ES(エントリーシート)が書けない人へ|原因7選と書き始める5ステップ【例文3選】

ES(エントリーシート)が書けない人へ|原因7選と書き始める5ステップ【例文3選】
この記事を読んでわかること
  • ES(エントリーシート)が書けないときに最初にやること
  • ESが書けない原因と原因別の対処法
  • 自己PR・ガクチカ・志望動機の書き方
  • ESに書くことがない場合のエピソードの探し方
  • ESを書く時間がない場合の進め方
  • ESが書けないときの相談先
この記事をおすすめしたい人
  • ESを開いたものの1文字目から書けない人
  • 何を書けばいいのかわからない人
  • 自己PR・ガクチカ・志望動機で手が止まっている人
  • 特別な経験がなく、アピール材料がないと感じている人
  • 締切が近く、短時間でESを仕上げたい人

目次[目次を全て表示する]

ES(エントリーシート)が書けないときはどうすればいい?

ESが書けないときに、いきなり完成した文章を書こうとする必要はありません。

まずは「設問で何を聞かれているか」「何を伝えるか」「どの経験を使うか」の3つを整理し、箇条書きから始めるのがおすすめです。

ESが書けない原因は、文章力がないからとは限りません。

実際には、「何を書くか決まっていない」「使うエピソードが整理できていない」「企業との接点が見つかっていない」など、文章を書く前の準備で止まっているケースも多くあります。

ESが書けないときの基本
①設問の意図を確認する
②伝えたいことを1つ決める
③使える経験を箇条書きにする
④文章の型に当てはめる
⑤最後に読み直して整える

①設問の意図を確認する

エントリーシートの執筆で手が止まってしまった際は、まず原稿に向かうのを一度やめて、応募先企業の設問が「一体何を意図して投げかけられているのか」を正しく確認する作業から始めましょう。

企業がエントリーシートを通じて見極めたいと考えているのは、単なる過去の活動報告や華々しい実績の自慢ではなく、壁に直面した際の思考プロセスやあなた固有の人柄です。

採用担当者がどんな能力や価値観をチェックしたいのかという評価基準を理解しないまま書き始めても、話の軸がブレてしまい選考官の心に刺さるアピールにはなりません。

設問の裏側にある企業の狙いを正確に読み解くことこそが、選考通過を引き寄せる的確で説得力あふれる回答を作り上げるための第一歩となります。

応募先企業の採用ページや求める人物像をもう一度精査し、相手の聞きたいポイントに狙いを定めてから文章作成をスタートさせていきましょう。

②伝えたいことを1つ決める

頭の中にある過去の体験から素材を拾い集めたら、その設問を通じて「選考官へ最終的にアピールしたい一番の強みや価値観」を思い切って1つだけに絞り込みます。

自分の魅力をたくさん伝えたいという焦りから複数の強みやエピソードを1つの文章に詰め込んでしまうと、主張がボやけてしまい印象に残らない文章になってしまいます。

「粘り強くやり抜く力」ならその能力だけに焦点を絞り、余計なアピール要素を削ぎ落として主旨を明確に決めることが大切です。

アピールしたい主旨をたった1つに凝縮して提示する決断こそが、文章全体の論理性を研ぎ澄まし選考官へ強烈な印象を残すための決定打となります。

軸となる1つのメッセージを中心に据えてストーリーを展開し、読み手が迷わず理解できるスマートな構成を目指していきましょう。

③使える経験を箇条書きにする

最初から完璧で綺麗な文章を作成しようと意気込んでしまうと、思考がフリーズして書き出しの言葉すら決まらない事態に陥りがちです。

まずは文章の形に整えることを意識せず、これまでの学生生活で経験した出来事や自分自身の具体的な行動、その時の感情の動きをノートに箇条書きで書き出してみましょう。

アルバイトでの接客の工夫や大学の授業での試行錯誤、部活動での地道な取り組みなど、思いつく限りの事実や数字データを紙の上へ整理していきます。

頭の中にある素材を一度すべて書き出して可視化する作業を行うことで、論理的で説得力のある文章を組み立てるための貴重な材料が自然と揃っていきます。

書き出したキーワードを客観的に眺めながら自分の歩みを振り返り、アピールの軸を支える最高の素材を選び出していきましょう。

④文章の型に当てはめる

集めた材料を使って文章を組み立てる際は、就活の基本である「結論・理由・具体的エピソード・入社後の活かし方」という文章の型にそのまま当てはめて作成していきます。

冒頭で「私の強みは〇〇です」と結論を言い切り、その後に直面した課題と自分が起こした泥臭い行動を具体的に書き進めていくことで、誰でも簡単にロジカルな文章が作れます。

自己流の順番で感覚的に書き進めてしまうと、話の展開が不自然になり採用担当者に負担をかけてしまう大きな原因になります。

決まった基本のフレームワークに沿って情報を配置していく工夫が、どんな選考官が読んでも一瞬で理解できる高い説得力を生み出す秘訣となります。

型の順番を守りながら自分の言葉で具体例を書き込み、読みやすさと情熱が両立した最高のエントリーシートへと仕立て上げていきましょう。

⑤最後に読み直して整える

エントリーシートの原稿が一通り完成したら、すぐに提出するのではなく、必ず自分の目で文章全体を音読して最終調整を行う時間が不可欠です。

時間を置いて声に出して読み直してみることで、目視だけでは気づきにくい誤字脱字や冗長な言い回し、論理の飛躍にスムーズに気づくことができます。

「指定された文字数制限の中に綺麗に収まっているか」「選考官に対する感謝と熱意が伝わる言葉遣いになっているか」を厳しくチェックします。

推敲を重ねて細部まで文章を丁寧に研ぎ澄ませる泥臭い作業こそが、雑な書類との差別化を図り選考突破を確実にするための最終仕上げとなります。

自信を持って提出できるクオリティに達するまで妥協なく推敲を繰り返し、内定獲得への第一歩となる完璧な書類を完成させて提出しましょう。

ESが書けないときはまずこの5ステップ

STEP1.設問で何を聞かれているか確認する

最初に、設問の意味を整理しましょう。

例えば、自己PRであれば「あなたの強み」、ガクチカであれば「どのような経験に取り組み、どう行動したか」、志望動機であれば「なぜその企業で働きたいのか」が中心です。

設問に対して何を答えるべきかが曖昧なまま文章を書き始めると、途中で何を書けばよいかわからなくなりやすいです。

STEP2.伝えたいことを1つ決める

一つの回答に複数の強みやエピソードを詰め込む必要はありません。

例えば自己PRなら「継続力」、ガクチカなら「相手の状況を考えて行動した経験」のように、まず一つに絞りましょう。

伝えたいことが決まると、使うエピソードも選びやすくなります。

STEP3.使えそうな経験を箇条書きにする

文章を書く前に、使えそうな経験を箇条書きにします。

例:アルバイト経験
・カフェで2年間勤務
・新人教育を担当
・新人がすぐ辞めることが課題だった
・マニュアルを整理した
・質問時間を毎回設けた
・新人が一人で業務できるまでの期間が短くなった
・相手に合わせて教えることの重要性を学んだ

この段階では、きれいな文章にする必要はありません。

まず事実を出し切り、あとから必要な情報を選ぶ方が書きやすくなります。

STEP4.結論→具体例→学びの順で文章にする

材料が出そろったら、文章の型に当てはめます。

基本の型
結論
↓
背景・理由
↓
具体的な経験・行動
↓
結果
↓
学び・現在・入社後

最初から完璧な表現を探すのではなく、まず意味が伝わる文章にすることを優先しましょう。

STEP5.最後に読み直して整える

下書きができたら、文章を整えます。

「同じ内容を繰り返していないか」「設問に答えているか」「一文が長すぎないか」「誤字脱字がないか」を確認してください。

一度声に出して読むと、読みにくい部分や不自然な表現にも気づきやすくなります。

ESが書けない原因7選と対処法

ESが書けない原因は人によって異なります。

まず自分がどこで止まっているのか確認してみましょう。

書けない原因 対処法
何を書けばいいかわからない 経験を箇条書きにする
自分の強みがわからない 過去の行動パターンを振り返る
文章の作り方がわからない 型に当てはめる
志望動機が書けない 企業研究と自分の経験の接点を探す
設問が難しい 企業が何を知りたいのか言い換える
時間がない 共通で使える素材を先に作る
完璧に書こうとして進まない まず下書きを作り、あとから修正する

何を書けばいいかわからない

ESを開いて手が止まる場合は、文章ではなく材料が不足している可能性があります。

まずは過去の経験を「大学」「高校」「アルバイト」「サークル」「授業」「趣味」などに分けて書き出しましょう。

自分の強みがわからない

「リーダーシップ」「コミュニケーション力」などの言葉から探すのではなく、自分が普段どのように行動するかを振り返ります。

例えば、「人から頼まれたことは最後までやる」「初めての環境でも自分から話しかける」「細かいミスに気づきやすい」なども強みにつながります。

文章の作り方がわからない

文章力を身につけてからESを書く必要はありません。

まずは結論・具体例・学びの型に当てはめることで、文章を組み立てやすくなります。

志望動機が書けない

志望動機が書けない場合は、企業について知らないことが原因になっている場合があります。

事業内容、仕事内容、企業理念、採用サイト、社員インタビューなどを確認し、「自分が興味を持った点」と「過去の経験・価値観」が重なる部分を探しましょう。

志望度が高いように見せるために理由を作るのではなく、自分が本当に共感できる点や、働きたいと思った理由を具体化することが重要です。

設問が難しい

抽象的な設問は、まず簡単な言葉に言い換えます。

例えば「あなたらしさを表す経験を教えてください」であれば、「自分の特徴が最も出た経験は何か」と考えると整理しやすくなります。

ESを書く時間がない

企業ごとにすべてゼロから作ると時間がかかります。

自己PRやガクチカは基本版を作っておき、企業ごとの設問や文字数に合わせて調整すると効率的です。

完璧に書こうとして進まない

最初から提出できる文章を目指すと、一文目で悩み続けてしまうことがあります。

まずは内容が60〜70%伝わる下書きを作り、その後に言葉や構成を修正しましょう。

ESに書くことがない・アピールできる経験がない場合は?

「大会で優勝した」「海外留学をした」「長期インターンで大きな成果を出した」といった特別な経験がなくても、ESは書けます。

企業が知りたいのは、経験の派手さだけではなく、その経験の中で何を考え、どのように行動したのかです。

日常の経験から探す

経験 アピールにつながる例
アルバイト 接客改善、新人教育、ミス削減、周囲との連携
授業・ゼミ 発表準備、研究、グループワーク、課題解決
サークル 企画、調整、イベント運営、メンバー支援
資格勉強 計画性、継続力、学習方法の改善
趣味 継続、工夫、発信、コミュニティ活動
日常生活 家族のサポート、時間管理、習慣化

成果ではなく「行動」を見る

「売上を20%上げた」のような成果がなくても問題ありません。

例えば、「新人が困っていたため説明資料を作った」「グループワークで意見がまとまらなかったため、一人ずつ意見を聞いた」など、自分で考えて取った行動は立派なエピソードになります。

ESに書くことがないときの経験の見つけ方

エントリーシートを作成しようとしても、アピールできるような特別な体験談が見つからず原稿が進まないと悩む就活生はとても多いです。

しかし企業が求めているのは華々しい実績そのものではなく、日常の課題に対してあなたがどのように考え行動したかという人柄や思考のプロセスです。

自分自身の過去の歩みを丁寧に振り返り、選考官の心に深く刺さる魅力的なエピソードを発掘するための具体的な方法を分かりやすく解説していきます。

アルバイト・授業・サークルなど日常の経験を振り返る

エントリーシートに書く題材を探す際は、全国大会出場や留学といった特別な経験を探そうとするのではなく、自分が学生生活で多くの時間を費やした身近な日常に目を向けることが大切です。

毎日のアルバイトでの接客の工夫や、大学の授業でのグループワーク、サークル活動での地道な役割など、どんなに小さな出来事であってもアピールの立派な素材になります。

自分が当たり前のようにこなしていた業務や活動の中にこそ、あなた固有のこだわりや人柄が色濃く表れている場面が必ず隠されているからです。

特別な出来事に固執せず日常の足跡を丁寧に思い返してみることこそが、自分だけの真実のエピソードを掘り起こすための最も確実な第一歩となります。

スケジュール帳やスマートフォンの写真を見返しながら自分の行動を整理し、等身大の自分を表現できる最高の題材を自信を持ってピックアップしていきましょう。

経験を「背景・課題・行動・結果」に分けて整理する

アピールしたい経験の候補が見つかったら、その体験談を「背景・課題・行動・結果」という4つの構成要素に細かく分解してノートに整理していきます。

当時の状況(背景)においてどのような問題(課題)が発生し、それに対して自分自身がどう考え動いたか(行動)、最終的にどうなったか(結果)を客観的に可視化します。

このように要素を切り分けて整理することで、頭の中に散らばっていた思い出が論理的な文章構成へと組み立てやすくなります。

体験談をフレームワークに沿って論理的に整理する工夫が、選考官にとって読みやすく説得力あふれる文章を作り上げるための強力な土台となります。

出来事のディテールを丁寧に洗い出し、ビジネスの現場でも通用するロジカルなストーリーの骨組みをしっかりと構築していきましょう。

成果の大きさではなく自分なりの工夫や行動を探す

エントリーシートの素材を選ぶ際に多くの就活生が陥りがちな間違いは、「売上を倍増させた」といった成果のスケール感だけでエピソードの良し悪しを判断してしまうことです。

採用担当者が選考の現場で見極めようとしているのは他者と比較した実績の大きさではなく、直面した壁に対してあなたがどのような仮説を持ち泥臭く試行錯誤したかというプロセスの質です。

たとえ目立つ結果を残せていなくても、現状を良くするために自分なりに知恵を絞り足を動かした経験があれば選考官から高い評価を獲得できます。

結果の華やかさに惑わされることなく自分の内面のアプローチに光を当てることが、入社後も自走して活躍できるポテンシャルを力強くアピールする鍵となります。

自分だからこそ取れた具体的な行動の足跡を自信を持って書き込み、採用担当者が深く納得する最高のエントリーシートを完成させていきましょう。

ESを書く前に用意しておきたい3つの材料

1.自分の強み・価値観

自己PRや志望動機の土台になります。

「自分はどのような場面で力を発揮しやすいか」「仕事で何を大切にしたいか」を簡単に整理しておきましょう。

2.使えるエピソード

ガクチカ、自己PR、長所、失敗経験などに使える経験を3〜5個程度メモしておくと、企業ごとの設問にも対応しやすくなります。

箇条書きで構わないので、「状況・課題・自分の行動・結果・学び」まで残しておきましょう。

3.企業との接点

志望動機を書くためには、企業研究が必要です。

企業の特徴を並べるだけではなく、「その企業のどこに魅力を感じたのか」「自分の経験・価値観とどうつながるのか」を考えます。

【設問別】ESが書けないときの型と例文3選

自己PRの型

自己PRの基本構成
①私の強みは〇〇です
②強みが表れた経験
③その時の課題・行動
④結果
⑤仕事でどう活かすか

自己PRの例文

私の強みは、相手の状況に合わせて行動を変えられる点です。

大学時代、個別指導塾でアルバイトをしていました。担当した生徒の中に、質問することが苦手で、わからない部分をそのままにしてしまう生徒がいました。

そこで、授業の最後に「今日わかりにくかったこと」を一緒に振り返る時間を作り、質問しやすい環境を整えました。

その結果、徐々に生徒から質問が増え、自分から学習に取り組むようになりました。

この経験で身につけた、相手の様子を見ながら方法を調整する力を、仕事でも周囲とのコミュニケーションに活かしたいと考えています。

ガクチカの型

ガクチカの基本構成
①何に取り組んだか
②目標・課題
③自分が考えたこと
④行動
⑤結果・学び

ガクチカの例文

学生時代に力を入れたことは、カフェのアルバイトで新人教育を改善したことです。

当時、新人が業務を覚えるまでに時間がかかり、忙しい時間帯に質問が集中することが課題でした。

原因を振り返ると、教える人によって説明内容が異なっていたため、よく質問される業務をまとめた簡単なマニュアルを作成しました。

さらに、勤務後に5分間の質問時間を設けることを提案しました。

その結果、新人が自分で確認できることが増え、勤務中の質問も減りました。

この経験から、問題が起きた時には個人の努力だけでなく、仕組みそのものを見直すことが重要だと学びました。

志望動機の型

志望動機の基本構成
①志望理由
②そう考えるようになった経験・価値観
③なぜその企業なのか
④入社後に取り組みたいこと

志望動機の例文

私は、顧客の課題に寄り添いながら長期的な関係を築く営業に携わりたいと考え、貴社を志望しています。

塾講師のアルバイトでは、生徒ごとに苦手分野や学習方法が異なるため、一人ひとりに合わせて教え方を変えることを大切にしてきました。

この経験から、相手の状況を理解したうえで提案する仕事に魅力を感じるようになりました。

中でも貴社は、〇〇という事業を通じて顧客と継続的に関係を築いている点に魅力を感じています。

入社後は、相手の話を丁寧に聞く姿勢を活かし、顧客の課題解決に貢献したいです。

ESを書く時間がないときの対処法

自己PR・ガクチカの基本版を作る

自己PRとガクチカは、企業が変わっても自分の経験そのものは大きく変わりません。

まず基本となる文章を作り、企業ごとの文字数や設問に合わせて調整すると効率的です。

200字・300字・400字版を用意しておく

同じエピソードでも文字数指定は企業によって異なります。

あらかじめ複数の文字数で準備しておけば、締切が重なった場合にも対応しやすくなります。

志望動機は企業ごとに調整する

志望動機まで完全に使い回すのはおすすめできません。

自分の軸や経験は共通でも、「なぜその企業なのか」は採用サイトや事業内容を確認し、企業ごとに調整しましょう。

設問を最初に全部確認する

一問ずつ完璧に仕上げるより、最初にすべての設問を見て、使えそうな経験を割り振ると効率的です。

締切順に優先順位を決める

複数社のESが重なっている場合は、提出期限と志望度を確認して優先順位をつけます。

どうしても間に合わない場合は、提出条件や企業への問い合わせ可否を確認したうえで判断しましょう。

書いたESを読みやすくするチェックポイント

提出前チェック
  • 設問に答えているか
  • 最初に結論が書かれているか
  • 一つの回答に内容を詰め込みすぎていないか
  • 自分が何をしたかがわかるか
  • 抽象的な言葉だけになっていないか
  • 事実と異なる数字・実績を書いていないか
  • 「です・ます調」「だ・である調」が混ざっていないか
  • 誤字脱字や企業名の間違いがないか
  • 指定文字数を超えていないか

文体は統一する

「です・ます調」と「だ・である調」のどちらを使っても構いませんが、一つの回答の中で混在しないようにしましょう。

文字数を無理に埋めようとしない

「必ず8割以上書かなければならない」といった絶対的なルールはありません。

重要なのは、指定文字数を超えず、設問に必要な情報を過不足なく伝えることです。

極端に短い場合は、具体的な行動や背景、学びが不足していないか確認しましょう。

誤字脱字だけでなく内容も見直す

誤字脱字はできる限り避けるべきですが、一つの誤字だけで選考結果が決まると断定することはできません。

企業名や商品名などの固有名詞は特に注意し、提出前に必ず確認しましょう。

ESが書けないときの相談先

友人・家族

自分のことをよく知る人に話すことで、自分では気づいていなかった強みや経験を思い出せる場合があります。

完成した文章を書いてもらうのではなく、「自分のどんなところが印象に残っている?」「昔と比べて何が変わった?」と質問し、材料を引き出してもらうのがおすすめです。

大学のキャリアセンター

キャリアセンターでは、自己分析、ES添削、面接練習などの支援を受けられる場合があります。

大学によって利用方法や予約状況が異なるため、早めに確認しておきましょう。

OB・OG

志望企業や業界で働くOB・OGに相談できる場合は、仕事内容や業界への理解を深めるのに役立ちます。

ESそのものを代筆してもらうのではなく、仕事内容や企業理解について質問し、志望動機の材料を増やしましょう。

就活エージェント

就活エージェントに相談する場合も、完成品を代わりに書いてもらうのではなく、自分の経験を整理したり、下書きを添削してもらったりする使い方がおすすめです。

自分では気づいていない強みやエピソードを質問形式で掘り下げてもらえることもあります。

ESが書けない人からよくある質問

ESが1文字も書けないときはどうすればいい?

文章から始めず、設問に関係する経験を箇条書きにしてください。

「いつ」「何をした」「困ったこと」「自分がしたこと」「結果」「学び」の6項目を埋めるだけでも、文章の材料がそろいます。

ESに書くことが何もない場合は?

特別な実績を探す必要はありません。

アルバイト、授業、サークル、資格勉強、趣味、日常生活などから、自分が考えて行動した経験を探しましょう。

自己PRとガクチカは何が違う?

自己PRは「自分の強み」を伝える設問、ガクチカは「ある経験にどう取り組んだか」を伝える設問です。

同じエピソードを使うこともできますが、自己PRでは強み、ガクチカでは課題・行動・学びを中心に書き分けます。

志望動機がどうしても思いつかない場合は?

企業研究をしても自分との接点が見つからない場合は、その企業をなぜ受けたいのか改めて整理してみましょう。

仕事内容、顧客、事業、社風、働き方などの中から、自分が興味を持てる点と過去の経験をつなげて考えます。

AIを使ってESの下書きを作ってもいい?

AIをアイデア整理や添削に使うことはできます。

ただし、AIが作った経験や実績をそのまま使わず、必ず自分の事実・考え・言葉に直しましょう。

ESは何日前から書けばいい?

必要な時間は設問数や企業研究の進み具合によって異なります。

提出直前に初めて設問を見るのではなく、募集開始後に早めに設問と締切を確認し、余裕を持って下書きを始めるのがおすすめです。

人に添削してもらってもいい?

問題ありません。

むしろ、自分では気づきにくい読みにくさや説明不足を見つけてもらえることがあります。

ただし、相手に文章をすべて書き換えてもらうのではなく、指摘を参考に自分で修正することが大切です。

まとめ|ESが書けないときは文章ではなく「材料集め」から始めよう

ESが書けないからといって、文章力がないとは限りません。

多くの場合は、「何を伝えるか」「どの経験を使うか」が整理できていないため、文章にできない状態になっています。

まず設問の意図を確認し、経験を箇条書きにしてから、結論・具体例・学びの順に文章へ整えてみましょう。

特別な経験や華やかな実績がなくても、自分が考え、工夫し、行動した経験はESの材料になります。

一度で完璧に書こうとせず、下書き→見直し→添削を繰り返しながら、自分の経験と考えが伝わるESに仕上げていきましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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