二次面接で何が聞かれるのか?二次面接に向けた対策を紹介

二次面接で何が聞かれるのか?二次面接に向けた対策を紹介

はじめに

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就職活動において、面接に苦戦する人は少なくありません。

特に選考が進むにつれて、質問される内容も個人的なものになってきます。

残るためには、それらの質問で自分の個性をアピールしなくてはいけません。

事前の準備をしっかりと行い、うまくアピールする必要があります。

また、一次面接に通ったからといって油断は禁物です。

あくまでもまだ選考の過程ということを念頭に置いておきましょう。

今回は、二次面接について紹介します。

くわしく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

二次面接とは?

二次面接は、企業の理想像に当てはまっているかどうかを見極めています。

対策として、企業のホームページなどをきちんとチェックしておきましょう。

企業の価値観を理解し、それに近い人材であるとアピールすることが可能です。

言い換えると、付け焼き刃な答えはすぐに見抜かれてしまうため、油断せずに自分なりの意見を述べてください。

それくらい、お互いにとって大切な選考過程ということです。

また「実際に働いたらどのように活躍するか」といった具体的な案を考えておきましょう。

二次面接では、実務的で将来にフォーカスを置いた質問がほとんどであり、ただ笑顔でハキハキと答えるだけでは、意味がありません。

質問に対して、内容がある返しをしっかり準備しておきましょう

二次面接では何が聞かれるのか?

二次面接を受けるにあたり、事前の準備は必要不可欠です。

その場しのぎで何とかなる、といった甘い考えは捨てましょう。

特に個人に対する質問に関しては、自分なりの答えを準備しておくことがおすすめです。

ネットなどから拾ってきた他人の言葉では意味がなく、実際に面接官の印象に残りにくいでしょう。

面接官は、人材の個性を見極めたいと思っています。

企業研究を重ねて、うまくアピールしましょう。

特に将来に対する考えを述べられるかが大切です。

具体的に聞かれる内容を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

入社に対する意思

企業側としては、内定通知後に辞退されることを恐れています。

実際に採用に掛けるコストは、かなり大きいでしょう。

応募者のもっている個性と業務がかみ合うのかきちんと見極める必要があります。

実際に入社意欲に関する質問をしてくる面接官は多くいます。

いくら優秀な人材でも、意欲がなければ業務は長続きしません。

一次面接と同様にやる気をしっかりとアピールしましょう。

受け答えの態度など基本的な部分も引き続き見られているため、決して油断してはいけません。

内容を重視することに加えて、話を聞く姿勢なども意識してください。

むしろ質問へ答えることに注力しすぎると、かえって自分勝手な印象を与えかねません。

基本を忘れずに、真摯に面接官と向き合いましょう。

一次面接の深掘り

二次面接では、一次面接やESに対する一貫性の有無が問われます。

先ほど紹介したように、企業に対して適性があるかを見極めることが主な目的です。

基本的に矛盾が生じない回答や態度が求められるでしょう。

したがって、どこかのサイトからコピペしたような答えはまったく意味がなく、うまく質問に答えれば良いわけではありません。

たとえ話すことに苦手意識があっても、誠実な態度というのは伝わります。

実際にしっかりと自分の言葉で紡いだ答えは、印象に残りやすいでしょう。

同時に自分の人柄をアピールできる機会です。

一次面接のことを振り返りながら準備を進めてください。

企業によっては一次面接の内容が、引き継がれている可能性があります。

自分の考えをあらためて整理し、面接に臨みましょう。

キャリア計画について

将来どのような人物になりたいか、具体的な答えを準備しておきましょう。

キャリア計画を述べることで、企業側も採用のイメージをしやすくなります。

企業としても、方針と見合う人物であるかどうかを見定める材料にも使えます。

実際に新人の採用や研修など、将来の投資を重視する企業も少なくありません。

そのために将来のキャリアについて質問するのです。

しかし、自分のキャリアをイメージしにくいと感じる人も多いでしょう。

その際は、企業のホームページにある、先輩の話などを参考にしてみてください。

1つのロールモデルとして、そこからキャリア計画を考える方法もあります。

また、企業研究にもつながり、面接でも話題にしやすいでしょう。

情報を自分なりにまとめてみてください。

一次面接と二次面接の違いは?

これまでは、二次面接についてくわしく紹介してきました。

実際に将来中心の質問をされる場合がほとんどであるため、しっかり応えられるように準備を進めておきましょう。

また、企業によって一次面接の内容が二次面接に引き継がれているケースがあります。

その際は、内容が矛盾しないように一貫性をもたせるように心がけましょう。

さらに一次面接での流れをくんで、質問を掘り下げてくる場合があります。

同じような内容にならないよう、話の軸を変えることが大切です。

具体的な違いを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

評価ポイント

まず前提として、評価するポイントが違います。

一次面接は社会人としてのビジネスマナーや人柄が重視されました。

また、コミュニケーション能力などの基本的なスキルも評価の対象です。

実務的というより、一緒に働きたいかどうかが主な判断基準でしょう。

だからといって、態度が横柄になっていては意味がありません。

面接はあくまでも選考の過程にすぎないため、油断は禁物です。

一次面接の流れをしっかりとくんだうえで、二次面接へ臨んでください。

二次面接では、企業の社風や業務に対する適性の有無が評価基準であり、どちらかというとこちらのほうが、将来軸の内容が多いでしょう。

実際にまだ起きていないことを話すのが難しいと感じる人もいるかもしれませんが、先見の明がある人材は業種を問わず重宝されます。

完璧でなくとも、自分の言葉で将来の考えを述べるように意識してください。

面接官

一次面接は、若手社員や人事部の採用担当が面接官を務めることが多々あります。

実際に年齢が近いことで、よりその人の素が出やすい傾向にあります。

このことから、いかに人柄や個性を重視し、選考しているかがわかるでしょう。

実際に、企業にとって利益のある人材かどうかを判断されるのは二次面接からです。

二次面接は、業務を深く理解している責任者や役員、管理職の社員が務めます。

だからといって、特別に緊張する必要はありません。

面接官には一次面接での情報を渡されている場合がほとんどです。

ある程度応募者の人柄がわかった状態でスタートしています。

したがって、過剰に個性をアピールする必要はありません。

きちんと将来に対する考えを述べられれば、問題はないでしょう。

応答に対する深掘り

質問内容自体は、一次面接とあまり差はない可能性も高いですが、一次面接と比較し掘り下げた質問される可能性があります。

繰り返しになりますが、一次面接の流れをくんだ内容であることがほとんどです。

余裕がある場合は、一次面接で答えた内容を復習しておいてください。

反省という意味も込めて、面接直後にメモするのも良いでしょう。

いずれにせよ、事前に準備することが必要不可欠であり、選考に進んだからと言って油断せず、気を引き締めてください。

特に同じ内容を繰り返すことは、避けましょう。

考えがないような浅い人物という印象を与えかねません。

無謀だと感じられてもきちんと自分の将来についてのキャリアを述べる必要があります。

まずは、自分の意見を堂々と述べることが大切です。

二次面接に向けての対策

これまでは、一次面接と二次面接の違いについてくわしく紹介しました。

実際に質問内容自体に大きな変化はありませんが、話の軸がより将来に向けてのものになる可能性が高いです。

また、内容をさらに掘り下げてくることも多いでしょう。

きちんと答えられるように、対策を進めておいてください。

特に面接では、質問をある程度予測しながら、準備を進めることが大切です。

自分の意見を臆せず述べられるようにしましょう。

具体的な対策方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください

ESや一次面接の深掘り

自分の意志がしっかりとある人は、常に主張に一貫性をもっています。

主張が揺らぐことなく、より明確な言葉で意見を述べることが可能です。

だからこそ、人を惹きつける魅力や個性があるのでしょう。

もちろん常に主張が正しいというわけではなく、その主張を変える柔軟性が必要とされる場面も存在します。

しかし、就職活動においては、そうした個性が有利に働きやすい傾向があります。

実際に二次面接では、一貫性の有無を見定める質問されることが多いでしょう。

あらためてESや一次面接の内容を振り返ってみてください。

まずは、自問自答を繰り返すことが大切です。

あわせて企業分析も忘れずに行ってください。

自分の考えと企業理念は近いほうが、面接官の印象に残りやすくなります。

企業研究

二次面接では、企業適性があるかを評価します。

だからこそ、入社意欲の有無や一次面接の内容を掘り下げてくるのです。

特に自分のキャリア計画に関する質問は重視されるので意識しておいてください。

それくらい企業側にとって大切な質問であるため、なるべくあいまいな回答は避けましょう。

具体的かつ明確な答えが提示できるように意識してみてください。

特に新人育成に投資するコストが高い企業ほど、具体的な回答を求めてきます。

時間やお金を掛けて育成するほどの人材がどうかを見極めているのです。

わざわざコストを掛けたのに、辞職されてしまっては利益につながりません。

企業としては、途中での離職を防ぐために人材を判断する必要があるため、業界や企業に対する研究を入念に行い、受け答えに説得力をもたせてください。

キャリア計画の確立

高確率でキャリア計画など将来に関する質問をされます。

実際に入社し、どのように貢献できるか明確に答えられるようにしておきましょう。

先ほど紹介した、企業研究をより入念に行い準備を進めておいてください。

特に将来のキャリア計画を確立するためには、業界に対する情報収集が必要不可欠であるため、常日頃からアンテナを張るのがおすすめです。

一見業界に関係ないニュースなどがあっても、チェックしておきましょう。

時事に関する質問をされる可能性も視野に入れておくことが大切です。

特に1つの話題に関する意見は、その人の価値観が大きく反映されます。

自分の主張に一貫性をもたせつつ、具体的なキャリアプランを述べてください。

そうすることで、文章全体に説得力が生まれます。

おわりに

今回は、二次面接の内容や対策方法などについてまとめました。

選考に進んだからといって油断は禁物であり、あらためて気を引き締め、面接を受けましょう。

特に二次面接では、事前の準備を入念に行うことが大切です。

業界研究を進めていくと同時に自分の考えを整理するための時間を設けましょう。

大切なのは、きれいな言葉で受け答えをすることではありません。

付け焼き刃ではない自分の言葉で意見を主張できるようにしましょう。

なるべく一貫性をもち、内容を掘り下げた受け答えができるよう意識してみてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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