大学2年生は何単位とっておくべき?上手な時間割の組み方とは

大学2年生は何単位とっておくべき?上手な時間割の組み方とは

はじめに

大学2年生はまだ履修登録のコツをつかめず苦戦する機会も多いです。

さらに近年ではコロナの影響で対面授業の機会も減ったこともあり、友人を作る機会も少なくなってしまいました。

お互いが大学生活の現状を直接確認しあうことが出来ないまま、履修登録をするのはかなり不安でしょう。

特に、大学生活に不慣れな2年生はかなりストレスが積み重なる時期です。

今回は、大学2年生での履修登録のコツを詳しく紹介します。

履修登録に悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

大学2年生は何単位を取るのがベスト?

履修登録をするうえで大切なのは、どれくらいのペースで講義を履修していくかです。

人によっては上限いっぱいに履修する生徒もいれば、サークル活動やバイトなど学業以外との両立を考えて履修登録をする生徒もいます。

中学、高校とは異なり、自分自身でカリキュラムを組み立てられるのが大学成果における大きな魅力の1つといえるでしょう。

その分自ら選択する場面は増えていきます。

自分のペースに生活を合わせつつ、慎重に履修登録をする必要があります。

大学生活における基本的な単位の情報について、詳しく紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

大学生の卒業要件は124単位 

大学卒業に必要な単位は124単位です。

また、大学ごとに差はありますが、1学期に取れる履修の上限は24前後となります。

前学期の成績が優秀な場合などに限り上限を増やすこともできます。

しかし、よほど学業に専念したい意欲がないとすべての単位を取ることは難しいでしょう。

反対に履修単位が少なすぎるのも、今後の大学生活へ影響を及ぼします。

2年生が終了すると、就職活動に向けての本格的な準備を始める人がほとんどです。

その際、履修単位に気を取られていては、肝心の就活に集中できません。

少なすぎず無理のない範囲で履修登録を進めていきましょう。

地道に単位を取って余裕をもとう

先ほど紹介した就職活動の話と合わせると、大学生活後半で単位を多く履修するのはあまりおすすめできません。

未来の自分を助けると思って、なるべく早い段階で多く単位を取りましょう。

特に朝早い時間などの講義を履修した場合、出席するのは面倒くさいと感じる瞬間も多いかもしれません。

しかし、2年次で履修できる科目は基礎的な内容が多い分、3年次の応用科目を履修する際、非常に重要な内容を解説していることも多いです。

目先の楽にとらわれず、地道にコツコツ単位を取れるよう心がけましょう。

大学2年生のフル単の平均は48

大学2年生で取れる単位の平均は48単位です。

2学期で割ると24単位ずつとなり、合計12科目を履修できます。

しかし、必ずしも上限まで単位を取る必要はありません。

むしろ履修登録をしすぎて講義を詰めすぎると、課題などに追われる可能性も高くなります。

後半で楽をしようとして授業を取りすぎると、かえって学業以外の生活に支障が出たりするケースも多いです。

なるべく無理のない範囲で、自身の生活ペースを尊重することがおすすめです。

少なく見積もっても20単位ほどに履修する科目を止めておけば、余裕をもてるでしょう。

目安としては40単位取れるとよい

おおよその目安として、1年間で40単位を目標にしましょう。

それさえ取れれば、後半の大学生活はだいぶ楽になります。

もちろんしっかりと練った計画があるならそちらを優先するべきです。

しかし、多くの場合は3年で自分の将来を考える時間も必要になるでしょう。

大学生活の後半は念入りに就職活動などに力を入れたい場合や、海外留学などを考えている人も多いです。

限られた時間のなかで自分の将来についてじっくり考えられる環境をつくるためにも、まずは2年でしっかりと最低限の単位を取ることが非常に重要です。

単位修得は無理しない範囲でOK

2年次は余裕もあるので、無理のない範囲で単位を取れれば問題はありません。

ただしその分、3年生と4年生で少し忙しくなるかもしれないので注意する必要があります。

余裕をもつことが決して悪いこととはいえません。

ただ、きちんと自身の将来を見据えながら履修登録をしていきましょう。

余裕のある2年のうちに多く単位を取っておくか、今までと変わらないペースで単位を取るかは個人の自由です。

留学や就職活動などを計画している場合は、2年の際に平均よりも多くの履修登録をしておけば、のちの計画に意識を集中させられます。

履修登録のポイント

ここまでは大学における単位取得について紹介してきました。

基本的な知識があっても、実際に履修登録の計画を立てるときは苦戦することも多いです。

特に大学生活にまだ不慣れな2年では、どれくらいのペースで単位を取得すればいいのかとなど悩みや不安は尽きません。

さらにはコロナ禍ということもあり、生活のペースをなかなかつかみづらいです。

たとえば朝が早い講義を取りすぎると、出席するのが辛くなるでしょう。

多くの単位を取ることだけではなく、自身のペースに合わせることが大切です。

履修登録をする際のポイントをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1限は避けるとよい

大学の1限はほとんどの場合、9時から開始されます。

余裕をもって朝の準備をしたい場合や通学時間を逆算した場合、起きるのが厳しいと感じる人もいるでしょう。

そのような方はなるべく1限の講義を避けたほうが無難です。

社会人になっていくうえで早起きの習慣をつけることはもちろん大切ですが、無理をして肝心の講義で寝てしまっては本末転倒でしょう。

また、必修が多い2年生のスケジュールは全体的に忙しく、課題に追われることも多いです。

さらにはバイトやサークル活動と両立するとなると、朝は余裕をもって準備をすることが望ましいです。

1日4限までにしておこう

一般的に大学の講義は1限から5限まであります。

講義時間はおよそ90分です。

中学や高校と比べると、専門的な内容のものも多いうえに長時間集中して教授の話に耳を傾けたり、課題に取り組んだりする必要があります。

集中力の持続や、疲労的な観点から考えると3限までがベストでしょう。

仮に詰め込むにしても、4限までに止めていたほうが一つひとつの講義に集中して取り組むことが出来ます。

いくら学びたいという意欲があったとしても、身体的な疲労は誰にでも必ず訪れます。

空き時間や昼休みなどを利用し、学食や友人同士の会話などで脳をリフレッシュさせる時間は必ず設けましょう。

また、オンライン授業の場合はあまりそうしたこともできませんが、家で受けている場合は軽いストレッチをするなどして、疲労を軽減させるのがおすすめです。

空きコマは2限分以上作らない

履修登録をする際、講義の間に2限以上空きがある場合は非常にもったいないです。

もちろん図書館などで課題に取り組む、もしくは自宅などが近い場合、一旦帰宅するなどの選択肢を取れる場合もあります。

しかしながら、あまりにも長い時間暇を持て余してしまうのも非常にストレスを感じるでしょう。

学業とバイトやサークル活動を両立する場合は、なるべく2限以上空きコマを作らないようにするのがおすすめです。

まとまった時間帯で登録をすれば、講義をより効率的に受講することができます。

そうすることで体力的にも余裕が生まれ、より講義に集中できる環境になります。

また、その後の空いた時間には学業以外のことにも専念する時間を設けるなどして、より充実した大学生活を送れるできるでしょう。

大学2年生で全休は作れる? 

履修登録をする際のポイントをいくつか紹介してきました。

これらを実践することで、より効率的に講義を受講できます。

さらには大学2年生の1年間で全休を作ることも難しくありません。

大学1年のときに取れる単位は必修科目がほとんどで、週のほとんど大学に通っていた人も多いでしょう。

しかし、2年生になると多少の余裕が生まれるので、履修の組み方によっては休みできる日を作ることもできます。

全休について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

各学期1日は全休を作れる

一見すると全休を作るのは非常に難しいと感じるかもしれません。

しかしながら、大抵の場合必修がない曜日の履修を避ければ、全休を作ることも可能です。

必修は誰もが必ず取らなければいけない科目です。

講義を取るならその前後にまとまって履修登録をしておきましょう。

反対にそれ以外の曜日に履修を避ければ、全休を作れます。

必ずしも効率よく単位を取ることだけが重要ではありませんが、全休が1日あるかないかで体力的または精神的にも余裕をもてるでしょう。

場合によっては2日以上も

1年生の時点で単位が取れて必修が少ない場合は、1日3限から4限を目安で履修登録すると全休を2日ほど作れます。

金銭的な問題などでバイトを優先したい場合などは曜日を調整しましょう。

全休が1日でもあるだけでも大学生活に余裕が生まれます。

さらに全休が増えれば、自身のために費やす時間を作れます。

大学生活において学業に勤しむことは非常に重要ですが、それ以外に自由な時間があるのも大学の大きな魅力の1つです。

しっかりと履修の計画を立てながら、充実した大学生活を送りましょう。

学部や文理によって異なる

全休を作るために計画をしっかり立てることは非常に重要です。

しかしながら、必修が多い学部や理系の学部だと全休を作ることが難しい可能性もあるでしょう。

たとえば大学で教員免許などを取りたい場合、卒業単位に含まれない科目をいくつか履修する必要があるのです。

その際は遅くまで講義に出席する必要があるので、結果として全休を作れない可能性は非常に多いです。

全休を作りたいという理由だけで、単位取得をおろそかにしてしまっては本末転倒です。

自身の学部の特徴をしっかりと把握し、履修登録の計画を立てていきましょう。

履修登録の注意点

これまでは履修登録をする際のポイントについて紹介してきました。

学部などによって若干の違いはありますが、工夫をして履修登録をすれば、より効率よく単位を取ることができます。

全休を作ることも学業のみならず、アルバイトやサークル活動をはじめとする大学生活を充実させるためにはとても重要なことです。

自身のカリキュラムを自由に組み立てることができるのは魅力的ですが、その分注意点も存在します。

詳しく紹介していくので履修登録をする際の参考にしてみてください。

履修科目はよく考えよう

履修登録をする際の注意点の1つとして、単純に楽さだけで履修科目を選ぶことは避けましょう。

目先の楽さにとらわれているばかりでは、自分のためになりません。

たとえば、単位認定が比較的ゆるい教授だからという理由だけで科目を選択したとしても、肝心の講義内容に興味や関心がなければモチベーションも上がりません。

自分自身の興味や将来につながらなければ、その講義を受講する必要性はあまりないでしょう。

仮に履修登録をしたとしても、出席するのが面倒になってしまい、結果として単位を落としてしまう可能性もあります。

友達と同じ講義を取りたいからなどという理由も同様です。

誰一人として同じ時間割の人はいません。

自分で自由に科目を選ぶことできるからこそ、しっかりと計画を立てて履修登録していくことが非常に重要です。

全休を作ることに専念しない

全休を作りたいがために、空きコマに興味のない科目を無理に入れることもあまりおすすめしません。

先ほど紹介したように単純に楽さだけを優先してしまい、肝心の講義に対してやる気が起きず、単位を落としやすくなってしまっては本末転倒でしょう。

効率よく履修登録をすることは充実した大学生活を送るのには重要です。

しかしながら、必ずしも全休を作る必要はないのです。

たとえば、1つしか科目のない日があったとします。

一見そのためだけに大学に行く準備をするのは面倒くさいと感じるかもしれません。

授業があることによってかえって生活にメリハリが出て、集中力を高めることにつながり、始まる前に課題があれば念入りに準備をすることも可能です。

全休はたしかに魅力的ですが、それに注力するだけではなく、自分の将来としっかりと向き合うことを心がけましょう。

2年だからといって油断しない

2年だからといって余裕をもちすぎると、のちのち必ず苦労することになります。

油断しすぎないことも非常に重要です。

あまり根詰める必要もありませんが、最低限の単位は取っておきましょう。

特に大学生活も後半に差し掛かると、多くの人が就職活動を意識するようになります。

その際、学業ばかりに気を取られていては、肝心の就活に身が入りません。

それ以外にも、留学をしたい場合などは通常より多くの単位を取る必要があります。

海外の大学で科目を履修する際は、基本的に使用される言語は英語となります。

母国語が日本語の学生は、一つひとつの講義内容を理解するのに時間が掛かります。

その分、日本で履修登録をする科目数よりも、格段と少なくなるのは当然といえるでしょう。

自分の将来に見据え、集中するためにも慎重に計画を立てることが必要です。

自分に合った履修で無理なく学校生活を楽しもう

今回は、履修登録のポイントや注意点を紹介してきました。

そのなかでも全休などの制度は、自由に履修登録をできる大学ならではの魅力といえます。

計画的に充実した大学生活を送るために、自分本位な履修をしすぎないことは非常に重要です。

自分の興味のある科目や、将来のためになる科目を選ぶようにしましょう。

実際に講義へ出席しているときは、面倒くさいと感じる場面も多くあるかもしれません。

それでも、しっかりと自身の将来について見据えた履修登録をすることで、必ず今後の大学生活で役立つはずです。

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