はじめに
稼げるアルバイトを探している学生は多いのではないでしょうか?
今回は、治験のバイトから長期インターンのバイトまで経験した私が、長期インターンでの稼ぎ方を説明していきます。
長期インターンの時給
長期インターンとは、学生でありながら会社で社会人の方達と一緒に働くことで給料をもらう働き方のことを言います。
この長期インターンでの給料形態は主に2つあり、通常のアルバイトのように時給で給料をもらうものと、完全成果報酬という形で自分のあげた成果に応じて報酬をもらうというものがあります。
給料形態
時給で働く場合、基本的には1100円〜1500円の企業が一般的だと思います。
普通のアルバイトに比べて同じか少し高いくらいというイメージです。
一方、完全成果報酬の場合は1件につき、1000円〜50000円と、扱う案件や業種によっても異なります。
そのため、自分がより稼げるのはどちらの形態なのかを見極める必要があります。
長期インターンを経験することによる給料以外のメリット
長期インターンには会社で働くという性質上様々なメリットが存在します。
そのどれもが長期的にみたときに自分の給料につながるものです。
・インターン先の会社で働いている社会人の方と繋がりが持てる
・自分のキャリアについて考えるきっかけになる
就職後に昇級の可能性が広がる
長期インターンという形で企業で長く働くことによって得られるスキルや考え方は、他の学生に比べて非常に大きなものです。
周りよりもリードした状態で就職するため、自然と周りよりも昇給や昇進のチャンスは多くなります。
そのため、長期的にみたときに長期インターンに参加することで給料を多くもらえることにつながります。
インターン先の会社で働いている社会人の方と繋がりが持てる
実際に会社で働くことによって、そこで働いている社会人の方とつながりを持つことになります。
就職活動などで困ったときや就職後にそうした方とお話することで助けになってくれることもあります。
自分のキャリアについて考えるきっかけになる
実際に企業で社員と同じように業務を行っていくため、自分が就職してからのビジョンを明確に持つことができるようになります。
したいことや目指すものを明確にすることで、実際に就職活動を行う上でも自分の後悔しない企業選びができるようになると思います。
長期インターンに向いている学生の特徴
前述の通り、長期インターンは企業で社会人とともに働くことになります。
そのためもしも向いていないからといって簡単にやめてしまっては企業にも迷惑がかかってしまいます。
私の考える長期インターンに向いている学生の特徴は以下の通りです。
・目標や目的を持って働ける
・平日にフルタイムで働くことのできる学生
責任感がある
長期インターンに限らずですが、お金をもらって働く以上、全ての結果には責任がついてきます。
ときには仕事が終わらずに残業することもあります。
そうした状況でも仕事を投げ出さずにやり遂げることが必要になります。
積極的に働くことができる
長期インターンは通常のアルバイトと違って、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分でどんな仕事をするべきか考える力が必要になります。
そのため、自ら積極的に仕事を発見し、それをこなしていく力が求められます。
平日にフルタイムで働くことのできる学生
通常のアルバイトのように週に1〜2日という学生や、土日のみ勤務というような働き方は難しい場合が多いです。
そのため、週に何日も平日に入れるという学生は長期インターンに向いていると言えるでしょう。
長期インターンに参加する際の注意点
長期インターンは少し特殊な働き方です。
そのため、長期インターンを始める前にいくつか注意しなければならない点があります。_
・大学生活との両立
扶養を超えても良いのか確認する
学生は基本的に保護者の扶養に入っています。
しかし、学生の収入が一定の金額を超えることでその扶養から外れてしまい、保護者の支払う税金が多くなってしまうのです。
1年間で自分がいくら稼げるのか、保護者の方と相談しながら、ときには稼ぎすぎないようにしなければならない場合もあります。
大学生活との両立
前述のように、長期インターンは基本的に平日に働くことが多いです。
そうなると、大学に行かずに長期インターンに参加してしまう学生もいます。
もしもそうしたことを繰り返して留年してしまえば稼いでいる金額以上にお金を支払わなければならなくなってしまいます。
あくまでも学生であるということを忘れずに、しっかりと大学生活と両立させましょう。
治験の体験談
ちなみに、長期インターンとは別で稼げる特殊なアルバイトとして治験が有名です。
怪しい薬を飲まされるとか、副作用が出るとか様々な噂がありますが、興味のある人は多いと思います。
そこで、余談ではありますが実際に3泊4日の治験に参加した私の体験談を記します。
報酬金額
治験はそのリスクから非常に高額な報酬が支払われます。
また、入院する期間が長いほど金額は高くなります。
私が参加した治験は3泊4日で約10万円の報酬がもらえるものでした。
探している中で多く目にしたのが、約2週間以上の拘束で20万円以上のものがありました。
治験の流れ
参加したい治験を見つけたら応募をします。
基本的に参加人数が多いため、応募しても参加できないことが多いのでとにかく多くの治験に応募するのがおすすめです。
その後事前に健康診断を受けます。
そこで問題がなかった場合に後日合否の連絡がきます。
私の場合は補欠合格だったのですが、直前にキャンセルが出たようで治験に参加することができました。
そして治験が始まると、最初に荷物検査があります。
私はタバコを吸うのですが、そうしたものはもちろん全て没収されてしまいます。
治験で一番ツラかったのはタバコが吸えないストレスでした。。
荷物検査が終わると、早速薬の投与です。
投与が終わると残りは自由時間。
決められた時間に決められた食事と注射と軽い検査を受ける以外は何もすることがありません。
私の場合はひたすらゲームとyoutubeで時間を潰していました。
病室から出ることは許されていなかったので、こっそり抜け出してタバコを吸うといったこともできませんでした。
治験に参加する人
私は大学時代に余った時間で治験に参加していたのですが、一緒に参加している人も大学生のような若い人が多かったです。
それでも参加者同士で話して仲良くなるというようなことはありませんでした。
治験は最高のバイト
今まで本当に多くのアルバイトを経験してきましたが、治験ほど楽に大金を稼げるバイトはありません。
一度治験に参加すると半年ほどは治験に参加できないのですが、可能であれば治験だけで生計を立てたいと思ったほどです。
ただ、タバコが吸えないのが本当に苦しかったです。
初日のお昼にはもうタバコが吸えないストレスで頭がおかしくなりそうでした。
野菜が食べられないので毎日のおいしくない病院食も苦しかった点です。
私はもう二度と参加したくありません。
ただ、タバコも吸わず好き嫌いもない健康な方にはおすすめのバイトであることは間違いありません。
まとめ
長期インターンは稼げる分、その働き方や環境は特殊なものになっています。
それでも、普通の学生では経験できないことがたくさんあるため、是非前向きに検討してみても良いと思いますよ。
是非楽しく充実した大学生活を送ってください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート