【例文17選】履歴書で高評価を与える長所・短所の書き方を解説!

【例文17選】履歴書で高評価を与える長所・短所の書き方を解説!

就職活動を行う際、履歴書を作成する必要があります。

基本的には紙面で履歴書を作成しますが、最近ではWeb履歴書が採用されている企業もあります。

ただ、紙の履歴書でもWeb履歴書であっても基本的なポイントは同じです。

そこで今回は、履歴書の項目に必ず存在する長所や、短所の書き方をくわしく解説していきます。

長所や短所は採用担当者も必ず目を通す項目であるため、次の採用ステップへ進むためにもポイントを押さえて作成しましょう。

この記事を読んでわかること
  • 履歴書の「長所」「短所」で書くべきこと
  • 長所と短所を見つける方法
  • 長所と短所を書く際のおすすめ構成
この記事をおすすめしたい人
  • 履歴書をこれから作る人
  • 自分の長所と短所が言語化できない人
  • 企業の質問の意図を知りたい人

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【履歴書の長所・短所の書き方】履歴書における長所・短所とは?

履歴書における長所や短所は、単なる取り柄とは少し異なります。

採用担当者は業務において、どれだけ有益になるかどうかを判断しているため、仕事に結びつくような項目をピックアップしなくてはなりません。

仕事に無関係な項目をあげてしまうと、人間性は伝えられるかもしれませんが、ビジネスの面では評価が難しくなってしまいます。

仕事に結びつくようにアピールすることで、採用担当者も評価しやすくなるのです。

また、長所や短所は、思考や価値観・今までの行動パターンなどをわかりやすくまとめた特徴であるとも言えます。

実際の業務では業務スキルももちろん必要ですが、思考や価値観によっても成績は大きく異なるため、企業に有益であることを積極的にアピールしましょう。

なぜ聞かれるのか?

履歴書には長所や短所を記載する欄が必ず存在します。

フォーマットはいくつもあるのに、長所や短所の記載は必ずあることから、どれだけ重要なのかをうかがうことができるでしょう。

限られたスペースの中で記載する欄が設けられているということは、採用担当者も必ず目を通す項目であるとも言えます。

長所や短所を確認することで、応募者がどんな特徴をもっているのか、その特徴を入社してからどう活かせるか、企業にマッチしているかを判断しているのです。

また、客観的に自分を分析できているかどうかも見られています。

自分の特徴は、自分ではなかなかわからないものです。

しかし、仕事においては客観的な見方を求められる場面が多々あります。

そのため、長所や短所は客観的な見方ができているかどうかの判断材料にもなります。

長所を聞かれる理由

履歴書やESで長所が聞かれる主な理由は、以下の3つです。

長所が聞かれる理由3選
  • 性格やタイプ、能力を評価するため
  • 企業が求める人物像へのマッチ度を確認するため
  • 活躍できそうか、どれだけ成長しそうか、といった伸び代を見るため

人事は長所を聞くことで、志望者の性格やタイプ、能力を評価しています。

どれだけ長所を把握しているか、その長所をどう活かしてきたのか、といったところから判断できるのです。

また、企業が求める人物像にマッチしているかどうか、という点はとても大切になります。

その企業でどれだけ活きる長所なのか、その長所を今後どれだけ伸ばしていけそうなのか、といった点から将来性まで判断しているのです。

短所を聞かれる理由

履歴書やESで短所が聞かれる主な理由は、以下の3つです。

短所が聞かれる理由3選
  • 自身のことを客観的に捉えられているかを判断するため
  • 短所を克服しようとしているか、どう対応しているのかを知るため
  • 短所をどのように活かしているのか、短所を強みにできているかを見るため

短所は、自分のことを客観的に評価して、よく理解をすることで見えてくるものになります。

よって、自己PRや長所よりも、短所の方が、自己理解の度合いを知るためには適しているといえます。

また、短所をそのまま放置せず、克服しようとしているか、という点も見られています。

長所と短所は表裏一体です。

短所は、上手く使えば自分の強みとすることもできるのです。

短所を理解した上で、どのように向き合っているか、という点は意識して伝えるようにしましょう。

履歴書の長所・短所は、人事が、この応募者が業務においてどれだけ有益な存在になるかどうか、というのを判断する重要な項目です。

長所や短所は、仕事に結びつくような項目をピックアップし、具体的なエピソードや経験と合わせてアピールしましょう。

また、短所は、自身のことを客観的に評価して、よく理解をすることで見えてきます。

さらに、短所をそのまま放置せず、克服しようとしているか、という点も見られています。長所と短所は表裏一体です。

短所は、上手く使えば自分の強みとすることもできます。

短所を理解した上で、どのように向き合っているか、という点は、履歴書の長所・短所においては意識して伝えるようにしましょう。

【履歴書の長所・短所の書き方】伝えるべき内容

もちろん、それぞれの項目において伝えるべき内容が異なります。

しかし、何を書けば良いのかそれぞれどのような違いがあるのかについてなかなか理解ができていない方も多いでしょう。

そこでここからは長所や短所の書き方を強み・弱み、自己PRと比較しながら紹介します。

強み・弱みとの違い

履歴書における「長所」と「短所」は、あなたの性格や人柄を表現するための項目です。

これに対し「強み・弱み」は、性格や能力がどのように仕事に役立つか、もしくは課題となるかを企業に示すためのものです。

長所や短所は、個人の特徴を客観的に述べるのが基本であり、それ自体が仕事での成果やスキルに直結するものではありません。

例えば「慎重な性格」や「誠実な人柄」は長所に当たりますが、それが直接的に業務における成功や失敗に関連するわけではなく、あくまで日々の行動や人間関係で活かされる特性です。

一方で「強み・弱み」は、仕事においてどのようなシチュエーションで活かされるか、または改善が求められるかを説明する必要があります。

つまり、長所や短所は基本的に個人のキャラクターとしての表現であり、仕事上で求められるスキルセットに変換するためには、それが強みや弱みとなりうる場面を考慮して伝えることが求められます。

自己PRとの違い

「自己PR」と「長所・短所」の違いは主にアピールの焦点にあります。

自己PRはあなたの「強み」を全面的に押し出し、どのように仕事に貢献できるかを示すもので、企業に自分を積極的に売り込むことが目的です。

具体的な経験や実績、そしてそれがどのように職場で役立つかをアピールすることで、自分がいかに企業にとって価値のある存在かを伝えます。

例えば、過去のプロジェクトでリーダーシップを発揮し、メンバーをまとめ上げた経験がある場合、その経験を通じて培われた強みを述べることで、入社後も同様の場面で貢献できる人材であることを示します。

一方「長所・短所」はどちらかというと、あなたの性格的な特性や行動パターンに焦点を当てた自己評価です。

自己PRと異なり、長所・短所は人間性を素直に表現するものであり、直接的に業務での成果に結びつくことを強調する必要はありません。

むしろ、企業は長所や短所を通じて応募者の「人柄」を知り、チームの中でどのように周囲と協調しながら働けるかを見極めようとしています。

【履歴書の長所・短所の書き方】長所・短所の考え方4ステップ

冒頭でも触れた通り、履歴書にはおける長所や短所は、単なる特徴を記載するだけでは不十分です。

実際の仕事に活きるよう結びつけることで、採用担当者は採用後のイメージをより鮮明なものにすることができ、次の採用ステップに進みやすくなります。

より説得力のある文章にするため、まずは自己分析を行い、そのうえで特徴を書き出しましょう。

書き出した項目のうち、ポジティブな特徴は長所ととらえ、ネガティブな特徴は短所として記載する材料となります。

長所・短所の考え方4ステップ
  1. 自己分析が大切
  2. 自分の特徴を書き出す
  3. ポジティブな特徴は長所
  4. ネガティブな特徴は短所

1.自己分析が大切

履歴書に長所や短所を書くためには、まず自己分析をする必要があります。

自己分析を行って、客観的に自分自身を見つめ直し、長所や短所になり得るポイントを見つけましょう。

自己分析では箇条書きでも構わないので、自己分析した結果や自分の特徴を書き出すことが重要です。

ささいなことでもアピールポイントになる可能性もあるため、できるだけ多くの項目をあげましょう。

また、自分ではなかなか気がつかない、自分自身の魅力や欠点は必ずあるものです。

そこで友人などに、自分についてたずねることも効果的です。

友人からの意見も大切なアピールポイントの材料になるため、説教的にたずねると良いでしょう。

自己分析は自分自身を見つめ直す良い機会になるため、将来のためにも、入念に取り組むことをおすすめします。

自己分析のやり方を詳しく解説している記事はこちらです。

2.自分の特徴を書き出す

自己分析した結果を書き出すことで、自分自身の特徴を可視化でき、長所や短所の材料として認識しやすくなります。

まず、自分についてしっかりと理解するために、自己分析は必須と言えますが、その結果を書き出すこともあわせて重要なのです。

できるだけ多くの項目を書き出すことで、より多くの材料を手にできます。

書き出す際は大まかでも構わないので、近い項目ごとにグループ分けをしましょう。

グループに分けて書き出すことで、長所となり得る項目と短所となり得る項目が区別しやすくなります。

自己分析の結果を書き出すと、似たような項目があがってしまうこともありますが、それでもできるだけで多くの項目をあげるように意識してください。

3.ポジティブな特徴は長所

書き出した特徴のうち、自分にとってポジティブなものは長所としてとらえることができます。

ポジティブな特徴は小さなものだったとしても、仕事にも必ず活きてきます。

たとえ直接的に業務で活かせないようなものであったとしても、人間関係を築くうえで大切になることもあるでしょう。

また、自分のポジティブな特徴を過小評価しており、他人から見れば大きな取り柄になることも珍しくありません。

ただ、どんなに素晴らしい特徴であったとしても、単に特徴を記載するだけでは不十分です。

あくまで仕事に活かすことが目的であるため、自分のポジティブな特徴がどのように仕事に結びつくのかをあわせてアピールしましょう。

具体的に説明することで、より鮮明なイメージにつながります。

4.ネガティブな特徴は短所

書き出した特徴のうち、自分にとってネガティブなものは短所としてとらえることができます。

しかし、ネガティブな特徴も言い換えることにより、ポジティブな印象に変えることが可能です。

たとえば、作業の遅いことがネガティブな特徴であったとしても「慎重になりすぎてしまう」と言い換えることにより、精密な作業に適性があると伝えられるでしょう。

このようにネガティブな特徴だとしても、単なる短所として伝えるのではなく、その特徴を受け入れて、仕事へどのように活かせるのかを伝えることが大切です。

また、ネガティブな特徴を自分で認識できているということは、改善点も見つけられるということです。

客観的に自分自身を見ていることが伝わるような工夫をしてください。

履歴書の長所や短所を書くためには、まず自己分析を行い、客観的に自分自身を見つめ直すことが大切です。

自分自身の特徴を書き出し、ポジティブな特徴は長所として、ネガティブな特徴は短所として捉えましょう。

また、短所は言い換えることにより、ポジティブな印象に変えることもできます。

この点を活かして、短所がプラスなポイントにもなりうる、ということを伝えられるようにしましょう。

【履歴書の長所・短所の書き方】長所・短所を書く際のポイント3選

書き出した長所や短所は、履歴書に文章として記載する必要があります。

そのため、長所はより有益な情報として、短所もポジティブな印象として伝わるように工夫しなくてはなりません。

採用確率を少しでも底上げするために、文章の構成や短所をどのように仕事に活かせるのかなど、使う言葉やエピソードを一つひとつ慎重に選び、何度もブラッシュアップを重ねてください。

繰り返し改善することで、よりわかりやすく伝わりやすい文章に変わっていくはずです。

長所・短所を書く際のポイント3選
  1. 特徴を先に伝え、具体的なエピソードを添える
  2. 短所はマイナスなままで終わらせない
  3. 長所を自己PRと混合しない様にする

1.特徴を先に伝え、具体的なエピソードを添える

長所や短所を書く際は、最初の一文で特徴を簡潔に伝え、そのあと、特徴にまつわる具体例・エピソードをふまえるとわかりやすく伝えられます。

冒頭で特徴を伝えることで、どのような特徴があるのかを印象強く伝えられます。

そのあと、最初に伝えた印象を裏付けるためのエピソードを記載することで、特徴に対するイメージをより鮮明なものとして伝えましょう。

単に特徴だけを伝えるよりも、実際のエピソードも伝えることが重要です。

エピソードを用いることで、特徴に対する信憑性はもちろんのこと、内容によっては親近感を抱かせることも可能になります。

採用担当者は多数の履歴書をチェックしているため、少しでも印象に残る工夫が必要であり、そのためにはエピソード選びや伝え方も重要です。

2.短所はマイナスなままで終わらせない

短所をそのまま伝えるのではなく、その短所をどう改善したか・しようとしているかなどもふまえると良いでしょう。

短所は誰でももっているものであり、短所がない人間は存在しません。

そのため、短所を誤魔化して書くよりも、自分の短所とどのように向き合っているのかを伝えることが重要です。

上記でも記載した通り、短所も言い換えればポジティブな印象に変えられるため、単なる短所で終わらせない工夫が必要です。

自分の短所がわかっているということは、改善の余地があることでもあるため、自分自身を客観的に見ていることを積極的にアピールしましょう。

短所を受け入れて改善しようとしていることや、仕事にうまく活かそうとしていることを伝えられれば、ネガティブな印象を与えずに、むしろ肯定的にとらえてもらえるはずです。

短所についてはポジティブな言い換えなどを解説している記事がありますので、併せてご覧ください。

3.長所を自己PRと混合しないようにする

長所と自己PR欄が別に設けてある場合、長所には自分の特徴とその特徴にまつわる簡潔なエピソード、自己PRには自分が主体的に行動できた別のエピソードを書くことが望ましいです。

自己PRと長所はニュアンスが似ているため、伝えたい内容も似てしまうかもしれません。

しかし、せっかく別の項目として準備されているのであれば、同じ内容をアピールするのでは、機会損失につながってしまいます。

自己PRと長所の欄では、別のエピソードを用いて違った角度からアピールしましょう。

違うエピソードを用いることで、自己PRとは別の視点から見た特徴を伝えられます。

限られたスペースにできるだけ多くの情報を詰め込むためにも、違った視点からの見方は必要です。

長所と自己PRの違いは?

長所と自己PRはニュアンスが似ているものの、伝える内容は少し違います。

長所はあなたの強みを通じてあなたの人柄・個性などを伝えるものであり、一方の自己PRは、あなたの強みが会社にどう貢献できるか、会社とリンクしているかをアピールするものです。

どちらが大切というものではなく、仕事をするうえでは、人間性もスキルもどちらも重要です。

そのため、長所や自己PRは履歴書の中でも最重要項目であると言えます。

長所と自己PR、それぞれの項目で適切な情報を記入して、採用担当者に伝えたい内容が伝わるように、何度も改善を繰り返してください。

長所と自己PRとの違いについては、詳しく解説している記事がありますので、こちらも参考にしてください。

長所の欄と自己PRの欄で伝えたい内容を明確にすることで、どうすればより伝わりやすい文章になるかが見えてきます。

【履歴書の長所・短所の書き方】長所・短所を書く際の構成

続いて、長所や短所を書く際のおすすめの構成についても紹介します。

以下の構成に沿って作成すれば、非常に読みやすく質が高い回答が出来上がることでしょう。

それぞれのポイントを確認しながら、参考にしてみてください。

結論から書く

長所・短所を書く際にはまず最初に結論から述べることが大切です。

採用担当者は多くのエントリーシートや履歴書に目を通しており、限られた時間の中で効率よく内容を理解したいと考えています。

そのため、長所や短所が何であるのかを明確にすることで、読者がスムーズに内容を把握できるようになります。

例えば「私の長所は粘り強さです」「私の短所は慎重すぎるところです」といったように、シンプルで分かりやすい表現を最初に述べると、文章全体の構成が引き締まるのです。

さらに、結論を冒頭に記載することで、その後に続く具体的な根拠やエピソードがより自然に展開できるため、文章に一貫性が生まれます。

具体的な根拠を書く

長所・短所の結論を述べた後は、それを裏付ける具体的な根拠を示すことが重要です。

例えば、粘り強さを長所として挙げる場合、その特性がどのような場面で発揮されたのかを具体的なエピソードを交えて説明しましょう。

例えば「研究活動で予期しない困難に直面した際、1年にわたり継続的に取り組んだ結果、目標を達成しました」というように、根拠を具体的な出来事で表現することで、採用担当者に実際の働き方や特性がイメージしやすくなります。

また、短所についても同様で、例えば、ただ「慎重すぎる」と述べるだけでなく、それがどのように悪い意味で発揮されてしまったのか明確にする必要があります。

経験から感じたことを書く

長所・短所を書く際には、単に根拠を述べるだけでなく、その経験から何を感じ、どのように自分に影響を与えたかも記載することが大切です。

例えば、粘り強さを長所とする場合「途中で諦めずに取り組む姿勢が、最終的な成果に繋がることを実感しました」といった感想や気づきを加えることで、深みが加わります。

また、短所に関しても同様で「慎重すぎるため、業務を進める速度が落ちてしまう場面があり、チームに迷惑をかけた」といった実際の体験からの反省や学びを書くことで、短所が自分にどのような影響を及ぼしたのかを伝えられます。

このように経験から感じたことを書くことで、自己理解の深さをアピールし、成長意欲があることを印象づけましょう。

今後の展望を書く

長所・短所の最後では今後の展望を示すことが重要です

特に短所についてはその改善に向けてどう取り組んでいるのかを具体的に述べることで、成長意欲が伝わります。

例えば「慎重すぎる面を改善するため、日々の業務で優先順位を意識して効率的に作業を進めるように努めています」といった具体的な行動目標を記載すると良いです。

このようにして、自分の短所と真摯に向き合い、改善の努力を続けている姿勢を伝えることができます。

長所に関しても同様で「粘り強さを活かし、入社後も長期的なプロジェクトに積極的に取り組み、会社に貢献したい」といった今後の目標を示すことで、採用担当者に将来的な成長や貢献の姿をイメージさせましょう。

長所・短所を書く際に、今後の展望をしっかりと述べることで、自分がただの現状に甘んじることなく、自己成長を続ける人材であることを伝えられます。

【履歴書の長所・短所の書き方】高評価を与える長所の例文9選

続いて、高評価を与えるためにおすすめの長所の例文を9個紹介します。

どのような構成で書かれているか、どのような点に注力されているかなどを注目しながら、ぜひ確認してみてください。

長所の例文1:几帳面

私は、几帳面で、物事をきちんと計画し、実行することができます。

そのため、仕事でもプライベートでも、無駄がなく効率的に進めることができます。

具体的には、大学時代にゼミの代表を務めていた際に、ゼミのグループ活動を円滑に進めるために、メンバーと綿密に計画を立て、実行することができました。

また、メンバーが困ったときには、助け合い、最後までやり遂げることができました。

貴社に入社した際には、細かい部分まで配慮し、円滑に業務を進めていきたいです。

長所の例文2:コミュニケーション能力が高い

私は、コミュニケーション能力が高いです。

私は、初対面の人ともすぐに打ち解けることができ、相手をよく観察し、意思疎通を行うことを心がけています。

大学時代は、接客業のアルバイトをしていましたが、そこでは、困っているお客様に、わかりやすく商品やサービスの説明をすることができていました。

その際には、お客様がどんな商品を探しているのかを細かく聞き、お客様の潜在的なニーズが何なのかを考え、お客様の立場で考えることを意識しました。

その結果、お客様から感謝の言葉をいただくこともあり、とてもやりがいを感じました。

貴社に入社した際は、お客様とのコミュニケーションを大切にし、お客様の立場に立って、よりよい商品を提案していきたいです。

長所の例文3:新しいことに挑戦するのが好き

私は、学習意欲が高く、新しいことに挑戦するのが好きです。

新しいことに挑戦することで、自分の成長を実感することができ、とてもやりがいを感じます。

大学時代は、プログラミングの勉強に励みました。

プログラミングは、難しい分野ですが、難しい課題をクリアしたときはとても達成感がありました。

また、プログラミングを学ぶことで、新しいことに挑戦する意欲がさらに高まりました。

貴社に入社した際は、新しい技術への関心を常に持ち、革新をもたらす存在になりたいです。

長所の例文4:協調性がある

私は、チームワークを大切にすることができ、協調性があります。

そのため、チームの一員として、周囲の人と協力し、目標に向かって取り組むことが得意です。

その中では、相手の意見を尊重した上で、自分の意見を伝えることを意識しています。

大学時代は、サークルの活動に注力していたのですが、そこではメンバーと協力して、イベントの企画や運営を行っていました。

活動を行う中で、意見が衝突することもありましたが、メンバーの意見をまとめ、納得できる結論に導けるように、話し合いの場を設けました。

その結果、イベントを成功に導くことができました。

入社した際は、相手の立場を尊重しながら話し合いを行い、連携の強化に努めたいです。

長所の例文5:諦めずに最後までやり抜くことができる

私は、困難に直面しても、諦めずに最後までやり抜くことができます。

どんなに難しい課題でも、最後まで諦めずにやり遂げることができます。

困難な状況に陥った際は、冷静に状況を分析し、解決策を導き出すことを意識しています。

大学時代に留学に行った際、体調を崩してしまったことがありました。

病院への行き方がわからず、当時は頼れるほど仲の良い人もいなかったため、とても困りました。

しかし、諦めずに、体調を良くする方法や、病院の行き方を調べ、無事体調を回復させることが出来ました。

入社後に困難に直面した際は、まず自分が何ができるかを冷静に分析し、諦めずに問題の解決に努めたいです。

長所の例文6:リーダーシップがある

私は、リーダーシップがあります。

チームで行動する際に、周りの状況を把握し、自分たちが今何をすべきかを積極的に発言し、周囲をまとめることができます。

大学時代は、学生団体の代表を務めていました。

イベントを行う中で、備品が不備しているという問題に直面しました。

そこで、自分たちがどう行動すべきか冷静に考え、どう行動するのかと、その根拠を共有することで、全体にうまく指示を出すことができ、問題を解決することが出来ました。

入社した際は、個人にどう説明すれば納得して行動してもらえるかを考え、細かく指示を出し、チームをまとめていきたいです。

長所の例文7:思いやりがある

私は、相手を気遣って行動する、思いやりの心があります。

相手の気持ちを尊重することで、信頼関係を築くことができます。

大学時代は、レストランで接客のアルバイトをしていました。

その中で、お子様連れのお客様が来店された際に、ベビーカーが通れる通路の広い席に案内したり、お子様の料理を早く提供できるようにキッチンに指示出しを行ったりしました。

その結果、お客様に感謝の気持ちを伝えていただいたり、リピートして通っていただいたりすることが増えました。

入社した際は、お客様の立場を気遣い、細かな配慮を行うことで、お客様の満足度向上に貢献したいです。

長所の例文8:常に向上心を持っている

私は、常に向上心を持って、日々努力しています。

仕事でもプライベートでも、常に新しいことに挑戦したり、自分の弱点を克服できるように努力しています。

大学時代は、様々な資格の勉強をし、○○などの難易度の高い資格にも挑戦しました。

対策を進める中で、全く問題が解けず、心が折れそうになったこともありましたが、この先自分が成長するチャンスしかないと自分を奮い立たせ、勉強を継続し、見事資格を取ることができました。

難しい資格試験に合格した際の達成感は忘れられません。

私が希望する営業職においては、毎回順調に進めることが大変難しいと思いますが、常に向上心を持ち、自分のスキルを磨き続け、成功率を高めていきたいです。

長所の例文9:グローバルな視野を持っている

私は、語学やITなどのスキルを身につけており、グローバルな視野を持っています。そのため、仕事でもプライベートでも、世界中の人とコミュニケーションをとることができ、様々な文化を学ぶことができます。また、自分の考えを英語で伝えることができるため、グローバルなビジネスにも貢献することができます。

例えば、大学時代には、留学プログラムに参加しました。留学中は、現地の学生と交流し、英語を勉強しました。また、現地の文化や習慣を学ぶことができました。

【履歴書の長所・短所の書き方】高評価を与える短所の例文6選

続いて、高評価を与える短所の例文を6個紹介します。

どのようにアピールすればマイナスな印象を与えないか、むしろプラスな印象になるかに注意しながら、それぞれ確認してみてください。

短所の例文1:完璧主義

私は、完璧主義なため、物事を完璧に仕上げようとしてしまうことがあり、多くの時間がかかってしまいます。

大学時代は、レポートを書くのに多くの時間がかかってしまいました。

自分の意見を明確に伝えるために、何度も書き直しを行い、提出期限ギリギリになってしまうということが多くありました。

そこで、時間管理の大切さを実感し、質だけではなく、早さも同じくらい意識しようと考えるようになりました。

今では、時間内に仕事を終わらせるために、まず要点を掴み、期限内に間に合うよう、計画的に進めるようにしています。

短所の例文2:慎重になりすぎる

私は、慎重になりすぎるため、決断に時間が掛かってしまいます。

そして、チャンスを逃してしまうことがありました。

大学受験が終わった際、合格をいただいた中から、どの大学に入学するか迷ってしまいました。

どの大学も魅力的だったので、慎重に検討していると、最終的に入学したいと感じた大学の入学届の提出が遅れてしまい、入学することができませんでした。

私は、この経験から、素早く決断を行う重要性に気づきました。

そして、素早く決断を行えるように、メリットやデメリットをまとめ、優先順位をつけて判断をするという、より後悔の残らないような検討の仕方に変えました。

こうすることで、時間を掛けずに判断を下せるようになりました。

短所の例文3:自分の意見を主張しすぎる

私は、自分の意見を主張しすぎるため、周囲と衝突してしまうことがあります。

大学時代は、ゼミの活動で、自分の意見を主張しすぎて、周囲と衝突してしまうことがありました。

自分の意見を正しいと感じてしまい、なかなか周囲の意見を聞けず、ゼミの活動がうまく進まなくなってしまいました。

私は、このままではチームで活動するのは難しいと感じ、短所をどう克服できるかを考え始めました。

そこで、まず自分と相手が意見が違うのは当たり前であると認識したうえで、相手の意見に耳を傾け、自分の意見を主張するバランスをとることを心がけています。

また、自分の意見を主張するときは、なぜその意見を主張するのか、その理由を明確に伝えるようにしています。

短所の例文4:飽きっぽい

私は、飽きっぽいため、長続きしないことがあります。

そのため、新しいことに挑戦することが好きですが、すぐに飽きてしまうこともあります。

しかし、この短所を長所に変える努力をしています。

例えば、新しいことに挑戦するときは、それを行う目的を明確にすることで、飽きないようにしています。

中途半端に追えるのではなく、ゴールを設けて活動することで、意味のある活動を行えるようになりました。

短所の例文5:他人に頼ることが苦手

私は、相手に迷惑が掛かるのではないかと、他人に頼ることが苦手で、一人で抱え込んでしまうことがあります。

そのため、困ったときに誰かに助けを求めることができず、問題を解決するのに時間がかかってしまうことがあります。

しかし、私が誰かの相談に乗るように、私が誰かを頼ることで相手に迷惑は掛からないと、認識を変えるように心がけています。

現在は、少しずつですが、先輩や上司に相談したり、チームメンバーに意見を求めたりすることで、他人に頼ることの大切さを学びました。

短所の例文6:細かいミスが多い

私は、細かいミスが多いです。

そのため、仕事でもプライベートでも、注意力と集中力を高めるように心がけています。

また、ミスをしてしまったときは、すぐに反省し、改善するようにしています。

例えば、大学時代は、アルバイトで接客を行っていました。

接客では、お客様に商品やサービスの説明をする際に、細かい間違いがないように注意していました。

また、ミスをしてしまったときは、大事になる前にすぐに対応を行い、なぜミスしてしまったのかを見つめ、改善するようにしています。

【履歴書の長所・短所の書き方】長所・短所欄のNG例文2選

新卒採用において、「あなたの長所と短所を教えてください」に対する回答のNG例文2つを挙げます。

長所・短所のNG例文その1

私の長所は、コミュニケーション能力が高いところです。

周りのメンバーと円滑にセッションをして、意見をまとめることができます。

短所は、少し落ち着きがないところです。

少しでも暇な時間ができると、そわそわしてしまいます。

しかし、この短所は、常に活発に活動できる、という強みにもなると考えています。

内容が薄いな、と思った方が多いのではないでしょうか?

長所と短所を2つ以上挙げることで、より自己理解をアピールすることができます。

内容が濃ければ1つでも問題ありませんが、できるだけ2つ以上挙げられるように意識してみましょう。

長所・短所のNG例文その2

私の長所は、どんな細かい作業も根気強く行うことができる点です。

また、継続力もあり、何事も最後まで諦めずに続けることができます。

短所は、あまり人と話すのが得意でない点です。

自分の思いを強く主張することができません。

初対面の方ともなかなか打ち解けるのが難しいと感じています。

長所と短所をただ並べてしまっているだけの文章になります。

履歴書やESで長所・短所を聞かれた際には、具体的な事例まで書くことができるようにしましょう。

また、この文章では、短所を克服しようとしていることが分からないですよね。

ポイントのところにもあるとおり、短所に関しては、どう向き合っているのかまで記載するようにしていきましょう。

【履歴書の長所・短所の書き方】長所・短所が見つからない時の対処法

長所や短所が見つからない時の対処法について紹介します。

以下の対処法に取り組めば、長所や短所が見つからない方でもESに書ける内容が見つかることでしょう。

これまでに周囲から言われたことを振り返る

自分の長所・短所が見つからない場合は、これまで周囲からどのような評価やフィードバックを受けてきたかを振り返ってみましょう。

友人や家族、同僚、上司から過去に褒められたことやアドバイスを受けたことは、客観的な視点から見た自分の特徴を知るヒントとなります。

例えば、友人から「いつも頼りになる」と言われることが多いならば、責任感や信頼性が長所として考えられます。

逆に、アルバイトの上司から「少しミスが多いから、確認を忘れないように」と指摘されたことがある場合は、慎重さや注意力が足りないことが短所として捉えられるでしょう。

自己評価だけでは見つけにくい点も、他者からの言葉を通じて振り返ることで、自分の本当の姿が浮き彫りになります。

周囲のフィードバックを活用することは面接や履歴書でのアピールにも説得力を持たせることにも繋がります。

短所から考えてみる

短所を出発点として考える方法も有効です。

多くの場合、短所は長所の裏返しであるため、短所を掘り下げることで長所が見つかることでしょう。

例えば「優柔不断」という短所が思い浮かんだとします。

この短所を「冷静に考え、慎重に物事を決める正確」とすれば、それは「注意深い」や「責任感が強い」といった長所に変換できるでしょう。

同様に「完璧主義であること」が短所とならば、それは「物事に妥協せず、細部にまで気を配る力がある」という長所にもなり得ます。

短所を見つけたら、それがどのようにして職場や日常生活で役立つかを考え、それを長所として昇華することが大切です。

また、短所を把握することで自己改善の姿勢も示せるため、面接などで「自分の成長意欲」を伝える際にも有効です。

まとめ

履歴書において、力を抜いても良い項目はありませんが、長所や短所の項目はその中で、もっとも力を入れるべき項目であると言えます。

採用担当者は長所と短所を見て、会社に適性があるかどうかを判断する材料とするため、入社したいという想いと共に、適性があることをアピールしましょう。

上記で解説したポイントを押さえ、採用担当者がよりイメージしやすい文章を作り上げることが大切です。

納得がいくまで何度も書き直し、採用確率を少しでも高めてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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