大学2年から冬インターンに参加するのってアリ?早期から冬インターンに参加するメリット・デメリット

大学2年から冬インターンに参加するのってアリ?早期から冬インターンに参加するメリット・デメリット

はじめに

flow005

大学生の中には、少しでも自分の希望に合った企業に就職したいと、入学早々、就活の情報収集をはじめる方も少なくありません。

大学1年や2年でも、冬インターン、ウィンターインターンに参加したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

インターンに参加するのは大学3年生など先輩が多い中、大学2年から冬インターンに参加するのってアリなのでしょうか。

早期から冬インターンに参加するメリット・デメリットも解説していきます。

【大学2年の冬インターン】大学2年から参加できるインターンもある

そもそも、大学2年から参加できるインターンはあるのでしょうか。

企業の中には、大学2年でも参加できる、冬の短期インターンを用意するケースも増えてきました。

大学2年から参加できるインターンの特徴として、学年を問わず、「全学年対象の企業説明会が多い」こと、中には「選考ありの冬インターンも」ある点が挙げられます。

大学2年でインターンに参加するか検討するにあたり、それぞれ、詳しく確認しておきましょう。

全学年対象の企業説明会が多い

1,2年生も参加できる冬インターンは、全学年対象の企業説明会的なものが多いです。

企業の意図としては多くの学生に企業を知ってもらい、就活の対象にしてもらいたいといった考えがあります。

参加する学生としては、早くから企業や業界について知っておきたい方におすすめです。

大学2年生でも、既に志望する業界や職種が決まっている方もいるかもしれません。

一方で、どんな業界や仕事に就くか迷っている方もいると思います。

既にやりたい仕事が絞られてきている方は、その業界や企業を複数見る機会として利用できます。

まだ、やりたい仕事が決まっていない方は、少しでも興味がもてる分野や、知りたい分野、たまたま見つけた企業説明会的インターンに積極的に参加してみましょう。

選考ありの冬インターンも

企業によっては全学年応募可能で、参加に選考のある企業も存在しています。

選考ありというのは、書類選考や面接があるということで、応募者の中から選考に通った人のみが参加できるインターンです。

ちょっと面倒、学年が上で知識とかがより多い学生に有利っぽいと思われるかもしれません。

ですが、書類の書き方や面接の練習にもなるので、今後のインターン応募や、将来の就活のためのトレーニングと考えれば、参加するメリットがあります。

学年を問わず募集している選考のあるインターンで選考に通れば、ひとつの自信につながるかもしれません。

また、実際のインターンで、幅広い学年の学生と一緒にインターンをすることで、刺激もあり、年齢を超えて同じ仕事をするときの対応力などが身につきます。

【大学2年の冬インターン】早くから冬インターンに参加するメリット

大学2年から冬インターンに参加するか迷ったときには、まず、早くから冬インターンに参加するメリットについて考えてみましょう。

メリットを感じるなら、学年は気にせず、参加可能なインターンに応募してみるのがおすすめです。

早くから冬インターンに参加する代表的なメリットは、「早くから業界を知れる」こと、「早くから選考経験を積める」ことです。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

早くから業界を知れる

早くから冬インターンに参加するメリットのひとつは、インターンに参加しない同級生に比べて、早くから業界を知れることです。

就活の意識をもって、早い段階からさまざまな業界を実際に見られるのはメリットになります。

学生の中には、その業界の商品やサービスを利用したり、お店を訪れたりするなどして、業界を知った気になる方もいますが、実際に働くのとでは状況が異なります。

学生アルバイトでの業務経験では、得られないことも少なくありません。

就活でライバルとなる同級生と差をつけるためにも、そして、将来やりたい仕事をしっかり見つけるためにも、大学2年生こそ、興味のない業界のインターンにも参加して、自分に合う業界や仕事を見つけていくのがおすすめです。

早くから選考経験を積める

早くから冬インターンに参加するメリットのもうひとつは、選考があるインターンの項でも紹介したように、早くから選考経験を積めることです。

選考ありのインターンでは書類の提出や面接があり、それを通らないと採用してもらえません。

中には応募人数が少なく全員採用になったり、形だけの選考で応募者全員を採用するケースもあるものの、いずれにしても、書類をどうやって書けばいいか考えたり、面接の練習などもするでしょう。

今後、本格的なインターンの選考を受けたいときや、将来の就活での予行練習にもなります。

書類の書き方ひとつにもポイントがあり、面接でのマナーや言葉遣い、話し方や質疑応答の仕方などもポイントがあるので、早い段階からマスターしてしまいましょう。

【大学2年の冬インターン】早くから冬インターンに参加するデメリット

早くから冬インターンに参加するか検討するにあたっては、メリットだけでなく、デメリットも踏まえて考えましょう。

デメリットを上回るメリットを感じるか、デメリットを理解して、それを克服することができそうかという観点から、大学2年でインターンに参加すべきかを決めるのがおすすめです。

早くから冬インターンに参加するデメリットとしては、「低学年という理由でハードルが上がることも」、「目的がないと時間の無駄になってしまう」、「企業のいい面しか知れない」が挙げられます。

低学年という理由でハードルが上がることも

早くから冬インターンに参加するデメリットのひとつが、低学年という理由でハードルが上がり、参加したくても参加できない場合があることです。

とくに選考がある場合など、本気度が増していて、選考慣れしている3年生、専門知識などを備えた3年生に叶わないことがあります。

また、企業がインターンを開催する理由に「早くから優秀な人材を囲い込みたい」、「就活生に自社をアピールしたい」という思いがあるので、低学年より就活を控えた3年生を集めたい意図をもっているケースも多いです。

全学年対象として多くの学生の応募を得ながら、実際にはなるべく囲い込みできそうな学年を優先に採用することも少なくありません。

せっかく時間や手間をかけて選考を受けても、通らない場合が多い点は理解しておきましょう。

目的がないと時間の無駄になってしまう

早くから冬インターンに参加するデメリットの2つ目は、目的がないと、時間の無駄になってしまうことです。

単なる企業説明会や、内容の薄いワークショップで終わることも多いため、その企業に関心がなければ、無駄な時間になってしまうこともあります。

大学2年生で参加する方の中には、友達に誘われて何となく応募したという方も少なくありません。

友達との時間を優先したいならともかく、自分にとって意義が見いだせない時間を過ごすことに後悔を覚える方は、むやみに受けるのは控えましょう。

なぜ、大学2年の早い段階でインターンに参加したいのか、目的を明確にしましょう。

業界を見たい、企業を知りたい、仕事について知りたいなど目的があれば、有意義になります。

企業の良い面しか知れない

早くから冬インターンに参加するデメリットとして、短期での開催が基本となるため、企業の良い面しか知れないことがある点が挙げられます。

企業がインターンを開催するのは、将来的に自社を選んでほしい、就活の志望企業のひとつにしてほしいという意図は、必ずといっていいほどあります。

とくに短期の開催の場合は、インターンを通して、自社の良い点を積極的にアピールしてきます。

実際問題として、短期間では良い面は見られても、悪い面はなかなか見えてきません。

そのため、大学2年の冬のインターンでの経験だけで、この企業に就職したいと決めるのは、時期尚早です。

ひとつに絞り込まずに、さまざまな企業のインターンに参加したり、自分なりにマイナス点を探したりする努力をするようにしましょう。

【大学2年の冬インターン】3年生までにすべきこと

大学2年でインターンに参加する方の多くは、同級生よりスタートダッシュを早めて、就活に少しでも有利にしたいという考えがあると思います。

もっとも、短期インターンへの早期参加が就活に有利になるかというと、ケースバイケースです。

3年生になる前に少しでも就活にプラスの経験をしたいなら、短期インターン以外にやっておきたいこともあります。

それは「今力を入れている活動を頑張る」こと、短期ではなく、「長期インターンをしてみる」ことです。

今力を入れている活動を頑張る

3年生までにすべきこととして、今、力を入れている活動を頑張るのも大切なことです。

今、力を入れていることというのは、たとえば、アルバイトや部活動、サークルや研究活動、資格の勉強や取得、ボランティアや文化交流などが考えられます。

無理に短期インターンに参加するより、自分がやりたいことに注力することで得られることも多いです。

研究活動や資格の取得が就活に有利になることもありますし、アルバイトやボランティアでの経験が、やりたい仕事を見つけるのに役立つこともあります。

部活動やサークル、短期留学などを、就活でのガクチカや自己PRの材料にすることもできるからです。

長期インターンをしてみる

インターンに興味があるなら、短期インターンではなく、長期インターンを視野に入れましょう。

より実務に近い体験をして、就活でアピールできる力をつけたいなら長期インターンの方がおすすめです。

探せば、長期インターンでも大学1年、2年の段階から参加できるものもあります。

もっとも、早い段階からひとつの企業に拘束されることにもなるので、事前に自分がやりたい仕事をしっかり考え、その仕事のノウハウが身につくところで、長期インターンに応募することが必要です。

短期インターンに比べて、長期インターンに参加するための情報収集や自己分析はよりしっかり行わなくてはなりません。

まとめ

大学2年でも参加できるインターンはありますが、その特徴としては「全学年対象の企業説明会が多い」こと、中には「選考ありの冬インターンも」あることが挙げられます。

早くから冬インターンに参加するメリットは「早くから業界を知れる」、「早くから選考経験を積める」点です。

逆に早くから冬インターンに参加するデメリットは「低学年という理由でハードルが上がることも」あり、選考を受けても採用されにくいこと、「目的がないと時間の無駄になってしまう」、「企業の良い面しか知れない」点が挙げられます。

3年生までにすべきこととして「今力を入れている活動を頑張る」こと、短期インターンではなく「長期インターンをしてみる」こともおすすめです。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

RECOMMEND この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます