面接で使えるおすすめの「座右の銘」100選!高評価をもらえるポイントを紹介

面接で使えるおすすめの「座右の銘」100選!高評価をもらえるポイントを紹介

新卒就活の面接では、座右の銘を聞かれることがあります。

そんなとき、面接官に刺さる座右の銘を答えたいという方は多いのではないでしょうか?

この記事では、面接で座右の銘を聞かれたときの答え方の例を100個紹介します。

また、正しい答え方の例文とポイントも解説していますので、ぜひ面接対策に役立ててください。

この記事でわかること
  • 面接で座右の銘が聞かれる意味
  • 面接官に刺さる座右の銘の例
  • 面接での正しい座右の銘の答え方と例文
  • 面接で使える座右の銘を見つけられる

目次目次を全て表示する

【面接】そもそも座右の銘とは?

自分が生きる上で大切にしている言葉を座右の銘といいます。

励ましの言葉や戒めの言葉など様々存在しています。

ことわざや偉人の言葉などを座右の銘にする人が多いです。

【面接】座右の銘が聞かれる理由

面接において座右の銘を聞かれる理由は、大きく分けて2つ存在します。

もちろん、以下の2つ以外の意図で座右の銘について聞いてくる面接官もいるかもしれません。

しかし、多くの企業の面接官は、以下の2つの意図を持ってあなたに座右の銘について聞いてきます。

相手の意図に沿った回答を用意することでより良い印象を与えられるため、ぜひ2点とも念頭に置いておきましょう。

座右の銘が聞かれる理由

応募者の個性や人柄を知りたいから

仕事にどう取り組む人なのか知りたいから

応募者の個性や人柄を知りたいから

面接官は座右の銘について聞くことを通じて、あなたの個性や人柄を深く理解しようとしています。

座右の銘はあなたがどのような価値観を持っているか、どのような人生観を持っているかを反映しているからです。

例えば「一期一会」という座右の銘を持っている人の場合、一期一会の出会いを大切にし、その瞬間を大事に生きている姿勢を持っていると推測されます。

このように、座右の銘は応募者の内面を映し出し、どのような人柄かを知る手がかりになるのです。

面接官は座右の銘を通じて、あなたの真摯さや誠実さ、柔軟性、情熱など具体的な性格の特性を知ろうとしています。

また座右の銘は、あなたが過去の経験や学びをどのように受け止め、それを現在の自分にどう反映させているかを示すものでもあります。

これについて質問することで、面接官はあなたが自分の価値観をどのように形成し、それを日常生活や仕事にどう適応しているかを理解しようとしているのです。

仕事にどう取り組む人なのか知りたいから

人柄についてはもちろんのこと、仕事においてどのように取り組む人なのかを知りたいという意図も、当然ながら存在します。

座右の銘からはあなたが仕事に対してどのような姿勢で取り組むかについてのヒントを得られます。

座右の銘は、あなたがどのような考え方や行動指針を持って仕事に臨んでいるかを反映しているためです。

例えば「継続は力なり」という座右の銘を持っている人の場合、持続力や忍耐力を重視し、困難な状況でも粘り強く努力を続けるタイプだと考えられます。

これにより、面接官はあなたが困難な場面に対してどのように対処し、どのような方法で目標達成を目指すかを理解できます。

面接官は座右の銘について質問することで、あなたが会社の価値観や文化にどれだけ適合するかを判断する材料としているのです。

持っている価値観を知りたいから

持っている価値観を知りたいというのも、座右の銘を面接で聞かれる理由の1つです。

企業側は応募者が持つ価値観や信念を知り、自社の企業文化や業務内容に合っているかを確認しようとしています。

座右の銘は、その人がどのような考え方を大切にして、どのように物事に向き合っているかを反映するものです。

例えば「継続は力なり」という座右の銘を挙げた場合、その人が粘り強さや努力を重視する姿勢を持っていることがわかります。

企業側はこれらの価値観が自社に適合しているかを確認し、採用後のミスマッチを防ぐ意図があります。

特に、企業が求める人物像に一致するかどうかが重要です。

例えば、チャレンジ精神や新しいことに挑戦することが求められる環境であれば「挑戦なくして成長なし」といった前向きな座右の銘を持つ応募者は好印象を与えることができます。

【面接】座右の銘を持つメリット

座右の銘を持つことは、「面接で聞かれた際に、うまく回答できる」以外にも様々なメリットが存在します。

絶対に設けなければならないというわけではありませんが、設けておいて損はありませんし、以下のような3つのメリットを得られます。

ぜひ、「特に座右の銘がない」という方は、以下の3点を確認した上で、心に響く名言などがないか、これまで読んできた本や漫画、見てきたアニメや映画などを振り返ってみましょう。

メリット

理想とする自分に繋がる

印象に残る自己紹介ができる

面接での会話のネタとなる

理想とする自分に繋がる

座右の銘を持つことは、理想とする自分への道を明確にする手がかりとなります。

座右の銘は自分が大切にする価値観や目標を一言で表現したものだからです。

この座右の銘を常に心に留めておくことで、困難な状況や迷いが生じた時にも自分の進むべき方向を見失わずに済みます。

例えば「努力は裏切らない」という座右の銘を持っている人は、どのように厳しい状況でも努力を続けることが大切だと考え、自分の理想像に近づくために努力を続けられます。

このように、座右の銘は自分自身で目標や価値観を再確認し、それに基づいて行動するための基盤を提供してくれるものです。

また、座右の銘を持つことで、日常の小さな選択や行動が理想とする自分に向かうために適切であるかをチェックでき、自己成長を実感しながら生きることにも繋がります。

印象に残る自己紹介ができる

就活の場では、多くの就活生が自分を際立たせるために差別化を図ります。

座右の銘を紹介することも、他の就活生と差別化し、面接官に強い印象を残す上で有効な選択肢の1つです。

座右の銘について紹介すれば、面接官はその言葉の意味について興味を持ち、あなたがどのような価値観を持っているか、どのような性格であるのかについても興味を持つでしょう。

このように、座右の銘は自分の個性や価値観を端的に伝えるツールとなり、面接官の記憶に残る自己紹介の手助けとなります。

また、座右の銘を通じて、自分の経験や考え方を具体的に説明することで、自己紹介に深みを加え、面接官に対して自己理解の深さと自信をアピールすることにもつながります。

印象的な自己紹介は面接官に「この人ともっと話したい」と思わせる要素となり、面接全体の雰囲気をポジティブに変える効果も期待できるため、ぜひ座右の銘を活用しましょう。

面接での会話のネタとなる

座右の銘について話すことは、面接での会話のネタともなります。

座右の銘には個人の価値観や興味が反映されているため、そこから会話を広げられるからです。

また、面接官がその座右の銘に共感したり、同じような座右の銘を持っていたりする場合、さらに会話が弾み、面接官との距離が縮まる可能性もあります。

あなたが偉人や架空のキャラクターの言葉を座右の銘にしている場合、その人物や作品について共通の話題が生まれ、面接が和やかな雰囲気になることもあるでしょう。

このように、座右の銘は面接官とのコミュニケーションを円滑にし、より深い対話を可能にするツールとなり得ます。

【面接】座右の銘の2つの見つけ方

面接において、座右の銘を答える機会は意外と多いものです。

座右の銘は、応募者の人柄や価値観を示すものとして、面接官が注目するポイントの一つです。

そこでまずは、座右の銘の見つけ方をご紹介します。

タイトル座右の銘の見つけ方

1. 座右の銘は自分の特徴から決める

2. 学生時代の経験から共通する価値観を見つける

1. 座右の銘は自分の特徴から決める

座右の銘を決める前に、まずは自分の特徴を知る必要があります。

自分の座右の銘は、自分の特徴から決めないと、深堀されたときに答えられないためです。

自分の特徴を知るには、学生時代を振り返ってみましょう。

学生時代に頑張ったこと、大変だったことを思い出してみてください。

なるべくたくさん思い出すことで、自分の特徴が見えてくるはずです。

例えば、

  • 部活動やアルバイトでリーダーシップを発揮していた
  • 困難な課題に立ち向かい、最後までやり遂げた
  • 新しいことに積極的に挑戦していた

こういった学生時代に頑張ったことや大変だったことを思い出してみてください。

その中で、

  • 自分が得意なこと
  • 自分が大切にしているもの
  • 自分が努力したいこと

これらを探してみると、自分の特徴や価値観が見えてきます。

2. 学生時代の経験から共通する価値観を見つける

学生時代の経験から、自分は生きるうえで何を大切にしているのかを分析しましょう。

この複数ある経験から乗り越えられたのはなぜか、どんな考え方をしたのか、共通する考え方を探します。

その中で共通する価値観を見つけていきます。

例えば、

  • 部活動でリーダーシップを発揮した経験と、困難な課題に立ち向かい、最後までやり遂げた経験から、「困難を乗り越える力」という共通する価値観が見いだせる
  • 新しいことに積極的に挑戦した経験と、自分が得意なことを見つけた経験から、「チャレンジ精神」という共通する価値観が見いだせる

このように、自分の経験を複数振り返ることで、自分は生きるうえで何を大切にしているのか、自分の経験に共通する価値観を明確にすることができます。

座右の銘は、自分の経験や価値観を示すものです。そのため、まずは自分の特徴や価値観を知ることが大切になります

学生時代を振り返り、頑張ったことや大変だったことを思い出してみて、その中で、自分が得意なことや大切にしているものを見つけ、共通する価値観を探していきましょう。

【面接】面接で話す座右の銘を選ぶ際のポイント

さて、座右の銘がいくつか出てきた、という方も中には多くいると思います。

そのような場合には、面接で伝える座右の銘を絞るポイントがあるので、以下で解説していきます。

ポイント

1. 企業の人物像に沿ったもの

2. 企業の理念に合っているもの

1. 企業の人物像に沿ったもの

例えば、粘り強い人物像を求めている企業には「石の上にも三年」など、そのような人物像を彷彿させるような座右の銘を選ぶのがおすすめです。

このような企業に沿った座右の銘を設定するには、圧倒的な企業分析が必要となります。

ネットの情報だけでなく、OB・OG訪問を活用しながら、その企業で働く人の特徴やどのような人を求めているのか、実際の内部の人に聞いてみましょう。

そうすれば、手っ取り早く企業の人物像に沿った座右の銘を述べることができます。

2. 企業の理念に合っているもの

上記と似ているところはありますが、企業の人物像ではなく企業の理念や方向性に沿った座右の銘を選んでみましょう。

例えば、「お客様第一」を掲げる企業に「殺身成仁や先難後獲など」でアピールしてみましょう。

このような、企業の経営理念などの方針や考えにあった座右の銘を選ぶと企業側もあなたがこの企業で働いているイメージがつきやすいです。

企業が採用で人を選ぶ基準があると思いますが、その1つに同じ方向を向けるかも重要事項だと思いますので、理念にあった座右の銘でアピールしましょう。

マイナーな座右の銘は説明が必要

アニメの人物の名言や、あまり世に知られていない名言などは、しっかりと誰のどのような意味の発言なのかを説明や補足できるようにしておきましょう。

あまりにもマイナーすぎる名言だと企業側も判断しにくいので、本当に気に入った名言があるのなら、しっかり相手に伝わるように説明しないといけないですし、それが不十分や困難に感じるのなら、偉人の言葉や古くからの戒めの言葉の方が好印象を抱かれやすくはなっています。

【面接】座右の銘の正しい伝え方3ステップ

上記で人柄別で座右の銘を並べたり、NGな座右の銘を紹介してきました。

ここからは、面接で座右の銘を伝える場合の正しい伝え方を解説していきます。

正しい伝え方を身につけ、相手にしっかり伝えられるようにしましょう。

  • 1

    流れ1
    始めに座右の銘が何か伝える
  • 2

    流れ2
    座右の銘を裏付けるエピソードを伝える
  • 3

    流れ3
    座右の銘をどのように活かしていきたいか伝える

1.始めに座右の銘が何か伝える

どんな言葉を座右の銘としているのかをまず伝えるようにしましょう。

「私の座右の銘は○○です」また、捕捉情報が必要な場合は、「私の座右の銘は○○です。

この言葉は○○という人物が○○の意味を込めて発言した言葉です」とまとめるのがおすすめです。

面接で伝える場合には、座右の銘だからといってこれまでの方法と変える必要はありません、なんとしても結論ファーストで話し始めるようにしましょう。

結論で座右の銘を述べて、そこから捕捉が必要であれば、捕捉を行うという流れが相手に伝わりやすいです。

面接の回答時は、必ず結論ファーストです!!

2.座右の銘を裏付けるエピソードを伝える

どういう経験を通じて、その言葉を座右の銘にしようと思ったのかや、座右の銘を意識して行動を起こしたエピソードなどを述べるようにしましょう。

ここの根拠の部分をしっかり述べられるかで、相手のあなたの座右の銘に対する納得度も変わってくると思いますので、自身の原体験を踏まえて、熱く述べるようにしましょう。

また、座右の銘を聞かれる前にガクチカやパーソナル系の質問がなされることが予想されるので、そこと一貫性があるようにすれば根拠づけとしてかなり強くなると思います。

3.座右の銘をどのように活かしていきたいか伝える

その座右の銘を持ってどのように行動して、企業や社会に貢献したいと考えているのか意気込みを述べるようにしましょう。

座右の銘を面接で述べるときの流れは、結論(座右の銘)→根拠→結論(座右の銘)で締めることで相手にすっきり伝えることができると考えます。

最後の結論の部分では、自分の中で完結していた座右の銘をどのようにして企業や社会で活用していきたいのかという具体的な行動や考えを述べられると良いと思いますので、どのように貢献できるのか考えておきましょう。

【面接】面接官に刺さる座右の銘の例100選

ここから、おすすめの座右の銘を解説していきます。

企業が求める人物像をもとに分類したので参考にしてみて下さい。

ただし、企業に寄せすぎるのもよくないと個人的に思いますので、この際、自分の志向性や価値観などを照らし合わせながら自分にしっくりくる座右の銘を考えていきましょう。

座右の銘の例100選

1. 四字熟語から選ぶ座右の銘の例

2. ことわざから選ぶ座右の銘の例

3. 偉人の言葉から選ぶ座右の銘の例

4.アニメ・漫画から選ぶ座右の銘の例

1. 四字熟語から選ぶ座右の銘の例

まずは、四字熟語から座右の銘を選ぶときの例を紹介します。

こちらは全部で31個あります。

四字熟語
  1. 不撓不屈(ふとうふくつ):決して諦めずに苦労や困難を乗り越えること
  2. 七転八起(しちてんはっき):何度も失敗しても立ち上がって挑戦すること
  3. 万里一空(ばんりいっくう):1つの目標にむかって頑張り続けること
  4. 堅忍質直(けんにんしっちょく):何事にも我慢強く耐え忍び、飾り気がなくまっすぐなこと
  5. 臥薪嘗胆(がしんしょうたん):困難や挫折を忘れずに常に意識し、目標達成のために努力を続けること
  6. 一期一会(いちごいちえ):一生に一度だけの出会いを大切にし、その瞬間を大事に生きること
  7. 疾風迅雷(しっぷうじんらい):非常に速くて力強い様子を表し、素早く決断し行動すること
  8. 温故知新(おんこちしん):古いものを学びながら新しい知識やアイデアを得ること
  9. 有言実行(ゆうげんじっこう):言葉にしたことを実際に行動に移すこと
  10. 一期一会(いちごいちえ):一生に一度の出会いを大切にすること
  11. 勇猛果敢(ゆうもうかかん):勇気があり大胆に行動すること
  12. 質実剛健(しつじつごうけん):飾り気がなく、実質的で強いこと
  13. 百戦錬磨(ひゃくせんれんま):多くの経験を積んで鍛えられること
  14. 電光石火(でんこうせっか):非常に短い時間や非常に素早いこと
  15. 静寂閑雅(せいじゃくかんが):静かで落ち着いていて優雅なこと
  16. 一意専心(いちいせんしん):一つのことに集中して心を尽くすこと
  17. 真実一路(しんじついちろ):真実を貫くこと
  18. 文武両道(ぶんぶりょうどう):学問と武道の両方に優れていること
  19. 日進月歩(にっしんげっぽ):絶えず進歩・発展すること
  20. 一念発起(いちねんほっき):あることを成し遂げようと決心すること
  21. 切磋琢磨(せっさたくま):仲間同士が互いに励まし合い、向上していくこと
  22. 心機一転(しんきいってん):気持ちを新たにすること
  23. 自給自足(じきゅうじそく):必要なものを自分で作り出し、満たすこと
  24. 無我夢中(むがむちゅう):何かに熱中して我を忘れること
  25. 大器晩成(たいきばんせい):大人物は時間をかけて成功すること
  26. 臨機応変(りんきおうへん):その場に応じて適切な対応をすること
  27. 勇気凛々(ゆうきりんりん):勇気が満ち溢れていること
  28. 和魂洋才(わこんようさい):日本の精神と西洋の知識を兼ね備えること
  29. 全力投球(ぜんりょくとうきゅう):全力で物事に取り組むこと
  30. 前途洋々(ぜんとようよう):将来が希望に満ちていること
  31. 真剣勝負(しんけんしょうぶ):真剣に取り組むこと

2. ことわざから選ぶ座右の銘の例

次に、ことわざから座右の銘を選ぶときの例を紹介します。

こちらは全部で27個あります。

ことわざ
  1. 石の上にも三年:どんなに辛くても我慢して続ければ必ず成果が出るということ
  2. 千里の道も一歩から:大きな目標も小さな一歩から始まるということ
  3. 笑う門には福来る:笑いが絶えない家庭や場所には自然と幸せが訪れるということ
  4. 継続は力なり:続けることで大きな力や成果が得られるということ
  5. 初心忘るべからず:初めての気持ちや謙虚さを忘れずに持ち続けること
  6. 三人寄れば文殊の知恵:一人で考えるよりも、三人集まって考えれば良い知恵が出るということ
  7. 転ばぬ先の杖:失敗しないように前もって準備や注意をすることが大切ということ
  8. 雲外蒼天:困難を乗り越えれば、明るい未来が待っているということ
  9. 勇気を持って一歩踏み出せ:困難な状況でも勇気を持って行動することが大切ということ
  10. 一日一善:毎日一つでも良い行いをすること
  11. 苦あれば楽あり:苦しいことがあれば、その後には楽しいことがあるということ
  12. 出る杭は打たれる:目立つことをすると批判を受けることがあるということ
  13. 鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス:物事は焦らずに待つことが大切ということ
  14. 果報は寝て待て:幸運は焦らずに待つことが大切ということ
  15. 明日は明日の風が吹く:どんなに困難な状況でも、明日には新しい風が吹くということ
  16. 天は自ら助くる者を助く:自分で努力する者には、運命も味方してくれるということ
  17. 二兎を追う者は一兎をも得ず:欲張りすぎると何も得られないということ
  18. 光陰矢のごとし:時の経つのが非常に早いということ
  19. 実るほど頭を垂れる稲穂かな:知識や地位が高くなるほど謙虚になるべきということ
  20. 衣食足りて礼節を知る:生活が安定すると、初めて礼儀や道徳を重んじるようになるということ
  21. 会うは別れの始め:出会いがあれば必ず別れがあるということ
  22. 一を聞いて十を知る:少し聞いただけで多くのことを理解するということ
  23. 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず):狭い世界に閉じこもっていると広い世界を知ることができないということ
  24. 猿も木から落ちる(さるもきからおちる):どんなに得意な人でも時には失敗することがあるということ
  25. 口は災いの元(くちはわざわいのもと):不用意な発言が災いを招くことがあるということ
  26. 二度あることは三度ある(にどあることはさんどある):同じことが繰り返し起こることが多いということ
  27. 石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる):用心に用心を重ねて物事を行うこと

3. 偉人の言葉から選ぶ座右の銘の例

偉人の言葉から座右の銘を選ぶときの例を紹介します。

こちらは全部で30個あります。

偉人の言葉
  1. 「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」 - トーマス・エジソン(発明家)
  2. 「成功する秘訣は、成功するまで決して諦めないことだ。」 - ウィンストン・チャーチル(イギリス首相)
  3. 「自分の人生を生きなさい。他人の期待を生きるな。」 - スティーブ・ジョブズ(アップル共同創業者)
  4. 「困難は分かれ道であり、選択の瞬間だ。」 - マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(公民権運動指導者)
  5. 「未来を予測する最良の方法は、それを創造することだ。」 - ピーター・ドラッカー(経営学者)
  6. 「行動はすべてを語る。」 - ベンジャミン・フランクリン(政治家、発明家)
  7. 「夢を追いかける勇気を持ちなさい。」 - ウォルト・ディズニー(ディズニー創業者)
  8. 「成功への道は、常に工事中だ。」 - リリー・トムリン(女優、コメディアン)
  9. 「恐怖を乗り越えることで自分自身を発見する。」 - オプラ・ウィンフリー(テレビ司会者)
  10. 「勝利は準備された心に訪れる。」 - ルイ・パスツール(科学者)
  11. 「最も難しいことは、自分自身に忠実であることだ。」 - シェイクスピア(劇作家、詩人)
  12. 「人生は挑戦であり、それを楽しむことである。」 - フランク・シナトラ(歌手、俳優)
  13. 「希望とは、暗闇の中で見える光である。」 - デズモンド・ツツ(南アフリカ聖公会の司祭)
  14. 「最も重要なことは、人生を楽しむことだ。それがすべての根源だ。」 - オードリー・ヘプバーン(女優)
  15. 「幸せは、自分自身の内にある。」 - レフ・トルストイ(作家)
  16. 「可能性は無限大だ。」 - トーマス・ジェファーソン(第3代アメリカ合衆国大統領)
  17. 「昨日を振り返るな。明日を見るんだ。」 - ジョン・F・ケネディ(第35代アメリカ合衆国大統領)
  18. 「本当に重要なことは、他人に親切にすることだ。」 - ダライ・ラマ(チベット仏教の指導者)
  19. 「人は夢見ることができる限り、成し遂げることができる。」 - ウォルト・ディズニー(ディズニー創業者)
  20. 「勇気とは、恐怖に対する抵抗であり、恐怖の克服だ。」 - マーク・トウェイン(作家)
  21. 「機会は、準備ができた心に訪れる。」 - セネカ(哲学者)
  22. 「時間は最も貴重な資源であり、それを無駄にしてはいけない。」 - ジム・ローン(自己啓発の講師)
  23. 「信念が人を動かす。」 - マハトマ・ガンジー(インド独立運動指導者)
  24. 「愛は行動であり、言葉ではない。」 - マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)
  25. 「自分の信じることを追い求めなさい。」 - ヘレン・ケラー(作家、教育者)
  26. 「知識は力である。」 - フランシス・ベーコン(哲学者)
  27. 「偉大なことを成し遂げるには、まず夢見ることが必要だ。」 - ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(画家)
  28. 「人は見た目で判断されるが、本当の価値は内面にある。」 - マハトマ・ガンジー(インド独立運動指導者)
  29. 「努力は必ず報われる。」 - ヘレン・ケラー(作家、教育者)
  30. 「一歩一歩が偉大な旅になる。」 - チャールズ・ディケンズ(作家)

4.アニメ・漫画から選ぶ座右の銘の例

アニメや漫画から座右の銘を選ぶのも選択肢の1つです。

以下に12個例を紹介しますが、あなたがお気に入りのアニメ・漫画の名言があるならば、それを紹介するのも良いでしょう。

アニメや漫画
  1. 「努力は日々の積み重ねだ。少しずつでいい、前に進め。」‐竈門炭治郎(鬼滅の刃)
  2. 「永遠というのは人の想いだ人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ」‐産屋敷耀哉(鬼滅の刃)
  3. 「負けたくないことに理由って要る?」‐日向翔陽(ハイキュー)
  4. 「逃げる方が 絶対後からしんどいって事は もう知ってる」‐縁下力(ハイキュー)
  5. 「なやんでるひまに、ひとつでもやりなよ」‐(ドラえもん)
  6. 「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか」‐(ドラえもん)
  7. 「自分ひとりでデカくなった気でいるヤツは、デカくなる資格がない」野原ひろし(クレヨンしんちゃん)
  8. 「それによ……落ちこぼれだって必死で努力すりゃエリートを超えることがあるかもよ」-孫悟空(ドラゴンボール)
  9. 「逃げた事を卑下しないでそれをプラスに変えてこそ、逃げた甲斐があるというものです」-八軒勇吾(銀の匙SilverSpoon)
  10. 「まっすぐ走ってきたつもりがいつの間にか泥だらけだだがそれでも一心不乱に突っ走ってりゃいつか泥も乾いて落ちんだろ」-坂田銀時(銀魂)
  11. 「オレが知りてーのは楽な道のりじゃねェ険しい道の歩き方だ」-うずまきナルト(NARUTO-ナルト-)
  12. 「自分を信じない奴なんかに 努力する価値はない!!!」-マイト・ガイ(NARUTO-ナルト-)

【面接】NGな座右の銘5選

上記で人柄別に座右の銘になりそうな言葉を並べてみました。

自分にしっくりくる言葉は見つかりましたでしょうか?ここからは、NGな座右の銘のポイントについて解説していきます。

NGなものは避けて、できれば好印象にみてもらえる座右の銘を考えていきましょう。

NGな座右の銘5選

1. 自分本位なもの

2. オリジナルのもの

3. 仕事に関係のないもの

4. 一貫性のないもの

5.エピソードが弱いもの

1. 自分本位なもの

「私利私欲」や「自己中心」など、自分本位なものを座右の銘にしてしまうのはNGとなっています。

自分本位な座右の銘にしてしまうと、面接官から協調性がない、他責思考などといったマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

仕事は1人で行うものではありませんから、できれば協調性があることや自責思考の持ち主であることが伝わるような座右の銘を考えてみませんか?そうすることで、相手に与える印象も変わっていきます。

2. オリジナルのもの

人によっては自分で作成した言葉を愛用している方もおられると思いますが、自分で作成した造語を座右の銘とするのは、おすすめしません。

なぜなら、うまく自分の意図を伝えられない可能性が高く、また質問の意図を理解できていないというマイナスなイメージを与えかねないからです。

できれば、上記であげたような、誰でも知っているような四字熟語やことわざで座右の銘を考えていきましょう。

3. 仕事に関係のないもの

座右の銘として、「生きているだけで丸儲け」「今が楽しければいい」「一攫千金」などはおすすめしません。

なぜなら、自分が生きる上での座右の銘にする分にはけっこうですが、企業にアピールするという意味では不適切となるからです。

また、自分の印象を残そうとウケを狙って面白い名言を選ぶような考えもありますが、不適切だと考えます。

面接で活用する座右の銘を選ぶ場合は、仕事をする場を選ぼうとしているので、座右の銘から仕事が連想できそうなものにしましょう。

4. 一貫性のないもの

面接の中で、これまで話してきたことと矛盾した印象を与える座右の銘はNGとなっています。

就活において過去から未来までの一貫性が重要になってきます。

その一貫性を相手に感じさせることができなければ、信頼につながらず怪しまれる可能性が高いです。

だからこそ、ガクチカやパーソナルな質問の回答に即した座右の銘を選ぶようにして、一貫性を相手に感じさせるようにしましょう。

誤用に注意

意味を調べず、表面の情報から予想して的外れな回答をしないように注意しましょう。

四字熟語やことわざによっては、自分の理解と乖離がある可能性がありますので、気に入った言葉があった場合には、その言葉の意味が自分の感じてほしいニュアンスと合っているのか確認しましょう。

自分だけでなく、面接官も誤用にならないために誰もが知っているような四字熟語やことわざを座右の銘にすることが誤用に対処できると考えます。

5.エピソードが弱いもの

面接で座右の銘について話す際に、エピソードが弱いものはNGです。

単に言葉を選んだだけで、それにまつわる具体的な経験や学びが伴っていない場合、面接官に対してその座右の銘を本気で信じているのかという疑問を抱かせてしまいます。

例えば「努力は必ず報われる」という座右の銘を挙げたにもかかわらず、それに関連する具体的な経験や努力を通じて得た成果が何も話せない場合、説得力に欠けます。

言葉自体がポジティブであっても、それが自分の人生にどのように反映されてきたのかが問われるのです。

ただ適当に用意した答えや表面的な言葉と捉えられてしまう恐れもあるため、自分の人生に影響を与えたエピソードに関連する座右の銘を話すようにしましょう。

【面接で座右の銘を伝える】座右の銘を伝える際の例文

ここからは、実際に例文をもとに面接で座右の銘を伝える場面を使用するワードカテゴリーに分けて紹介していきます。

こちらを参考にして、面接で使用できる文を作成してみてください。

例文

四字熟語を使う場合

ことわざを使う場合

偉人の言葉を使う場合

アニメ・漫画を使う場合

四字熟語を使う場合

結論:私の座右の銘は、【日進月歩】です。

根拠:私は、○○の時にこの言葉に出会い、大事にしてきました。

語学学習で行き詰まり、サボってしまいそうな時、この座右の銘を思い出し、自分を立て直すことができました。

結論:この経験のように、日進月歩という言葉を思い出し、日々努力していきます。

ことわざを使う場合

結論:私の座右の銘は、【過ちて改むるに憚ること勿れ】です。

自分への戒めの言葉として大切にしています。

根拠:部活をしていた際に、経験年数が浅い部員から自分の欠点を指摘され、その指摘を中々受け入れることができなかったが、冷静になり、実践すれば結果を出すことができました。

結論:この経験のように、入社後、後輩など誰からでも学ぶ姿勢を大切にしたいと思います。

偉人の言葉を使う場合

結論:私の座右の銘は【いつかはできることは、今日もできる】です。

根拠:この名言はフランスの思想家、モンテーニュの名言です。

私は、○○を目指そうと考えていましたが、中々できず、悩んでいたところで、この言葉に出会いました。

いつか、、、と後回しにせず、今日やろうと前向きに取り組むことができ、見事○○を達成しました。

結論:入社後も成果を出すためにできることを今日やろうという気持ちで努力していきます。

アニメ・漫画を使う場合

結論:私の座右の銘は【努力は日々の積み重ねだ。少しずつでいい、前に進め。】です。

根拠:この言葉は『鬼滅の刃』の竈門炭治郎の言葉です。

私は小学校3年生から野球に取り組んでいますが、大学3年生まで一度もレギュラーになることはできませんでした。

強豪校に進学しましたが、本番に弱く、代打などで出場した際に結果を残すことができなかったのです。

しかし、ふと自分の努力を振り返った際、1年前にはできなかったプレーを当たり前にこなせるようになっていることに気づき、自分の努力は着実に実を結んでいることを実感できたのです。

この日以降、さらに努力を続けた結果、3年生ではレギュラーになれただけでなく、主将にも任命されました。

結論:入社後もこの座右の銘を大切にし、毎日少しでもできることを増やし、将来的には多くの人に頼られる存在になりたいと考えています。

【面接】座右の銘を伝える際の注意点

続いて、座右の銘を伝える際の注意点について紹介します。

以下のポイントを意識せずに話してしまうと、マイナスの印象を与える可能性が高いため、それぞれ覚えておきましょう。

注意点

言葉の意味と選択理由を明確に伝えられるようにする

ありきたりはNG

話し方を意識する

言葉の意味と選択理由を明確に伝えられるようにする

面接で座右の銘について話す際には、その言葉の意味と選んだ理由を明確に説明できることが非常に重要です。

単に四字熟語や難しい表現を使う場合でも「響きが良い」「かっこいい」などの曖昧な理由ではなく、その言葉が自分にとってどのような意味を持ち、どのように行動や考え方に影響を与えてきたのかを具体的に伝える必要があります。

言葉の意味をしっかりと理解しているかどうかは、特に重視されるポイントです。

例えば「初心忘るべからず」という四字熟語を選んだ場合、その言葉の本来の意味を理解しているかが重要です。

この言葉は「初めての気持ちを忘れないことが大切である」という表面的な意味に加えて「成功を重ねても、謙虚な姿勢を持ち続けることの大切さ」を示しています。

このような深い意味を理解した上で、具体的なエピソードを交えて説明できれば、面接官に納得感を与えることができます。

例えば「私は過去のプロジェクトで初めてリーダーとして責任を持った際、この言葉を胸に刻み、リーダーシップを発揮しました」といった具合に、実際の経験を交えながら説明すると良いでしょう。

ありきたりはNG

面接官は、多くの応募者を見てきたため、ありきたりな座右の銘は「この面接のために作ったのかな?」とすぐに見抜かれてしまいます。

初めて聞いた言葉や聞きなれていない言葉のほうが記憶に残るという経験をした方は多いのではないでしょうか。

「継続は力なり」や「努力は必ず報われる」など、誰でも知っている言葉は避けましょう。

自分らしさをアピールするためにも、自分だけのオリジナルの座右の銘を考えてみてください。

ただし、昔から自分の座右の銘を心に強く持っている方は、無理に帰る必要はありませんよ。

話し方を意識する

座右の銘を伝えるときは、以下のようなポイントを意識しましょう。

自分の経験とともに伝える座右の銘には、思い入れがあるのだろうと面接官は感じます。

それを伝えるときに抑揚を持たせたり、言葉と言葉に間隔を持たせたりすることが、座右の銘に深い思いを持っていることをさらに伝えるポイントです。

単調に話したり、気持ちを込めていないと、面接官にはやはり「就活で聞かれるから考えてみただけで本当のことではないのではないか」と思われてしまいます。

そのあとの具体例があっても、最初の印象で面接官は判断してしまいます。

座右の銘を伝える際には、そこに自分の思いを乗せたような話し方ができるよう練習しましょう。

座右の銘は、面接で自分の人柄や価値観をアピールする絶好のチャンスです。ありきたりな言葉は避け、自分らしさをアピールできる座右の銘を決めましょう。また、話し方を意識することで、面接官から高評価をもらうことができます。ぜひ、上記のポイントを押さえて、面接で座右の銘を効果的に伝えてください。

まとめ

今回は、面接での座右の銘に関してまとめてみました。

人柄別で座右の銘にできそうな言葉を並べてみましたがいかがでしたでしょうか?自分にしっくりくる言葉を見付けることができましたか?個人的な考えですが、企業に合わせた座右の銘を答えるのでなく、自分のビジョンや目指すべき言葉のような座右の銘をこの就活で探してみることをおすすめします。

自己分析を深めて、他者との壁打ちを続けることができれば、自分が大事にしている言葉を見付けることが可能です。

その方が、中長期的に見たときに幸せな自分がいると思います。

企業にあわせているだけだと、ミスマッチにつながりかねません。

だからこそ、自分の中でこれだ!と思う座右の銘を探して、それを受け入れてくれる企業を見つけましょう!必ずあると思います。

就活に対する考えは様々あると思いますが、個人的にこんな風に考えています。

後悔のない就活にできるように応援しています。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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