【例文3選】ガクチカでラグビー経験を活かそう!内定を勝ち取るガクチカの書き方やポイント

【例文3選】ガクチカでラグビー経験を活かそう!内定を勝ち取るガクチカの書き方やポイント

「ラグビー経験はガクチカに使えるの?」
「ラグビー経験から何をアピールしたらいい?」

上記のように悩みを抱えるラグビー経験者の就活生は多いでしょう。

本記事では、ラグビー経験を活かして内定を勝ち取るガクチカの書き方とポイントを解説します。

ガクチカは、伝え方が重要です。

単純に学生時代の話をするだけでは、内定獲得に近づけません。

本章を読み、企業がガクチカのどこを見ているのか理解しましょう。

【ラグビーのガクチカ】ガクチカとは

ガクチカは、企業に対して学生時代の経験から何を学び、仕事にどう活かす予定か伝える時間です。

そのため、伝え方を工夫しましょう。

シンプルに学生時代の経験をアピールしても、高評価にはつながりません。

ガクチカについて、きちんと理解することで、より効果的にアピールできます。

反対に、感想文のようになると、効果的なアピールにならず、内定から遠ざかります。

本章はガクチカとは何か、自己PRとの違いはあるのかについて解説するので、参考にしてください。

学生時代に力をいれたこと

ガクチカは、学生時代に力を入れたことの略称です。

学生時代に力を入れた経験を通して、何を学び、どんな能力を身につけたのかが問われます。

就活において、頻出質問の1つです。

そのため、質問される前提で、回答を作成しましょう。

また、エントリーシートと面接で、ガクチカについて同じ質問が繰り返される可能性があります。

エントリーシートと面接で、回答内容が別物にならないようにしましょう。

例えば、学生時代に部活動に力を入れたと考える就活生は、エントリーシートと面接の両方で、部活動について話してください。

異なる内容でも間違いではありませんが、エントリーシートと面接で内容を変えた理由を明確に用意しておきましょう。

採用担当者は、就活生の成長過程や一貫性を重視するため、なんとなくで異なる内容を伝えることは好ましくありません。

自己PRとの違い

ガクチカと自己PRは、中身がまったく異なります。

ガクチカと自己PRでは、企業が求める回答が違うからです。

そのため、就活生側も2つを区別し、適切に対応しましょう。

以下は、ガクチカと自己PRの違いをまとめた表です。

2つの違いが曖昧な就活生は、表を読んで覚えておきましょう。

ガクチカ

目的
学生時代の経験から得た学びを伝える

企業が求める能力
計画性、継続力、チームワーク

ポイント
結果よりも成長の有無

例文
アルバイト経験から協調性の大切さを学びました

自己PR

目的
自分の強みや長所を伝える

企業が求める能力
将来性、ポテンシャル

ポイント
入社後にどう貢献するか伝える

例文
私は、コミュニケーション能力に自信があります

ガクチカと自己PRは、頻出質問ですが混同しないよう注意してください。

【ラグビーのガクチカ】企業がガクチカで評価しているポイント

企業がガクチカで評価しているポイントは、以下の4つです。

ポイント
  • 人柄
  • 主体性
  • チームワーク
  • 成長意欲

闇雲にガクチカを作成しても、高評価にはつながりません。

きちんとポイントを押さえた内容にする必要があります。

本章では、企業がどこをチェックしているのか解説するので、参考にしてください。

ポイントが理解できれば、どの企業に対しても魅力的なガクチカが作成可能です。

人柄

企業が評価するポイントの1つ目は、人柄です。

ガクチカから自社の企業理念や職場環境にマッチする人材か見極めています。

就活生は、ガクチカから自分がどういった人間なのか、明確に伝わる内容にしましょう。

人柄がわからない就活生を採用するのは、リスクが高くなるため、不採用になる可能性があります。

もし、エピソードに迷った際は、コミュニケーション能力や協調性、問題解決能力など、自分の性格がわかる内容にしましょう。

例えば「チームメイトの考えを否定せずに、まずは受け入れる姿勢を意識しました」と記載すれば、協調性がある人材だとわかります。

企業は、ガクチカのエピソードから就活生がどういった人材か判断していることを、知っておきましょう。

主体性

企業が評価するポイントの2つ目は、主体性です。

仕事は、自ら行動することで成果につながります。

そのため、ガクチカは主体性が感じられる内容にしましょう。

自分から改善案を伝えた経験やチームのために行動した経験がないか、振り返ってください。

もし、思いつかなくても安心してください。

今から意識して行動すれば、ガクチカに使えるエピソードは生まれます。

部活動やアルバイトの際に、注意深く周囲を観察してみましょう。

今まで気がつかなかった改善点が見つけられるかもしれません。

企業は、就活生が主体的に行動した経験がないか、知りたがっていることを理解しておきましょう。

チームワーク

企業が評価するポイントの3つ目は、チームワークです。

企業は、多くの社員が集まって仕事するため、欠かせない要素になります。

また、大きな利益を生み出すには、社員同士の協力が必要不可欠です。

ガクチカを読んで「チームワークを大切にする就活生だ」と思われる内容にしましょう。

チームワークは、自分以外の人との人間関係です。

組織全体を優先した経験や組織の利益のために動いた経験があれば、エピソードに採用しましょう。

目標達成に向けて、どう協力できたのか、採用担当者にアピールしください。

スキルや経験は大切ですが、企業はチームワークも注意深くチェックしています。

自分1人よりも複数人で協力して、達成した話をしましょう。

成長意欲

企業が評価するポイントの4つ目は、成長意欲です。

採用担当者は、入社した社員が勤務し続ける間に、成長することを期待しています。

そのため、自分が将来どういった人材に成長する予定なのか伝えましょう。

学生時代の経験を活かした目標にすることが大切です。

また、現時点で見込みがなさすぎる目標は、避けてください。

「売上を100億円にします」よりも「3年間で売上1,000万円を目指します」と現在では達成が困難でも、将来は達成できそうな目標にしましょう。

採用担当者に、入社後も貢献する意思があることを伝えることで、他の就活生との差別化にもなります。

自分がいつまでに、どういった人材になりたいのか、ガクチカと同時進行で考えておきましょう。

【ラグビーのガクチカ】ラグビー経験を通してアピールできる強み

ラグビー経験を通してアピールできる強みは、以下の3つです。

チームワーク力
忍耐力と継続力
コミュニケーション能力

ラグビーは、チーム制かつ、激しく練習するスポーツです。

そのため、学業やボランティア活動にはない要素がアピールできます。

上記の3つのどれかを、求める人物像として挙げている企業には、積極的に強みを示しましょう。

チームワーク力

まずは、チームワーク力です。

ラグビーは、ポジションがあり、それぞれ担当する役割があります。

チームがうまく連携できなければ、勝利は掴めません。

また、就活において、厳しい練習を乗り越えたことで芽生えた絆や同じ目標に向かって進んだ経験は、とても貴重です。

これまでに、チームメイトと協力して、克服した課題がないか振り返ってみましょう。

実際にチームメイトと話した内容が記載できると、具体性のあるガクチカが完成します。

チームワークを説明するだけでは、抽象的な印象になるでしょう。

採用担当者が、当時の様子を想像できるように実体験をもとにしてください。

忍耐力と継続力

次に忍耐力と継続力です。

仕事で成果を出すには、上記の力が必要になります。

そのため、ガクチカを通して、仕事に活かせる能力だとアピールしましょう。

ラグビーは、日々つらい練習を重ねます。

さらに、試合のプレッシャーもあるでしょう。

そうした体験をエピソードにすることで、わかりやすくラグビーから得た経験が採用担当者に伝えられます。

とくに、商品開発や新サービスの立案など、すぐに結果が現れない職種に応募した際は、効果的です。

ラグビーでの経験が、自分の能力を証明するのに役立ちます。

苦しい練習や大きなプレッシャーをどのように乗り越えてきたのか、具体的に説明しましょう。

入社後の姿が想像でき、高い評価につながります。

コミュニケーション能力

最後は、コミュニケーション能力です。

仕事がスムーズに進む背景には、円滑なコミュニケーションがあります。

そのため、採用担当者は就活生に、基本的な能力があるかに注目するでしょう。

社会人として、仕事が回るレベルのコミュニケーションが取れれば大丈夫です。

試合中の声掛け、試合後のミーティングなど、これまでにコミュニケーションしてきた場面をアピールしましょう。

コミュニケーション能力があると判断されれば、選考が有利に進みます。

ただし、コミュニケーション能力は、自分の主張ばかりする能力ではありません。

相手の考えや意見も尊重する必要があります。

エピソードを話す際は、自分勝手な表現にならないよう、注意してください。

【ラグビーのガクチカ】他の就活生と差別化するポイント

他の就活生と差別化するポイントは、以下の2つです。

具体的なエピソードを用いる
プロセスを重要視する

ガクチカで用いられる話題は、被りがちです。

そのため、他の就活生にはない魅力が必要になります。

本章では、差別化する際のポイントについて解説しますので、参考にしてください。

採用担当者の目に止まるガクチカを作成して、有利に就活を進めましょう。

具体的なエピソードを用いる

他の就活生と差別化するポイントの1つ目は、具体的なエピソードを用いることです。

採用担当者は、ガクチカの内容が理解しやすくなり、スムーズに読み続けられます。

面接であれば、最後まで集中して聞いてもらえるでしょう。

学生時代に得た経験や学びは、抽象的なものです。

そこで、実際のエピソードを話すことで、当時の様子が想像しやすくなります。

その結果、自分の魅力を採用担当者に伝えることが可能です。

「部活動を頑張りました」だけでは、何を頑張ったのかわかりません。

「毎朝10kmのランニングを1年継続したことで、ラグビーのレギュラーを勝ち取りました」と具体的なエピソードを加えましょう。

また、数値を用いることで、さらに具体性が増します。

具体的なエピソードから、効率よく自分の魅力を伝えましょう。

プロセスを重要視する

他の就活生と差別化するポイントの2つ目は、プロセスを重要視することです。

企業は、就活生の成果にいたるまでの、行動やきっかけに興味があります。

就活生は、取り組んでいる最中の様子や周りとの関係性など、詳しく説明しましょう。

ガクチカは、学生時代の話題になるため、どうしても中身が似た内容になります。

しかし、プロセスは就活生によって大きく異なるでしょう。

自分らしさや自分の価値観を表現して、採用担当者の印象に残るガクチカにしてください。

例えば「協調性を学びました」と話すよりも「チームメイトの考えを聞いたことで、協調性の大切さを学びました」と伝えましょう。

プロセスがあることで、学びに説得力が生まれます。

【ラグビーのガクチカ】採用担当者に好印象を与えるコツ

続いて、採用担当者に好印象を与えるコツを解説します。

本章では、以下の2つに絞りました。

企業研究を徹底する
簡潔にまとめる

採用担当者は人間です。

就活生が提出したガクチカを読んで、心が動くこともあるでしょう。

反対に、ありきたりな内容であれば、読み飛ばされる危険性があります。

良い印象を残すためにも、本章の解説を参考にしてください。

企業研究を徹底する

まずは、企業研究を徹底しましょう。

企業が求める人物像が明らかになります。

その結果、自分と企業の相性がどのようにマッチしているか、丁寧にアピールできるでしょう。

少しでも採用担当者の評価を上げるためにも、企業研究は忘れずに実施してください。

志望企業の公式ホームページや就活情報サイト、インターンシップなどが有効です。

最初は、公式ホームページから基本的な情報を集めます。

ある程度整理できたら、インターンシップに参加しましょう。

実際に働く社員から、職場の雰囲気や残業時間など、働く人にしかわからない情報を手に入れてください。

その結果、企業研究したことが伝わるガクチカになります。

そして、採用担当者から好印象を獲得できるでしょう。

簡潔にまとめる

最後は、簡潔にまとめてください。

伝えたい内容を1つに絞ることで、効率よく自分の魅力がアピールできます。

また、採用担当者は注目すべき部分が限られ、読みやすいガクチカになるでしょう。

自分の経験や成果を多く、伝えたくなる気持ちは理解できます。

しかし、内容が複雑になり、自分の伝えたい箇所のエピソードが薄くなるでしょう。

エントリーシートは文字数、面接は時間が限られます。

すべては伝えられないため、取捨選択が大切です。

企業が求める人物像と自分が伝えたい内容が、マッチしたエピソードを1つ選びましょう。

しっかりと採用担当者の印象に残る、ガクチカが完成します。

【ラグビーのガクチカ】提出前に必ず確認したいガクチカの注意点

ガクチカは、完成して終わりではありません。

提出前に確認しておくべき注意点が3つあります。

本章では、以下の3つに分類したので参考にしてください。

嘘をつかない
チーム全体の成果を自分だけの成果にしない
スキルの関連性を明確にする

ガクチカは、思わぬところで減点される可能性があります。

高評価を得るためにも、意識して守るようにしましょう。

嘘をつかない

まずは、嘘をつかないようにしましょう。

信頼を大きく失う原因の1つです。

少しならバレないだろう、と考えるのは避けましょう。

採用担当者は採用のプロです。

就活生の話し方や話した内容の矛盾がきっかけで、嘘だと見抜かれます。

嘘が判明した時点で不採用になるでしょう。

嘘だとバレずに内定が獲得できても、入社後も嘘をつき続ける必要があります。

さらに、嘘がバレるかもしれない緊張感を持ったまま、仕事しなければなりません。

嘘がバレても、バレなくても得られるメリットが少ないため、ガクチカで嘘をつくのはやめましょう。

自分が選んだエピソードや具体例で用いた数値を誤魔化していないか、あらためて提出前に確認してください。

チーム全体の成果を自分だけの成果にしない

チーム全体の成果を、自分だけの成果にしないことが大切です。

仕事は、社員同士が連携して進めます。

そのため、チーム全員の努力を自分の力だけで達成したかのように話す就活生を、採用担当者は信用しません。

さらに、1つ目に紹介した嘘と同様に、採用担当者に話を盛っていることは見抜かれます。

自分を少しでも魅力的な人間に見せたい気持ちは、理解は可能です。

しかし、チームメイトの協力あっての成果でもあります。

主体性やリーダーシップを発揮したエピソードを使用する際は、周囲の協力やサポートがあったことも触れましょう。

チームメイトや仲間への感謝の気持ちを忘れない人間性を、採用担当者はきちんと評価するので安心してください。

スキルの関連性を明確にする

最後は、スキルの関連性を明確にしましょう。

ラグビーで得た経験を、仕事にどう活かすのかが重要です。

志望企業や応募職種に合わせて、具体的に説明しましょう。

採用担当者が「入社後も活躍してくれそう」と思わせる必要があるからです。

例えば「ラグビーで培った忍耐力を活かして、売上に貢献できるよう努力し続けるつもりです」と仕事内容にリンクさせましょう。

学生時代の経験に価値があっても、仕事に反映できなければ評価されません。

ガクチカは、学生時代の話がメインですが、最後に将来の姿を想像させる一文を加えましょう。

採用担当者は、就活生の将来性が想像でき、好印象になります。

【ラグビーのガクチカ】具体的なガクチカの書き方

ガクチカを作成する際は、PREP法を意識しましょう。

PREP法は、Point(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(結論)の順に文章を展開する方法です。

PREP法を使うことで、採用担当者に自分の経験をわかりやすく伝えられます。

もちろん、自分なりの文章構成でもガクチカは、作成はできます。

しかし、採用担当者に自分の魅力が100%伝わるとは限りません。

本章の解説を読み、効果的にガクチカを伝えられる書き方を覚えましょう。

Point

最初にPoint(結論)から述べましょう。

冒頭に結論を述べることで、採用担当者はガクチカの中身を理解した状態で、読み進められます。

その結果、自分の経験や学びの伝え損ねが、防止できるでしょう。

自分の主張がないガクチカは、読みにくい文章です。

また、読み終えた後も印象に残りません。

「私は、ラグビーを通して継続力を身につけました」と、主張を最初に伝えましょう。

「ラグビーを頑張りました。ラグビーの練習は大変でした」では、学生時代の経験が伝えられません。

ガクチカの構成に迷っている就活生は、冒頭に結論を採用しましょう。

Reason

次は、Reason(理由)です。

結論だけでは、説得力に欠けた文章になります。

そのため、結論の後に理由を述べましょう。

理由が加わることで、採用担当者は疑問を抱えることなくガクチカを読み進められます。

結論を読んだ採用担当者は「この就活生の考え方が知りたい」と考えるでしょう。

理由があることで、すぐに解消できます。

しかし、理由がないと、就活生の人柄や背景が不明のままです。

何百人ものガクチカを読む採用担当者にとって、ストレスになります。

最悪の場合、ガクチカを読み飛ばされるでしょう。

ガクチカを全部読んでもらい、自分がどういった人間なのか知ってもらうことが重要です。

結論を述べたら、理由も含めるようにしましょう。

Example

そして、Example(具体例)も重要です。

採用担当者は、就活生のことをほとんど知りません。

そのため、自分のことをわかりやすく説明しましょう。

そこで、具体例が効果を発揮します。

理由の次に、具体例があることで、当時の様子が想像しやすくなるでしょう。

自分は経験してきたため、記憶があります。

しかし、採用担当者は一緒にいたわけではありません。

そのため、共有するにはわかりやすい説明が大切です。

課題や困難に対して、行動した内容や自分が取り組んだ内容を説明しましょう。

Point

最後は、再びPoint(結論)でガクチカを締めてください。

冒頭で述べた結論を、さらに印象づける効果があります。

最初は覚えている結論も、理由や具体例を読むうちに忘れていくでしょう。

そのため、最後にもう一度結論を伝えることが重要です。

さらに、仕事にどう活かすつもりかも説明しましょう。

採用担当者は、学生時代に得た経験を、仕事にも活かしてほしいと考えています。

採用担当者の質問の意図をくみ取り、仕事への考え方を伝えることで、高評価につながるでしょう。

ガクチカの終わり方に工夫することで、採用担当者の記憶に残るガクチカになります。

採用担当者の評価を上げるためにも、最後にもう一度結論を伝えましょう。

【ラグビーのガクチカ】ラグビー経験を題材にしたガクチカ例文

ラグビーを題材にしたガクチカ例文を、ジャンル別に4つ紹介します。

自分でも活かせるものがないか、確かめながら読み進めてください。

ガクチカを書いたことがない就活生は、ガクチカの全体像を理解するために役立ちます。

また、書類選考が突破できない就活生に対してもおすすめです。

自分のガクチカと何が違うのか比較してみましょう。

本章を読んで、志望企業から内定を勝ち取るきっかけにしてください。

ラグビー×リーダーシップ

私は、学生時代のラグビー経験から、リーダーシップを身につけました。

私は、ラグビー部のキャプテンとしてチームをリーグ優勝に導きました。

とくに印象深いのがメンバー間の対立を仲裁した経験です。

当時のチームは、負けが続いたことで雰囲気が悪い状態でした。

ある試合で、メンバーの1人が集中を欠いたプレーをしたことで、チーム内の不満が爆発しました。

試合後は、メンバー同士で責任のなすりつけあいが始まりました。

そこで、私はキャプテンである自分に責任があると考え、全員に謝罪しました。

負けた試合を分析すると、後半のスタミナ切れが原因でした。

そこで、私はスタミナ強化を提案しました。

メンバー全員が私の提案に納得してくれたおかげで、半年経った頃から、トレーニングの成果が現れ、試合に安定して勝てるようになりました。

ポイント

リーダーシップは、仕事を進めるうえで必要な要素の1つです。

そのため、ガクチカでアピールするのに適しています。

また、仕事につながる内容を盛り込むとにすると、さらに良いガクチカになるでしょう。

採用担当者は、入社意欲に注目しています。

ガクチカの最後に、身につけたスキルを使って、どう仕事に還元するのかアピールしましょう。

入社意欲が伝わるガクチカが完成します。

ラグビー×逆境への挑戦

私は、逆境でも挑戦する大切さを経験しました。

大学生時代、ラグビーのリーグ戦に10連敗したことがあります。

チームの士気は非常に悪く、険悪なムードでした。

そこで、私は新しい取り組みが必要だと考え、違うスポーツの練習を取り入れることを提案しました。

最初は、ラグビーに関係のない練習に納得がいかないメンバーがほとんどでした。

しかし、新しい練習を始めて1時間ほど経過すると、今までにない動きが刺激となり、楽しんで練習する様子が見られました。

違うスポーツの練習は、いい気分転換となり、次の試合は一致団結して勝利を掴みました。

入社した後は、ラグビーで学んだ諦めない心を武器に、新商品開発に挑みます。

ポイント

具体的な逆境が記載されているため、得た経験に説得力があります。

また、逆境を乗り越えるための取り組みも理解できるため、当時の様子が想像しやすいガクチカです。

さらに、今回の経験を仕事にどう活かすつもりかも明確であり、採用担当者から高評価が得られるでしょう。

より良いガクチカにするためには、周囲との関係性を詳細に説明してください。

チームメイトとの関係性や協力して成し遂げた経験があると、より採用担当者の印象が良くなるでしょう。

ラグビー×計画遂行能力

私は、ラグビーから計画を遂行する大切さを学びました。

私たちのチームは、発足まもなくで優勝経験がありませんでした。

そのため、チームの目標は大会優勝です。

この目標を達成するには、きちんと練習計画を立てる必要があると考えました。

最初は、計画を見直す間隔が空いたため、練習計画を忘れがちでした。

そこで、週末に計画に対しての進捗を報告する時間を設けました。

その結果、日々計画を意識して過ごすようになり、試合に勝てるようになりました。

経理職は、計画性が重要になる仕事です。

ラグビーでの経験を活かし、効率よく仕事をこなしていきたいです。

ポイント

文章がまとまっており、読みやすいガクチカです。

その反面、具体的なエピソードや数値が欠けています。

具体性はなくても意味は伝わりますが、当時の様子が想像しにくいガクチカです。

計画遂行能力についてアピールするのであれば、期間や数字を利用しましょう。

1ヶ月の計画なのか、1年におよぶ計画なのかで印象は大きく変わります。

用意したエピソードの中に数値も盛り込める場所がないかチェックしましょう。

ラグビー×チームビルディング

私は、ラグビーを通してチームビルディングの重要性を学びました。

当初の私は、キャプテンに任命された責任感から、メンバーに対して厳しく指導していました。

先輩から受け継いだ伝統を守るためです。

しかし、私の考えとは裏腹に、チームはバラバラでした。

そこで、一度メンバー同士で腹を割って話す場を設けました。

その結果、メンバーが練習に対して、どう考えているのか知るきっかけになりました。

翌日から、お互いの考えを共有したことで、チームが団結できるようになりました。

仕事は、コミュニケーションが重要です。

ラグビーでの経験を活かして、スムーズに連携が取れるように努めます。

ポイント

冒頭にラグビーの経験から得たものを述べているので、読みやすいガクチカです。

最初に結論がないと、ガクチカで伝えたい内容が曖昧なまま、文章が進みます。

採用担当者は、どこが主張なのか見つけるのに苦労するでしょう。

さらに、ガクチカを良くするためには、仕事にどう活かすのか具体的にアピールしてください。

「スムーズな連携」は大切ですが、仕事するうえで基本的な部分になります。

営業部なら売上、商品開発なら新サービスの提案など、自分が志望する職種に関連づけましょう。

採用担当者に対して、入社意欲のアピールにもなります。

【ラグビーのガクチカ】まとめ

本記事は、ラグビー経験をガクチカに活かす方法や注意点について解説してきました。

ガクチカは、自己PRと異なり、何を学んだのかが重要です。

そのため、文章内には、自分が得たものを記載しましょう。

また、PREP法を意識すると、ガクチカは作成しやすくなります。

採用担当者に効率よく、自分の魅力が伝えられるでしょう。

ラグビー経験を適切に伝えて、志望企業から内定を勝ち取ってください。

他の部活動のガクチカが知りたい就活生は、こちらの記事を参考にしてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます