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本記事では、就活市場で運営している公式LINEによくある質問に回答していきます。
今回は「一度落ちた企業に再応募することはできるの?」という質問に答えていきます!
- 一度落ちた企業に再応募が可能かということ
- 再応募する前に確認すべきこと
- 企業が採用活動で学生のどこを評価しているのか
- 就活を成功させるコツ
目次[目次を全て表示する]
一度落ちた企業に再応募はできるの?
- 募集要項や求人票に「再応募可能」と明記されている場合
- 募集要項や求人票に再応募について何も書かれていない場合
- 募集要項や求人票に「再応募不可」と書かれている場合
一度落ちた企業には、再応募できる場合とできない場合とがあります。
ここでは、パターン別に一度落ちた企業に再応募できるかどうかを解説します。
1.募集要項や求人票に「再応募可能」と明記されている場合
募集要項や求人票に「再応募可能」と記載されている場合は、一度落ちた企業であっても再応募して大丈夫です。
再応募を受け付けている企業のほとんどは、募集要項や求人票に「再応募可能」「複数回の応募も可能」と記載されています。
まずは受けたい企業の募集要項、求人票などを確認してみましょう。
再応募の条件として多い例は、応募から一定の期間を経ているか、同年度での応募は不可、他の職種や部署であれば再応募可能、などです。
これは「短期間では応募者のスキルがそこまで変わらないため、一度落ちた学生は再応募してきてもどうせ落ちてしまうだろう」という企業の考えがあります。
同年度での応募が不可の場合は、就職浪人や就職留年などの手段を取ることになります。
他には、他の企業に一度就職してスキルをつけた上で転職という方法もあります。
ただし、すぐに再要望するのはNGです。
再応募ができるからといって、すぐに応募してしまっては「何の対策もしてきていない、ただ何も考えずに何度も採用試験を受けようとしているだけの人材」であると思われてしまう可能性が非常に高いのです。
2.募集要項や求人票に再応募について何も書かれていない場合
一部の企業では再応募が可能な場合があります。
例えば、選考を進めて行った結果、採用人数に至らなかったことも考えられます。
どうしても志望企業を諦められないという場合は、企業のホームページを確認したり電話やメールで問い合わせしても良いかもしれません。
木下恵利
何も書かれていない場合、もし再応募したいのならば必ず行動を起こしましょう。わからないからやめておく、では拾えるはずのチャンスを逃してしまう可能性もあります。
積極的に問い合わせをしてみましょう!
3.募集要項や求人票に「再応募不可」と書かれている場合
募集要項や求人票に「再応募不可」と明記されている場合は、一度落ちた企業への再応募は基本的にはできません。
このような記載がある場合、その企業の方針として再応募を受け付けていないため、再度応募することは避けるべきです。
ただし、企業によっては条件付きで再応募を認める場合もありますので、具体的な再応募の条件については直接企業に問い合わせて確認してください。
最後まで抗ってみるのは一つの手です。ただしあまりにしつこく問い合わせをしていると、将来その企業に転職したい、となった際に書類選考で落とされてしまう、なんてこともあるので節度と礼儀をもって対応をしましょう。
一度落ちた企業に再応募するときにやるべきこと3選
落ちた企業であっても、どうしてもその企業に入りたい、再挑戦したいという就活生は少なくありません。
最初の応募時よりも可能性は少ないかもしれませんが、どうしてもその企業に入りたいと思っているならば、応募するのも良いでしょう。
落ちた企業に再応募する時にまずやるべきことを3つ解説していきます。
1.なぜ再応募したいのかを明確にする
あなたがなぜその企業にどうしても入りたいのか、再応募したいと思ったのかについて理由を明確にしていく必要があります。
再応募したい理由が明確でないと、たとえ再応募が可能だったとしても、同じ結末をたどるだけです。
木下恵利
ただ「とにかく内定がほしい」という理由だけで再応募するのは絶対にやめましょう。強い覚悟と理由をもって再応募をしなければ、もう一度選考ルートに乗れたとしても再度落ちてしまうだけです。
まずは、なぜそこまでの熱意を持って再応募に臨むのか、自分自身に言い聞かせる意味でも、必ず明確にしていかなければなりません。
また、再応募をした場合は必ずと言っていいほど「なぜもう一度受けるのか」について聞かれる可能性が高いので、なぜ再応募したいのか、誰が聞いても納得できる説明をすることが重要と言えます。
第1志望に落ちてしまった人は、その企業でなければいけないという考えに陥ってしまい「その志望に就職できないことは就活失敗」と思い込んでしまいがちです。
なぜその企業に惹かれるのかや、なぜその企業以外は考えられないのかをもう一度よく整理してみましょう。
その際には、就活の軸に照らし合わせながら、単に知名度や福利厚生に惹かれていないかに注意します。
そうすれば、違った視点で志望企業を見つめ直すことができます。
2.再応募したい企業に問い合わせをする
再応募したい企業に、再応募が可能か問い合わせをすることも非常に重要です。
募集の条件欄などに「再応募」という文字が無い限り、再応募ができる可能性はあります。
ただし、メールなどで問い合わせてみることが大切です。
何も確認もせずに再応募してくる人材は、何も考えていない、もしくはそもそも落とされたことすら覚えていない、適当に企業を受けている人材であるとみなされてしまう可能性があるからです。
よって、なぜ再応募したいのかを明確にしつつ問い合わせを行うことで、熱意を伝えられることでしょう。
3.自分がなぜ落ちたのかを分析する
再応募する際には、自分がなぜ落ちたのかについてもしっかりと分析を行う必要があります。
再応募の可否に関わらず、必ず行うようにしましょう。
なぜならば、その企業を受けられないとしても、どこかの企業を受ける必要はあるからです。
自分の落ちた理由を分析することで、次の就活に活かせる可能性が高いでしょう。
反対に、この自分が落ちた理由について改善できていない場合、また落とされてしまう可能性もあります。
よって、自分がなぜ落ちたのかしっかりと分析し、言語化することで改善を目指していきましょう。
木下恵利
なぜ選考に落ちてしまったのか原因の分析が重要です。
原因が把握できていないと再応募しても同じ結果になりかねません。
例えば、企業の求める人物像ではなかったとも考えられ、その場合は再応募しても採用される可能性は低いです。
再応募する場合は前回落選した理由を聞かれることも想定できますので、具体的な理由とそれを補う熱意をアピールすることが大切です。
その際、前回の選考からの成長を示せると高評価を得られます。
一度落ちた企業に再応募するときの3つのポイント
続いては再応募する際のポイントについて紹介していきます。
下記の3つ押さえた上で再応募をすれば、一度落ちてしまった企業相手にも強い印象を与えられる可能性は高いです。
- 再応募をアピールポイントにする
- 再応募できた=採用ではない
- 熱意を丁寧に伝える
1.再応募をアピールポイントにする
再応募をしていることをアピールポイントにしてしまうのも選択肢の一つでしょう。
一度落ちたが再応募するほどに志望度が高いというアピールは、企業の採用担当者に強く響くはずです。
木下恵利
再応募したいということは、それだけ入社意欲が高いことの裏返しです。それをアピールしない手はありません。ここで、なぜ再応募することにしたのか、という理由が大切になってくるのです。
、最初に応募してきた時と何が変わったのか全く伝わらない文章を提出してしまうと、企業の人事も変化が分からず、再び落とされるだけです。
よって高い志望度をアピールしつつ、前回の応募の際とは何が変わったのか、しっかりとアピールしていくことが重要であると言えるでしょう。
「なぜ落とされたのか、しっかりと分析した」などと正直に述べることも選択肢の一つです。
「自分の悪いところを把握した上で、それを改善し、どうしても貴社に入社したいと思い、再度応募させていただきました」と述べることができれば、良い印象を与えられるはずです。
2.再応募できた=採用ではない
当然ながら、再び応募できたからといって、採用されるとは限らないということも忘れないようにしましょう。
確かに再応募することで、「どうしてもうちに入りたいのだな」と熱意が伝わり、企業の採用担当者も今までとは違った目であなたのESを読んでくれるようになるかもしれません。
しかし、再応募するだけで合格できるならば、どの就活生も落とされた企業を再び受けることでしょう。
「前回落ちた理由になった点を克服できているか」という目線で選考が進むため、むしろハードルが高くなっている場合もあります。
前回落ちた理由を必ず分析して、再応募に活かすようにしましょう。
3.熱意を丁寧に伝える
熱意を丁寧に伝えることも、再応募する際に非常に重要なポイントです。
再応募だからといって、勢いに任せて入社への熱意を話しても、通るわけがありません。
木下恵利
再応募だということは、当然採用担当も理解をしています。そのため、再応募だと知られている前提で、採用担当の期待を良い意味で裏切るようなアピールが必要なのです。
ここまで何度も解説してきている通り、丁寧に志望動機を再構築し、なぜ再応募に至ったのかを説明することが大切です。
確かに、就活において熱意というものは非常に重要です。
熱意がなければ、就職した後も活躍してくれませんし、すぐに退社してしまうと企業の採用担当者が思う可能性もあります。
しかし、「やる気やモチベーション、熱意があるだけでスキルが無い」「企業についてもよくわかっていない」「活躍できそうにない」と思われてしまっては、何度受けても合格はできません。
熱意もアピールしつつ、丁寧に「企業のどのような点に魅力を感じているのか」についても分かりやすく説明していくことが重要であると言えるのです。
一度落ちた企業に再応募ができなかったときの5つの対処法
- メンタルを強く保つべし!
- 業界研究をし直すべし!
- 就活の軸を見直すべし!
- 書いたESを添削してもらうべし!
- 面接練習を行うべし!
一度落ちた企業に再応募ができなかったときの5つの対処法を紹介します。
メンタル面の対処法からこれからの就活を成功させるためのポイントまで紹介しているので、ぜひ今後の就活の参考にしてください。
1.へこみすぎない
まずはメンタル面です!
「へこみすぎない」ことは、就活において大切です。
なぜなら、どれだけいい企業から内定をもらっている人であろうと、選考に通らない数のほうが圧倒的に多いからです!
選考に落ちてしまっていちいちへこんでいては、メンタルが持ちません。
木下恵利
就活においてメンタルココントロールはとても大変です。しかし、それを乗り越えることができない就活生は、社会に出てからも揉まれてすぐにやめてしまうのではないか、と採用担当に思われてしまいます。ポジティブな気持ちで就活をしていることをアピールしましょう。
また、選考に落ちたからといって、自分の就活軸をブレさせてしまうこともNGです!
自分の探している条件に合う企業は見つからないんじゃないか、などとマイナス思考になってしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
ですが、就活軸のところがぶれてしまっては、どの企業を受けようと、志望動機が薄くなってしまったり、働くことへの意欲が伝わらなくなったりしてしまいます!
へこみすぎず、メンタルを保つことが就活における一つのコツとなってきます。
同じ業界の中にも、様々な職種や業務があるため、自分が興味を持っているのはその中のどれなのか、他の業種を比べてどこが違うのか、という点まで細分化してみましょう!
2.もう一度業界研究をし直す
2つ目は「もう一度業界研究をし直す」ことです!
選考に通過できない原因として「業界・企業研究が足りていない」という点を先ほど記述しました。
その業界でないといけない理由やその企業でないといけない理由を答えられないと選考を通過することはできません。
一度落ちた企業に再応募する際には、必ず業界研究、企業研究をやり直しましょう。ここが足りていないと、深掘り質問の際に同じ理由で落とされてしまうことになります。
また、業界研究を進めることで自分の知らなかった側面が見えてきたり、自分がその業界で活かせそうな強みが見えて来たりします。
これまでよりも、さらに深ぼって調べてみることが選考を通過する上で重要となります。
3.自分の就活軸を見直す
3つ目のコツとしてご紹介するのが「自分の就活軸を見直す」ことです!
就活軸とは、就活において譲らないこと、大切にしたいこと、業界や企業選びの基準となる軸のことを指します。
自己分析や、適職診断、就活相談などを活用して定めていくものになりますが、自分が受けている業界や企業が、自分が将来やりたいこと、自分に向いていること、自分が生きていくうえで大切にしたいことに合っているかを確認することは、とても大切なことです!
就活軸に合った業界や企業でなければ、就職してからも自分に合わずミスマッチに繋がりますし、企業側からも、この子にはこの企業は合っていないのではないか、と思われる可能性が高くなってしまいます!
4.書いたESを添削してもらう
4つ目のコツは「書いたESを添削してもらう」ことです!
年々上がっている就活生のレベル。
各企業の人事も、レベルの高いESに目が慣れてきています。
そんな中で勝ち抜いていくためには、ESのブラッシュアップは不可欠。
自分で書いたESを誰かに添削してもらうことが必須級となっています!
添削してくれる人を探すのには、学校のキャリアセンター、就活エージェント、OB・OG訪問がおすすめです。
学校のキャリアセンターであれば、学校での経験に関する内容はとても上手な文章に添削してくれますし、就活エージェントであれば、各企業ごとに通りやすいESの形を教えてくれます。
ESは、様々な視点で、形式・文法・内容のすべての観点から見直していくことが大切です!
5.面接練習を行う
面接練習を積み重ねて自分の弱点を克服する取り組みをしましょう。
練習を通じて話し方や聞く姿勢の改善、質問の意図にあった回答、面接の場面に慣れることができます。
木下恵利
まず、声の大きさやテンポ、適切な相槌を打ち話を聞くことが大切です。
また、想定質問を繰り返し行い得たフィードバックは質問の意図を正確に捉える能力を養います。
就活生の多くにとって、社会人と面接する経験はほとんどないことなので慣れる必要があります。
【落ちた企業に再応募したい】まとめ
本記事では、ESで落ちてしまった企業に再応募することは可能なのかについて解説しました。
結論をまとめると、一度落ちた企業に再応募することは推奨しませんが、第一志望の企業のESは通らなかったからといって落ち込まず、次の選考のための一手を考えていくことが大切です。
自分のESを再度丁寧に見直してみて、落ちてしまった理由を分析し、それに合った対処法を考えていただければと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
木下恵利
再応募可能と明記されていれば、選考に落ちた企業であってももう一度応募して問題ありません。
ただし、再応募可能の企業であっても、条件付きの場合があるため注意しましょう。