- 就活は落ちるもの!落ちた理由の分析が重要
- おすすめのメンタルの切り替え方はリフレッシュすること
- 次回の選考を通過するためには、頭を切り替えるのがポイント
「お祈りメール」「お祈り電話」、そして合否の連絡すら来ない「サイレントお祈り」。
就活生の皆さんなら、嫌でも耳にする言葉だと思います。
就職活動において「企業に落ちる」ということは、頭では分かっていても、心にとっては非常に大きな負担となるものです。
実は、筆者である私自身も就活生時代、50社近くエントリーし、そのうち40社以上落ちてしまいました。
その中には、憧れ続け、絶対に受かりたいと願っていた第一志望の本命企業も含まれていました。
「就活は縁だから仕方がない」 そう自分に言い聞かせても、通知が来るたびにメンタルは病んでしまいますよね。
第一志望であれば尚更、そのショックは計り知れません。
しかし、私は早い段階で第一志望に落ちてしまったものの、そこからなんとかメンタルを保ちながら就活を続け、最終的に大手金融会社や大手商社から内定を頂くことができました。
今回は、そんな「落ちる辛さ」を痛いほど知っている筆者が、就活で落ちまくってしまった際のメンタルの切り替え方と、落ちた後に具体的に何をすればいいのかを、実体験を交えてご紹介します。
今、画面の前で落ち込んでいるあなたが、また一歩前へ進むためのヒントになれば幸いです。
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【就活】落ちた時のメンタルの切り替え方「就活は落ちるもの!」
まず大前提として、就活生にとって企業の選考に落ちる、ということは当たり前のことです。
全ての企業に受かる就活生など1人も存在しません。私の周辺の早慶に通っている学生でさえも、何社も落ちてしまっております。
落ちるのは当たり前という認識を持っておきましょう。
就活生は平均して10-20社ほど落ちる
就活生にとって落ちるのは当然というお話をしましたが、実際にどの程度落ちているのでしょうか。
平均すると10社ー20社と言われております。

就活生は平均すると30社ほどエントリーをするとも言われているため、半数以上の企業で落ちているというのが現状です。
一般的な日本の就活の制度は、一斉就職であり、皆が同時に何十社という企業に応募します。
人気企業であると、10,000人以上の応募が来たり、倍率は200倍を超えたりします。
落ちるというのは当たり前のことです。自分が落ちているのと同様に、周りの就活生も落ちまくっています。
一社一社に囚われず、落ちてしまうのは当たり前という感覚を持ちましょう。
第一志望にこだわりすぎないこと
就活生は一種の洗脳状態になりがちです。第一志望を目指して就活をしていき、企業研究やOB訪問を重ねていけば行くほど、「この企業に行きたい!」という思いが強くなってきます。
その考え方自体は、悪いものではないですが、落ちてしまった際には切り捨てるべき考え方です。
実際に、ここしかないという企業など絶対に存在しません。
正直な話、どの企業に入っても大きな差というのはありません。
思いを募らせすぎると冷静さがなくなり、周りの企業が見えなくなります。
私も、最終面接まで進み、ここしかない!と思っていた企業に落ちてしまったことがあります。
当時は、人生おしまいとまで考え込んでしまいましたが、就活が終わった後に振り返ると、受かりそうだったから自分も行く気になってしまっていただけでした。
企業は無数にあります。一社一社に囚われないようにしましょう。
【就活】第一志望に落ちた時のメンタルの切り替え方「就活は企業選びじゃなくて仕事選び」
本命企業に落ちた方の中でも落ち込み方が大きいのは、有名企業や知名度の高い人気企業などを受けていた方、大手企業である場合ほど顕著です。
ほかに内定を獲得している企業があっても、それは知名度の低い中小企業や気持ち的に就職する気がない企業の場合もあります。
ですが、少し考えてみてください。
あなたは本命企業を、知名度や人気、ステータスだけで選んでいませんか。
本当にやりたい仕事か、自分に合った企業かを置いておいて、そこの社員になることで気持ちが満たされる、ステータスが得られると考えているなら、本命企業を落ちたのをいい機会として考え直しましょう。
企業を選ぶ際は、企業そのものというより、自分が10年後にどんな仕事をしていたいのかをイメージすることが大切です。
その仕事をできる企業はどこかを探すのであり、企業名先にありきでは、就職後に苦労します。
【就活】落ちた時のメンタルの切り替え方法
40社以上落ちた私が、落ちた際のメンタルの切り替え方を紹介します。
そんなに落ちていたら、一回一回のお祈りは気にならないじゃないか?と思う人もいるかもしれませんが、そのようなことは決してありません。
どの企業にも全力でぶつかっていたので、毎回ショックで立ち直るのが大変でした。
これを見ている皆さんは下記の方法を参考に、次の企業に立ち向かって行ってください。
遊んでリフレッシュ
1番オススメの方法は、就活から1回離れて遊んでみることです。就活は長丁場です。
根気強く向き合いすぎるあまり、ストレスが溜まってしまう就活生が多いです。
ストレスが多い、悩みが多い状態では、うまく行くはずのことも空回りして上手くいかなくなってしまいます。
一度就活を忘れて遊んでみましょう。
遊ぶと入っても1日中遊び呆けてしまうのは、禁止です。
早起きして映画を見に行く、ちょっと遠くに良いご飯を食べに行く、といった程度の半日使ったリフレッシュが望ましいです。
落とした企業を嫌いになってしまう
企業を嫌いになるのもひとつの手です。私は最終面接に落とされた時は、この手法を活用していました。
方法としては、その企業の悪い口コミや転職した人の口コミをチェックして、悪い情報を仕入れます。
完璧な企業など存在しないので、労働条件や人間関係など絶対に悪い話はあります。
その話を見て、「入らなくてよかった」というメンタルを作り上げましょう。
また、就活の気持ちとしても、「私を落とすような企業なんてこっちから願い下げだ」の方が良いです。
就活は、企業が就活生を見極めていると同時に、就活生も企業を見極める機会でもあります。
しかし、実際に就活中にそのように思うのは難しいでしょう。
私も面接官の方から、このようなお話をされましたが、その気持ちになることは難しかったです。
ただ上記の方法で、「こんな企業は願い下げだ」と思い込むことでメンタルを保ちました。
あまり良い方法ではないかもしれませんが、メンタルが不安定になってしまった時は試してみてください。
他の企業を検索してみる
他の企業を検索してみると、そちらに気持ちが向くようになることも多いです。
その企業より、業務が楽しそうな企業や労働条件が良い企業をたくさん見つけることもできると思います。
上記にもあるように、就活生は一種の洗脳状態になってしまいます。
その企業しかない、と思い込んでしまうことも多いですが、他の企業を知ることで、案外そんなこともない、という事を思い出すことができます。
また、一種の洗脳状態にまたかかり、すぐこっちの企業に行きたいと思う事ができます。
就活生は、この繰り返しです。たくさんの企業を見て、自分にあった本当に行きたい企業を見つけましょう。
信頼できる人に相談する
落ち込んでいる気持ちは遊ぶことで紛れますが、就活のやり方に迷いが生じていると、気分転換しただけでは、うまくリスタートが図れません。
本命に落ちたことで、これまでの面接の受け方に問題があったのではと思った時や志望動機や自己PRなどに不足があるのではないかなど、不安が感じた時には、信頼できる人に相談してみましょう。
たとえば、本命企業から内定をもらってすでに就活を終えてる友達や先輩、ゼミなどの教授や就活課のアドバイザーなどに相談するのがおすすめです。
有名企業に勤務している方や社会人として活躍しているいとこや近所の幼馴染のお姉さん、お兄さんなどでもかまいません。
就活の手引きを与えてくれるような方に相談してみましょう。
規模や条件にこだわらず視野を広く持とう
就活の結果が芳しくない理由として、大手病にかかっている、人気企業ばかり志望しているなどの理由があります。
どうしても最初は就活生に人気な企業や、名前が多く知られている企業に興味を持ちがちになってしまいます。
しかし、企業規模は働く上であまり重要ではありません。
自分なりの就活の軸を見つけて、人気や規模以外の観点から自分に合った企業を見つけましょう。
【就活】落ちた時メンタルを保つために合格サインや不合格サインを過信しない
合格サインや不合格サインを過信しないことも、就活で落ちた時にメンタルを保つ一つのコツです。
面接には合格サインや不合格サインがあると言われています。

合格サインは、例えば「面接官と仲良くなって話した」「希望の業務や勤務希望地を聞かれた」などです。また不合格サインは「面接官があまり反応をしてくれなかった」「面接の時間が短かった」などがあります。
しかし、こういったサインはあくまでネットなどで「そうだと言われている」だけです。
確実に受かる、確実に落ちるサインは存在しません。
こういったサインを過信して受かると思っていたのに、実際には落ちていた、となるとメンタルを消耗します。
落ちたときにメンタルを保つためには、合格サイン、不合格サインを過信しないようにしましょう。
【就活】落ちたときは「次の選考を通過するには」と切り替えるのがポイント
就活に落ちたときには、今回の選考結果を踏まえて、次回の選考を通過するためにはどのようにすればよいか、と頭を切り替えることでメンタルを保ちましょう。
落ちたときにはどうしても自己肯定感が下がってしまい、メンタルが落ち込んでしまいます。
しかし、そういったときこそ未来を見据えて、どのように次回の選考を通過しようか、と考えるようにしましょう。
- 身だしなみを見直す
- マナーをチェックする
- 就活の軸を考えなおす
- 業界・企業研究をやり直す
- 自分のアピールポイントを添削してみる
- 模擬面接を受けて面接練習をする
就活を成功させるためには、自分がどんな理由で落ちて、どこを強化すべきなのかの分析が重要です。
ここからは、この点について深く解説していきます。
【就活】落ちたときは落ちた原因の分析が重要
就活に落ちてしまっても、ただ落ち込んでいるだけではいけません。
まだ、他の企業のESや面接が残っています。
落ちたのを悔やんでいるだけでなく、次の面接に活かすために、辛いかもしれませんが、なぜ落ちてしまったのかをしっかり分析しましょう。
分析と行動を繰り返す事でより良いESや面接の型を作ることができ、就活生として成長していくことができます。

闇雲に数を打って就活してしまうのは、全落ちしてしまう人の典型例です。
しっかりとひとつひとつの企業の失敗に向き合い、試行錯誤をしていきましょう。
ここでは、就活生が落ちてしまう主な要因を解説します。
企業研究が不足していた
面接で落ちてしまう原因として1番多いのは、企業研究が不足していることです。
企業研究が不足していると落ちてしまうのには、主に2点の原因があります。
- 業界理解の不足
- 志望度が低いと思われる
業界理解の不足
1点目は、業務理解の不足です。
ホームページなどをメインに企業研究をしていると陥る罠なので注意してください。
ホームページは、企業の綺麗事、理想とする部分しか書きません。
そのため、現場で働く社員の方々と認識のズレがあることがあります。
そのためOB訪問などを通じ、社員の方と話し、認識のズレを正す必要があります。
志望度が低いと思われる
2点目は、志望度が低く見られるということです。
面接官が1番重要視している点は、内定を出したときに他社に行ってしまわないか、自社が第一志望であるかです。
就活生に志望度を聞いても、第一志望です!と言うテンプレのような回答しか返ってきません。
そのため、企業理解度で志望度を測ります。
就活生は何十社もエントリーするので、全てを完璧に企業研究できません。
志望度が高い順から優先的に企業研究を行うためです。
自己分析が足りなかった
面接で落ちてしまう原因としては、自己分析不足が挙げられます。
面接では、自己理解を深くできているかを問う斜め上からの質問も多いです。
- 「好きな本はなんですか?それはなぜですか?」
- 「友達になんて言われますか?」
- 「親友について教えてください。また親友になったのはなぜですか?」
など一見就活に関係ないような質問でも、あなた自身がどのような人かを確認しています。
そのときに言葉を濁してしまったり、軸がずれてしまうような答えをしてしまうと、自己分析が足りていない人と言うレッテルを張られてしまいます。
面接は、受かる人を決めるだけでなく、落とす人を決める場でもあります。
隙を見せては落とされてしまいます。
オススメは、自分史を作成してみることです。
自分のこれまでの行動を小学生の時代から書き出してみましょう。
そこに、なぜそのような行動を取ったのか、を繰り返し問いていけば、しっかりした自己分析ができ、自分の軸を定めることができます。
ガクチカ・自己PRの詰めが甘かった
書類・面接問わずガクチカ、自己PRは就活の鬼門です。エピソードの内容が薄かったり、行動の動機が浅かったりすると、すぐに落とされてしまいます。
また、テンプレに当てはめたような差別化できていない形式・内容もNGです。
人気企業であればあるほど何千・何万人も志願者が殺到します。
そのため、ネットに溢れるテンプレのような形式・内容であると、前にも見たこと・聞いたことがあるような内容と判断され、まとめて落とされてしまいます。
ガクチカ・自己PRは突き詰めて、オリジナルを作りましょう。
話し方が良くなかった
聞きにくい話し方だった、口語口調で話してしまったなど話し方の面で、社会人適性が少ないと思われてしまい、落とされてしまった可能性もあります。
話し方は、内容以前の問題です。聞きにくい話し方だと、内容をしっかり聞く気が起きず、突っ込まれずに終わってしまう場合があります。
聞き取りやすい話し方を意識して、準備しましょう。
人はさまざまなポイントから相手の印象を判断しています。
面接で評価されているのは単に回答だけではないのです。
身だしなみや表情、声色も含めて判断されているため、自信を持った話し方を心がけるだけで企業からの印象は大きく変わります。
ゆっくり、はきはきと相手の目を見て話すことであなたの自信が伝わります。
ぜひ話し方に注意して、面接練習を繰り返してみましょう。
面接官の相性が良くなかった
面接官も就活生も人なので、相性は必ず存在します。相性が悪い人と当たってしまったら、いかにうまく話しても落ちてしまいます。
私は、年配の女性とは相性がよくほとんど突破することができましたが、年配の男性とは相性が悪く、かなり苦戦しました。
相性はどうしようもありませんが、その場で面接官がどのようなタイプが好きなのかをうまく見極め、寄せられるようにしましょう。
就活に落ちまくると、凄くメンタルが不安になってしまうでしょう。
私から言えることは、反省はしても後悔はしてはいけない、ということです。
ああやっとけばよかったという思いは尽きないですが、それもまた運命です。
それも含めてツキがなかった、赤い糸で結ばれていなかったと思うようにし、反省はして分析はしても後悔はしないようにしましょう。
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選考フェーズごとに落ちる理由とメンタルの持ち方を知ることが大切
就活において「落ちた」という事実は一つでも、その重みや理由は選考の段階によって全く異なります。
書類選考で落ちるのと、最終面接で落ちるのとでは、企業が見ているポイントも、就活生側が改善すべき点も大きく変わってくるからです。
ここを混同してしまい、「自分は社会から必要とされていない人間なんだ」と過度に悲観してしまうのは、就活うつに陥る典型的なパターンです。
どのフェーズで落ちたのかを冷静に分析することで、自分に足りなかったのが「スキル」なのか「準備」なのか、あるいは単なる「相性」だったのかが見えてきます。
理由が明確になれば、次の対策が立てやすくなり、必要以上に落ち込むこともなくなります。
ここでは各フェーズごとの特徴と、その時のメンタルの保ち方について解説していきます。
ESで落ちた場合のメンタルの持ち方
エントリーシート(ES)や書類選考の段階で落ちてしまった場合、それはあなたの人格が否定されたわけではありません。
人気企業であればあるほど、何千、何万という応募が殺到するため、人事担当者は一定のキーワードや学歴、あるいは文章の構成だけで機械的に足切りをしている可能性が高いからです。
この段階での不採用は、「条件が合わなかった」または「伝え方の技術が足りなかった」だけの話だと割り切りましょう。
ESで落ちても人格否定だと捉えず、書き方のテクニックを見直す機会だとポジティブに変換することが大切です。
具体的には、設問に対して結論から書けているか、誤字脱字がないか、自己PRが企業の求める人物像と大きくズレていないかを確認してください。

第三者に添削を依頼するだけで、通過率は劇的に変わります。
この段階でクヨクヨ悩むのは時間がもったいないので、単純に縁がなかったと割り切り、淡々と次の企業へエントリーするスピード感を重視しましょう。
一次面接で落ちた場合のメンタルの持ち方
一次面接は、基本的に現場の若手社員や人事担当者が担当することが多く、確認しているのは「社会人としての基礎力」と「第一印象」です。
ここで落ちてしまう原因の多くは、能力不足ではなく、身だしなみや挨拶、会話のキャッチボールがスムーズにできているかといった基本的なマナーの部分にあります。
もし一次面接で落ちが続くようであれば、話す内容よりも、笑顔や声の大きさ、清潔感といった非言語の部分を見直す必要があります。
メンタルの持ち方としては、「自分の能力が低い」と落ち込むのではなく、「今日の自分は少し元気がなかったかな」「次はもっとハキハキ話そう」と、パフォーマンスの修正として捉えるのが正解です。
面接官との会話が一方通行になっていなかったか、質問の意図を正しく汲み取れていたかを振り返ってみてください。
基礎的なコミュニケーションさえ改善できれば、次は驚くほどあっさり通過できることも多いのがこのフェーズの特徴です。
Webテストで落ちた場合のメンタルの持ち方
Webテストや適性検査で落ちる理由は、非常にシンプルです。
「事前の勉強不足」か、あるいは性格検査による「企業風土とのミスマッチ」のどちらかしかありません。
能力検査で落ちたのであれば、それはあなたの地頭が悪いのではなく、単に問題形式への慣れが足りていないだけです。
参考書を一冊徹底的にやり込み、解答スピードを上げる以外に近道はないので、落ち込む暇があるなら一問でも多く問題を解きましょう。
一方で、性格検査で落ちた場合は、むしろラッキーだと考えてください。
正直に答えて落ちたのであれば、その企業の社風とあなたの性格は合わないということです。
無理をして嘘をついて入社しても、苦労するのはあなた自身です。

この場合は、自分らしく働けない環境を未然に回避できたと捉え、相性の良い企業を探すことに注力しましょう。
テストの結果はあくまでデータであり、あなたの価値を決めるものではありません。
二次面接~最終面接で落ちた場合のメンタルの持ち方
選考が進み、二次面接や最終面接で落ちてしまうことは、精神的に最もダメージが大きいものです。
しかし、ここまで進んだということは、あなたの能力や人柄はすでに高く評価されています。
この段階での不採用の理由は、能力不足ではなく「キャリアビジョンの不一致」や「社風とのマッチング」、あるいは「採用枠のタイミング」といった運の要素も強くなります。
役員や経営層は「この学生はうちで長く活躍してくれるか」「将来の幹部候補になり得るか」という視点で見ています。
ここで落ちたときは、「あなたの将来の方向性と、会社が目指す方向性がたまたま違っていただけ」と言い聞かせましょう。

自分を責める必要は全くありません。
むしろ、ここまで進めた自分に自信を持ち、「私を落とすなんて見る目がないな」と強気な姿勢を持つくらいで丁度よいのです。
この経験で得た「役員クラスと話した経験」は、必ず次の本命企業の最終面接で活きてきます。
【就活】落ちた時にやるべきこと
分析の仕方がよく分からないという就活生は多いでしょう。
自分の何が足りないのかを分析するというのは、非常に難しいです。
ESや面接で落ちてしまって不安定なメンタルなら尚更です。
周りに相談する
周りを頼ってみると自分にはない視点を見つけ出すことができます。
就活は、自分の過去の行動をまとめたり、志望の気持ちを表現するので、どうしても主観的になりがちです。
主観的になるのは、完全に悪いことではありませんが、側から見たら論理が破綻していたり、疑問に思うことも出てきます。
主観から抜け出して、客観的視点を取り入れることで良い分析が可能になります。
録音して聞き返してみる
面接を録音して、自分で聞き返してみるのは非常に効果的です。
今はオンライン面接が主流になりつつあるので、録音をできる機会は何度もあると思います。
自分の話すテンポや滑舌など話し方を振り返ることができます。
また、内容をわかりやすく伝えられているか、結論ファーストで話せているかを確かめることもできます。
自分の声を聞くのは嫌だ、という気持ちを持つ人も多いでしょうが、背に腹は変えられません。是非実践してみてください。
就活のプロを活用してみる
就活のプロを活用してみるのも手でしょう。
人事目線で指摘をしてくれるため、精度の高い分析をすることができます。
ジョブコミットは、年間10,000名が利用するサービスです。
就活生に寄り添い、好きなだけ無料で面談することができ、あなたの面接に寄り添ってくれます。
気軽に相談できるので、一度活用してみても良いでしょう。
【就活】落ちた...ここから持ち駒を増やす方法は?
本命企業に落ち、まだ一つも内定が得られていない場合や内定は得られていても、就職するには不満や不安があり、ほかに探したい時にはどうすれば良いのでしょうか。
これから持ち駒を増やすための対策として、「自分の就活の軸を見直す」、「自己分析をする」、「業界を変える」ことが考えられます。
いずれも、就活のスタート時点に戻ったような基本対策の見直しになります。
一度行ったことの方針転換は、かなりの考え方や価値観などを根本から変えることや方法を変えなくてはなりません。
根本転換をどうやって図れば良いのか、詳しく確認していきましょう。
自分の就活の軸を見直す
これから持ち駒を増やすには、まず、自分の就活の軸を見直すことが必要です。
中には、そもそも自分の就活の軸が定まっていなかったことで、今まで応募した企業とどこか合わずに内定がもらえなかった可能性もあります。
自分の軸を見直すと、自分に合った企業に内定をもらえる可能性が高まります。
就活の軸とは、何を目指して就活をするのか、仕事選びや企業選びにおいて絶対に譲れない事柄や仕事をしていくうえで妥協できないポイントなどのことです。
知名度だけで本命企業を選んでいる場合やトレンドや将来性だけで仕事を選んだなど、就活の軸がきちんと定まっていなかった方は、就活の軸の設定や見直しからスタートしましょう。
自己分析をする
これから持ち駒を増やすには、自己分析のやり直しも必要です。
就活を始める際は自己分析を行い、自分の経験や能力を棚卸して、強みや自分の傾向を見つけ、そこから、どんな仕事をやりたいか、どんな仕事が合っているか、どんな社風や雰囲気の企業がマッチしているかを考えることが必要でした。
つまり、自分は将来どうなりたいのかを考えることが、自己分析につながるのです。
過去を振り返って未来を想像することで、自分に本当に合っている企業はどこなのかがわかります。
本命企業に落ち、一つも内定がもらえていない場合や内定を得た企業が腑に落ちない場合、自己分析が十分になされていない可能性があります。
業界を変える
就活の軸の見直しや自己分析の結果、業界を変える必要が出てくるケースもあります。
やりたい仕事が明確になった場合や自分に合った仕事が把握できた結果、今までとは違う業界に目を向ける必要性も出てくるかもしれません。
また、今まで通りの業界であっても、これまではアプローチしていなかった企業に興味を持つ可能性もあります。
まったく別の業界にする場合や業界は同じでも、志望する企業の系統やカラーが変わる場合、書類選考や面接でのアピールにも大きな変更を伴うことが多いです。
就活の軸をしっかり据え、改めて自己分析をした結果をもとに、新たに選んだ業界や新たな志望企業に向けて、納得感のあるアピールができるよう検討に入りましょう。
二次募集を狙う
一部の企業は、二次募集を実施しています。
二次募集とは、一次募集で採用枠を埋めることができなかった企業が行う追加の募集のことです。
二次募集についてはこちらの記事で詳しく解説をしています。
内定獲得を逆転で狙える大きなチャンスなので、ぜひ参考にしてください。
【就活】本命に落ちてどうしてもメンタルが治らない場合
友達と遊ぶ気にもなれず絶望して塞ぎ込んでしまっている場合、今さら、就活の軸とか自己分析とかやる気になれない、業界を変えるとかあり得ない、ほかの企業に目を向けてもまったくピンとこないなど、どうしてもやる気が起こらない方もいるでしょう。
ですが、就活の時間は限られています。
やる気が起きないといっても、来春、就職しなければとは思っているはずです。
時間に制限がある以上、どうにかしなくてはと思ったら、就活エージェントに相談しましょう。
自分の悔しい気持ち、悲しい気持ちをぶつけて、そのうえで自分に合った業界や企業を紹介してくれます。
自分一人で悩んでも答えが出ない人も、プロのサポートが得られるので安心です。
詳しくはhttps://shukatsu-ichiba.com/lp/180?creative_id=15423をご覧ください。
【就活】落ちた時はメンタルを上手く切り替えよう
今回は、40社以上落ちた私が、就活に落ちまくってしまった際のメンタルの切り替え方と落ちた後の反省の仕方を解説しました。
就活は、運要素もかなりあるので引きずってはいけません。
後悔をせずに、最後までやり切りましょう!
みなさんが納得して就活を終えるのを願っています。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート














小玉 彩華
自分に合わず、メンタルヘルスを病んでしまう場合や早期離職につながるおそれもあります。
そうならないよう、自分は10年後どんなことをしていたいのか、そのためには今どんなことをすれば良いのか、逆算して仕事を考えてみることが大切です。