大学生の公務員試験について徹底解説!試験勉強はいつから始めればいい?

はじめに

就職活動が本格的にはじまる前から公務員になることを考えている人も、就職活動を期に公務員への就職を意識する人もいるでしょう。

公務員試験はまず試験によってふるいにかけられることから、いつから試験勉強を始めるべきか気になるものです。

そこで今回は大学生の公務員試験について、必要な情報をまとめました。

公務員試験とはそもそも何か、地方公務員や国家公務員の仕事内容や試験内容の違いについて解説していきます。

最後に公務員試験を志す大学生がやっておくべきこともまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

【大学生の公務員試験】公務員試験とは

まずは公務員試験の大まかな概要について説明します。

通常、公務員試験がおこなわれるのは年1回で、これは新卒向けの採用試験です。

中途採用をおこなっている場合も試験は年1回です。

そのため、公務員試験は多くとも年2回の開催ということになります。

試験内容は一般教養を筆記式で問うもので、基本的な文章の理解や計算、一般知識を問われるものです。

受験は独学でも挑むことができ、どこか専門学校などでの勉学は必要ありません。

職種によっては受験に際し年齢制限を設けていることもポイントです。

公務員試験ってなに?

公務員試験とは、公務員としての適性があるかどうか、任用に足る人物かどうかを選抜するための試験です。

試験をおこなうのが国であれば国家公務員、地方自治体であれば地方公務員の採用試験となります。

国家公務員は、基本的に国の運営に携わる仕事に従事します。

地方公務員は、行政でおこなう施策と民間企業などの橋渡し役となる仕事です。

受験資格は学歴の場合、以下で示す通り大きく3つに区分されます。

・高卒程度
・短大/専門卒程度
・大卒程度

この学歴による分類は主に試験内容の難易度にかかわるものです。

したがって、受験資格としては高卒以上であれば誰でも受験可能です。

また、年齢制限も設けられています。

高卒程度であれば20代前半まで、大卒程度であれば30歳前後が受験のリミットとして定められています。

国家公務員とは

国家公務員とは、国の運営に深く携わる1府12省庁に勤務する公務員です。

同じ国家公務員のなかでも職種が分けられており、総合職と一般職の2つがあります。

総合職が担うのは政策立案にかかわる仕事で、勤務するのは主に中央省庁です。

内閣府や財務省、文部科学省や総務省、環境省などに勤務して政策の立案や予算の編成、法案の作成に携わるのです。

一般職は本府省採用と地方出先機関採用といって、霞が関勤務と地方勤務の2つに分類されます。

霞が関に勤務する場合は、特定の分野で専門的な業務を担います。

地方勤務の場合だと、本局や事務局での勤務することとなるでしょう。

いずれにしても地方公務員よりもスケールの大きい仕事に従事します。

地方公務員とは

地方公務員とは、都道府県や地方自治体に勤務する公務員です。

非常に幅広い職種があり、区役所や県庁といった市町村の役所で働く公務員も地方公務員です。

また、公立学校の先生に事務職員、さらなる警察官や消防士といった仕事に従事する人も地方公務員に該当します。

市町村の職員となる地方公務員は、行政事務に携わる職員とされています。

2年~3年単位で異動を繰り返し、福祉や行政サービスなどの幅広い職種に従事することとなるでしょう。

地方公務員は仕事の特性として、地域住民との協働や市町村独自のまちづくりや行政サービスに深く関わります。

地域の特性を活かした政策が考えられるなど、公務員のなかでも地域へ密着した仕事に従事できるのがポイントでしょう。

どんな試験がある?

公務員の試験内容は受験する公務員の職種によって違います。

国家公務員の総合職試験は、院卒者と大卒者に分けられます。

院卒試験には司法試験の合格者が対象となる法務区分があり、大卒試験には教養区分が設けられているのです。

国家公務員の一般職試験も、大卒者と高卒者で2つの区分に分かれています。

さらなる、地方公務員も卒業区分で試験内容が上級・中級・初級に分かれているのです。

職種によって細かな違いはあるものの、一次試験では選択記述形式の基礎能力試験として、読解力や計算力、社会などの一般的知識を問われます。

二次試験では記述式の試験で、いわゆるプレゼンテーション能力をはかる討議形式の試験があり、人格や対人能力を問われる試験があるのもポイントです。

また、国家公務員の総合職に限り、試験とは別にTOEICでおさめたスコアに応じた加算点があります。

【大学生の公務員試験】公務員試験の勉強はいつから始めるべきか

公務員の試験勉強は、いつから始めるべきなのでしょうか。

職種や目指す公務員が国家公務員なのか、地方公務員なのかでも試験内容は大きく変わります。

得意・不得意科目もあることから、人によっても必要となる勉強時間の目安は変わってくるようです。

しかし、必要とされる勉強時間が明確に割り出されていることもあり、多くの学生は大学3年生から勉強を開始します。

試験勉強に必要とされる具体的な時間から、国家公務員、地方公務員に対する試験対策に必要な準備を見ていきましょう。

基本的には試験の1年前の3年生から

公務員試験を始めるタイミングは、一般的に試験の1年前からとされています。

公務員試験では5教科の幅広い知識を問われます。

問題の形式や試験内容は職種によって変わるため、傾向と対策は少しずつ違うでしょう。

しかし、試験に合格するために必要な勉強時間は1,500時間といわれているからです。

大学3年生の春頃からコツコツ勉強を積み重ねることとなるでしょう。

具体的には月曜~金曜のあいだ、毎日5時間を確保したとしても1,500時間に達するには1年強かかる計算です。

復習や苦手科目の対策強化などを考えると、1日の勉強時間は6時間~9時間とってもいいくらいでしょう。

大学生には夏休みや冬休みといった長期休暇があるので、ぜひとも有効活用することをおすすめします。

国家公務員は早めの準備

国家公務員の総合職を志すのであれば、早い段階から準備が必要となります。

まず公務員試験のなかでも、試験の時期が早く、4月から一次試験が始まります。

国家公務員の総合職が第一志望という人は、必然的にそれを見越したタイミングからの準備が必要となるでしょう。

一般職も一次試験が6月ころから始まるので、それを逆算したタイミングからの勉強スタートとなります。

就職先は国土交通省や農林水産省といった1府12省庁です。

また、総合職の試験は公務員試験のなかでも難易度は最難関に位置づけられています。

通常の公務員試験よりも一歩踏み込んで考える力を必要とされており、発想の転換が重要となるようです。

つまり、試験勉強も復習を繰り返すなどして知識を定着させる必要があります。

地方公務員は職種によって異なる

地方公務員試験でポイントとなるのは、試験を受ける自治体や職種によって試験の時期や期間が異なるという点です。

地方公務員の受験区分は、上級・中級・初級の3つに分かれます。

上級の地方公務員であれば6月ころから試験が始まるのに対し、地方自治体の市役所職員の試験などは9月下旬ころから始まります。

つまり同じ地方公務員の試験であっても、目指す職種によって大きく受験勉強の内容や試験が始まる時期は異なるのです。

試験内容は自治体によって異なりますが、大きく分けて教養科目と専門科目の2つです。

それぞれ多肢選択式での出題となっています。

国家公務員と比べても勉強量は少なくて済みますが、自身の希望する職種の試験日程はかなり早い段階からチェックしておくことをおすすめします。

【大学生の公務員試験】公務員試験を受ける大学生がすべきこと

公務員試験を受けると決まれば、試験日までの明確なスケジュールが見えてくるでしょう。

実際、大学生は受験までにどのような準備をしておけばよいかをまとめました。

・情報を集める
・学校の勉強を確実にする
・官公庁のインターンに参加する
・大学生活を楽しむ

公務員試験に必要な準備は勉強であることに違いありません。

もちろん、採用試験として人となりを見られることも忘れてはいけません。

包括的に必要とされる準備をして、勉強によって得られる知識と人柄の両方を高めておくとよいでしょう。

情報を集める

公務員試験を受けるのであれば、まずは試験における情報収集に徹しましょう。

職種によって試験科目も異なれば、試験が始まるタイミングも異なります。

受験科目において得意不得意が出てくる場合も十分に考えられます。

ご自身が受験する職種の試験内容は、入念に調べておきましょう。

試験対策のために書店などで販売されている赤本なども職種によって違います。

十分なリサーチをせずに勉強をしてしまうと、間違った赤本で勉強していたということにもなりかねないので注意が必要です。

また、サークル活動や部活動、アルバイトとの両立を考えることも必要でしょう。

短期留学をする予定があるなど、公務員試験の勉強に費やせる大きな休暇を使ったイベントが控えているのであればなおさらです。

学校の勉強を確実にする

公務員試験に挑むのであれば、学校での勉強は確実なものにしておきましょう。

公務員試験で出題される専門的な科目は、受験区分にもよりますが大学レベルの内容を問われることもあります。

つまり、学校の勉学に勤しんでおけば、公務員試験の試験勉強にもつながるといえるのです。

特に民法や行政法などの科目は、将来的に受験する公務員試験の対策に直結する場合もあるため、一石二鳥の科目といえるでしょう。

また、極端な例ではありますが公務員試験に合格こそしたものの、学校の単位を取得できずに卒業を逃してしまってはいけません。

きちんと学校の勉強を進めて卒業を確実なものにしながら、公務員試験の勉強も両立して合格を目指してください。

官公庁のインターンに参加する

公務員試験を考えているのであれば、官公庁が主催するインターンへの参加も考えておきましょう。

もちろん、公務員試験と同様にインターン参加試験の段階で競争率はかなり高くなります。

しかし、インターンを通じて実際の職場の雰囲気などを感じ取ることができるでしょう。

公務員の仕事そのものをOJTで学ぶことができるうえに、公務員試験でもインターンの経験をもとに面接などで話を膨らませることもできます。

職場での就業経験がない新卒だからこそ、こうした実際の現場でのリアルな体験ほど語れるものはないと思ってください。

面接のなかで語る志望動機や仕事への意気込みなどがすべて裏打ちされることとなるので、インターンへの参加は強く推奨します。

大学生活を楽しむ

最後に、公務員試験を志すのであれば大学生活もぜひ満喫してください。

試験に必要な勉強時間は1,500時間といわれており、先ほどのシミュレーションでも1日のうちの相当な時間を試験勉強に費やすこととなってしまいます。

試験のために毎日が勉強漬けとなってしまうと、よほどの気持ちがない限り勉強を続けるモチベーションの維持をするのは難しいでしょう。

もちろん公務員試験に思い入れがあり、試験勉強に専念できる人もいるかもしれませんが、それだけでは大学生活を満喫したとはいえません。

大学のサークル活動やアルバイトに勤しむことで、交友関係が広がり、人間関係を築くうえでの学びがあることは言うまでもありません。

公務員試験でも多かれ少なかれ人柄を見られるので、ぜひとも勉強だけの学生生活になってしまわないよう、自身の幅が広がる生活を心がけてください。

まとめ

公務員試験は大卒であれば学歴による制限も、年齢制限にもはばまれることなく受けられる就職試験の1つです。

それまでの学歴にこだわらずとも、試験勉強さえ頑張れば誰にでも合格するチャンスはあるといえるでしょう。

しかし、公務員試験対策に必要となる勉強時間は1500時間です。

その勉強時間は、そう簡単に捻出できるものではありません。

国家公務員に限らず、地方公務員を志す場合でも、時間の余裕をもって入念に試験対策をしておきましょう。

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