高校時代の部活動をガクチカにするのが危険な2つの理由を解説!対処法や例文も紹介

高校時代の部活動をガクチカにするのが危険な2つの理由を解説!対処法や例文も紹介
この記事を読んでわかること
  • 高校時代の部活経験をガクチカにしない方が良い理由
  • どうしてもガクチカで高校の話をしたい時の対処法
  • 高校時代の部活動を主題にしたガクチカの例文
この記事をおすすめしたい人
  • ・高校時代の部活の話をアピールしたい人
  • ・大学時代のガクチカに使える経験が見当たらない人
  • ・ガクチカ作成に行き詰まっている人

高校時代の部活動をガクチカとして書いてもいい?

高校時代の部活動の話をガクチカに書こうとしている方は多いでしょうが、結論として、あまり書かない方が良いと言えます。

「どうしても、高校時代の話しか書くことがない」という場合を除いては、基本的に大学時代の話を書くようにしましょう。

この記事ではガクチカの主題として高校時代の部活動の話をすることの危険性などについて詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

高校時代の部活動をガクチカにするのが危険な理由

高校時代の部活動をガクチカにするのが危険な理由
  • 企業が知りたいのは大学時代のことだから
  • 過去にさかのぼる程インパクトが必要だから

高校時代の部活動の経験をガクチカにするのは基本的に避けておいた方が良いです。

なぜあまりおすすめできないのか、その理由を詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

企業が知りたいのは大学時代のことだから

ガクチカで高校時代の部活動の話をしてしまうと、企業の意図とずれてしまう可能性があります。

企業が特に重視しているのは「大学時代にどんな経験を積み、どのように成長したか」です。

大学生活はより自主性が求められる環境であり、その中での経験こそが、社会人になった時の行動の指標になると考えられています。

高校時代のエピソードは基本的に「義務教育の延長線上」にあり、与えられた環境での取り組みが中心です。

つまり「受け身な活動」であることが多いとされています。

そのため、企業は大学時代の経験を通じて、学生の主体性、課題解決能力、思考力を知ろうとしているのです。

過去にさかのぼる程インパクトが必要だから

就活で話すエピソードは過去にさかのぼるほど「なぜ今、それを話すのか?」という理由が必要になります。

特に高校時代の部活動をガクチカにする場合、そのエピソードが今の自分にどのように影響を与えているのかを明確にしなければ、企業に強い印象を与えることはできません。

時間が経ったエピソードは、現在の自分とは切り離されてしまいがちです。

例えば、高校時代にあなたが全国大会に出場した経験があったとします。

その後の大学生活で全く別のことに取り組んでいる場合、企業側は「なぜその経験を今語るのか?」と疑問を持ってしまうことでしょう。

面接では結局大学時代の経験を聞かれることもある

仮にESで高校時代の部活動の話をガクチカとして書き、書類選考を通過したとしても、面接の場では結局、大学時代の経験について質問される可能性が高いです。

企業の採用担当者は学生が大学時代にどのように成長し、どのような経験を積んできたのかを知りたいと考えています。

そのため、高校時代の話だけでは不十分と判断されるのです。

面接はESの内容を掘り下げるだけでなく、応募者の大学生活全般についても深く質問されることが多いです。

高校時代の部活動で頑張ったことは分かりましたが、大学ではどのような経験をしたのですか?」と聞かれて困らないよう、最初から大学の話をしておいた方が「安全」と言えます。

どうしても高校時代の部活動をガクチカにしたい場合の対処法

どうしても高校時代の部活動をガクチカにしたい場合の対処法
  • 今と結びついている内容にする
  • 大学でも継続して行っているような書き方をする

どうしても高校時代の部活動の話をしたいと考えている人もいるはずです。

あくまで「大学の話をした方が良い」という前提ですが、絶対に高校の話をしてはいけないわけではありません。

「大学時代、本当に何もしていなかった」もしくは「高校時代が自分の人生において最も重要であった時期であり、どうしてもその話をしたい」という方は、以下の3つの対処法を活用してください。

今と結びついている内容にする

高校時代の部活動をガクチカとして話す場合、現在の自分にどんな影響を与えたのかを明確にすることが大切です。

高校時代に培ったスキルや考え方が大学生活にも活かされていることを示せば、企業側に「成長し続けている人材」という印象を与えることができます。

高校時代に部活でキャプテンを務めた経験を話すならば、その経験が大学でのリーダーシップにどのようにつながったのかを強調すると良いでしょう。

「高校で培った統率力を活かし、大学ではゼミやサークルの運営に携わって組織の課題解決に貢献した」などといった流れで話すことで、企業が求める「主体性」や「成長力」を伝えられます。

私が学生時代に力を入れたことは高校時代のバスケットボール部でのリーダー経験を活かした大学での活動です。

高校で野球部のキャプテンとして、意識改革を図るためにミーティングを増やし、コミュニケーションを活性化させました。

その結果、チームの結束力が高まり、県大会でベスト4になることができました。

この経験を通じて、組織の課題を分析し、周囲と協力しながら改善策を実行する力が身につきました。

大学でもこの経験を活かし、ゼミのグループ研究においてリーダーを務め、チームの強みを活かす運営を行うことで、発表会で最優秀賞を受賞しました。

入社後はこのリーダーシップとマネジメントのスキルを活かし、組織の中で協力しながら成果を上げることに貢献する所存です。

大学でも継続して行っているような書き方をする

高校時代の部活動をガクチカとして話す際は、大学でも同じ分野に取り組んでいることを示すことで、継続力や行動力のアピールになります。

企業側は「入社後も粘り強く努力を続けられる人材」を求めているため「高校から現在まで、継続的に努力し続けている人」という印象を与えることが大切です。

高校時代に陸上競技に勤しんだ経験を話すならば「大学でも陸上競技を続け、さらに記録を伸ばす方法やトレーニング方法を研究している」といった形で話すと説得力が増します。

また、同じスポーツや活動を続けていなくても「高校時代に培った努力の習慣を活かし、大学では別の分野に挑戦している」という形でつなげることも可能です。

私が学生時代に力を入れたことは高校から継続して取り組んでいる長距離レースの練習と記録更新への挑戦です。

高校時代、陸上部に所属した際、当初は記録が伸びず苦労しましたが、練習メニューを見直し、体の使い方を学ぶことで、3年間でタイムを1分以上短縮することができました。

この経験を通じて、課題を分析し、継続的に努力を重ねることで成果を上げられることを実感しました。

大学に入学してからもランニングを継続し、さらに高いレベルを目指しています。

トレーニング理論を学びながら効率的な練習方法を取り入れることで、自己記録を更新し続けています。

入社後はこの継続力と計画的に課題を解決する力を活かし、業務の改善や成果向上に貢献する所存です。

人事が何を求めているか把握することが大切

人事の担当者は学生時代にあなたがどのような過ごし方をして、どのような方法で努力してきたのかを知りたいと考えています。

ガクチカでは素晴らしい経歴をアピールするよりも「どのような環境で、どのように努力してきたのか」を話すことの方が重要です。

「自分が話したいこと」ではなく「人事が何を求めているかを理解する」ことを意識しましょう。

この考えは志望動機、自己PRなど、就活全般において応用できるため、ぜひ覚えておいてください。

人事に刺さるガクチカの書き方については、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。

高校時代の部活動のガクチカ例文

高校時代の部活動のガクチカ例文
  • 運動部のガクチカ例文
  • 文化部のガクチカ例文

高校時代の部活動の話をするならば、このような答え方をすれば良い印象を与えられるという例文を2つ紹介します。

以下の2つの書き方ならば、高校時代の話をしても、悪い印象を与える可能性は低いでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

運動部のガクチカ例文

運動部のガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたことはバレーボール部でのチームの協調性を向上させることです。

高校ではバレーボール部に所属していましたが、連携ミスが多く、勝率が伸び悩んでいたため、ミーティングで課題を共有する仕組みを作りました。

その結果、チームの連携が向上し、県大会でベスト8に進出しました。

この経験を大学でも活かし、ミーティングを習慣化し、意識を共有した結果、チーム全体の連携が向上し、大学リーグで3位に入賞できました。

この経験を通じて、課題を客観的に分析し、適切な改善策を立てる能力を身につけました。

入社後はこの分析力とリーダーシップを活かし、業務の課題を的確に把握し、組織全体のパフォーマンス向上に貢献する所存です。

文化部のガクチカ例文

文化部のガクチカ例文

私が学生時代に力を入れたことは吹奏楽部で後輩を指導することです。

高校で吹奏楽部に所属した際、後輩の基礎力不足を改善するために、週1回の個別指導を実施し、表現力を共に向上させました。

合奏時にはパート間のバランスを調整し、全体の響きを整えた結果、コンクールで金賞を受賞できました。

大学の吹奏楽部でも後輩へのサポートを心がけた結果、演奏会の全体的なクオリティが向上して、過去最多の観客動員数を記録できました。

この経験を通じて、指導力やチームマネジメントの重要性を学びました。

入社後はこの指導力とマネジメント力を活かし、チームの成長と業務の効率化に貢献する所存です。

まとめ

今回はガクチカについて聞かれた際に、高校時代の部活動の話をしたいと考えている方のために、注意点や「できれば大学時代の話をした方が良い理由」などについて紹介しました。

企業の採用担当者は直近のあなたの経験について知りたいと考えているため、可能であれば大学の話をしましょう。

どうしても高校時代の話をしたい場合は、その経験が現在にどのような影響を与えているのかについて言及することを心がけてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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