就活を考える上で、教育業界に興味がある人も多いのではないでしょうか?
その中でも、教職をとり、先生を目指すというよりは教育を扱う企業に就きたいと考える人や、学校の事務として関わりたい人もいるのではないでしょうか。
実際の大学生活で事務の方にお世話になったり、相談に乗ってもらったりした経験から自分も大学の事務を志す人もいると思います。
この記事では、大学の事務における志望動機の書き方を紹介しますので、ぜひ読んでいただき、良い志望動機を書けるようにしましょう。
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【大学事務】そもそもどんな職業?理解を深めよう!
大学の事務は大学全般に関わる業務を行う職業です。
さまざまな課に分かれており幅広い業務を行っており所属する課によって大きく変わります。
また、ずっと同じ課にとどまり、同じ仕事をするのではなく、数年ごとに所属する課や担当業務が変わります。
主な事務の仕事として挙げられるのは「窓口業務」や「教材の管理・発注」「広報活動」「経理」などがあります。
【大学事務】志望動機では求められる能力をアピールしよう!
大学事務に応募する際、志望動機には、就活生に求められている能力をアピールできるかどうかが大切です。
ここでは、大学事務の業務に求められる能力はどんな能力なのか、4つ紹介します。
1. コミュニケーション能力
大学の事務で働く場合、コミュニケーション能力は必須となります。
学生課や就活支援課などに配属になると、学生や留学生などとコミュニケーションをとる必要があります。
さらに、大学の生徒だけでなく、入学を希望する高校生や、保護者などと接する可能性もあります。
また、学生と関わりが薄い課であっても、同じく大学で働く職員や、教育機関、企業など、さまざまな外部との関わりが必要とされます。
大学事務において、活かせる強みとして挙げられるのは、コミュニケーション能力です。
先ほども述べたように、大学では、学生や職員だけでなく他大学や、研修者、留学生やこれから進学を考えている高校生、保護者などと幅が広いです。 さらに、課によっては地域の関係者や企業などともコミュニケーションをとる必要があります。そのため、コミュニケーション能力のアピールはとても重要になります。
大学時代に取り組んだ、他大学との交流やアルバイトなどの外部との関わりや、留学生との関わりなどの具体的なエピソードを活用することで説得力をあげましょう。
2. PCのスキル
事務職では、書類作成や経理処理、労働管理といった仕事が基本とされています。
書類の作成や経理処理、勤務管理はPCを用います。
特に多用されるのはExcelです。
大学でなくても学校の事務の求人情報を見ると必要なスキルにExcelが明記されてある場合が多いため、基本的な使い方を身につけておきましょう。
また、広報に関わる業務についた場合には、広報に関わる資料の作成や、WEBサイトの運営などの業務を行う場合があります。
高度な技術は必要とされませんが、基本的なスキルや使い方は取得しておきましょう。
3. 作業におけるスピードと正確性
事務職においてスピードと正確性は必須とされます。
書類を期限内に処理することは、もちろん重要ですが、入力ミスや計算ミスがないか十分に確認することも怠ってはいけません。
また、日々の業務は一つの事だけでなく、さまざまなことも同時進行で行わなくてはなりません。
例えば、学生と接する業務を兼ねている業務の場合などは、学生対応と同時並行で業務を行わなければなりません。
このように、マルチタスクスキルも重要になってきます。
4. スケジュールを管理する力
大学の事務では、スケジュールを管理する能力は必須です。
書類や資料の提出期限の把握などは必須になります。
さらに外部とのイベントや、打ち合わせなどがある場合はその予定を組み管理する必要があります。
生徒との距離が近い業務についた場合は、不定期で対応をしなくてはならない場合があります。
そのため、余裕をもったスケジュールを組む必要があります。
【大学事務】志望動機を書く際にやるべきこと
いきなり志望動機を書こうとしても躓いてしまうことが多いですよね。
志望動機を書く前に、「なぜ大学の事務を志望するのか」「なぜその大学の事務に応募したのか」といった理由や、自分が活かせるスキルを整理しておくことが重要です。
1. なぜ大学事務を志望するかを整理する
志望動機では、なぜ、大学事務として仕事がしたいかをはっきりさせることが重要です。
自己分析や過去の自分を振り返ることで自分が大学の事務職に興味がでた経緯や動機、エピソードを書き出しましょう。
この理由を整理することで、自分がどのようなところに魅力を感じ大学の事務として貢献していきたいと思ったのかを明確にすることができ、志望動機の軸を作ることができます。
2. なぜその大学の事務なのかを明確にする
大学の事務といっても、大学は沢山存在します。
志望動機を書く際には、なぜ他の大学ではなく、この大学である必要があるかを明確にする必要があります。
この理由を明確にしていくためには、志望する大学の分析をすることが重要です。
志望する大学がどのような取り組みを行っているか、自分がこの大学のどこに魅力を感じているかを書き出しておきましょう。
3. アピールできる資格やスキルを確認する
大学の事務を志望する上で、必要とされる資格はありません。
しかし、先ほども述べたようにWord・Excel・PowerPointなどの基本的なパソコンのスキルは必要です。
また、留学生と接する機会もあるため、英語などの語学を学んでおくと良いでしょう。
大学在学中に、スキルを磨いておきましょう。
【大学事務】志望動機でアピールすべきポイント
大学の事務ではどのような、自分の強みを活かせるのでしょうか。
大学事務に求められる力は何かを理解することで、自分の強みとの共通点を見つけ、志望動機を書く際に活かしましょう。
1. 人に頼られる力
大学の事務では、一般的な事務作業に加えて、学生のサポート役となる業務も多くあります。
そのため、学生の悩みに対して丁寧に対応することが重要になります。
ゼミや学生団体などで、人の悩みの解決に導いた経験がある場合は積極的にアピールしましょう。
2. 教育現場への思い
一般の企業ではなく、教育現場で教育に関わりたいという理由を明確にすることで情熱をアピールすることができます。
自分がなぜ大学という環境に関わっていきたいと思ったのか、動機やエピソードを語れるようにしましょう。
3. 国際的な視野
大学には様々な国からの留学生が通っており、留学生へのサポートも必要になります。
また、近年は大学においてもグローバル化も求められているため、文化や習慣に対して国際的な視野を持つ必要があります。
そのため、留学などの経験や、英語などの語学に打ち込んだ経験もアピールに繋げることができます。
【大学の事務で働くには?】大学事務の志望動機の例文
大学事務を志望する際の例文を紹介します。
志望動機を書く際に役立てましょう。
例文1
2つ目は、貴学のグローバル人材の育成に力を入れている点に感銘を受けたからです。 私は、留学生と関わる学生団体に所属し、留学生の勉強に対する姿勢や幅広い知識に多くの刺激を受けました。 この経験から、貴学の特色を活かして多くの学生に、異文化に交流する機会をもうけ、国際社会で活躍する人材育成に関わり社会に貢献していきたいと考えています。
例文2
私が貴校の大学事務を志望する理由は、貴校が実施している充実した学生サポートに魅力を感じたからです。
学生生活で経験した様々な学問や地域活動を通じ、自己成長の大切さを実感しました。 私はこれらの経験を活かし、学生が学びに集中できる環境を提供する手助けをしたいと考えています。 貴校の一員として、学生の可能性を広げるサポートを行いたいです。例文3
私が貴校の大学事務を志望する理由は、学生が活躍できる環境を提供していることに感動したからです。
私自身、学生時代に大学事務の皆さんの支えがあって多くを学ぶことができました。 その経験を生かし、次世代の学生が同様に恵まれた環境で学べるよう努めたいと思います。例文4
貴校の大学事務を志望する理由は、豊かな教育リソースと学生支援に引かれたからです。
教育の質を向上させるためには裏方の努力が不可欠であり、私はこの重要な役割を担うことで、学生たちがより良い学びの場を得られるよう支援したいと考えています。例文5
貴校の大学事務に興味を持ったのは、革新的な学生支援プログラムを持っているからです。
私は、学生が自らの才能と可能性を最大限に引き出せるよう、積極的に支援する環境を作りたいと考えています。 具体的には、キャリア支援や学習環境の改善に関わりたいです。例文6
私が貴校の大学事務を志望するのは、学生一人ひとりに寄り添う貴校の姿勢に共感したからです。
個々の学生の成功を支えるためには、細やかなサポートが求められます。 私はこのサポートを提供することで、学生たちの大学生活が充実したものになるよう努めたいと思います。例文7
貴校の大学事務職に応募する理由は、貴校の国際的な教育環境と多文化共生の推進に感銘を受けたからです。
私自身、異文化交流の経験が豊富で、これを生かして国内外の学生が互いに刺激を受けながら成長できる環境を支援したいと考えています。【大学事務】自分が通っていた大学に応募すると有利?
ぶっちゃけ、自分が通っていた大学に応募する方が、他の大学に応募するよりも合格率が上がります。
なぜならば、大学への理解度が高い、と判断されるためです。
大学事務に限った話ではないですが、新卒の就職活動では、業界研究・企業研究が重視されます。
つまり、自分が受ける応募先に対する理解が求められているのです。
大学事務に応募する際にも、その大学への理解度はとても重要です。
そのため、その大学の卒業生の方が有利になるのは自然でしょう。
在学中に在学生に向けたインターンシップがあることも
筆者が通っていた大学では、夏休みの間に、所属している学生向けに大学の課でインターンシップを募集していました。
その際、エントリーシートが必要であり、志望動機などを書く必要がありました。
もし自分が通っている大学を志望する際は、大学からの情報をこまめにチェックして、早めに志望動機を考えてエントリーしましょう。
また、教授に相談することでチャンスを掴める可能性もあるため、大学職員を志望することを伝えましょう。
【大学事務】志望動機の書き方まとめ
この記事では、大学事務に新卒で応募する際の志望動機の書き方について、ポイントややるべきこと、例文を徹底解説してきました。
大学事務になりたい!という方は、ぜひこの記事を参考にして志望動機を完成させてみてください。
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明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート