エントリーシートが間に合わない!ギリギリで出すと損をする?詳しく解説!

エントリーシートが間に合わない!ギリギリで出すと損をする?詳しく解説!

はじめに

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エントリーシートの締め切りがギリギリで間に合わないと焦っている就活生も多いのではないでしょうか。

一般的に、締め切り間際にエントリーシートを提出すると、その後の選考に影響が出るといわれています。

今回は、エントリーシートの提出がギリギリになったときのリスクや、間に合わないかもしれないときの対処法などについて解説します。

エントリーシートをギリギリで出すと良くない理由

就活では数社のエントリーシートを準備しなければならないことも多く、提出がギリギリになってしまうことが出てくる人も少なくありません。

しかし、どのような理由であっても、エントリーシートを締め切り間近で出すのはおすすめできません。

なぜギリギリで提出するのが良くないのかというと、損をしてしまう可能性が高くなってしまうからです。

主な理由として、以下の4つのことが考えられます。

ひとつずつ解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

エントリーシートは提出順に選考される

エントリーシートは、提出された順にチェックしていくことがほとんどです。

そのため、ギリギリに提出すると選考されるのが遅くなってしまいます。

早い時期に提出した人の中に良い人がいれば、ハードルが上がってしまうことが考えられます。

そのため、ギリギリに提出した人の通過率は低くなるといえるでしょう。

また、応募者が多い大企業などは、すべてのエントリーシートをじっくり読むのは非常に困難です。

締め切り間際のエントリーシートの場合、もしかしたら流し読みされてしまうかもしれません。

せっかく一生懸命考えて用意したエントリーシートなのに、提出が遅かったせいで読んでもらえないのは残念なことといえるでしょう。

提出順に選考されるということを頭に入れておいて、1日でも早い提出を心がけるようにしましょう。

トラブルがあった場合のリスクが高い

Web上でエントリーする場合、提出期限が迫ってくるとアクセスが集中して接続エラーになるなど、通信トラブルが起こりやすくなります。

通信トラブルが起きて、結果的に期限に間に合わなくなってしまうことを考えると、ギリギリの提出はリスクが高いといえます。

また、Webだけでなく郵送の場合も同じです。

配達中のトラブルなど何かがあった場合に、提出期限がギリギリだと対処できず間に合わなくなってしまう可能性が高くなります。

早い時期に提出していれば、トラブルがあって差し戻されたとしても時間があるので、期限に間に合うよう送り直すことができます。

トラブルがあったときのリスクを回避するには、機嫌に余裕を持った提出が重要です。

迷ったときに落とされる可能性が高い

エントリーシートを出した就活生の中で、もし自分と同じくらいの経験・特徴を持つ人がいた場合、採用担当者が選考に迷う場合があります。

そのような場面では、提出期限ギリギリの人の方が落ちる可能性が高くなってしまいます。

ギリギリで提出した人と、早めに提出した人のどちらか一人を選ぶことになった場合、早く提出した人の方が「マナーを守れる人」と判断されやすく、選考に通過しやすいといえるでしょう。

社会人のマナーとして、期限や時間を守るというのは基本です。

学生であっても、きちんとマナーを守れるかどうかで印象が違ってきます。

期限にゆとりを持ってエントリーシートを提出できているかどうかは、選考に影響が出ると考えておいた方が良いでしょう。

志望度や人間性を疑われてしまう

エントリーシートの提出がギリギリでは、志望度が低いと判断されてしまうほか、計画性がなくいい加減な人だという印象を与えてしまうおそれがあります。

たとえば、志望度の高い企業であるために、エントリーシートを書くのに時間がかかり、提出期限がギリギリになってしまったというケースは珍しくありません。

しかし、採用担当者はそのような事情を把握していません。

どのような事情があったとしても、期限ギリギリに提出することは悪い印象が残るだけだと考えておいた方が良いでしょう。

期限ギリギリで提出することで志望度や人間性を疑われて、結果的に落ちてしまうことにならないためにも、期限に余裕を持ってエントリーシートを書くことが大切です。

提出が間に合うかわからないときにこそ気をつける注意点

エントリーシートの提出が間に合わないと判断したときは、とにかく急いで期限内に提出することだけを考えるかもしれません。

決められた期限に間に合わせることが大事なので、たしかに急ぐことは必要ですが、そんなときにこそ気をつけるべき注意点があります。

ここからは、期限に間に合うかわからないような切羽詰まっているときに、気をつけるポイントについて解説していきます。

万が一のときに備え、事前にチェックしておきましょう。

誤字脱字チェックは必ず行う

急いでいると、誤字や脱字などが起きやすくなります。

漢字の記載ミスや「て・に・を・は」の間違いなど、普段ならしないようなケアレスミスをする方も珍しくありません。

手書き・オンライン双方、書き終わったらすぐに提出するのではなく、提出前に一度チェックするようにしましょう。

少しの誤字脱字なら選考に影響がないこともありますが、あまりにも多いと印象が下がってしまい、選考に落ちる原因になる場合があります。

特に提出期限ギリギリの場合、それだけでも印象が悪くなってしまうので、さらなるマイナス評価を受けないためにもエントリーシートの中身には細心の注意が必要です。

仮に急いでいたとしても、誤字脱字はしないようにしましょう。

記入漏れ・記載ミスは絶対にしない

エントリーシートでは、自分の連絡先の記載ミスなど、うっかり記入漏れをしてしまうケースも少なくありません。

特に、提出期限に間に合わせようと急いで書いたエントリーシートは、記入漏れや記入ミスをしてしまいがちです。

エントリーシートが完成した後、急いでいるとそのまま提出してしまう人もいるかもしれませんが、それはNGです。

誤字脱字と同じように、記入漏れや記載ミスも印象を下げる要因といわれています。

記入漏れや記入ミスも最悪の場合、選考に落ちることもあります。

記入漏れがないか、記載ミスがないか、しっかりと細部まで気をつけてチェックしてから提出するようにしましょう。

急いでいない場合でも、チェックしてから提出することは大切です。

エントリーシートを急いで書いた場合は、いつも以上にしっかり確認するように注意してください。

郵送の場合は郵便局で速達

ギリギリのとき、郵送の場合はポストに投函ではなく郵便局に行って送るのをおすすめします。

郵便局の人は、郵送の際にミスがあるかどうかチェックします。

もし何かミスがあればその場で教えてくれるため、返送のリスクを回避することが可能です。

また、普通郵便ではなく速達で出すこともできます。

普通郵便では到着まで数日ほどかかり、ギリギリの状態では到着したころに期限切れになっている可能性があります。

もし間に合わないかもしれないような場合は、郵送ではなく速達で出すようにすると良いでしょう。

速達で送ったら、ギリギリで提出していて入社意欲が低いと思われると心配になるかもしれません。

しかし、期限が間に合わないような場合は、期限内に届けることを第一に考えるべきです。

郵送で期限切れになるよりも、速達で間に合わせることが大切です。

速達で送ることについては、こちらで詳しく解説しています。

Webの場合は通信環境をしっかりと

Web上でエントリーシートを受け付けている企業も多く、こちらなら郵送よりも手軽に提出することができます。

そのため、ギリギリになっても大丈夫だろうと思う就活生も多いのではないでしょうか。

しかし期限が迫ってくると、急いで提出しようとする就活生の利用が増えるため、通信エラーになったり、インターネット接続が切れてしまったりといったトラブルが起こる可能性が高くなります。

トラブルが起きている最中に期限切れになった場合、それはアウトとして扱われてしまうため注意が必要です。

Web提出の場合は、通信環境設備をしっかりと確認することが大切です。

急いでいるときだからこそ、きちんと提出できるように自宅のパソコンの通信環境を整えるようにしましょう。

間に合わないときの最終手段

エントリーシートの提出が間に合わないことがわかった場合でも、それでも何か対策がないか考える人も多いのではないでしょうか。

仮に期限後であっても、企業によっては受け付けてもらえる可能性があります。

しかし、期限後の提出は印象が良くないということは頭に入れておきましょう。

ここではエントリーシートの提出が間に合わないときの最終手段について解説します。

志望度が高い企業のときなど、どうしても諦めらない緊急時には以下の方法を実践してみてください。

企業に連絡をする

郵送・Webのどちらの場合でも、期限の日が過ぎれば受け付けは終わってしまいます。

間に合わなかったけれど、どうしてもエントリーしたい企業の場合、ダメ元で企業に直接連絡をしてみましょう。

企業によっては選考対象にしてもらえる可能性もあります。

しかし、仮にエントリーシートを提出できたとしても、期限後の受け付けは担当者の手間をかけてしまうほか、期限を守らない人という悪い印象を与えてしまうことは大前提です。

誠意を持って謝罪して、なんとか受け取ってもらえないかという連絡をした後、それでも断られたら諦めましょう。

なお、企業に期限後のエントリーシート受け付けをお願いするための連絡手段としては、メールで問い合わせる方が良いでしょう。

例文

間に合わなかったときに受け付けてもらうためのメールの例文を紹介します。

お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部〇年の□□という者です。

この度は〇月〇日締め切りのエントリーシートについてご連絡させていただきました。

〇月〇日締め切りであったエントリーシートの提出ですが、〇〇といった理由で提出が遅れてしまいました。

許されないことであると重々承知ですが、第一志望である貴社にどうしてもエントリーシートを受け付けていただきたく ご連絡いたしました。

私の不手際で大変おこがましいお願いですが、エントリーシートを受け取っていただくことは可能でしょうか。

無理を言ってしまい大変申し訳ありません。

何卒ご検討のほどお願いいたします。

まとめ

今回は、エントリーシートの提出がギリギリになるときの注意点や、間に合わなかったときの最終手段などを解説しました。

提出がギリギリなると、通信エラーや記載ミスなどといったさまざまなリスクがあるので、どんなに急いでいても落ち着いてチェックするようにしましょう。

今回ご紹介した気をつけるポイントを意識して提出すれば、郵送上で起こりがちなミスを防ぐことができます。

期限後の提出は最終手段ですので、できる限り提出期限に余裕を持って準備を進めるようにすると良いでしょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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