大学3年生の2月で内定が無いのは大丈夫ですか?
結論から言えば、大学3年生の2月時点で内定がなくても全く問題ありません。多くの企業は3月以降に本格的な採用活動を開始するため、この時期に内定がなくてもチャンスは山ほどあると考えて大丈夫です。
ただし、大学3年生の2月時点での内定率は年々上がってきており、昨年の2月時点の内定率は50%を超えていたという調査報告もあります。今年は内定を獲得している大学3年生がさらに増えているとも考えられるでしょう。
周りの就活生が内定を持っているからといって焦らないことが大切です。
2月時点で内定がなくても問題ない理由
この時期に内定がなくても焦る必要がない理由をいくつか挙げます。
- ほとんどの企業は3月からエントリー受付を開始する:本格的な選考は3月以降にスタートするため、2月時点で内定がなくてもまだまだ選考チャンスが沢山あります。
- 内定獲得のピークは夏~秋:早期選考を実施する企業もあり、例年内定獲得率は伸びていますが、それでも内定獲得のピークは毎年5月~6月ごろと変わりません。
- 焦って合わない企業に決めるリスクがある:焦って自分に合わない企業に内定をもらっても承諾に踏み切れませんし、入社したとしても早期離職につながりかねません。
今のうちにやっておくべき準備
とはいえ、3月以降の選考に向けてしっかり準備を進めておくことが重要です。
2月中にやるべき、3月に向けた就活準備をお伝えします。
- 自己分析のやり直し
- 業界研究・企業研究を行う
- 就活の軸を決める
- OB・OG訪問の実施
- 書類のフォーマット作成
- WEBテスト対策
- 面接練習
- 就活エージェントへの登録
- 3月以降に受ける企業候補の選定
- 外資系やベンチャー企業の選考を受ける
詳しくはこちらの記事で解説していますので、2月こそは就活をうまく進めたい、という方はぜひ合わせてご覧ください。
焦るべきタイミングとは?
2月時点で内定がなくても問題ありませんが、逆に焦ったほうが良い就活状況にある人もいるかもしれませn。
以下のような就活状況に当てはまる人は、自分が今すべき就活を見直して、ぜひ今すぐに動き出しましょう。
- 就活準備をほとんどしていない:この時期に何も準備をしていない場合は、すぐに自己分析や企業研究を始めましょう。
- エントリー予定の企業が決まっていない:志望業界や企業の候補がまだ定まっていない場合、早めにリストアップして業界研究を進め、少しづつでも絞ることが大切です。
- インターンシップに全く参加していない:本選考に向けた経験が少ないと、将来的に不安要素になります。積極的に早期選考に参加して経験を積みに行くのも一つの手です。
まとめ
大学3年生の2月時点で内定がないことは全く問題ありません。むしろ、これからが本番なので、焦らず着実に準備を進めることが重要です。
ただし、本選考・情報解禁後に向けた準備を進めなけば、内定が無い状況が続くことになります。自己分析や企業研究、エントリーシートの作成などをしっかり行い、3月以降の本格的な就職活動に向けて準備を整えていきましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート