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【就活】6月に内定がないのはやばい?
6月に内定がないのは大問題であると感じている人は少なくないでしょう。
そこで今回は、6月に内定がなくても大丈夫なのか、そしてここから逆転する方法はどのようなものがあるのかについて徹底的に紹介します。
6月の大学4年生の内定率は約80%
まず結論として「就職みらい研究所」の調査によると、2023年は大学4年生の6月の時点で内定を得ている人は約80%でした。
かなり高い数字であるため、まだ内定が得られていない人は絶望的に感じるかもしれません。
しかし、6月はまだまだ多くの企業が採用活動を続けているため、チャンス自体は存在します。
したがって、落ち込みすぎる必要はありませんし、今からでも十分に挽回はできます。
本記事では、大学4年生の6月からでも内定を獲得できる方法について詳しく紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
【就活】6月に内定がない人の特徴3選
6月の段階で内定が得られていない人の特徴には様々なものがありますが、代表的なものは以下の3つといえるでしょう。
以下の3つに当てはまる場合は原因や対策が明確であるため、焦りすぎる必要はありません。
後ほど紹介する6月から内定を獲得する3つの方法を踏まえた上で、適切な対策を行い、落ち着いて就活を進めましょう。
1.他の活動に専念していた
まず、部活動やサークル、ゼミ活動、アルバイトなどに専念していたため、なかなか就職活動に取り組むことができていなかった人も多いでしょう。
また、公務員試験や大学院入試に向けて勉強していたものの途中で方向性を変更し、就職活動に切り替えた人もいます。
このような場合、特に怠けていたというわけではないため、自分を責めすぎることなく集中して取り組むことが重要です。
しかし、いかんせん時間がないため、自己分析や業界研究が不十分なままエントリーしてしまう人が多いです。
そこで、後ほど「6月から内定を獲得する方法」の部分で紹介する3つの対策に、特に集中して取り込む必要があります。
直前まで熱心に取り組んでいたことがあるため、ガクチカは作成しやすいはずです。
ぜひ遅れたことに焦点を当てるのではなく、自分の力を入れていたことに焦点を当て、的確に紹介できるように取り組んでみてください。
2.面接が苦手
せっかく質の高いエントリーシートを提出できているにも関わらず、面接の練習がしっかりできておらず、内定を得られない就活生は一定数います。
面接では自分の強みや経験を自信を持って分かりやすくアピールする能力が求められますが、これが苦手だと、選考にはなかなか通過できません。
例えば、緊張してうまく話せない、自分のアピールポイントをうまく言葉にできない、質問に対して慌ててしまい的確に答えられないなどの課題を抱えている人が多いです。
面接対策を十分に行わないと自分の魅力を企業に伝えきれず不合格となってしまいます。
また、面接でのコミュニケーションが不足している人も非常に多いです。
ただ丸暗記してきた内容を投げつけるかのように一息で話すのではなく、面接官と「やり取りをする」つもりで、分かりやすく説明しましょう。
3.業界を絞りすぎている
確かに、興味のない業界の企業にまでエントリーする必要はありません。
しかし、あまりにも業界を絞り込みすぎているとエントリーする企業の母数が減ってしまい、内定を得られない可能性があります。
特定の業界や職種に固執しすぎているとなかなか内定を得ることはできません。
さらに、業界を絞りすぎているにも関わらず業界研究が不足している人も一定数存在します。
当然ながら業界研究が不足していると、その業界で求められるスキルや知識に対する理解が浅いため、自己PRや志望動機のクオリティが低くなってしまいます。
したがって、できる限り業界は広い枠組みで見る必要がありますし、もし絞り込むにしても、しっかりと業界研究はせめて行うようにしましょう。
【就活】6月から内定を獲得する3つの方法
では、原因が発覚したところで、6月から内定を獲得するためにはどのような対策をすれば良いのかについても一緒に考えてみましょう。
以下の3つの中で自分に足りなかったと思うものを中心に積極的に取り組み、早い段階で内定を獲得できるよう工夫してみてください。
1.エントリー数を増やしてみる
これまではあなたが特に入りたい企業だけに応募していたかもしれませんが、エントリーの母数が少ないため内定を得られていなかった可能性もあります。
特に、あまりにもエントリーの数が少ないと、場数を踏むことができないため慣れることもできず、第一志望の面接に進めたとしてもうまく話せない可能性があります。
選考プロセスを何度も繰り返すことで自分の強みや弱みがより明確になり、改善点を見つけることも可能です。
また、自分がどのような企業に興味を持っているのか、どのような企業と相性が良いのかを選考を通じて見つけることも重要です。
確かにむやみにエントリー数を増やす必要はありません。
しかし、内定を得られたからといって、絶対にその企業に就職しなければならないわけではないため、興味がある企業自体が少ない場合は、ぜひ積極的に応募してみるようにしましょう。
2.模擬面接をする
これは特にエントリーシートは通過できるものの面接で落ちてしまう人には絶対に行って欲しい対策です。
模擬面接では実際の面接で想定される質問に対する回答の練習を行えます。
特に自己紹介や志望動機、自己PR、ガクチカなど、ほとんどの面接において聞かれる質問に対してはスムーズに答えられるようになっておきましょう。
模擬面接を通じて面接官役の人からのフィードバックを受ければ、自分の回答の改善点やアピールポイントをさらに明確にできます。
また、いくら練習であろうと場数を踏めば本番の緊張を和らげることもでき、自信を持って本番の面接に臨めます。
友人はもちろん、キャリアセンターや就活エージェント、大学のサポートサービスなどを利用して模擬面接を受ける機会を増やしてみましょう。
3.選考を受ける業界を広げてみる
エントリーの数自体を増やしてみるだけでなく、業界を広げてみるのも選択肢の1つです。
特に就活の軸を定める段階で選択肢に入っていたものの、最終的に外した業界があるならば、その業界の企業も受けてみましょう。
一度なりとも興味を持ったということは、何かしらあなたに魅力を感じさせるものがあるということであり、それを言語化できれば志望動機などにおいても魅力的な文章を作成できます。
ぜひ少し興味がある業界があるならば、掘り下げてみて自分が働きたいと思うかどうか検討してみましょう。
【就活】6月に絶対やるべきこと4選
内定を得られていない大学4年生の方が6月の間に絶対にやるべきことは大きく分けて4つ存在します。
内定が6月の段階で得られていない人は、以下の対策を4つ全て実施してください。
特に自己分析と業界研究はもうすでに十分行っている自信がある人も多いかもしれませんが、それでも再度行うべきです。
1.自己分析
自己分析は就活において最も重要な対策であるため、一度ならず2度も3度も行ったという方も、大学4年生の6月の段階で内定を得られていないならば、もう一度取り組んでみてください。
自己分析を通じて、現在の自分が定めている就活の軸が正しいかどうかを再確認する必要があります。
特に、受けている業界や企業が本当に自分に合っているかどうかを見つめ直すことは非常に重要です。
自己分析をやり直すことで自分の長所や短所だけでなく、モチベーションの源泉や将来的なビジョンを再度明確にでき、企業に対するアピールポイントを見つめ直すこともできます。
また、自分史やモチベーショングラフを活用して、自分の中で印象に残っている出来事やモチベーションがどのような場面で上下するのかについて明確にできれば、就活の軸を再構築することも可能です。
2.業界研究
自己分析と合わせて必ずやり直すべき重要な作業が業界研究です。
業界研究を通じて、目指している業界が求める人物像と自分の自己分析の結果がどれくらいマッチしているかを確認してみましょう。
これにより、志望動機や自己PRの内容をさらに厚くでき、企業の採用担当者の目に留まるものに昇華できます。
例えば業界の現状やトレンド、将来はどのようになるのかの展望や、メインとなる企業や競合他社の動向について深く理解することが重要です。
これにより、面接でより具体的に話ができるようになります。
また、業界研究を通じて自分のスキルや興味がどのようにその業界で活用できるかを具体的に言語化できるようにもなります。
業界研究をしっかり行い、自分に合った企業や業界を見つけ、選考でのアピールポイントを明確にしましょう。
3.リフレッシュする
就活対策ばかり行っていても息が詰まってしまうため、一度リフレッシュしてみるのも選択肢の1つでしょう。
もちろん、何日間も就活対策を全くしないのは問題ですが、一度就活のことを頭の中から取り払ってみるのも良いです。
よく就活を真面目に行っていない人ほどすんなりと内定を獲得していると印象を受けることがありますが、実際にはうまく息抜きできている人が自然体で選考に臨んでいるからこそ内定に近いのかもしれません。
息抜きをして好きなことに時間を使ったりリラックスしたりしてみて気分転換を図りましょう。
これにより再度就活に取り組む際に、リフレッシュされた状態で集中力を持って臨むことができます。
4.就活エージェントに登録する
結局最も重要な対策は就活エージェントに登録することです。
特に、まだ1社も登録していない人はぜひ複数登録するようにしましょう。
就活エージェントは多くの企業と提携しており、一部の選考を免除した採用ルートを持っていることも多いです。
エージェントを利用することでプロのアドバイザーからのサポートを受けることができ、自分に合った企業を見つけやすくなります。
また、履歴書やエントリーシートの添削、模擬面接の実施など具体的な選考対策もサポートしてくれるため、選考通過率を圧倒的に高めることができます。
【就活】6月からでも内定が比較的取りやすい業界
6月からでも内定が比較的取りやすい業界は大きく分けて以下の3つが挙げられます。
以下の中であなたが興味がある業界もしくは企業があるならば、就活の選択肢に入れてみても良いでしょう。
1.IT業界
IT業界は6月からでも内定が比較的取りやすい業界の1つです。
常に技術革新が進んでおり、新たなプロジェクトやサービスが次々と生まれるため、年中採用枠を設けている企業が多いのです。
特にプログラミングやデータ分析などのスキルを持っていると採用のチャンスがさらに広がります。
また、IT業界の企業は様々な業界と連携しているため、自分が興味を持っている分野に近いIT企業を見つけやすいです。
例えば、ヘルスケア、金融、教育など自分の関心がある分野に特化したIT業界を探してみると良いでしょう。
さらにリモートワークの普及に伴い、地理的な制約が少なくなっているため、全国どこからでも応募しやすいのも特徴です。
技術スキルが求められるため、自分の強みを的確にアピールし、内定獲得の可能性を高めましょう。
2.介護・医療業界
介護や医療業界は高齢化社会の進展に伴い常に人手不足の状態が続いています。
特に介護職や看護職は求人が多く内定が出やすいです。
ただし、専門性が求められる場合が多く、介護福祉士や看護師などの資格が求められます。
したがって、資格取得を目指して勉強することも視野に入れておくと良いでしょう。
また、未経験者でも受け入れてくれる企業や研修制度が充実している施設もあるため、資格がない場合でも挑戦できる可能性もあります。
介護や医療の現場での経験は社会貢献度が高くやりがいのある仕事であり、そして需要が高いため長く働ける可能性が高いのも魅力です。
3.中小・ベンチャー企業
業界とは言えませんが、中小ベンチャー企業も6月からの内定獲得を目指すには良い選択肢です。
中小企業もしくはベンチャー企業は大企業に比べて採用のスピードが速く、柔軟な選考プロセスを採用していることが多いです。
短期間で内定を得られる可能性が高いだけでなく、若いうちから裁量権を持ち、早い段階で重要な役職を任されるチャンスが多いのも魅力の1つといえます。
特にベンチャー企業では成長の過程で多様な業務に関わることができ、自分のスキルや経験を幅広く積むことができます。
また、企業文化がフレンドリーでオープンなところが多く、働きやすい環境が整っている場合が多いです。
積極的にエントリーしてみましょう。
【就活】6月に内定がない時は就活エージェントを使おう
6月の段階でまだ内定が得られていない人は、ぜひエージェントを使うようにしましょう。
「6月に絶対やるべきこと」の部分でも紹介しましたが、エージェントにサポートしてもらえることは想像以上に幅広いです。
特に就活市場エージェントでは完全無料で企業紹介から選考対策、企業との連絡まで徹底的にサポートを行っているため、ぜひ気になる方は一度相談してみてください。
【就活】6月に内定がなくても焦らず就活しよう!
今回は大学4年生の6月の段階で内定が得られていないと焦る方向けに原因や対策方法、やらなければならないことについて紹介しました。
確かに80%の人が内定を得ていると聞くと焦ってしまいがちですが、人は人、自分は自分であるため、焦りすぎず課題を明確にして一つひとつ解決し、内定を得られるよう取り組んでいきましょう。
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明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート