はじめに
本日も大学4年生の就活経験者の方にインタビューしてきました!
友達に就活の相談はし辛いし、通学しないから誰にも相談できない…
そんな方の参考になればと、就活経験者の生の声を聞くインタビューを企画しました。
「こんなことも聞いて欲しい」「こんな不安を抱えている…相談したい」ということがありましたら、ぜひ弊社Twitterにご連絡ください!
こちらにどんどん連絡してくださいね^^
Nさん
プロフィール
都内の文系大学生
やりたいことがなく、給料面の安定を考え保険業界を志望
インタビュー
菅原
本日はよろしくお願いいたします。
いつから就活を始めましたか?
就活初期
Nさん
3年生の2月頃に始めました。コロナの影響で学校に行くこともなくて、周りの友達の就活状況がわからなかったんです。
それに自分自身就活のやる気もなくて…
「3月解禁」という言葉は知っていたので2月から企業を調べ始めました。
菅原
ありがとうございます。インターンには参加しましたか?
Nさん
インターンは行かなきゃとは思っていましたが、なかなか参加するに至らずあっという間に2月を迎えていました。
だから一回も参加していません。
菅原
となると「企業を調べ始める」のが就活の第一歩になりますかね?
Nさん
ネットで「就活 何から始める」などと検索して自己分析から始めました。
もちろん受ける企業も並行して調べていましたが、どのサイトにも書いてあったので自己分析を始めましたね。
菅原
ネットで情報収集していたんですね。
Nさん
時期に合わせて必要な情報を調べていました。キャリアセンターを使おうと思ったこともありましたが結局一度も使っていないです。
菅原
今大学のキャリアセンターって予約制ですもんね?
Nさん
そうなんです。予約が全然取れなくて、面倒になってしまいましたね(笑)
就活の相談相手は?
菅原
そうですよね…お友達に相談することはありましたか?
Nさん
友達に就活の話ってしにくい気がして、業界どこにした〜?とかしか話してないです。
菅原
友達に相談しにくいのめちゃくちゃわかります(笑)
だからネット検索に行き着いたんですかね?
Nさん
やりたいことがないので就活のやる気が全く出なくて…
何をすべきかわからなかったのでひたすら検索していました。
菅原
やりたいことが無いと迷ってしまいますよね。
目標は決まっていた?
Nさん
興味のあることを仕事にしようと思ってもなかなかうまく行かないものなんですよね。
やりたいことを探してみたこともありましたが、しっくりくるものがなくて…
なんとなく興味があったし給料が安定してそうなので保険業界を受けようと決めました。
菅原
保険業界に絞って就活されたんでしょうか?
Nさん
はい。保険業界を片っ端から受けました。合計30社くらいでしょうか。
文系学生にとって30社はそんなに多く無い方だと思いますが3月はほぼ毎日ES作成に追われていた記憶があります。
ESってどうやって書くの?
菅原
3月に初めてESを書いたんですか?
Nさん
3月が初めてです。もちろんその時も「ES 書き方」で検索してたくさん書きましたね。
保険業界に絞っていたので、共通している部分は流用していましたが会社によって違う部分も多くて大変でした。
菅原
ESは誰かに添削してもらったんですか?
Nさん
いや誰にも見せていないです。ネットで調べてガクチカ の改善をしたり、自己流で色々直したりして作成しました。
大手は無理でしたがそれ以外は結構受かりました。
面接は大変?
菅原
すごいですね!面接となるとESの内容をメインに聞かれるんでしょうか?
Nさん
会社によりますがESの内容を深掘りされることも多いです。
その時にESの不十分さに気付かされたというか…
菅原
そうなんですか?
Nさん
ESを書く際に自己分析が甘かったので、面接で質問されても詰まってしまうんですよね。
面接対策もしていなかったので、話せなくなってしまったこともありました。
回数を重ねるうちに毎回聞かれるような質問には慣れましたが、突飛な質問をされると戸惑ってしまいましたね。
菅原
なるほど。どんな質問が印象に残っていますか?
Nさん
「この成功体験のうらに何か失敗や挫折はなかったの?」と聞かれたことですかね。
ESってなるべく自分がよく映るように自分の良い部分を書くじゃないですか(笑)
だから悪いところや、成功体験の中でのちょっとした失敗とか。
何も考えていなかったので、この質問をされた時は本当に固まってしまいました。
正直成功体験とか、印象深い失敗ってないですよね?成功したことで苦労を忘れてしまうと言うか…
だから自分の話すエピソードは、どんな内容であっても徹底的に深掘りしておく必要があったなと思いました。
菅原
うわ…私もそこを突かれたら困ってしまいそうです。
面接は難しいですね…
Nさん
はい。気づいたら内定がないまま5月頃を迎えてしまって、就活の再スタートをしないといけないなと思いエージェントを使いました。
就活エージェントとは
菅原
そこで初めて人を頼った感じですね?
Nさん
もう保険業界で受けれるところは無かったし、他の業界を見ていなかったので何をしたら良いのかわからなくて…
エージェントを使うことに不安はありましたがとりあえず相談してみよう!と利用を決めました。
菅原
なるほど。実際エージェントを使ってみていかがでしたか?
Nさん
最初はどんな人が担当なのかと不安でしたが、想像より若い方が担当で親しみやすく話しやすかったです。
自分の就活状況を話して、まずは自己分析を徹底的に見直しました。
菅原
見直してみて自分の就活に何か影響はありましたか?
Nさん
はい。なんとなく保険業界が良いと思っていましたが自分の適性を考えたら向いていないなあと気づきました。
「IT業界」紹介していただいて、最初は本当に良いのか疑心暗鬼でしたが保険業界より向いているなあと今は思います。
もっと早い段階でいろんな業界を見ておけばよかったと思いました。
菅原
ありがとうございます。
最後に就活を終えてみて後輩にアドバイスをお願いいたします。
就活生へのアドバイス
Nさん
自分のやりたいことは早く見つけて、それに向かって頑張って欲しいです。
やりたいことが決まらないと就活のモチベーションも維持できないし、何をするにもやる気が出ません。
いろんな業界を見て自分がやってみたいと思えることをたくさん探して欲しいですね。
そして面接にはとても苦労したので、早めの段階で対策することをお勧めします。
たくさん練習して話すことに慣れてください。
菅原
本日は本当にありがとうございました!
最後に担当のアドバイザーより一言メッセージをいただきました!
アドバイザーからのメッセージ
担当アドバイザー
初めて面談したのは6月でした。
30社受けて30社落ちたという状態で面談をしました。
自分と面談を通して一緒に自己分析をし深堀りをしたところ お金を稼ぎたい!という思いより誰かの為に自分が力になりたいという思いが強く出てきました。
彼自身の強み・やりがいを考えた時にIT業界が向いてるのでは?と考え彼にIT業界の話をしました。
自分が思った通り適正も高く、本人の中でもマッチしていたため選考通過率も以前に比べてグッと高くなり就活に対して前向きに取り組めていました。
そこからはトントン拍子に進み、最終的に入社を決めた企業には説明会に参加してから1ヶ月足らずで内定を貰えました。
将来の自分に対して真剣に向き合ったからこその結果だと思います!
今まで見てなかった業界にガラッと変えたのに信じて付いて来てくれてありがとう! これからも自分を信じて社会人生活楽しんでください!
お互い違う道で頑張って行きましょう!!
まとめ
今回のインタビューはいかがでしたか?
私も文系学生でしたが、やりたいことがないときに自分の専門分野ってなんだろう…と悩みました。
文系にも様々な学部がありますが、理系のように資格をとっていなかったりなんとなく学生生活を過ごしていたり…
就活直前に焦ったものです。皆さんに当てはまるわけではないと思いますが、やりたいことがないときにそこで立ち止まらないで欲しいです。
Nさんとお話しして、自分のやりたいことを探すことは本当に大変だなと改めて思いました。
働いてからやりたいことが変わることもあるかもしれません。
自分がやってみたい!挑戦したい!と思ったときにすぐ行動できるように今のうちから視野を広げておくのが一番です。
人生一度きりの新卒での就活、悔いの残らないように早め早めで行動できるといいですね!
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート