最適化の仕組みで、特に動画広告やSNS広告など変化の激しい広告市場にいち早く対応できるという強みがあります。

また、グループ内にクリエイティブ制作、メディア運用、データ分析の専門部門を持つことで、広告の企画から運用、分析までを一貫して行うことも可能です。

ゲーム事業

サイバーエージェントのゲーム事業は子会社であるCygamesやQualiArtsなどを中心に展開されており、スマートフォン向けのゲーム開発・運営を主力としています。

「グランブルーファンタジー」「ウマ娘」「シャドウバース」といったヒットタイトルを多数生み出しており、日本国内だけでなく海外市場にも積極的に展開しています。

ハイエンドグラフィック技術やユーザーインターフェースの設計にこだわることで、長期間にわたって愛される作品を提供してきました。

また、IP戦略も重視しており、アニメやリアルイベントなどゲーム以外の領域でもブランド展開を行っています。

これにより、ユーザーとの接点を多面的に広げ、収益源の分散に成功しているのです。

サイバーエージェントの魅力

続いて、サイバーエージェントの魅力について紹介します。

様々な魅力にあふれている企業ですが、新卒の方にとっての魅力は以下の3つが代表的であると言えるでしょう。

それぞれ確認してみて、志望動機に盛り込んでみてください。

若手が活躍できる環境

サイバーエージェントの大きな魅力の1つは、若手であっても責任あるポジションや業務に積極的に挑戦できる環境が整っていることです。

年齢や入社年次は関係なく、成果や意欲があれば入社1年目からプロジェクトリーダーを任されることもあります。

こうした風土は人に対して積極的に投資を行う同社の文化に根ざしており、新卒でも即戦力として育てる姿勢が根付いています。

また、失敗に対しても挑戦の一部として受け止める社風があり、挑戦を恐れず意見を発信できる環境が整っており、社員の成長を促進しているのも魅力です。

新規事業に挑戦できるチャンス

サイバーエージェントでは新しい価値を創出するための新規事業創出が常に推進されており、社員が主体的に事業立案を行える環境が整っています。

社内コンペで選ばれたアイデアが新規事業として立ち上がり、責任者となった若手社員が運営を任される例も少なくありません。

経営層や役員が直接社員の提案を聞く機会が設けられており、自分のビジョンを形にするための支援体制が確立されている点も特筆すべきポイントです。

さらに、新規事業の立ち上げ後も継続的なメンタリングや資金支援が行われ、成長する機会を継続的に提供してくれるのも魅力と言えます。

明確な評価制度とキャリア支援

サイバーエージェントでは社員一人ひとりの成長とキャリア形成を重視した評価制度が整備されており、明確な指標に基づいた公正な評価が行われているのが特徴です。

成果や取り組みの姿勢を基にしたフィードバックが定期的に実施されるため、自身の強みや課題を客観的に把握しやすく、次の目標設定につなげやすい環境と言えます。

また、職種や役割ごとに求められるスキルや行動が具体的に明示されており、自分がどの方向に成長していくべきかが可視化されています。

したがって、キャリアの道筋が明確であり、自分の努力がどのように評価されるかを理解した上で、納得感を持って働くことが可能です。

サイバーエージェントの求める人物像

自分がサイバーエージェントの求める人物像にどれだけ合致しているかも、確認しておく必要があります。

以下の3つはどのような職種を目指す場合でも、サイバーエージェントに入社するならば求められる能力です。

特に自分と合致している能力が何か考えて、自己PRや志望動機に含めてみてください。

自走力がある人

サイバーエージェントが求める人物像として、最も重視されているのが「自走力」です。

自走力とは与えられた仕事だけをこなすのではなく、自ら課題を見つけ、解決方法を考え、行動に移せる力のことです。

サイバーエージェントでは立場や人間関係に関係なく、誰もが自分で道を切り開いていくことが期待されており「まずやってみる」という行動指針が社内に根付いています。

同社では常に変化が求められ、状況判断と行動力の速さが成果に直結します。

したがって、指示を待って動く受け身の姿勢は評価されづらく「自分で始めて、やり切る力」が求められるのです。

チームで成果を出せる人

どれだけ優秀な個人であったとしても、チームと協力して成果を出せない場合は評価されにくいです。

業務はプロジェクト単位で進められることが多く、エンジニア、デザイナー、営業、マーケターなど、職種や考え方が異なるメンバーと協力する必要があります。

このような場で求められるのは相手の意図を汲み取り、自分の考えを適切に伝えるコミュニケーション能力や、周囲を巻き込む推進力です。

また、成功も失敗もチームで共有し、互いにフォローし合う風土が根付いているため、自分の成果だけを追求するスタンスはなじみにくい現場でもあります。

協調性がある人ほど社内での信頼を得やすく、リーダーとしても評価されやすいでしょう。

変化を楽しめる柔軟性のある人

変化をポジティブに受け入れて、それをチャンスと捉えられる柔軟性のある人も、サイバーエージェントで求められる重要な資質です。

同社の事業環境は非常にスピード感があり、次々に新しいトレンドが生まれるため、常に変化に対応し続ける姿勢が求められます。

また、同社にはトライ・アンド・エラーを推奨する文化があり、完璧な計画よりもまず挑戦することが重視されます。

したがって、失敗を恐れず、新しい環境や役割に対し前向きに適応できる人は多くのチャンスを与えてもらえることでしょう。

志望動機を作成する際のポイント

志望動機を作成する際のポイントについても紹介します。

以下の3点はサイバーエージェントだけでなく、どのような企業を受ける際にも活用できる要素です。

もちろん、この記事を読んでくれているあなたはサイバーエージェント以外の企業も受けるでしょうから、他の企業の対策としても、参考にしてください。

企業研究の深掘り

志望動機を作成する上で、最も重要な準備の1つが企業研究、つまり「どこまで企業を深掘りできるか」という点です。

特に、サイバーエージェントのような情報感度の高い企業では表面的な知識だけでは評価されにくく、事業の本質や経営のスタンス、将来的なビジョンまで理解できているかが問われます。

公式サイトに記載された内容だけでなく、IR資料や経営陣のインタビュー、プレスリリース、社内制度や文化に関する特集記事などを通じて、企業が大切にしている価値観や社会への向き合い方を読み取ることが大切です。

自分の経験との接続

企業に対してどれだけ強い関心を持っていたとしても、それが自分の経験と繋がっていなければ、志望動機としての説得力は弱くなってしまいます。

サイバーエージェントでは「自ら考えて動ける」「挑戦した経験がある」といった特徴が評価されやすいため、過去の経験を丁寧に掘り起こし、それが同社の文化や働き方とどうマッチするかを明確に伝えることが重要です。

「学生時代に企画を立ち上げた」「目標達成のために周囲を巻き込んで行動した」などの経験があれば、それは「自走力」やなどのアピールにつながります。

事業とビジョンへの共感

サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を作る」という明確なビジョンを掲げており、その姿勢に共感できるかどうかは非常に重視されるポイントです。

どれほどスキルが高かったとしても「ただの成長企業の1つとして興味を持っただけ」と思われてしまっては、あなたのモチベーションが伝わりません。

企業のビジョンや事業展開に対して、なぜ魅力を感じたのか、自分自身がどのように共鳴したかを言語化することが大切です。

また「そのビジョンに共感した上で、自分はどのような価値を発揮できるか」「どのような立場で貢献していきたいか」といった中長期的な視点を織り交ぜることで、志望動機に深みが出ます。

サイバーエージェントの志望動機を伝える際のコツ

先ほど、志望動機を作成する際の汎用的なポイントについて紹介しましたが、ここから紹介するのはサイバーエージェントの志望動機を作成する際のコツです。

以下の3点を意識しながら作成すれば、よりサイバーエージェントの採用担当者はあなたを自社に迎え入れたいと思うことでしょう。

オリジナリティのある切り口

サイバーエージェントのように人気のある企業には毎年大量の就活生が応募し、そして多くが似たような志望動機を語るため、印象に残るには自分らしさを伝えることが必要不可欠です。

「若手が活躍できる環境に惹かれた」「Abemaを通じて社会に影響を与えたい」といった内容は他の学生と重複しやすく、それだけでは差別化につながりません。

そこで重要になるのが「オリジナリティのある切り口」です。

「他社と比較した上での独自の視点」または「学生時代に挑戦した経験と企業文化との具体的な共通点」など、自分にしか語れない要素を志望動機に組み込むことで、説得力と印象に残る強みが生まれます。

熱意を数字や実体験で示す

「貴社で働きたい」と言うだけではそれが本気かどうか、面接官は判断しづらいものです。

そこでおすすめなのが、熱意の裏付けとして、数字や具体的な行動、実体験を盛り込むことです。

「広告運用に興味を持ち、自分でSNSを活用したプロモーションを実施してみた」などのエピソードは「興味があります」といった平凡な言葉の何倍も印象が強いでしょう。

継続的な努力や目に見える成果は、同社が重視する「成長意欲」や「自走力」に直結するため、高く評価されやすい傾向にあります。

一貫性のあるストーリー構成

サイバーエージェントの志望動機では、ただ自分の強みや熱意を述べて終わるのではなく、最初から最後まで一貫性のあるストーリーに仕立てることが大切です。

経験について話す際は、その中で得た気づきやスキルが同社での業務にどのようにつながるかを説明し「入社後、どのようなポジションで活躍していきたいか」まで自然な流れでつなげることで、説得力が増します。

志望動機におけるストーリー構成の鉄板は「過去」「現在」「未来」の順で語ることです。

この流れで話すことで、話の軸がブレずに読み手に伝わりやすくなり、自分自身も話しやすいことでしょう。

サイバーエージェントの志望動機を伝える際の注意点

続いて、志望動機を作成するにあたって気をつけなければならない点について紹介します。

以下の3つの注意点は「サイバーエージェントの」とは書いてありますが、他の企業の志望動機を作成するにあたっても気をつけておきたいポイントです。

全く意識せずに志望動機を作成するとマイナスな印象を与えてしまう可能性があるため、覚えておいてください。

抽象的な表現を避ける

志望動機を語る上で「成長したい」「挑戦したい」といった意欲的な言葉を用いる学生は数えきれないほど居ます。

それ自体は悪いことではありません。

ただ、それだけでは印象に残りづらく、説得力も薄れてしまいます。

面接官が知りたいのは成長や挑戦の「中身」です。

「なぜそう思うようになったのか」「それをサイバーエージェントのどのような仕事で実現したいのか」といった背景とセットで語らなければなりません。

使い回し感のある内容はNG

どの企業にも通用するような汎用的な志望動機は「この人は本当に入社したいのだろうか?」という疑念を与えてしまいます。

「多くの人に影響を与えるサービスに携わりたい」などという志望理由はIT業界や広告業界全体に通じる内容であり、サイバーエージェントならではの視点が欠けています。

本気で目指しているなら「企画力に感銘を受けた」など、企業特有の要素と自分の価値観・経験を接続して語らなければなりません。

志望動機において最も重要なのは「企業が掲げる理念や取り組みに対する深い共感」と「その企業でなければならない理由」をしっかりと伝えることです。

表面的な理解ではなく本質を突く

サイバーエージェントは「若手が挑戦できる自由な社風」といった印象が強いですが、それらのキーワードをそのまま使ってしまうと「表面的な理解しかしていない」と判断されてしまいます。

企業が求めているのは表面的なイメージではなく「その背景にある文化や価値観をしっかりと理解し、自分がどのように共鳴し、どう貢献できるか」という視点です。

「21世紀を代表する会社を作る」というビジョンに対し、自分がどのような未来を描き、どのような行動をしていくのか、といった本質的な部分に踏み込んで語る必要があるのです。

サイバーエージェントの志望動機を書く際のおすすめ構成

続いて、サイバーエージェントの志望動機を作成するにあたっておすすめの構成を紹介します。

この構成はどのような業界の、どのような企業を受けるにあたっても汎用的に活用できるものです。

ぜひマスターして、サイバーエージェントの志望動機はもちろん、他の企業を受ける際の志望動機作成にも役立ててください。

なぜこの業界なのか

作成する上でまず最初に大切なのは、なぜその業界、つまりITやWeb業界を目指しているのか、という動機です。

自分がIT業界に惹かれた理由や、その業界に入ることでどのような社会的意義を果たしたいのかを明確にすることが求められます。

「生活に密接したサービスの中で、多くの人の行動を変えられる点に関心を持った」など、IT業界全体への関心を背景から語ることを心がけてください。

なぜサイバーエージェントなのか

次に、IT業界の中でもなぜサイバーエージェントを目指しているのかを明確に伝える必要があります。

企業ならではの特徴や文化、事業に基づいた理由をしっかり述べることが大切です。

「勢いのある会社だから」「若手が活躍できるから」といった抽象的な理由だけで終わるのではなく「経歴に関係なく、アイディアの質によって社員が事業責任者になれる環境に魅力を感じた」といった具体的な内容とともに語ることが必要です。

企業研究を通じて感じた共感ポイントや、面談・説明会で抱いた印象など、自分だけの気づきや要素を盛り込むと、より個性が伝わります。

どの事業・領域で貢献したいか

自分が企業の中でどのような領域に関わり、どのような価値を提供していきたいのかを具体的に述べることも非常に重要です。

サイバーエージェントは広告、メディア、ゲーム、AIなど多岐にわたる事業を展開しているため、どの分野に強い関心があり、どのように貢献したいのかを明示することで、熱意の具体性が伝わります。

「ゲーム事業において、世界展開を視野に入れたマーケティング戦略に携わりたい」といった明確な分野とアクションが述べられると理想的です。

また、自分のスキルや知識との接点にも言及すると、企業にとっての入社後の再現性や、選考での評価につながりやすくなります。

自分の経験との接続点

最後に、自分の経験や強みを企業にどう活かせるかを伝えて、志望動機全体の一貫性と説得力を高めましょう。

このパートでは学生時代の経験や過去の活動をベースにしながら、それがサイバーエージェントの仕事にどうフィットするのかを論理的に述べることが求められます。

「SNS運用で数字を追い続けた経験があり、広告事業におけるデータ分析業務に携わりたい」など、エピソードと貢献意欲をセットで語ると、より印象に残りやすくなります。

経験は「ただ語って終わる」のではなく「それがどのように仕事で活かせるか」まで話すことが大切です。

「企業研究を入念に行っている、やる気のある人物である」と思ってもらえるでしょう。

サイバーエージェントの志望動機の例文3選

ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で、サイバーエージェントの広告事業に挑戦したい人と、ゲーム開発に携わりたい人、新規メディアを作りたいと考えている人、それぞれの志望動機の例文を1つずつ作成しました。

本記事のおさらいとしても参考になるため、ぜひ3つの例文を熟読してみてください。

1.広告事業に挑戦したいパターンの例文

例文

貴社を志望する理由はデジタル広告市場における高い実績と、若手でも裁量を持てる環境に強く惹かれたからです。

大学ではマーケティングを専攻し、SNSを活用した地域飲食店の集客施策を立案・実施するゼミ活動にも注力してきました。

複数の媒体を活用し、ハッシュタグ、投稿時間、画像作成を数値化しながら最適化を行った結果、SNSの累計フォロワーが2ヶ月で約2.5倍になり、対象店舗の売上12%向上にも貢献できました。

この経験から、データを基に仮説を立て、最適な打ち手を考えるプロセスに面白みを感じ、自分の強みとして活かせると実感しました。

入社後は課題発見から実行まで一貫して行う営業として、貴社の広告価値をさらに高めていく所存です。

2.ゲーム開発に携わりたいパターンの例文

例文

貴社を志望する理由は世界中のユーザーに感動を届けるゲーム開発に携わりたいと考えるからです。

高校時代からスマホゲームが好きで、ユーザー視点で企画やUIの改善点を分析し、SNSで発信することを趣味として続けてきました。

大学では情報系の学科に進み、UnityやPythonを使って簡単なゲームを自作した経験もあります。

文化祭用のミニゲームを作成し、限られた時間の中でユーザーにとって何が一番面白いかを追求したことは今でも印象深い経験です。

貴社はヒットタイトルを数多く生み出しており、開発現場の一員として、ユーザー目線の企画を実現できる文化があると感じています。

入社後は自分の企画力と熱量を活かしながら、多くの人に愛されるゲームを制作する所存です。

3.新規メディアを創りたいパターンの例文

例文

貴社を志望する理由は新たなメディアをゼロから立ち上げて、社会に新しいトレンドを提供したいと考えているからです。

大学の研究では高校生・大学生を中心に100名以上にインタビューを行い、短い尺でテンポの早いコンテンツや、双方向性のある番組に興味を示す傾向を把握しました。

この結果を踏まえてYouTubeチャンネルを立ち上げ、ターゲットに向けた企画を構成したところ、1本の動画が3万回以上再生され、自分のアイディアがトレンドを産むことに大きな価値を感じました。

貴社はAbemaをはじめとする独自メディアの開発に注力し、新しい文化を作ることに挑戦し続けています。

その一員としてニュース領域のコンテンツ作りに挑み、多くの人の価値観を広げるメディアを創出できればと考えています。

まとめ

今回はサイバーエージェントを目指している方のためにまず会社の概要について紹介した後、どのような人物が求められているか、志望動機を作るにあたっては何を意識して作れば良いかについて紹介しました。

サイバーエージェントは人気の企業であり、倍率は高いですが、諦めずしっかりと対策を行えば内定が「不可能」な企業ではありません。

ぜひ本記事を参考に質の高い志望動機を提出し、内定を勝ち取ってください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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