エントリーシートの「あなたらしい写真」とは?選び方や注意すべきポイントを解説

エントリーシートの「あなたらしい写真」とは?選び方や注意すべきポイントを解説

「私らしい写真とはどんなものだろう」

「企業は写真から何を判断したいのだろう」

このように、エントリーシートで「あなたらしい写真」の項目に多くの学生が戸惑うことでしょう。

本記事では、ESの基本から企業があなたらしい写真を求める理由や写真よりも説明文が大切なことを解説しています。

本記事を読めば、写真の選び方や注意すべきポイントと写真を選んだ理由の書き方がわかるようになるでしょう。

エントリーシートで評価される自分らしい写真を知りたい人は、本記事を参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 企業がESであなたらしい写真を求める理由
  • 自分らしい写真の選ぶ際の注意点
  • 写真そのものよりも説明文が大切な理由
この記事をおすすめしたい人
  • 企業受けがよい写真を選ぶポイントを知りたい人
  • 写真の分かりやすい説明文を書く方法を知りたい人
  • 写真の説明文を書く例文を知りたい人
  • 自分らしい写真が手元になく困っている人

目次目次を全て表示する

はじめに

企業に初めてアプローチするためのエントリーシートの作成は、就活で訪れる最初の難関といっても過言ではありません。

長所と短所や特技などの記入欄、〇字以内の自己PRやガクチカなど、綺麗にスペースを埋めるために、誰しも1度は頭を抱えるでしょう。

そして、近年では「あなたらしい写真を貼ってください」という記載も増えています。

この場合、どのような写真を選べば採用担当者に好印象を与え、次の面接のステップへ進めるのでしょうか。

今回は、「あなたらしい写真」の選び方や注意すべきポイントを解説します。

【エントリーシートであなたらしい写真】そもそもエントリーシートって?

エントリーシート(ES)は企業から提出を求められる書類の一つです。

企業が作成しているため市販では販売されておらず、記入する項目もそのエントリーシートごとに異なっております。

提出方法は手書きやWEBなどその企業によります。

一般的に自己PRやガクチカ、志望理由などが聞かれ、採用期間中はそのエントリーシートを基に選考が勧められます。

そのため、企業へのアピールをするための用紙と考えていただければと思います。

ただ、採用活動のための資料であるため募集活動終了後は基本的には保管されません

履歴書との違い

履歴書はエントリーシートと同じく企業に提出する文章ですが、その目的や書式は異なります。

履歴書は、応募者の住所や年齢、学歴や保有資格など、最低限の基本情報を記載し管理するための書類です。

内容は企業へのアピールではなく、自分の個人情報や自分自身がどのような者であるかを端的に表す書類です。

履歴書にはJIS規格に基づく標準的な書式が存在し、入社後も企業で保管され従業員データとしての大切な役割があります。

選考においてエントリーシートは重視されている

採用活動の一連の流れにおいて、エントリーシートは、非常に重要視されています。

なぜなら、自己PRやガクチカを通して、企業は学生の人柄や物事に取り組む姿勢、そして困難な出来事の乗り越え方を読み取り、自社にマッチし、長期にわたり活躍できる人材であるかどうかを見極めようとしているからです。

面接の数分では当然時間が足りないため、手元に残るエントリーシートは、採用担当者にとって重要な判断材料となります。

また、企業に対する熱意や志望度の高さを、志望動機から読み取ることもできます。

業界や企業の研究を熱心にしている学生の志望動機は、面接官の心に響きます。

「あなたらしい写真を貼ってください」という指示にも、当然のことながら企業の思惑が含まれています。

【エントリーシートであなたらしい写真】企業がエントリーシートに「あなたらしい写真」を求める理由は?

「あなたらしい写真を貼ってください」は頻出の設問でないために、準備ができておらず、困惑する学生も多いでしょう。

1人の写真がいいのか、集団の写真がいいのか、真面目そうな雰囲気がいいのか、明るいほうがよいのか…さまざまな視点から判断に悩むはずです。

しかし、企業側がどのような意図で設問をしているかわかれば、写真選びの基準はある程度定まってくるはずです。

一体、企業はなぜ、「あなたらしい写真」を求めるのでしょうか?

3つにわけて説明していきます。

応募者の長所や能力を知りたいから

企業があなたらしい写真の提出を求める理由のひとつに、応募者の能力や人間性を知りたいことが挙げられます。

あなたらしい写真は、自己PRを裏付けるという役割があります。

そのために、証明写真の無表情な1枚だけでは伝わらない、学生の強みや長所がわかる写真を判断材料として欲しているのです。

学生が長所を活かして、会社に利益を生み出せるかどうかは、採用活動において、もっとも重要視される項目です。

また、写真に見合った文章で面接官を惹きつけるエピソードが作成できれば、プレゼンテーション能力のアピールにもなります。

写真の内容を簡潔に指定された文字数以内でわかりやすく伝えられる人は、今後ビジネスのさまざまな場面で活躍できます。

このように、文章に違わない強みや能力があるかを、写真を元に判断したいという意図があるのです。

応募者の人柄を知りたいから

次に、応募者の人柄を知りたいという意図が挙げられます。

入社後活躍できる人材か、能力があるかという面はもちろん大切ですが、同時に学生の人間性はとても大切です。

まず、社風や企業の方針にマッチしていなければ、早期離職の可能性が高くなり、採用や教育にかかったコストが無駄になります。

このようなミスマッチを無くすために、どのようにでも書ける文章とは異なり、学生のありのままの姿が映し出される写真を、人となりを判断するために必要としているのです。

また、どんなに有能な人間でも、社内の人間と円滑にコミュニケーションがとれなければ、スムーズに業務を遂行できません。

そのため、社会性やコミュニケーション能力の有無なども、写真から読み取ろうとしてます。

応募者のセンスを知りたいから

最後に、学生のセンスの有無を判断したいという理由が挙げられます。

仕事をするにあたり、能力や人間性と同じくらい大切なものは、クライアントの意図をキャッチするセンスです。

企業では、どれほど素晴らしい企画を発案しても、それがクライアントの意図にそぐわなければ、すべて無駄になってしまいます。

優れたビジネスパーソンは、顧客のニーズを読み取る力に長けています。

だからこそ、企画を通せたり、優れた営業成績を残せたりと、企業に利益を生み出せているのです。

自分らしい写真の提示が、学生の能力や人間性を知りたいという意図を判断し、企業のニーズに応えた写真とエピソードを用意すれば、ビジネスのセンスがあると好印象を残せるでしょう。

【エントリーシートであなたらしい写真】企業がエントリーシートに「あなたらしい写真」を求めたら?写真を選ぶ際のポイントを解説

このように企業は、学生の能力や人間性をアピールする文章の裏付けや、企業のニーズを読み取るセンスがあるかを写真から判断しています。

そのため、自己分析の結果、自分の強みや長所など企業にアピールしたい項目が見つかったら、そのエピソードに合う写真を見つけるといいでしょう。

しかし、写真を選ぶ際には、注意すべき点が幾つかあります。

せっかくのアピールのチャンスに、写真選びで失敗しないために、これから挙げる3つの点に注意してください。

スーツじゃなくていい

「あなたらしい写真とはいえ、企業に提出する写真なんだからスーツの写真がいいよね」と考えている人は多いと思いますが、実はそんなことありません。

逆に、学生起業家など特殊なケース以外でスーツが自分らしさを表すことは少ないはずです。

もちろん、企業からスーツやそれに準じる服装での写真提出を求められれば、その指示内容に沿った写真の必要があります。

しかし、服装に縛りがない場合は、スーツの写真である必要はないです。

極論では、企業のカルチャーにあるのならヲタクのような服装であっても構いません。

部活やアルバイト先のユニフォーム、趣味に興じる際の服装などから、アピールしたい自分らしさに合ったものを探しましょう。

自分がしっかりと写っている写真を選ぶ

まず、あなたが一目でどれかわかる写真を選ぶようにしましょう。

採用担当者は、選考期間中は多忙なスケジュールで勤務しており、1日に何十枚、時には3桁にもおよぶエントリーシートに目を通さなければなりません。

その作業の中で、学生がパッと一目見てどこにいるかわからない写真であれば、採用担当者の意図を読み取れていないと判断され、書類選考の段階ではじかれてしまう可能性があります。

そのため、人数が多すぎるものや、帽子やサングラスを着用していて、よく見なければあなたがどれかわからない写真は避けてください。

1人で写っている写真でなければいけないわけではありませんが、集団の場合は、一目で学生の存在だけでなく、表情も読み取れるほどの鮮明さが求められます。

多くても5人以内にするか、多すぎる場合は、自分の周りをトリミングしましょう。

自己PRや人柄のアピールになる写真を選ぶ

写真は、自己PRやガクチカになるものを選びましょう。

書類選考が進んで面接にステップアップすれば、高確率で写真を選んだ理由や、写真にちなんだエピソードを聞かれます。

そのため、面接の質疑応答を想定して、面接官にアピールしたい事柄に結び付く写真を選ぶといいでしょう。

たとえば、部活で主将を務めたリーダーシップをPRしたいのならば、部活の試合中の写真を選ぶ、イベントを開催し、成功させた企画力をアピールしたいのならばイベントで登壇している写真など、わかりやすいものを選ぶといいでしょう。

そして、アピールポイントが企業にマッチしているかも判断しなければなりません。

自己分析で得た就活の軸と自分の強み、そして企業研究で得た企業の求める人物像の3つから総合的に判断したPR内容にマッチする写真を選んでください。

オリジナリティがある写真を選ぶ

自己PRにつながるメッセージ性も大切ですが、それだけではなく、オリジナリティのある写真は、採用担当者に強く印象付けられます。

学生の個性や人間性が強く感じられる写真は、それだけで強烈なPRになるのです。

そして、オリジナリティが大切だからといって、日常生活からかけ離れた特異なエピソードにちなんだ写真の必要はありません。

アルバイトやゼミ、留学や部活でももちろんいいですし、趣味の活動に関する写真でも構いません。

自分のアピールしたいポイントが伝えられる、文章では伝えきれない素顔が垣間見える一枚がいいでしょう。

個性が滲み出る写真を選び、採用担当者から「この写真についてもっと聞きたい」という気持ちを引き出してください。

写真の説明をできるようにしておく

写真は、あくまでもPRのきっかけにすぎません。

企業はなぜその写真を選んだのかや、その写真からどのような側面を表しているのかを知りたいと考えています。

そのため、単純に大学生活で充実していた瞬間の写真を選んでいてはいけません。

企業にアピールしたいガクチカや強みなどを先に決めて、それに合わせた写真を選ぶと良いでしょう。

そうすることで、企業から深掘り質問を受けた際にも明確に説明できます。

【エントリーシートであなたらしい写真】企業がエントリーシートに「あなたらしい写真」を求めたら?注意すべきポイントを解説

このように、あなたらしい写真を選ぶ際には、オリジナリティにあふれた、あなたが一目でどこにいるかわかる、自己PRで伝えたい内容が伝わるものを選ぶのがポイントです。

しかし、個性や強みが伝わる写真だからといって、どんなシチュエーションでもよいわけではありません。

自由度が高い項目だけに、選び方次第では、採用担当者に悪い印象を与えてしまう恐れがあります。

せっかくのアピール材料の写真がマイナス点にならないために、注意すべき点を3つお伝えします。

飲み会や喫煙などの写真はNG

飲み会やギャンブル、喫煙などのシチュエーションの写真は避けましょう。

飲み会の写真は、チャラ着いた印象を与え、入社後何かトラブルを起こすのではないか、という懸念を抱かせる場合があります。

そもそも酔っている姿が自分らしいというのもおかしな話ですし、飲んでばかりの学生生活だったのかと、怠惰な印象を与える可能性もあるのです。

また、ギャンブルや喫煙は、受け取り手にとってはかなりの嫌悪感を抱かせる恐れもあります。

エントリー先が酒造メーカーやたばこ産業などの場合は絶対にNGではありませんが、なるべく避けたほうが無難です。

企業は新卒の学生にフレッシュさを求める傾向があるので、クリーンな印象を与えられる写真をチョイスしてください。

加工されすぎた写真もよくない

過度に加工した写真も、避けましょう。

日常的にアプリやフィルターで加工している学生は多いと思われますが、あなたらしいという指示があるのに実物とかけ離れた写真を貼るのは、企業の狙いを外しているため、NGです。

書類審査を通過したら面接で採用担当者と実際に対峙する可能性があるのに、書類の時点で加工する意味がありません。

面接で本人と対峙したときに「写真と違う」とがっかりされたら、悲しいと思いませんか。

そして、加工された写真は年配の方から見ると「みな同じ顔に見える」という意見が多く、無個性な印象を与えかねません。

企業は、学生の顔の美醜を判断するために、あなたらしい写真を求めているわけではないのです。

自己PRやガクチカのエピソードにつながる写真を選ぶようにしましょう。

写真サイズや画質にも注意する

画質や写真のサイズにも注意しましょう。

どんなに素晴らしい写真でも、ピンボケや画質の粗さで、目を凝らさないと詳細がわからないようなものでは、面接官にメッセージが伝わりづらくなります。

また、写真も一般的なL判のサイズを用意して、指定された枠内に綺麗に収まるようにしましょう。

プロの一眼カメラで撮った高画質のクオリティが求められるわけではありませんが、スマホで撮影した写真でも、指定されたサイズに印刷して、鮮明に表情や背景がわかる画質のものをチョイスしてください。

あなたらしい写真は、就活の格好のアピール材料です。

画質が少し悪いくらいならと妥協したくなるかもしれませんが、面接官に少しでもマイナスの印象を与えないような、納得いくものを選びましょう。

【エントリーシートであなたらしい写真】写真より説明文の方が大切な理由

自分らしい写真を提出することは大事ですが、実はなぜその写真を選んだのかという理由もしっかりと説明できる必要があります。

どちらかと言えば、写真から自分の何を説明するのかの方が大切です。

写真の説明文も求められる場合には、必ずしっかりとした理由を述べなければいけません。

なぜなら、写真から学生の普段の生活ぶりを知るために、提出を求める訳ではないからです。

その理由を詳しくみていきましょう。

写真より説明文の方が大切な理由
  • 目的があなたを知ることだから
  • 論理的思考力が見えるから

目的があなたを知ることだから

企業が写真の提出を求める理由を一言でまとめると、あなたという人間を深く理解したいからです。

文章による写真の補足説明がなければ、企業に自分の意図を汲み取ってもらうことは難しく、自分がアピールしたい内容と企業の解釈に齟齬が起きる可能性があります。

なぜなら、写真だけでは、学生が何をしている状況で何をアピールしたいのかや、どのような特徴を伝えようとしているのか把握するには情報が不足しているからです

そのため、写真がどういった自己の一面と価値観、経験を表しているのかを文章で具体的に補足することが大切です。

この文章による補足説明を通じて、企業は学生の人柄や人間性などをより正確に把握できるでしょう。

論理的思考力が見えるから

文章を書いたり説明したりする際に、わかりやすく伝える方法があります。

例えば、結論から話し始めることやなぜそのように思ったのか理由を付け加えること、話の筋道が通っているか確認するなどの方法です。

これらのポイントを意識して伝えることで、企業から論理的思考力があると評価されるでしょう。

この論理的思考力は、ロジカルシンキングとも呼ばれるもので、この思考法を身につけていると企業が求める人材に当てはまりやすくなります。

「Why so & so what」と問いかけ、結論と理由をセットで考えることが基本となっています。

ロジカルシンキングに興味を持った人は、こちらの記事で詳しく説明しているので参考にしてください。

【エントリーシートであなたらしい写真】分かりやすい説明文の書き方

文章や言葉で何かを伝える際には、相手が理解しやすい伝え方をする必要があります。

そのための文章構成が、PREP法と呼ばれる伝え方です。

PREPとは、Point(ポイント)、Reason(理由)、Example(例)、Point(ポイント)の頭文字を取っています。

今回説明するあなたらしい写真の説明文章も、PREP法を適用する方法です。

PREP法を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

分かりやすい説明文の書き方
  1. 結論:これは〇〇の写真です。
  2. 理由:この写真を選んだ理由は〇〇だからです。
  3. 事例:〇〇ということがありました。
  4. 結論:よってこの写真を選びました。

結論:これは〇〇の写真です。

まず、冒頭に結論から伝えます。

その写真を撮った状況を具体的に述べることで、企業との間で写真の状況の理解など共通認識ができます。

このように、初めに伝えたい結論・状況を伝えることで、後に続く文章の内容に集中して理解することができる効果があります。

もし冒頭に結論がなく話を進めてしまうと話の目的が不明瞭になります。

そのため興味を維持することが難しく注意が散漫になるデメリットがあります。

理由:この写真を選んだ理由は〇〇だからです。

次に、なぜその結論に辿り着いたか理由を具体的に述べます。

ここで、選択した写真に込めたアピールしたい強みや価値観など、写真の背景にある意図を説明します。

このように述べることで企業に自分の価値観や強みを具体的に伝えられます。

自分がアピールしたい内容を知ってもらうことで関心を引く効果があります。

写真の状況を理解してもらうだけではアピールしたい内容が不明瞭なので、写真を選んだ理由を明確に伝えましょう。

事例:〇〇ということがありました。

続いて、理由につながるエピソードを具体的に伝えます。

この具体的なエピソードを通して、自分の強みや価値観がどのように「あなたらしい写真」に表れているかを述べます。

具体的な状況や行動、結果を述べることで、企業にとって状況が明確かつ理解しやすくなります。

この詳細なエピソードがあなたのアピールポイントを補強してより際立たせることになり、企業の印象に強く残ることでしょう。

結論:よってこの写真を選びました。

最後にもう一度、結論を伝えて強調する形で文章を締めくくります。

再び結論を述べることで、なぜこの写真を選択したのかの再確認になり念押しになるメリットがあります。

ただし、単純に文章の始めに伝えた結論を述べるのではなく、より詳細に伝える必要があります。

冒頭の結論では出来事の結果を伝えますが、最後の結論では、アピールしたい強みや価値観が伝わる出来事と考えたためこの写真を選んだと伝えるのです。

【エントリーシートであなたらしい写真】写真と一緒に書く説明文の例

ひとことであなたらしいといってもその受け取り方は、特性や性格、価値観、趣味やライフスタイルなど自由度が高いからこそ、不安に感じるのではないでしょうか。

また、企業に写真によって良い印象を与えたいと思ったり、実際に写真を見たときに企業の方々が抱く印象が気になってしまう人もいるでしょう。

エントリーシートの写真は、アピールしたい内容の話題の提供、きっかけに過ぎないです。

気負わず写真を選ぶようにしましょう。

写真と一緒に書く説明文の例
  • ゼミの写真
  • スポーツの写真
  • アルバイトの写真
  • 趣味の写真
  • ゼミの写真

ゼミの写真

これは私の所属するゼミで参加したディベート大会で優勝した時の写真です。

この写真を選んだ理由は、ディベート大会に向けてチームで協力し活動した準備と参加過程の経験が自分らしさにつながっていると考えたからです。

大学内でディベートの大会が開催されることになり、ゼミの仲間と協力してその大会に参加しました。

その過程で、大会までの準備期間があまり残されていないにも関わらす、情報の量が足りていないという問題が浮上しました。

そのため、必要な情報をリストアップして、さらにそれをカテゴリーに分けて優先順位を明確に分類をしました。

その上で、手分けして不足している情報の収集をみんなで行いました。

この取り組みの結果、私たちは効率良く情報を収集して準備を整えることができゼミのチームは優勝を果たしました。

そのため、優先順位を明確にすることの大切さとチームで協力することを学んだこの写真を選びました。

スポーツの写真

これは私の所属する野球部での練習の過程で、泥だらけになりながら取り組んでいる写真です。

この写真を選んだ理由は、地道な努力を継続してできることが自分らしさだと考えたからです。

私は試合の後半になると守備が乱れて、エラーをよく起こすという弱点がありました。

その原因を考えた結果、自分の体力不足による集中力の低下と体の使い方の効率が悪いことで守備の動作に無駄があることがエラーの原因であることに気がつきました。

そこで、有酸素運動の強化で基礎体力の向上を図ることと、ストレッチを行い柔軟性を高め体の使い方を改善しました。

また、より正しいフォームを意識してノック練習と守備連携の練習を強化し取り組みました。

このような日々の練習の結果、試合の後半でもパフォーマンスを落とすことなく守備で動くことが出来るようになりました。

このことから、地道に努力を続けられる継続力と実直さこそが私らしさだと考えこの写真を選びました。

アルバイトの写真

これはアルバイト先で接客をしているときの写真です。

この写真を選んだ理由は、人との関わり合いを持っているときの自分が最も自分らしいと考えたためです。

私はアルバイトで家電量販店で働いており、白物家電の販売スタッフとして接客をしていました。

その際に、新しい冷蔵庫の購入を検討している家族の接客をする機会がありました。

その家族の冷蔵庫に対する要望やニーズを丁寧にヒアリングして、その要望に沿った商品を厳選して提案を行いました。

その結果、提案内容に満足していただけて、そのご家族は私が提案した商品の購入を決断してくださいました。

このようなコミュニケーションを通してお客様にニーズを満たし満足していただくことに、とても達成感とやりがいを感じています。

このことから、人のニーズを引き出すなど人との関わりを大切にする姿こそが私らしさだと考えこの写真を選びました。

趣味の写真

これは私が参加したコスプレのイベントでの写真です。

この写真を選んだ理由は、様々な人に関われるこの趣味が自分らしさを最も表現できると考えたからです。

私は幼い頃から自分自身に自信のなさを感じていたため、他者との関わりを避けてしまう傾向がありました。

しかし、アニメや漫画といった文化に出会い、自分にも熱中できる好きなものができました。

そして同じアニメや漫画などを好きな人々と出会い、共通の話題があることで初対面にも関わらずコミュニケーションを取れるようになりました。

次第に好きなキャラクターを通じて人と関わることで自分らしさを感じることができて、それに喜びを感じるようになりました。

アニメや漫画と出会い没頭することで自信のなさを克服できた私は、アニメ仲間とコスプレにも取り組むようになり、新たな自分に出会う事ができました。

そのため、自分の趣味を通じて様々な人と関わっていることの写真を選びました。

【エントリーシートであなたらしい写真】「あなたらしい写真」が手元に無い場合は?対処法を解説

普段から自分の写真を撮る習慣が無い学生は、手元にあなたらしい写真が無いと焦るかもしれません。

だからといって、風景写真や証明写真で代用してはいけません。

学生らしいといわれて、リクルートスーツの証明写真を貼られても、信ぴょう性に欠けます。

また、自分が映っていない写真や後ろ姿しか映っていない写真を用いると、よほど自分に自信が無いのだというマイナスイメージを抱かれます。

あなたらしい写真が無いという方に、対処法を2つにわけて説明しましょう。

友人や家族に確認してみよう

もし手元に自分が写っている写真が無いのなら、友人や家族に持っていないか、確認してみましょう。

自分では撮れないような自然な表情の写真があるかもしれません。

しかし、幼少期や中学校など、あまりに昔の写真はNGです。

企業は現在のあなたの人となりを知りたくて、写真の提示を求めているのです。

大学時代の写真にフォーカスして、周りの人に聞いてみてください。

また、それでも見つからないのなら、友人やバイト仲間に撮ってもらうのもひとつの手段です。

あなたらしい写真では、特別なシチュエーションや背景が必要なわけではありません。

自分の表情がはっきりとわかり、学生の人間性や長所にまつわるエピソードがわかる日常生活の写真を貼るだけで十分なのです。

自己分析もおすすめ

あなたらしい写真が無く、悩んでいるのなら、自己分析を徹底してやりこんでみてください。

もしかしたら、手元にあるのに写真のもつ魅力にあなたが気づいていないだけかもしれません。

就活で自己PRやガクチカの作成に自己分析が必須であるのと同様、写真選びにおいても、自己分析は非常に重要です。

過去の出来事を振り返り、自分の起こした行動や感じたこと、その後の成長などを書き出していくと、自ずと自分の価値観や長所が可視化されていきます。

自己分析を疎かにしている学生は多く見受けられますが、そのままでは最終選考までの面接でアピールする内容にブレが生じるでしょう。

自己分析をやりこむことで、自分の長所や企業に売り込みたい強みを理解し、それに付随する写真を選ぶか、無ければ撮ればよいのです。

【エントリーシートであなたらしい写真】あなたらしいさが出ている写真を提出しよう!

エントリーシートの「あなたらしい写真を貼ってください」に対する攻略法をまとめました。

百聞は一見に如かずということわざがあるように、視覚的に与えられるインパクトはとても大きいため、写真選びは非常に重要です。

企業は証明写真と文章だけではわからない、あなたという人物を写真の表情やエピソードから読み取ろうとしているのです。

加工などで見栄を張らず、ありのままのあなたの人間性や長所が伺える写真を選んで、企業にアピールしてください。

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

広告掲載をご検討の企業さまへ