エントリーシートの誤字は選考に落ちる?誤字が与える影響と対処法

エントリーシートとは?

エントリーシートは企業に応募する際に、なぜその企業を志望しているのか、自分がどんな人物か、どんな強みがあるかなどを記載する選考書類の1つです。

履歴書がどんな人物かを、氏名や住所、学歴や保有資格など形式的な情報を記載する書類であるのに対し、エントリーシートはどんな人物かを具体的に伝え、応募した企業へ自分を売り込むためのツールと言えます。

企業によって履歴書だけの提出を求めるところ、エントリーシートをセットで求めるところと対応は異なるので確認が必要です。

また、提出の方法として紙ベースで郵送するケースと、サイトを使ってオンラインで提出するケースがあります。

いずれにしても誤字なく書くことが求められます。

人事目線で考えるエントリーシートの価値

エントリーシートは人事担当者にとって、有効な選考書類の1つに位置づけられています。

なぜ自社を志望したのかの志望動機、どんな人物でどんな強みがあり、どんな活躍ができるかを確認できる自己PRをはじめ、長所や短所、学生時代に頑張ったことなどから、自社が求める人物像にマッチしているか、活躍が期待できそうかを判断する材料になります。

履歴書に記載された学歴や保有資格など形式的な情報だけでは、どんな人物かは見えてきません。

これに対してエントリーシートは書面ではありますが、内容からある程度、応募者がどんな人物かが見えてきます。

エントリーシートの内容を見て、実際に会ってみたい、直接話をしてみたいと選ぶ材料になるのです。

添削されすぎた綺麗な文章は目に留まらない

エントリーシートを提出するにあたっては、書面で郵送するのであれ、オンラインで直接送信するのであれ、下書きした文章を就活サービスのアドバイザーや大学の就職課、就活イベントの個別相談会などを通じて添削してもらう学生も増えてきました。

選考を通るために、エントリーシートで落とされるわけにはいかないと思うのも無理はありません。

ですが、あまりに自分の言葉からかけ離れていたり、お手本のような文章になっていたりすると、人事担当者にもわかってしまいます。

多くの応募者から寄せられるエントリーシートを読めば、文末が似ているとか、志望動機がかぶっているとか、同じようなパターンの人が多いことが目につきやすくなります。

人と差がつかないと、アピール力が薄れてしまうので添削されすぎには注意しましょう。

写真はできるだけ明るく綺麗に

エントリーシートに写真を貼付する必要がある場合には、顔がわかりやすく、ぼやけたりしない鮮明なものを用意しましょう。

費用を抑えたいからと自撮りしてオンライン送付するケースや、証明写真機を使ってセルフで撮影した写真を撮る場合には注意が必要です。

背景が暗い、影が入る、逆にフラッシュをたきすぎてぼやけるといったことは避けたいものです。

綺麗に撮影できるまで、何度もチャレンジするのが賢明です。

きちんとした写真を提出するには、やはり、写真スタジオでプロに撮影してもらうのがいいでしょう。

もっとも、その際も表情には注意しましょう。

緊張のあまりカメラをにらめつけたり、暗い表情になったりするのではなく、やや口角を上げ、明るい表情で撮影するのがベストです。

大手だと足切りの可能性も

エントリーシートは選考のための判断材料となり、書類選考段階だけでなく、一次面接、二次面接と最終段階まで面接官の補助資料として機能します。

これに対して、大手企業の場合は最初の足切りに利用されるケースも少なくありません。

大手企業には膨大な数の就活生からエントリーがありますので、限られた人数の選考担当者が限られた時間ですべてのエントリーシートにじっくり目を通して、比較しながら選考することは困難を極めます。

そのため、最初の一文、二文をさっと見たり、志望動機や自己PRなどの一部をチェックしたりして、もっと内容を深く読みたい人物かどうかを見極めるケースもあります。

だからこそ、エントリーシートの構成や内容は重要なのです。

エントリーシートに誤字脱字が見つかった場合、選考にどのような影響があるのでしょうか。また書いている最中に間違ってしまった場合の対処法や、誤字をしないために注意すべき点などについてまとめてみました。

 

エントリーシートの誤字で落ちる!?

画像:エントリーシートの誤字で落ちる!?

もしエントリーシートに誤字や脱字があったら落ちるのではないか、とても気になると思います。しかし、誤字があっても選考には直接影響することはほとんどありません。ただし誤字があまりにも多い場合は印象が下がることや、選考に落ちることもあるため、記入の際には注意する必要があります。

 

誤字で選考に落ちることはあまりない

採用担当者は多くの履歴書やエントリーシートを目にしています。少しの誤字脱字を見つけたところでそれほど気にはしません。また続きの文章を読まれないということもありません。人間誰しもミスはあるため、もし提出後に誤字に気がついてもそれほど気に病む必要はないでしょう。

 

他と比較された場合不利になることも

では誤字は全く気にしなくてもいいのかといえば、決してそうではありません。他の人と比較された場合は不利になってしまいます。特に同じくらいのクオリティの内容が2つあった場合、当然誤字がないほうが印象は良くなります。

 

評価が下がってしまう

また、あまりにも誤字が多いと採用担当者は誤字ばかり気になり、肝心の内容に集中できなくなることも考えられます。いくら良い内容や資格を記入していてもこれでは当然印象は下がり、選考にも影響が出てしまうことがあります。

 

提出期限間際に書いたと思われる

エントリーシートを書くときは、期限に余裕を持って書くようにしましょう。誤字が多いと提出間際に書いたと思われ、企業に対する志望度が低いのではと思われてしまいます。

余裕を持って書き上げ、誤字がないかどうか必ずチェックし、誤字やミスを見つけたらきちんと書き直すようにすることが大切です。

 

このように、エントリーシートから企業へ対する志望度や熱意などが読み取れるため、できる限り誤字は防ぐようにしたいものです。

 

エントリーシートで誤字をした場合どうする!?

画像:エントリーシートで誤字をした場合どうする!?

ではエントリーシートで誤字をしてしまったらいったいどのように対処すると良いでしょうか。誤字をした場合の訂正の方法と注意点についてご紹介します。

 

修正液や修正テープを使ってはいけない

まず誤字をしてしまった場合、最も気をつけなければならないことは修正液や修正テープを使って訂正をしないことです。と言うのも修正液などを使うと、後からいくらでも事実を捏造することができてしまって、正しい情報について信用を失うからです。

 

病院のカルテも修正液などを使って修正することはありません。もし事実が改ざんされてしまうと大変なことになるからです。これと同じように、エントリーシートで間違えたときは修正液などを使って修正してはいけないことをまず知っておきましょう。

 

訂正印は間違いではないが、できれば控える

間違えた部分を二重線で消し、訂正印を押すことは間違いではありません。しかし公的文書では訂正印を使うことは見た目の問題もあり、あまり良いものではありません。訂正印だらけのエントリーシートは企業側も見る気を失せてしまうでしょう。新しい紙があれば書き直すことが基本です。

 

エントリーシートが一枚しかないときはミスに備えてコピーしておく

もし間違えてしまったときは書き直すことが基本です。

エントリーシートが一枚しかないときは、間違いに備えて何枚か事前にコピーしておきましょう。

 

エントリーシートで誤字をしないためには

画像:エントリーシートで誤字をしないためには

では、最後にエントリーシートで誤字をしないためのコツをご紹介します。書き直しは余分な時間や労力を費やします。できる限り誤字を防ぐための方法として以下のようなものが挙げられます。

 

下書きをする

手書きまたはパソコンで下書きする方法は、何も見ずに書くよりも正確かつ緊張せずに書くことができます。下書きを見て書くことで、誤字などのミスに対する恐怖心を抑えることができるでしょう。

 

時間に余裕を持ち、読み直す

提出期限ギリギリに慌てて書くとミスに繋がります。時間に余裕を持って記入すると結果的に誤字を防ぐことになります。そして書き終えたエントリーシートに誤字や抜けはないかなど、きちんと読み返すようにしましょう。

 

また、すぐに封入せず、次の日に改めて読み返してみましょう。書いたときには気付かなかった誤字を見つけることがあります。時間をおいて読み返すこともおすすめです。

 

わからない文字は調べて書く

記入の際に少しでもわからない文字や言い方が出てきたら、すぐに調べることが大切です。正式名称や英語のスペルチェックなどに間違いはないか、辞書などを使って再確認しておきましょう。

 

消せるボールペンは熱に弱いため使わない

消せるボールペンの使用も控えるようにして下さい。消せるボールペンの原理は熱であり、60度以上になるとインクが消えるようになっています。

 

もし消せるボールペンで書いたエントリーシートをコピーしたらインクが消えてしまって内容がわからなくなってしまいます。このようなことにならないためにも、消せるボールペンの使用は控えてください。

 

まとめ

エントリーシートの誤字が選考に与える影響についてお話しました。誤字そのものは落選に直接繋がりません。しかし、あまり誤字が多いと不利になる可能性があります。誤字をしてしまったら書き直すこと、そして誤字を防ぐための方法を活用してミスをしないよう意識することが大切です。

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