【26卒】3月1日は就活の何が解禁されるの?当日にやるべきことや遅れたときの対処法を解説

【26卒】3月1日は就活の何が解禁されるの?当日にやるべきことや遅れたときの対処法を解説

3月1日には、各企業から新卒採用の情報が一気に解禁されます。

そのため就活では、3月1日は非常に大きな動きのあるタイミングになるといえるでしょう。

後れを取らずにスムーズに就活を進めるには、3月1日当日や、前後の状況や取るべき行動について理解しておくことが大切です。

今回は就活における3月1日の動き方や、出遅れたときの対処法などを紹介していきます。

必要な情報や大事なポイントを整理したうえで、焦らずにエントリーなどの手続きを行っていきましょう。

就活において3月1日はどんな日?

就活において3月1日は、選考が本格化する重要な日です。

3月1日になると多くの企業は採用広報を解禁し、就活生のエントリー受付をスタートさせます。

これまでの準備期間を経て、本格的な選考が開始される重要なタイミングになるため、3月1日は就活生にとって大事な節目になるでしょう。

そのため、就活生は3月1日のタイミングを意識して準備を始め、あらかじめできる用意を重ねておくことが重要です。

大事なタイミングである3月1日の当日については、どう動けば良いのかというポイントをぜひ理解しておきましょう。

前後で何が変わるのか

大事なのは、3月1日の前後で具体的に何が変わるのかというポイントです。

3月以前はインターンや企業・業界研究がメインでしたが、3月1日以降は企業説明会やエントリー受付が本格化し、選考に進む機会が自然と増えていきます。

実際に「就活している」と実感できるイベント・スケジュールが多くなるため、就活生としての認識はより強まってくるでしょう。

3月以前は、準備こそしっかり進めていても、就活しているという実感は意外とわかない学生も多かったはずです。

しかし、お伝えしたように3月1日以降は実際に企業の担当者とやり取りする機会も増え、選考が進めば面接に赴くことも多くなっていきます。

そのため、いつまでも準備期間の感覚でいられないことも事実です。

3月1日を機に、より一層、就活に向けて気を引き締めることが大切です。

3月より前に開始予定の企業は約6割

とはいえ実際には、3月を待たずに情報解禁を行ったうえで採用活動を始める企業も、近年は珍しくありません。

特に外資系企業やベンチャー企業、ほかには放送業界などは選考が早い傾向にあり、主にインターン経由で早期選考を実施していることが特徴です。

そのため、3月1日より前のタイミングでも、すでに選考を受けたことがある人・内定を持っている人はいるでしょう。

3月より前に選考開始予定の企業は、全体の約6割といわれているため、決して少ない数ではないことがわかります。

そのため、早期選考のある企業を志望する場合は、3月1日よりも早く就活準備を進めなければなりません。

企業によっては早々に内定を出してエントリーを締め切ってしまうケースもあるため、調べたときはもう手遅れだった…とならないように注意してください。

3月1日までにやるべき就活

3月1日から就活はいよいよ本格化するため、その前には、すぐに選考対策に取りかかれるようにさまざまな準備を済ませておく必要があります。

そのためここからは、3月1日までにやるべき就活を紹介していきます。

3月1日までにやるべき就活は、以下のとおりです。

3月1日までにやるべき就活
  • 自己分析
  • 業界・企業研究
  • 書類の準備
  • 筆記試験対策
  • 面接対策
  • OB・OG訪問
  • インターンシップへの参加
  • 就活アイテムの準備

これらの準備を着実に進めておけば、3月1日以降も、精神的に余裕をもって過ごすことができます。

なお、2月の就活についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

自己分析

3月1日までには、自分自身を知るために自己分析をしっかりと行っておきましょう。

自己分析では、自分の価値観や興味関心、強み、弱みなどについて理解を深めることができます。

それによって何の仕事が自分に向いているのか、将来何をしたいのかが見えてくるため、企業選びや就活軸の設定がスムーズになります。

志望動機や自己PRも作成しやすくなり、アピールの内容にも説得力が増すでしょう。

自分自身をうまくアピールできなかったり、自分の適性がわからなかったりするときは、多くの場合自己分析が不足しているものです。

明確に自分を理解していなければ、自分の進むべき方向性は見極められないうえに、自信をもって魅力をアピールすることはできません。

まずはじっくり時間をかけて自分について理解を深め、明確に方向性を定めましょう。

自己分析については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

業界・企業研究

3月1日までには、業界・企業研究も済ませておく必要があります。

興味のある業界や企業をリストアップし、具体的なビジョンや事業内容、求める人物像を把握することが大切です。

自分の適性を見極めるためには、自分自身を知ることも必要ですが、それと同時に相手(=業界・企業)について理解を深めることも欠かせません。

志望する業界・企業を正しく理解していなければ、ミスマッチにより、内定獲得が難しくなります。

もし採用されたとしても、入社後に、ミスマッチによって早期離職につながる可能性があります。

そのため、3月1日までに就活準備を万全にするうえでは、業界・企業研究を徹底的に行うことが大切です。

具体的な方法やコツについては、以下の記事を参考にしておきましょう。

書類の準備

就活準備を進める際は、3月1日までに、各種書類を用意しておくことも大切です。

エントリーシートや履歴書は早めに用意、志望動機・自己PR・ガクチカなどの基本項目は前もって完成させておくと良いでしょう。

志望動機・自己PR・ガクチカ・長所短所などは多くの企業で質問される項目であるため、あらかじめ準備を進めておくことで、3月1日以降のエントリーシート提出が楽になります。

3月1日以降は、準備しなければならないことがさまざまあるため、エントリー後に各種アピール項目を考えるのでは付け焼き刃的な対策になってしまいます。

自分の強みや志望動機、入社後のビジョンなどをしっかりまとめたうえで、何度も推敲しながらわかりやすいアピールを考えましょう。

なお、エントリーシートの添削サービスについては、こちらをぜひチェックしてみてください。

筆記試験対策

3月1日までには、筆記試験対策も必要です。

SPIやWebテストの対策をあらかじめ行い、基礎的な学力試験でつまずかないように準備することが大切です。

筆記試験は、難易度はそこまで高いものではありませんが、対策なしの状態ではスムーズに解答できない可能性があります。

問題数が多い場合は時間配分のコツをつかむことも重要なので、過去問を解くなどの対策は必須といえます。

また、時間をかけて考えればわかるような問題も、本番はじっくり時間をかけられない場合があります。

事前に解き方のコツは理解しておいたほうが良いため、対策本やアプリなどを活用して対策を強化しましょう。

なお、筆記試験対策は、主に移動時間などの隙間時間を使って行うことがおすすめです。

筆記試験対策について詳しく知りたい人は、以下もぜひチェックしてみてください。

面接対策

3月1日までには、面接対策もしっかり行っておきましょう。

事前に自己PRや志望動機などの基本的な回答を用意しておき、はきはきと、わかりやすく回答する練習をする必要があります。

面接は、一朝一夕の対策で簡単に乗り切れるものではありません。

ほとんど対策していない状態で臨むと、緊張して頭が真っ白になってしまうことも少なくありません。

慣れるためにはとにかく練習が必要なので、模擬面接は何度も行うと良いでしょう。

本番に弱い人、普段から緊張しやすい人などは、特に面接対策は重点的に行うべきです。

しっかりと対策をしたうえで面接に臨めば、自信をもって自分の強みや魅力をアピールできるようになります。

なお、面接でよく聞かれる質問については、以下の記事を事前にチェックしておきましょう。

OB・OG訪問

3月1日までには、OBOG訪問も忘れずに行っておきましょう。

OBOG訪問では、実際にその企業で働く先輩から、企業や選考に関するリアルな情報を教えてもらうことができます。

そのため、OBOG訪問は企業研究の一環として非常に有効であり、情報収集の良い機会になります。

事前に徹底的に情報収集しておけば、企業の求める人物像や社風などがよくわかるため、企業にマッチするアピールができる可能性があります。

自分が本当にその企業に向いているのか、より的確に判断するきっかけにもなるでしょう。

OBOG訪問で得られる情報は、就活サイトや企業説明会などでは得られない内部事情なので、貴重な機会になることは間違いないでしょう。

志望度を高めるうえでも良いきっかけになるため、積極的にアポを取ったうえで、選考に備えましょう。

なお、OBOG訪問については以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

インターンシップへの参加

3月1日までには、インターンシップへの参加も済ませておく必要があります。

インターンシップでは、説明会のような形で企業の事業内容や理念などを聞くことができたり、業務を体験できたりします。

インターンシップは夏から始まり、秋、冬、3月のエントリー直前の時期まで開催されています。

参加すればさまざまな情報を得ることができるうえに、選考では優遇を得られる可能性もあるため、メリットは大きいといえます。

最近は、インターンから早期選考へのエントリーにつながるケースは少なくありません。

また、インターンでは本選考と同じように選考が実施されます。

その際にエントリーシートと面接に慣れておけば、本選考にも、ある程度の精神的余裕をもって臨めるでしょう。

冬に開催されるインターンの特徴については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

就活アイテムの準備

3月1日までには、各種就活アイテムをしっかり準備しておきましょう。

リクルートスーツや証明写真、PC環境など必要なものをそろえておけば、安心して3月1日以降の本格的な選考に臨めます。

3月に入ってからあわてて準備するのでは、場合によっては準備が間に合わないケースも出てきます。

選考対策に集中できない原因にもなるため、必要なアイテムはしっかりとそろえておきましょう。

なお、地域やタイミングによっては、3月以降もコートや手袋などの防寒着が必要になる場合もあります。

準備を進める際は、できるだけコートも購入しておきましょう。

その他のアイテムも、3月1日以前に必要だと感じたものがあれば、3月に入ってから準備するのではなくなるべく早めに入手しておくことが大切です。

3月1日当日にやるべき就活

3月1日からは就活が本格化しますが、肝心の3月1日当日は、どう過ごすべきなのか迷うものです。

そのためここからは、3月1日当日にやるべき就活や準備の内容などを解説していきます。

主にやるべきことは、以下が挙げられます。

3月1日当日にやるべき就活
  • 事前にエントリーする企業を絞る
  • プレエントリー
  • エントリーシート提出

これらの手続きを3月1日になったタイミングで済ませておくと、その後の対策が楽になります。

では、それぞれの重要なポイントを以下から紹介していきます。

事前にエントリーする企業を絞る

3月1日当日になったら、各企業にエントリー・説明会予約ができるようになるため、前もってエントリーする企業を絞り込んでおく必要があります。

むやみやたらに応募するのではなく、業界ごとに優先順位を決めたうえで、優先度の高い企業からエントリーしていくやり方が良いでしょう。

なの、締切は企業によって異なるため、締切が早めに設定されている企業を中心にリストアップすることが肝心です。

そのうえで、計画的にエントリー手続きを済ませていきましょう。

3月2日以降でもエントリーや説明会予約は可能ですが、3月に入ってからエントリーする企業を決めたり探したりするのでは、出遅れてしまう恐れがあります。

特に人気企業は応募が殺到するため、知らないうちに完全に締め切られてしまうケースに注意しましょう。

プレエントリー

3月1日当日を迎えたあとは、企業の説明会や選考情報を得るために、まずはプレエントリーを済ませる必要があります。

企業ごとにエントリーシートの締め切り日やWebテストの有無など、必要なポイントをよく確認したうえで準備を進めることが大切です。

プレエントリーは基本的なボタン一つで気軽に行えるため、気になる企業に対しては積極的に手続きを行っておきましょう。

主に情報収集として手続きするものなので、プレエントリーのあとにエントリーを辞める場合でも、辞退連絡などは必要ありません。

プレエントリーによって選考が始まるということもないため、基本的にプレエントリーは本選考には影響しないといえます。

プレエントリーを経て企業文化や社風、求める人物像などをチェックし、企業研究に役立てましょう。

企業へのエントリー方法については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

エントリーシート提出

本選考に進むためのエントリーは、エントリーシート提出期限までに済ませる必要があります。

エントリーシートは、締め切り直前にあわてて出すのは望ましくありません。

直前になってあわてて提出すると、誤字などの些細なミスが出てしまう可能性があり、完成度の高いエントリーシートでアピールできなくなってしまいます。

それどころか、準備が不足しているという悪い印象がつくことで、不合格の原因になります。

エントリーシートの準備は基本的に3月1日以前に行っておき、しっかりと添削・見直ししたうえで提出することが大切です。

なお、誤字脱字だけでなく、表現が不自然なポイントやアピールが弱いポイントなども積極的に見直しましょう。

その際はエントリーシート添削サービスを活用したり、友人や家族にチェックしてもらったりすることがおすすめです。

一般的な就活生の3月1日の状態

ここで、一般的な就活生の3月1日の状態を整理してみましょう。

多くの就活生は、3年生の夏の段階からインターンに参加しているものです。

そのため、3月1日までには、志望企業・業界を定めているケースがほとんどを占めるでしょう。

なお、エントリー受付は朝から始まるため、有名・人気企業のサイトなどは、アクセスが集中してサーバーダウン状態に陥ることも少なくありません。

先回りして積極的に動き、就活を有利に進めるためには、遅くとも秋に入る頃までには就活を始めることが重要です。

早くから就活を進めるメリット

近年は就活が早期化しており、サマーインターン前後で就活を始める学生が増えています。

早いうちから就活を始めれば、人気企業の説明会枠を確保できたり、エントリーシート提出・筆記試験対策に余裕が出たりします。

ほかには、インターンなどを通じた早期内定のチャンスが生まれることも大きなメリットになるでしょう。

3月1日以降の本選考に臨むにあたって、内定をすでに保持していれば、必要以上に焦ることもなくなります。

早期選考やインターンの選考の機会が多かった学生であれば、かなり場慣れした状態で本選考にエントリーできることも嬉しいメリットになるでしょう。

このように、早くからインターンを始めるメリットは非常に多いといえます。

ゆとりをもって就活を有利に進めるためにも、準備は早いうちから行っておきましょう。

就活生の3月のスケジュール

3月1日以降の就活をスムーズに進めるためには、就活生の3月1日以降のスケジュールを前もってチェックしておくことが重要です。

就活生の3月1日以降のスケジュールをチェックしておけば、これから起こるイベントや必要な準備をあらかじめ把握できます。

余裕をもって選考対策に臨むきっかけになるため、3月1日を迎える際は、スケジュールの整理から始めましょう。

なお、就活生の3月における就活のポイントや詳しいスケジュールについては、こちらの記事もぜひ見てみてください。

3月1日

3月1日になると、多くの企業が新卒採用についての情報を解禁します。

そのため、3月1日当日は本選考を控えた就活生が一斉に動くタイミングといえるでしょう。

3月1日当日からエントリー受付が開始され、企業説明会に参加していく流れになります。

当日から必ず動かなければならないわけではありませんが、人気企業はアクセスが集中しやすく、説明会の枠も早いうちに埋まってしまいます。

のちに日程が追加されるケースがほとんどではありますが、当日から動いておいたほうが安心できることは確かです。

すでに準備を万全に整えている人は、3月1日当日から積極的に動き、志望企業にエントリーする手続きを済ませましょう。

以降は、実際に説明会に参加して情報を得たり、エントリーシート提出や面接に向けて対策を強化したりしていく流れになります。

3月中旬

3月中旬を迎える頃には、エントリーシート提出の期限が近づいてきます。

そのため中旬頃のタイミングでは、多くの就活生がエントリーシートの作成・提出作業に追われることになります。

少しでも余裕をもって準備を進めるには、3月に入るまでに、自己PRや志望動機、ガクチカなどの基本項目は作成しておくことが重要です。

また、3月1日の情報解禁日を過ぎたあとから中旬頃までには、Webテスト受験も本格化していきます。

テストは対策なしで受験すると失敗につながる可能性が高いため、できれば3月までにしっかり対策を実践しておきたいところです。

通学時間などの空き時間をうまく活用し、過去問を解くなどの対策を行いましょう。

時間がかかりやすい問題・苦手分野に対する対策を強化し、効率的に解くことが大切です。

3月下旬

3月中旬を経て、3月下旬を迎える頃には、より選考が本格化していきます。

エントリーシートが通過した企業については、いよいよ一次面接やグループディスカッション(GD)が始まります。

企業によって面接やグループディスカッションの日程はさまざまであるため、絶対に日程を間違えないように、しっかりとスケジュール管理を行うことが大切です。

この頃はとにかく就活に関わる予定でスケジュールが埋まってしまうことがほとんどなので、プライベートの予定やアルバイトのシフトを入れすぎることには注意しましょう。

選考が本格化するタイミングといえるため、基本的には、就活の予定優先で動くことが大切です。

なお、3月下旬は季節が春に移り変わるタイミングでもあり、忙しさもあいまって体調を崩しやすくなります。

体調不良で選考に参加できないのでは元も子もないため、体調管理も徹底しましょう。

3月1日まで何もしてない時の対処法

就活生によっては、3月1日を迎えるまでほとんど何もしていない…という状態の場合もあるでしょう。

周りはすでに内定を持っている人すらいる中で、3月1日まで何もしていないのでは、当然焦ってしまうものです。

そのためここからは、3月1日まで何もしていないときの対処法を解説していきます。

主な対処法は以下のとおりです。

3月1日まで何もしてない時の対処法
  • 就活スケジュールの全体像を把握する
  • エントリーをとにかく進める
  • 就活エージェントに頼る

このように全体像を把握したうえで状況を冷静にとらえ、効率的に動いていくことが重要です。

では、対処法の詳細を見ていきましょう。

就活スケジュールの全体像を把握する

3月1日までに何もしていない就活生は、まずはとにかく、就活スケジュールの全体像を把握することから始めてください。

全体像がまったく見えていない状態で闇雲に目の前にあることにばかりとらわれているのでは、大切なことを見逃してしまう恐れがあります。

いつまでに何をすべきなのかを落ち着いて整理したうえで、遅れを取り戻す計画を立てることが大切です。

就活は、現状は多くの学生が3年生の夏頃から準備を始めています。

そのため、3月1日から動き出すのは正直遅いといえます。

動き出すのが遅れた場合は効率的に要領よく動くことが重要なので、全体像を把握したうえで必要なことを整理し、必要以上に焦らず準備を進めていきましょう。

なお、焦った結果まったく適性のない業界・企業にエントリーしてしまうのでは、良い結果は得られないため注意が必要です。

時間がない状態でも自己分析や企業研究はしっかり行い、適性を見極めたうえでエントリー先を検討しましょう。

エントリーをとにかく進める

3月1日までに就活らしいことをほとんど何もしていないときは、3月1日の情報解禁を迎えた以上、エントリーからとにかく進めていくことが大切です。

まずは、興味のある企業にプレエントリーして資料請求したり説明会に参加したりし、情報収集を積極的に進めましょう。

就活でより有利に立ち回るためには、情報と知識が必要不可欠です。

情報が足りていない状態で選考に臨むと、企業に合うアピールができず、結果として不合格の原因になります。

自分が向いている企業・業界もまともに見極められないため、まずはとにかく気になる業界・企業を絞り込んで、エントリー手続きを済ませましょう。

なお、自分の興味関心や強みなどがわからない場合は、急ピッチで自己分析から行う必要があります。

就活エージェントに頼る

3月1日の時点でほとんど就活を行っていない学生は、サポートサービスとして、就活エージェントに相談することもおすすめです。

就活エージェントは、就活におけるあらゆるサポートを行ってくれるサービスです。

自分に合う企業の求人を紹介や、エントリーシート作成・添削、面接練習などのサポートを頼めるため、相談すればより効率的に準備を進められます。

就活エージェントで助けてくれるキャリアアドバイザーは、就活支援のプロです。

わからないことがあれば何でも相談できるため、遅れを取り戻して不利な状況を打開したい学生にとっては、ぴったりのサポートサービスといえます。

さらに、就活エージェントへの相談・サポートの依頼は基本的にすべて無料です。

3月1日まで何もやっていない状態で困っている人は、まずは登録だけでも済ませておきましょう。

3月1日の就活に関するよくある質問

ここからは、3月1日以降の終活についてよくある質問を紹介していきます。

就活を少しでも有利に進めて内定を勝ち取るには、事前にわからないことや不安に感じていることを解消しておくことが大切です。

よくある質問は、以下のとおりです。

3月1日の就活に関するよくある質問
  • 説明会はどのくらい参加するべき?
  • 何社エントリーすればいい?
  • 3月はどのくらい忙しい?

以上のような点に困ったときは、よくある質問の回答をチェックしたうえで、早いうちに疑問や不安をなくしておきましょう。

では、回答を一つひとつまとめていきます。

説明会はどのくらい参加するべき?

3月1日以降はプレエントリー・企業説明会予約ができるようになります。

一般的には、さまざまな業界の10~20社の説明会に参加する学生が多いといえますが、これはあくまで目安の数字です。

個人差はあるため、人によってはさらに多くの説明会に参加するケースもあり、反対にもっと少ない場合もあります。

説明会に多く参加すれば、さまざまな業界・企業の情報を集められるメリットがあり、業界を比較するうえでも役立つでしょう。

しかし、たくさんの説明会に参加すると、その分スケジュール管理も大変になるため注意が必要です。

何社エントリーすればいい?

就活におけるエントリー数はまさに人それぞれですが、目安を挙げるなら、一般的には20~30社が平均といわれています。

3月1日になれば、この数のエントリー手続きや説明会参加に追われることになるため、じっくり選考対策を行ったり業界研究を進めたりしている余裕がないことがわかります。

3月1日当日にすべて進める必要はありませんが、必要以上にのんびりしていると、エントリー締切を過ぎてしまう場合もあるため注意しましょう。

なお、平均20~30社にエントリーする中では、第一志望群、中堅、滑り止めをバランスよく入れることが重要です。

3月はどのくらい忙しい?

就活における3月の状況は、はっきり言ってかなり忙しいです。

というのも、3月1日以降はエントリー、説明会、エントリーシート作成・提出、Webテスト、面接対策などとやるべきことがたくさんあるからです。

これらの予定で毎日スケジュールが埋まってしまうことも珍しくないため、非常に多忙な状況であり、プライベートの予定やアルバイトのシフトを入れる余裕はほとんどないといえます。

もちろん、就活以外の予定をまったく入れられないわけではありませんが、状況は都度変わるため、予定は柔軟に空けられるように調整しておくことがおすすめです。

まとめ

3月1日になると、各企業の情報解禁のタイミングになるため、いよいよ就活が本格的に進んでいきます。

この時期に遅れを取らないようにするには、3月1日を迎える前に、少しでも早く準備を進めておくことが大切です。

早めに準備を始めておけば、インターン経由での早期選考にエントリーできる可能性も生まれ、より精神的なゆとりをもって本選考に臨めるようになります。

なお、3月1日の時点で何もしていない人は、まずはすぐにでも自己分析や業界研究から始めることが重要です。

そのうえで気になる企業にエントリーし、計画的かつ効率的に、エントリーシート作成や面接対策などの準備を進めていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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