ES(エントリーシート)の自己PRの記入に苦戦する学生は大勢いると思います。
ESで大切なのは、最後まで丁寧に書き切るということです。
途中で多少だれてしまっても、終わりの部分がきちんと結ばれていれば全体的にまとまった仕上がりになるということもあります。
今回はESの自己PRで気をつけたい最後の一文や締めの書き方についてご紹介していきます。
- 自己PRの作成が難航している人
- 自己PRの締め方が分からない人
- 自己PRの例文を読みたい人
- 自己PR作成の注意点を知りたい人
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【自己PR】締め方が大切な理由
自己PRの締め方はそこまで大切ではないと考える人はいると思います。
しかしながら、締め方によって人事担当者に与えられる印象は変わりますし、わずかな印象の違いが内定を左右することもあります。
そこでまずは自己PRで締め方が大切な理由を2点ご紹介します。
入社への熱意を伝えることができるから
一つ目は入社への熱意を伝えることができるからです。
自己PRでは基本的に自分の強みやスキルを述べますが、それを活かして、企業にどのような貢献ができるのか、どんな目標を持って取り組むのかなど入社に対する熱意を最も伝えられる場所が最後の締めの部分です。
入社への熱意は人事担当者がこの人に会ってみたいと感じさせることができる大切なポイントの一つです。
熱意が伝わる締め方はこれから解説していくので是非参考にしてみてください。
文章にまとまりが出るから
二つ目は自己PRの文章にまとまりが出るからです。
強みがどれだけ魅力的だとしても、締め方が悪いと文章にまとまりがなくなってしまいます。
というのも自己PRでは最初に強みやスキルを述べますが、それを用いたエピソードなどを真ん中に挟むため、締めがないと結局学生は何を伝えたいのかがわからなくなってしまうことがあるからです。
そのため、文章に一貫性を持たせる締め方を意識するようにしましょう。
入社後の姿を想像させることができるから
自己PRにおいて、志望する会社に「この人が入社したらこのように活躍してくれるのだな」と想像してもらうことは非常に重要です。
いくら聞こえの良いことを言っていても、入社後に働いている姿がイメージできない人材は採用されにくいです。
いくら強みや過去の成功体験を聞いても、それと業務の関連を説明できないと、「この人は弊社じゃなくても良いのでは?」と思われてしまいます。
PRする内容がいくら高尚なものであろうと、締め方によっては関連が無く、マイナス評価となってしまうことも少なくありません。
反対に、強烈なエピソードを持っていなくとも、しっかりと経験や強みと業務内容を関連づけられれば、高い評価を得られます。
【自己PRの締め方】自己PRの締め方のポイント
就活をする上で、まずは自己PRを書かなければなりません。
自己PRは自分を企業の採用担当に対してアピールし、採用する確率を高くするために重要です。
ここで人事の心を掴むような自己PRができれば良いのですが、どの学生も必死に自己PRを考えるため他の学生とは違うPRを記載する必要があります。
そこで最も気をつけるべき点が締めの文章です。
良い自己PR文章は締めの文章が他の学生と異なり人事に響くものばかりです。
そのような締めの文章を書くために「三原則」というものがあります。
次のポイントをしっかり押さえて自己PR文章のヒントにしてください。
会社にどう貢献するか
企業の担当者は、一緒に会社で働いて欲しい人間を探しています。
会社に対する愛があっても「この学生を採用した時にメリットがある」と採用担当がイメージすることができなければ採用されることは難しいと考えましょう。
「この学生を採用すると会社にとってメリットがある」と感じさせるために、会社への貢献をアピールしましょう。
例えば、コミュニケーション能力の高い学生が、「私はコミュニケーション能力を武器に頑張ります」と書いていても響きません。
「私の得意なコミュニケーション能力でクライアントから情報を聞き出し、クライアントが理想としている商品を提案できる存在になりたい」
と宣言をすれば、一緒に働くとコミュニケーション能力で大きく貢献してくれる学生だと認識してもらうことができます。
入社意欲の高さ
最も効果的な方法は、会社への貢献と入社への意欲を合わせて書いて締めるという方法です。
このとき会社の具体的なサービスや主な事業で、自分がどのように関われるかを想像しながら書くと書きやすいのでオススメです。
しかし、企業研究をしっかりしていないと、ただ事象を羅列しただけの自己PR文章になってしまう可能性があります。
しっかり企業研究をした上で文章を作成するようにしてください。
伝える内容は1つに絞る
自己PRの締め方を考える際は、基本的に、伝える内容を一つに絞るようにしましょう。
さまざまな点に触れて強い意気込みをアピールしたい気持ちはわかりますが、複数のことに触れてしまうと、締め方としてまとまりがない印象が強くなります。
まとまりがないと内容がわかりにくくなり、「結局伝えたいことは何なのか」という疑問を持たれる原因になります。
自己PRや志望動機などの重要なアピールで、内容がわかりにくくなってしまうと、肝心な熱意・入社意欲を明確に伝えられません。
そのため、締め方の言葉・表現を考える際は、どのようなかたちで意気込みを伝えるかをしっかり一つに絞りましょう。
締めの言葉が長かったりわかりにくかったりする場合は、原因として複数のことに触れているケースが多いため、十分に見直したうえで文章をすっきりまとめてください。
前向きな言葉を選ぶ
自己PRで締め方を考えるときは、積極的に前向きな言葉を選ぶようにしてください。
自己PRは自分の強みをアピールしたうえで、その強みをどう活かして活躍・貢献したいか、自分の熱意や意気込みを伝えるフェーズです。
そのため前向きな言葉がなければ、印象が薄くなったり、むしろネガティブなイメージを持たれたりする原因になります。
たとえば、以下のような言葉があります。
活躍 貢献 積極的 迅速に など
前向きな言葉で自分の意思をアピールすれば、積極的に活躍・貢献したいという姿勢が伝わるため、それだけで印象は良くなります。
せっかく意気込みをアピールできる機会なので、「~可能性があります」「かもしれません」などの後ろ向きな言葉は使わないようにしましょう。
【自己PRの締め方】企業に響く自己PRの作り方
ここからは企業の採用担当に響く自己PRの作り方を解説していきます。
大きく分けて3つのポイントがあり、これらを抑えて作成することでより印象の良い自己PRを作成できます。
就活において「自分の強み」をアピールするにあたり、最も時間をかけられる部分なので、気合を入れて作成していきましょう。
企業の求める人物像に合わせる
企業の採用担当者に良い印象を与えるためには企業の求める人物像に合わせることが極めて重要です。
企業は組織文化やビジョンに適合した候補者を探しています。
可能な限り、企業が重視するスキルや価値観を理解し、自らの経験やスキルと関連付けてアピールすることが重要です。
企業の公式サイトやSNSなどを通じてビジョンやミッション、価値観を把握しましょう。
また、過去のプロジェクトや成果も公開されていれば、求められるスキルや資質を理解することが出来る良い材料になります。
企業が求めるスキルセットや価値観を把握した上で、自身の経歴や経験、スキルをどのようにアピールポイントとして強調できるかを考えましょう。
さらに、これらのスキルや経験を具体的な事例をもとにアピールするのも重要です。
例えば、「このような困難な状況下でチームをリードし、このような結果を達成した」といった実績を伝えることで、そのスキルが具体的な成果とどのように結びついているかを示せます。
企業がなぜ「自己PRを提出してください」と言ってくるのかというと、組織の文化やビジョンに適合した候補者を探しているからです。
したがって、自己PRを作成する際は、どのような人物を求めているか把握する必要があります。
企業の採用担当者に良い印象を与えるためには、企業の求める人物像をしっかりと把握しておくことが極めて重要です。
企業の公式サイト、SNSなどを通じてビジョン、ミッション、価値観などを把握し、過去のプロジェクトの成果も公開されていれば確認するようにしましょう。
具体的に働き方から求められている人物像を掴むことができれば、おのずと自己PRの方向性も定まってきます。
企業が求めるスキルや価値観を把握した上で、自分の経歴や経験、スキルをどのように具体的にアピールポイントとして強調できるかについて考えてみましょう
表現を言い換えて差別化する
表現を言い換えて差別化するのも重要です。
ありきたりな言い回しを避けるだけでも、他の応募者との差別化を図れます。
多くの応募者が使うであろう一般的なフレーズ、例えば「コミュニケーション力があります」などといった表現は、印象に残りにくいでしょう。
一方、自分のスキルや経験をより具体的かつ独自の言葉で表現できれば、印象的で説得力のある自己PRを作成できます。
例えば「コミュニケーション力」を例に考えてみましょう。
多くの応募者がこの言葉を使用するため、採用担当者は見慣れすぎて、「またこの自己PRか」と思うことでしょう。
そこで「ヒアリング力」や「要点を捉えて話す力」などと具体的に分解し、具体的なエピソードや実績と結びつけて表現することで、自身のコミュニケーションスキルがどのような形で具体的な成果に結びついているのかを明示できます。
より説得力を持って採用担当者にメッセージを伝えることができるでしょう。
「何を」アピールするかだけでなく、「どのように」アピールするかも重要です。
何度も読み直す
基本的なことですが、何度も読み直すというのが、良い結びを作るコツです。
これは結びに限らず言えることですが、繰り返し推敲を重ねる中で、文章や台本の質は高まっていくのです。
どんなに注意して、どんなにポイントを意識していても、1回目に書いた自己PRが完璧であるということは中々ありません。
何度も読み直し、採用担当者の目線に立ちながら内容をブラッシュアップしていきます。
そして書き出しから結びまで、少しずつ完成度を高めていくのです。
魅力的な締めになっているかを確認する際には構成や内容だけに注目するのではなく、誤字脱字がないかを確認したり、誤った敬語表現を使用していないかなども確認するようにしましょう。
綺麗な結びを一回で書こうとするのではなく、しつこいくらいに書き直してみてください。
【自己PRの締め方】自己PRの基本的な構成
自己PRの基本構成は、「結論→概要→課題→行動→結果→貢献」です。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
結論
まず自分の長所や強みがどこにあるのか、結論を書きます。
自分自身を売り込むわけですから、何を置いてもアピールポイントを最初に提示するのはセオリーです。
書き出しは読む人の印象を大きく左右しますので、ここで文章の良し悪しが9割決まると考えましょう。
好感が持てれば続きを読みたくなりますし、全体の評価も得やすくなります。
ありきたりの文章では採用担当も見飽きていますので、難しいですが何かしら自分らしさを感じさせる工夫が欲しいところです。
自己PRの結論の例文として、下記のようなものも挙げられます。
ぜひ参考にして、自己PRの書き方の引き出しを増やしてください。
- 私のアピールポイントはOOです。
- 私の強みはOOです。
- 私にはOOという強みがあります。
- 私はOOです。
- 私はOOができます。
エピソードの概要
概要では、冒頭で述べた結論を裏づけるエピソードが必要です。
その自己PRが口先だけのことではなく、信頼性のある言葉として捉えてもらうためには必須の項目です。
今までに長所や強みを発揮した経験を挙げ、第三者にもわかりやすい結果があるならそれも沿えましょう。
集客率が2割アップした、県大会で優勝したなど、明確な成果があるなら有効活用すべきです。
ただし就活ですので、あまり昔のことよりは大学時代のエピソードから選ぶほうがより効果的です。
極端なことを言えば、幼稚園児の頃や小学生の頃の話では、説得力に欠けることになります。
課題
エピソードの中で、長所や強みを発揮するに至った課題を挙げます。
肝心なのは自分の歴史を語ることではなく、あくまで長所や強みを具体的に伝えることです。
つまり、こと細かにその時あったことを語っても意味はありませんので、そこで得た課題だけをピックアップし、そこから自分が発揮した能力に対して的を絞りましょう。
採用担当者もエピソード自体にはあまり注目しませんので、そこに凝っても意味はありません。
行動
先に挙げた課題に対して、具体的に自分が取った行動を挙げます。
ここを曖昧にしては信頼性が薄くなりますので、ここについてはできる限り具体的に書くことが重要なポイントです。
どう考えて何を実行したのか、明確にわかるように説明してください。
「頑張った」「工夫した」といった不明瞭な表現は避けます。
結果・成果
課題に対して行動し、その結果何が得られたかを述べます。
可能な限り数字を使ったほうが信頼性が増すので、「売上が1.5倍になった」「アクセス数が2%アップした」というように、数字での表現にこだわってください。
また、アピールしたい長所や強みによっては、「4年間続けた」「1日10時間練習した」というように、打ち込んだ労力を数字で表現することも可能です。
数字で表現できる結果には、売上だけでなく期間や回数、人数などさまざまなものが該当します。
根拠となる数字を出すことで、エピソードに信憑性を出し、冒頭の結論を裏づけることが可能です。
締め
締めは、そうした自分の長所や強みを仕事にどう活かしたいか、どのように会社に貢献できるかを述べます。
自分がその会社で活躍する姿をイメージしてもらえるような言葉で終わりましょう。
【自己PRの締め方】自己PRの締めを学ぶ前に自己PRのポイントを学ぼう
自己PRは、自分がどういう人間か、どんな強みがあるかをアピールするチャンスです。
魅力的なESを作成するのも、面接官の気を惹きつけるのも、ブレない自己PRがあってこそだと心得ましょう。
また、中盤までせっかくよい自己PRができていても、重要な「締め」ができていないと魅力はガタ落ちです。
よい締めには原則があり、それを守れば相手の興味を惹いたまま次につなげることが可能となります。
ライバルに差をつけるならありきたりの自己PRではいけませんが、ありきたりの締めでもいけないということを知りましょう。
下記の3点は覚えておくだけで自己PRのクオリティが上がる大切なポイントなので、忘れずに覚えておきましょう。
- 企業が求める人物を確認する
- 入社後、どのように企業に貢献できるかを伝える
- 自己分析で自分自身を見つめ直しておく
入社後、どのように企業に貢献できるかを伝える
よい締めを導き出すためのキーワードは「貢献」です。
自分が入社したらどんな仕事でその企業に貢献できるのか、ここに触れているかいないかで自己PRの魅力は雲泥の差になります。
ただ単に自分の自慢を羅列するだけで企業が求める答えになるはずもありません。
「自分にはチームワークを活かす能力があります」というだけで終わってしまったら、面接官としては「だから何?」と聞きたくなる気持ちになるのも当然でしょう。
チームワークが強みなら、それを業務でどのように活かして働きたいのか、どのようにして企業に貢献できるのか、具体的に考えて盛り込みましょう。
ただし、意見を述べる以上きちんとした根拠を添えることは必須です。
実際にその企業で働いたわけではないので想像の域は出ませんが、「チームワークが業務効率アップにつながる」と確信した経験があるなら、それを根拠に述べることができます。
「私が入社したら事業を大成功させます」というような発言は、根拠もなければ論理性もなく、意味のない断言になりますので避けてください。
自己分析で自分自身を見つめ直しておく
魅力的な締めを導き出すためには、自己分析が必須です。
長所・短所を洗い出すことも必要ですし、自分の価値観や行動パターンを自分で知ることも重要です。
就活の自己分析において長所と短所は表裏一体だということはすでに学習していると思いますが、何より客観的に自分を見ることが必要です。
自分で自分のことを理解できていなければ、自分を企業に紹介することはできません。
また自己分析は売り込みだけに必要なことではなく、実際に仕事をしていくうえでも非常に大切な行為です。
この先スキルアップするためにも、キャリアアップするためにも、自己を理解することは自分の活躍の場を広げるために必要なことだと認識し、ここでしっかり見つめ直しておきましょう。
専門用語は避ける
企業の採用担当者は基本的に、あなたがこれまで経験したことに対しての知識はないと思っておいた方が良いです。
したがって、専門用語を連発してしまうような自己PRは絶対に書かないようにしましょう。
何が言いたいのかわからない文章になってしまいますし、もし伝わったとしても相手のことを考えて文章を書くことができない人物であると思われてしまいます。
関係者にしかわからないような用語を多用することは絶対に避けましょう。
極論、中学生でも理解できるような書き方で、専門用語を使わず分かりやすい文章で提出することが大切なのです
【自己PRの締め方】受かる締め方5選!
自己PRの受かる締め方は、以下の5つです。
- キャリア意識をアピール
- 社内で実現したいことをアピール
- 強みを再度強調する
- 出したい成果をアピール
- どのような人材になりたいのかをアピール
各例文を参考に、自分の自己PRの締めくくりに相応しいものはどれか検討しながら見てください。
1.キャリア意識をアピール
自己PRの受かる締め方の一つとして、キャリア意識をアピールするとよいです。
キャリア意識とは、就職した後何に取り組み、どういった地位を目指すかのような意識のことを指します。
「御社に入社した際には、~を目指して邁進していきます。」といった形の売り込みをしましょう。
企業側はあなたが会社に入り何をしたいのかを具体的に知られるだけでなく、高い向上心も認識できます。
会社の体制や仕事内容をどの程度熟知しているのか、他の企業に就職してもいいわけではないことなどが伝わるはずです。
就職後に実行していくことを自己PRの締め方として取り入れ、見据えた考えがあることをしっかりとアピールしましょう。
2.社内で実現したいことをアピール
自己PRの受かる締め方には、社内で実現したいことをアピールすることも挙げられます。
「入社した際には~を実現するために精進します。」のような、入社後したい業務や実現させたい未来の姿などを発言してください。
入社後どんなふうでありたいかが分からない場合、採用側も「何となく入りたいだけなのではないか」といった不安に煽られます。
就職した後あなたはどういったことに向かって突き進むのか、励んでいくのかを、より具体的に伝え好感触を狙いましょう。
自己PRの締めくくりにアピールすることで、あなたの成し遂げたい目標が採用側の印象に残りやすいです。
3.強みを再度強調する
強みを再度強調することも、自己PRの受かる締め方の一つといえます。
自己PRを締める際には、「入社後はこの〜という強みを活かして〜」と採用担当者にアピールしましょう。
あなたの持つ長所をただ伝えるだけでなく、就職後どのように強みを発揮していくのかも言及することで採用率が上がります。
強みだけ伝えても自己PRとしては弱く、入社後のあなたの働く姿が明確に想像できません。
しかし、自分の強みを自覚したうえで「貴社の〇〇に貢献していきます。」と伝えることにより、イメージがつきやすいです。
4.出したい成果をアピール
受かる自己PRの締め方には、出したい成果をアピールすることが大事です。
「入社して~年以内に、営業成績TOPになります。
」のような具体的な意気込みを発信してください。
「入社後は明るく頑張る」や「営業に力を入れる」などは抽象的であり、考え方がふわふわしているような印象を受けます。
ひとまずどこでもいいから就職しようと考えているのではないかと疑われる可能性もあり、注意が必要です。
はっきりとした数字を示し、入社後何を目指すのか自己PRの締めくくりにアピールする点を忘れないようにしましょう。
5.どのような人材になりたいのかをアピール
受かる自己PRの締め方として、どのような人材になりたいのかをアピールするとよいといえます。
「貴社にかかわる人すべての利益を考えられる人材を目指します。」といった、就職後の自分のありたい姿を伝えて下さい。
会社ではスキルや才能はもちろん重要ですが、リーダーシップがあることや後輩の面倒見がよいなどの人間性も大切です。
しかし、無理をして自分の性格にかけ離れた人材になりたいと自己PRすると、採用担当者に疑問を抱かせる可能性があります。
「挨拶は必ずする」「遅刻しない」などの当然のマナーや、仕事に関係のない人材アピールも避けましょう。
自分の性格に合ったなりたい社会人の姿を、自己PRの締めくくりに述べてみてください。
【自己PRの締め方】自己PRの締めを意識した例文
それでは早速、自己PRの締めの例文を紹介します。
根拠を示し、過度なアピールにならない程度に意欲と貢献度を述べるのがポイントです。
例文1:協調性
私の強みはチームワークを活かした協調性です。
私は大学のゼミで~の研究室に所属していましたが、私がチーム制を提案して実行委員となり、例年より大きな成果を上げることができました。
それまでゼミでは個人がバラバラに独自の研究を進めていましたが、私は個人研究と並行してグループ研究でも成果を上げられるようチーム分けを行い、データの共有化を実行しました。
研究した内容を共有し、毎週水曜日に必ずミーティングを行って意見交換を実施しました。
その結果、チームで成果が出るようになり、チーム間でも協力体制が生まれ、最終的にはゼミ全体が大学から高く評価される成果を生むことができました。
この経験から、私はチームワークこそ大きな成果を生む原動力となると確信しています。
御社に入社した際には、チームワークを構築して部署の垣根を越えた事業に取り組み、周りの意見を協調できるようなプロジェクトマネージャーを目指して貴社に邁進していきます。(312文字)
協調性をアピールする自己PRでは、締め方として、その協調性をどのように活かして働きたいかという点を具体的に伝える必要があります。
例文のようにどのような事業に取り組みたいか、どのような人材を目指したいかというビジョンを明確に示すことが重要です。
ビジョンを明確に伝えるためには、事前の企業研究・分析が欠かせません。
志望企業ではどのような働き方ができるのか、どのような事業があるのかをよく理解したうえで、企業に響く締め方を考えましょう。
例文2:分析力
私の強みは分析力です。
私は学生時代にイベントの主催に携わっていましたが、参加者が伸びないという課題を抱えていました。
そこでまず参加者をデータ化し、一番層が薄い層を割り出して原因の仮説をいくつか導き出しました。
次に仮説を立証するためにターゲットなる層を対象に200人のアンケート調査を実施し、結果を分析することで根本原因と改善策を突き止めることができました。
その結果、イベント参加者が15%アップさせることに成功しました。
入社した際には、分析力を活かして御社の新たな市場開拓に携わり、満足度の向上と御社の発展を実現するために精進します。(371文字)
分析力をアピールする自己PRの場合、最後の締め方は、分析力という強みの活かし方に触れることが重要です。
「強みを活かして頑張りたい」などのあいまいな伝え方をしてしまうと、どのような仕事にも当てはまるため、自己PRの印象が薄くなります。
分析力という強みがどのような仕事・場面で活きるのか、企業はどのような働き方を求めているのかに焦点を当てながら、自分の意気込みをアピールしていきましょう。
なお、分析力の場合は何かをリサーチしたり調べたりする場面・職種などで発揮される場合が多いため、そのような仕事に触れながらアピールすることが望ましいです。
例文3:積極性
私の強みは積極性と向上心です。
私は子どもの頃から海外で活躍できる仕事がしたいという夢を持ち、学生時代には自費でアメリカへ語学留学も経験しました。
当時私はTOEICも350点程度で、英語が得意ではなかったため卒業までにTOEICで900点以上という目標を掲げました。
留学生と交流できる団体でアルバイトやボランティアの団体で世界中からの旅行客のガイドをしたりしながら、懸命に英語の勉強に取り組みました。
その結果、卒業前の3月に、TOEICで910点を達成することができました。
私はこの経験から、向上心を持って積極的に行動すれば、必ず実力は培われると確信しています。
入社後はこの積極性を活かして、海外事業部で現地との懸け橋として活躍したいと思っております(330文字)
積極性を強みとしてアピールする場合は、自己PRの締め方は、どのように積極性を発揮して活躍したいのかを述べると良いでしょう。
言ってしまえば、「積極的に働く」「積極的に行動する」は当たり前のことなので、当たり前ではない動きや強みの活かし方に触れることが望ましいです。
多くの人が抵抗感を覚えるような仕事も率先して行いたい、積極的に新しいことにチャレンジしたい、などのアピールをすると良いでしょう。
たとえば営業職などの特に積極性を求められるような仕事を志望する場合は、志望職種と絡めながらアピールすることがおすすめです。
具体的なエピソードを用いて自身のスキルを説明しつつ、志望する企業の業務にどのように「工夫する力」を活かしていくのかを説明しています。
例文4:計画性
私の長所は計画性です。
営業職の長期インターンを通じてこの能力を実践的に磨きました。
インターン期間中、週ごとに何件成約を獲得するか目標を定め、それに基づいて行動計画を立てました。
これにより、営業に赴く時間と業界研究などのリサーチを的確に割り振ることができ、全ての週で目標を達成しました。
この経験から、計画性が成果を上げるために不可欠であることを強く実感しました。
貴社においても、この計画性を活かして貢献したいと考えています。
営業活動においても緻密な計画を立て、効率的に業務を進めることで、入社して3年以内に、営業成績トップを目指します。
計画性を自己PRでアピールする場合は、締め方として、どのような点で計画的に行動していきたいか伝えることが重要です。
計画性とは、物事のスケジュールやプランを綿密に立て、有言実行につなげていく能力や姿勢のことです。
そのため、例文のように「入社から3年以内に〇〇になります」などの計画・目標をアピールするのも良いでしょう。
もちろん、何も考えずに立てた計画をアピールするのでは意味がないため、入社した社員がどのようなペースでキャリアを形成しているのかは事前によく調べることが大切です。
例文5:柔軟性
私の長所は柔軟性です。
ホテルでアルバイトとして働いていた際、新型コロナウイルスの流行により利用者が激減していましたが、仕事をするために宿泊するお客様が一定数いることに気づき、テレワークプランの導入を提案しました。
このプランをSNSで宣伝したところ、安全かつWi-Fi環境が整った場所で快適に作業ができると話題になり、むしろコロナウイルス流行前よりも売り上げが伸びました。
この経験から、状況に応じて柔軟に対応することの重要性を学びました。
今後、貴社においてもこの柔軟性を活かし、様々な課題に対して最適な解決策を提案していきたいと考えています。
貴社が将来の就活生やインターン生に自信を持って紹介できる人材を目指します。
柔軟性を自己PRでアピールする際は、締め方は、柔軟性を活かした働き方やなりたい人物像などをアピールするのが良いでしょう。
柔軟性とは、物事を一つの考え方や価値観にとらわれずに判断したり扱ったりし、さまざまな行動や選択につなげていける姿勢・スキルのことです。
そのため、さまざまなタイプのお客様と接する仕事などでは柔軟性をアピールしやすいでしょう。
また、柔軟な対応ができれば総合的に対応力が高く豊富な知識・スキルを持った人材になれるため。そういった人物像を明確に伝えることもおすすめです。
例文6:コミュニケーション能力
私の強みは、コミュニケーション能力です。
地域のボランティア活動で高齢者を対象としたイベント企画を担当した際、参加者のニーズが多岐にわたり、準備が進まないという課題がありました。
そこで私は、個別に話を聞く場を設け、それぞれの希望や関心をヒアリングしました。
また、スタッフ同士で情報を共有しやすい仕組みを整え、全員が同じ方向を向いて活動できるよう調整しました。
結果、イベントは大盛況となり、参加者や地域住民から「次回も期待しています」といった感謝の声をいただきました。
入社後もコミュニケーション能力を活かして、チームやクライアントとの信頼関係を構築しながら業務に取り組みたいと考えています。
例文7:行動力
私の強みは、行動力です。
長期インターンで参加した営業プロジェクトでは、チームで新規顧客を開拓する目標が立てられましたが、アプローチ方法が不明確で成果が上がらないという課題がありました。
そこで私は、リストアップされた見込み顧客に対し、まずは積極的にアポイントを取りました。
その際は、独自の提案資料を短期間で作成し、具体的なメリットを伝えられるように工夫しました。
結果、チーム全体で目標を達成し、自らも獲得顧客数トップの成績を収めることができました。
この経験を通じて、私は、迅速かつ積極的な行動がプラスの結果をもたらすことを実感しました。
貴社に入社した際は、この行動力を活かして、お客様が抱える問題の早期解決に向けてアプローチしていきたいと考えます。
行動力をアピールする自己PRでは、締め方として、行動力の具体的な活かし方・発揮される場面などを伝えていくことが重要といえます。
行動力は、自分から積極的に行動を起こし、何らかの成果につなげていく能力です。
そのため行動力がある人は、早いうちに成果を出せたり、成長スピードが早かったりする点が魅力といえます。
だからこそ自己PRを締める際は、たとえば行動力をもって迅速に結果につなげていくことをアピールすると良いかもしれません。
例文8:リーダーシップ
私の強みは、リーダーシップです。
特に強みを発揮してきたのは、大学のバスケットボール部でキャプテンを務めた経験です。
当初、チーム内では目標意識のばらつきがあり、練習に対する意欲や一体感が欠けていることが課題でした。
そこで私は、全員が共通の目標を持てるよう、チームミーティングを行い、シーズンごとの具体的な目標を設定しました。
また、一人ひとりの意見を尊重した練習メニューの考案を行いました。
結果としてチームのモチベーションは向上し、全員の連携性が強まったことで、先日の大会では準優勝を果たすことができました。
入社後は培ってきたリーダーシップを活かし、チーム全体の力を引き出すことに尽力し、成果につなげていきたいと考えます。
リーダーシップを自己PRで述べる際は、どのような経験の中でリーダーシップを発揮してきたのかを伝えたうえで、今後リーダーシップをどのような場面で活かしていきたいかに触れるようにしましょう。
締め方としては、リーダーシップを発揮することでどのような貢献ができるか、どのような人材になれるかというポイントを具体化することが重要です。
リーダーシップは、グループやチームをまとめ、統率者として積極的かつ責任ある行動が取れることを指します。
ただしリーダーと一口にいってもさまざまな形があるため、例文のように「チーム全体の力を引き出す…」など、具体的な動き方に触れることが望ましいです。
例文9:向上心
私の強みは、向上心です。
コンビニエンスストアのアルバイトでは、慢性的な人手不足によりサービスの質が低下していたため、クレームの増加という課題に直面しました。
そこで私は、店舗業務の幅広い知識とスキルを身につけることを目指し、積極的にシフトに入りました。
さらに、新人スタッフのサポート方法や業務マニュアルの見直しを提案し、自ら手本となって実行しました。
結果、店舗全体のオペレーションが改善され、お客様からはレジ対応の早さや接客の丁寧さについて感謝の声をいただくことが増えました。
貴社に入社した際も積極的に向上心を活かし、新しいスキルや知識を習得することで、常にお客様やチームにとって最善の貢献ができる人材を目指します。
自己PRで向上心をアピールする際は、向上心を発揮してきた具体的なエピソードを伝えたうえで、締め方としてどのような場面で向上心を活かしていきたいかアピールすることが重要です。
また、向上心を発揮して働けばどのような人材になれるのか考えることで、目指したい人物像をアピールすることもできるでしょう。
向上心は、積極的にスキルを習得したり経験を増やしたりすることで、積極的に成長していける姿勢を意味します。
そのため、積極的に成長したい気持ち・姿勢をアピールし、魅力的な締めにつなげることが重要です。
例文10:責任感
私の強みは、責任感です。
カフェのアルバイトを経験した際は、売上が伸び悩んでいたため、店舗全体の目標として顧客満足度向上を掲げていました。
そこで私は常連のお客様の好みや要望を記録し、個別に合ったサービスを提供する取り組みを開始しました。
また、新人スタッフが増えていたため、自ら率先して業務内容を丁寧に教え、全体の接客スキルの底上げにも注力しました。
結果、来店するお客様から「気配りが行き届いている」という評価をいただき、1か月後には売上が前年同月比で15%増加しました。
入社後は一つひとつの仕事に責任をもって向き合い、チームの一員として他のメンバーをサポートしながら、より良いサービスの提供を目指していきます。
自己PRで責任感をアピールする場合は、これまでの経験でどのような形で責任感を発揮してきたのかを伝え、そのうえでどのような活躍ができるのかを明示することで締めましょう。
責任感は、一つひとつのタスクや自分のやるべきことに真摯に向き合える姿勢・能力です。
そのため締め方を考える際は、真面目に責任をもって仕事に取り組みたい意思を、積極的にアピールすると良いでしょう。
お金を扱う仕事など大きな責任が伴う仕事を志望する際は、その具体的な仕事内容や職種の性質に触れることで、責任感の活かし方をアピールするのもおすすめです。
【自己PRの締め方】NG締め方4選!
自己PRを締める時に、やってはいけないことがあります。
学生がやりがちで、これだけは避けるべきという内容を紹介しますので、しっかり覚えておきましょう。
1.根拠がない
私の強みは、積極性です。
大学ではイベントサークルに所属していますが、サークル内では、新入生向けイベントの参加者が年々減少し、活動が縮小しつつあったことが課題でした。
そこで私は、新たな企画として参加者自身が楽しみながら貢献できる体験型イベントを提案しました。
また、大学内外で積極的に協賛を募り、参加者がより満足できる内容を追求しました。
結果、前年の倍以上の参加者を集めることができ、サークル全体に新しい活気をもたらしました。
私の今回の経験を通じて、積極的に行動することの重要性を学びました。
入社後もこの積極性を活かして、必ず店舗の売上向上にも貢献していきます。
「絶対に成功します」「お約束します」のような実現の可能性がわからない、強い表現は信頼感がありません。
やる気や自信を表明したいのはわかりますが、この言葉には根拠も客観性も存在しないため、絶対に使わないようにしましょう。
社会で何の実績もなく、まだ働いてもいない経験がない人物が発言することはあってはなりません。
会社によっては意気込みだけでも買ってくれるケースがあるかもしれませんが、一般的には根拠のない言葉は無責任な言動となります。
むしろ、聞こえの良い言葉だけを言っていて、特に活躍できる見込みがない人材であると判断され、マイナスな印象を与えてしまう可能性しかありません。
根拠がない締め方集
●必ず売り上げに貢献します。→売り上げをアップさせるという強い意思を持って成果を残していきたいです。
●私のスキルは御社の業務において必ず活かすことができます。→私のスキルが御社の業務に活かせるように頑張ります。
●私は必ず御社の力になることができます。→私は御社の戦力になれるように頑張ります。
2.ネガティブな言葉
私の強みは、コミュニケーション能力です。
私は大学時代、半年間の留学経験を通じて、この強みを培いました。
留学当初は、言語や価値観の違いから、授業のグループディスカッションで意見がまとまらないことが課題でした。
そこで私は、相手の意見を丁寧に聞く姿勢を心がけ、自分の意見を伝える際は具体例や資料を活用して分かりやすく工夫しました。
また、メンバー間の距離を縮めるために、交流イベントの提案も行いました。
結果、チームワークが向上し、グループ課題で最優秀の評価を得ることができました。
入社後は、留学当初のように最初は失敗することも多いかもしれませんが、コミュニケーション能力を活かしてできる限り頑張りたいと思います。
前者とは一転、「お役に立てないかもしれませんが」「自信がないので心配ですが」といったようなネガティブすぎる態度も信用を失います。
本人は謙遜や遠慮を表現したいのでしょうが、あまりにもマイナスな印象を与える言葉は「やる気がない」「働く意欲が感じられない」といった評価になります。
やわらかい表現が悪いわけではありませんが、ポジティブな表現からは外れないようにしてください。
3.定型文
私の強みは、努力家であるところです。
大学時代はサッカー部に所属しており、練習に一生懸命取り組むことでこの強みを鍛えてきました。
私はチームが連敗していた時期に、コーチや先輩にアドバイスを求めながら、努力を続けました。
また、自主練習の時間を増やすことや周りに声をかけて士気を高めることにも尽力してきました。
結果、先日の大会では良い成績を残すことができ、自分の努力家な部分には自信を持つことができました。
入社後は、この努力を惜しまない姿勢を活かし、精一杯頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
典型的なNG例が「頑張ります」「よろしくお願いします」といった締め方です。
あまりにも平凡な定型文は、それまで書いてきた内容をすべて台無しにするほど、悪しきパワーを持っているので注意しましょう。
それまで熱烈にアプローチしていたのに、去り際に態度を一変させてあっさり帰っていくようなものです。
これでは相手が「この人には会って話をしてみたい」とは感じませんし、結局とりあえずエントリーしただけで、自社に興味はなさそうだと捉えられかねません。
文字数が決められ、書くスペースが限られている場なのですから、最後まで印象に残るような魅力ある言葉選びに徹しましょう。
4.推定で終わる
私の強みは、協調性です。
大学のゼミの共同研究では、地域の観光産業について研究を行い、限られた時間の中で効果的な提案をまとめることが課題でした。
しかし、意見が対立することも多く、研究の方向性が定まらない時期がありました。
そこで私は、まずメンバー一人ひとりの意見を丁寧にヒアリングし、共通点を明確にする調整役を買って出ました。
また、定期的に進捗状況を共有する場を設けることで、互いの認識を揃えながら研究を進める体制を整えました。
最終的には、全員の意見を反映した具体的な提案を完成させられたと思います。
入社後もこの協調性を活かして、意見をまとめる役割を担えたらと思いますので、どこかでお役に立てる場面はあるかもしれません。
推定で終わるのもマイナスな印象を与えてしまう可能性が非常に高いため、絶対にやめましょう。
「貢献できるかもしれません」「何々力が身についたように思います」などのような表現は自信がなく思われ、採用担当者には「この人を採用して本当に大丈夫なのか」と思われてしまう可能性が高いです。
したがって、「〇〇力を身につけることができました」「〇〇力を養成することができました」などといった言い切ることが非常に大切です。
特に自己PRは自分の能力に関して説明する部分であるため、自信のない書き方をして、マイナスな印象を与えないようにしましょう。
【自己PRの締め方】NG例文
続いて、ここまで紹介してきた内容を踏まえた上で作成したNGの例文についても確認してみましょう。
先ほど紹介したNGの締め方を全て網羅している例文であるため、ぜひ参考にして、反面教師にしてください。
締め方のNG例文
私の強みはコミュニケーション能力です。
特に大学のゼミの活動においてこの能力を発揮しました。
多くのメンバーが初対面でしたが、積極的に交流を図ることで全員が打ち解けることができ、それぞれの得意分野や苦手な分野について把握した上で研究を進めることができました。
これにより、それぞれが得意な分野を担当したことで、卒業研究も想定より1週間早く終わり、余裕を持って卒業論文を制作することができました。
この経験を通じて、自分の武器がコミュニケーション能力を身につけられたのではないかと考えています。
もちろん、貴社の業務はコミュニケーション能力だけでこなせるものではないと把握しており、自信がないので心配ですが、1年後には営業成績1位を獲得し、貴社にとって欠かせない存在へと成長することをお約束します。
よろしくお願いいたします。
【自己PRの締め方】締めが思い浮かばない時の対処法
自己PRを作成する上で良い締め方が思い浮かばないこともあると思います。
そこで、ここからは締めが思い浮かばない時の対処法を三つご紹介します。
締め方が分からず、困っている人はぜひ実践してみましょう。
企業の特徴を調べる
一つ目は企業の特徴を調べるという方法です。
自己PRの締め方として自分の強みやスキルを志望する企業への貢献に関連づけることが必要になります。
そこであらかじめ企業調べをして企業が求める人物像を明確にしておく必要があります。
企業が求める人物像にマッチしていることが示せる締め方にしましょう。
入社後の自分を想像する
二つ目は入社後の自分を想像するという方法です。
自己PRの締めでは企業に自分の入社後のイメージを持たせる必要があります。
そのためにはまず、自分が入社してから実際の業務でどう貢献することができるのかを知ることが大切です。
想像した入社後の自分を基に自己PRの締めを考えてみましょう。
PR内容を変える
三つ目はそもそもPR内容を変えるという方法です。
上記で述べた二つの方法を試しても自己PRの締め方が思い浮かばない場合はPRする内容を変える必要があります。
締めが思い浮かばないだけで最初から作り直すのは時間がもったいないと考える人もいるとは思いますが、自身のPR内容が企業に活かせるのであればそもそも締めが思い浮かばないことはありませんし、無理をして元のPR内容から企業への貢献を述べても魅力的な内容にはなり得ません。
思い切ってPR内容を考え直すようにしましょう。
【自己PRの締め方】自己PR作成後に確認すべき注意点
自己PRを考える際は、さまざまな点に注意し、より完成度の高いアピール文章に仕上げていくことが大切です。
そのためここからは、自己PR作成後に確認すべき注意点をチェックしていきます。
具体的な注意点は、以下のとおり4つが挙げられます。
入社後の貢献に言及しているか
自己分析を行ったか
専門用語は避けているか
エピソードは具体的か
締め方を工夫していても、その他の部分があいまいだったりわかりにくかったりすれば、自己PRで良い評価を得ることはできません。
そのため、自己PR作成後は、締め方とあわせてその他の部分もしっかり見直すようにしましょう。
では、それぞれの重要なポイントを解説していきます。
入社後の貢献に言及しているか
自己PRでは、最後の締めくくりとして、入社後の貢献や活躍にしっかりと言及する必要があります。
入社後どうなりたいか、何を成し遂げたいかなどのポイントに触れていなければ、自己PRとしてアピール力に欠けるからです。
採用担当者も魅力を感じにくく、印象にも残りにくいため、入社後の貢献・活躍の内容には具体的に触れていきましょう。
具体的な貢献・活躍について触れた締めくくりであれば、採用担当者は「このような人に
入社してもらいたい」「ぜひ会ってみたい」と感じるものです。
しかし、具体的な貢献・活躍の内容をアピールするためには、企業が求める人物像や働き方について理解を深める必要があります。
事前の企業分析は徹底的に行い、企業が魅力を感じる締め方として、入社後の貢献を明確に伝えましょう。
自己分析を行ったか
自己PRを作成する際は、事前の自己分析が欠かせません。
自己分析がなければ、自分の強みや長所を的確に把握することができず、アピール内容も薄くなってしまうからです。
具体的なアピールを考える際は、自分にはどのような強みがあり、その強みをもってどのような活躍ができるのかをしっかりと把握する必要があります。
自分自身で強みを理解していなければ、詳しいアピールができないため、面接で深掘りされた際も答えに詰まってしまうでしょう。
そのため、自己PR作成後は、しっかり自己分析を行ったうえで書いた内容かをよく見直してください。
少しでも自分自身で疑問に思うポイントがあれば、違う強みに切り替えたり、エピソードを変更したりするなどの調整が必要です。
これまでどのような経験を重ねてきたのかなどをよく思い出しながら、明確に自信をもってアピールできる強みを見つけてください。
専門用語は避けているか
自己PRを作成したあとは、専門用語を避けて書いているか、よくチェックするようにしてください。
専門用語の多い自己PRは、適切な流れで書いてあるものでも、全体的に内容がわかりにくくなるからです。
「これはどういう意味か」という疑問を持たれるたびに、採用担当者は内容を的確に把握できなくなります。
たとえその業界に関連した専門用語に触れる場合でも、採用担当者や面接官がその用語に詳しいとは限らないため、できる限り一般的な言葉を使うことが望ましいです。
なお、どうしても専門用語やマニアックな内容に触れなければならない場合は、簡単な解説を入れると良いでしょう。
ただし、文章が必要以上に長くなったり脱線したりする原因になるため、できる限り一般的な言葉のみでアピールできる内容に仕上げることが大切です。
専門用語が多いと、「初見の人に向けて配慮できていない」という印象を持たれる原因にもなるため注意が必要です。
エピソードは具体的か
自己PRを作成する際は、エピソードの具体性も十分にチェックしておきましょう。
エピソードが具体的でなければ、アピールする強み・スキルが具体的にどのようなものなのか、詳細を示すことができないからです。
実際に強みが発揮された場面がわかりにくければ、本当にそれが強みなのかという信憑性も低くなります。
そのため強みを伝える際は、どのような状況でどのような課題があり、そして強みを活かして何を行ってきたのかを明確に伝える必要があります。
エピソードに具体性があれば、ほかの就活生ともかぶりにくくなり、同じ強みを伝える場合でも差別化につながります。
ほかの就活生と差別化されている自己PRは、自分ならではのオリジナリティが伝わるため、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
そのため、自己PRを作成したあとは積極的に内容を見直し、エピソードの状況を具体的にイメージできるかをよく確認しましょう。
【自己PRの締め方】おわりに
自己PRの目的は、「企業に入社してほしい」と思ってもらうことです。
そしてそのプロセスとして「まずはこの学生に会って話を聞きたいな」と思ってもらう工程が必要となります。
自己PRを書き切ることができたら、客観的に観察して、自分が面接官だったら会いたいと思う自己PRになっているかを観察してみましょう。
そして、読み終わった後に思い出してしまうような、それでいて感心してしまうような結びであるかどうかも注意しましょう。
文章の結びが読み手に与える影響というのは、書き手が思っている以上に大きなものです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
柴田貴司
(就活市場監修者/新卒エージェント本部幹部)
柴田貴司
(就活市場監修者)
自己PRの締め方のポイントの一つとして、前向きな姿勢が挙げられます。
企業の採用担当者は、あなたのやる気や努力を惜しまないポジティブな姿勢を期待しています。初めての仕事に取り組む際は、気を付けていてもミスが多発してしまうものです。
しかし、意欲的な姿勢がある人は失敗も経験と肯定的な解釈ができ、例え困難に陥っても乗り越えていけると予想できます。前向きであることはどんな仕事にも挑戦的であり、失敗を恐れない大胆な積極性を感じられます。
自己PRの締め方が入社後も前向きに向き合う気持ちになっていることで、さらなる好印象に近づくといえるでしょう。