はじめに
IT業界の短期インターンに参加したいと思っているなら、どの会社にインターンに行くかは重要になってきます。
今回は、就活市場がおすすめするような厳選5社をインターン先として紹介しますので、ぜひ検討してみてください。
評価の高いインターン先に行ったほうが、得られるものがたくさんあります。
また、短期インターンは短い時間で何かを得る必要がありますので、より企業を厳選して選ぶ必要があるといえるでしょう。
IT業界の短期インターンは何をするの?
IT業界の短期インターンは何をするのかについては、しっかりと把握しておきたいところです。
インターンに参加して、何をするのかわからないという人は、参加しても時間を無駄にしてしまうかもしれません。
短期インターンといえども、時間は貴重なので、必ず就活に役立つようなメリットを得たいところです。
IT業界の短期インターンでは、エンジニア研修に参加するようなこともありますし、企業紹介をされることもあります。
また、企業によっては実務を担当することもあるのです。
エンジニアの研修
IT業界の短期インターンではエンジニア研修をすることも多いです。
これはIT業界に入ってきた新人が受けるようなものとも似ていて、システムエンジニアのための研修を受けたりすることもできます。
長期ではなく、短期インターンなので、インターンを通じて得られる知識や技術は限定的ですが、それでもIT業界ではどんな仕事をするのかという疑問を解決するのには役立ってくれるでしょう。
エンジニアの中には、未経験で業界に飛び込んでくるような人もいます。
そして、そういった人材を確保するだけの研修制度が整っている企業が、こういった短期インターンのエンジニア研修を提供していることも多いのです。
企業の紹介
IT業界は、とても奥が深い業界です。
とてもじゃありませんが、短期インターンでそのすべてを学ぶことはできないでしょう。
そのため、短期インターンに参加してくれた学生に対しては、企業紹介をしているところもあります。
IT業界も人材の育成や確保が急務になっているので、企業を紹介して、自社を好きになってもらうことが重要なのです。
IT業界に興味があるけど、IT業界がどんなところなのか実感がわかないというような人も、こうしたインターンに参加できれば、理解が深まるでしょう。
また、企業紹介では、質問や意見なども受け付けてくれるので、わからないこと、知りたいことがあったら、どんどん積極的に質問するべきです。
そういった積極性が評価されることもあるのです。
実務経験
長期インターンでは実務経験は必ずあります。
しかし、短期インターンでは実務経験を積めるところと、そうでないところに分かれるでしょう。
IT業界での実務経験というのは、プログラミングをはじめ、何らかの基礎的な技術があって、初めて理解できるようなことも多いです。
そのため、まったくの初心者の人が短期インターンで実務経験をしても、なかなかものにできることは少ないのです。
それでも、IT業界の仕事やエンジニアとしての仕事を体験できるというのは大きなポイントでしょう。
また、IT業界の仕事はプログラミングがすべてというわけではありませんので、それ以外の仕事を担当させてもらえるかもしれません。
よくあるのは、広報に所属して、メールマガジンやブログの更新を任されるケースです。
IT業界のオススメ短期インターン◯選
IT業界の短期インターンに参加するなら、おすすめの企業を厳選しておきたいところです。
IT業界といっても、さまざまな企業があります。
そして、インターンに参加することで、何かを得ることができる企業もあれば、そうでない企業もあるのです。
そのため、インターンに参加する前には、しっかりとどの企業のインターンに参加するのかを決めておくべきでしょう。
参加した学生が得るものがあったと思えるようなおすすめインターンをいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①サイバーエージェント
サイバーエージェントといえば、IT業界の超有名企業といえるでしょう。
サイバーエージェントが実施するインターンは、いくつかのジャンルがあります。
ビジネスコースやエンジニアコース、クリエイターコースなどにわけられるのです。
そして、どのコースであっても、IT業界の短期インターンは体験できるといえるでしょう。
エンジニアコースのインターンを確認してみると、ゲームAPIの開発に参加して、サーバーサイドの開発に関する基礎スキルを身につけるようなものもあります。
普段、ユーザーとしてオンラインゲームを遊んでいるような人からすると興味深いインターンで、どうやってオンラインゲームは遊べる状態になるのかを学べます。
また、IT業界といえば、どんどん新しい商品や技術が出てくる業界でもあります。
そういった商品や技術の開発に関して学べるようなインターンもサイバーエージェントは実施しているのです。
豊富な選択肢を用意してくれているので、それぞれの特徴に合致するインターンが見つかるはずです。
②キュービック
キュービックは非常にインターンを大切にしています。
キュービックという会社は100名をこえるような長期インターン在籍する風変わりな会社なのです。
この体制からもインターンを大切にしていることがわかるでしょう。
また、キュービックがこれだけインターンを大事にしているのには理由があって、それが会社を知ってもらうことと、学生に働くことを知ってもらうこと、さらに、経済力や競争力の向上のためなのです。
インターンの仕事内容には、コンテンツづくりなどもあります。
どういった記事が読者にウケるのか、企画したり構成を考えたり意見を出し合ったりします。
また、コンテンツマーケティングなどについても学べるので、キュービックのインターンに参加すれば、IT業界で役立つ知識が得られる可能性は高いでしょう。
マーケティングやメディアに興味がある人にもおすすめで、ニーズ調査などを担当すれば、世間の人々がどういったことに興味を持っているかを理解することができるかもしれません。
③Speee
Speeeのインターンも人気です。
Speeeでインターンをするからこその特典がたくさんあります。
たとえば、インターンは積極的にリーダークラスの人間と対談できます。
悩みを相談できますし、気になることがあったら質問もできます。
Speeeは、インターンとの対話を重視する会社なので、この企業のインターンに参加することによって、上に立つ人の考え方を学べるというメリットがあるのです。
具体的な業務内容は、Speeeが運営しているサイトのサポートをしたいする業務があります。
ウェブサービスがどのように運営されているのかを学べますし、見積もりを任されたりすることもあるのです。
④フリークアウト
フリークアウトの実施するインターンは、とても難関ということで知られています。
合格率は1%程度だともいわれており、非常に狭き門です。
また、フリークアウトは難関インターンというだけあって、学生に課す課題も難易度が高いです。
従来のインターンとは一線を画するようなインターンを体験できるのが魅力となっています。
エントリーシートの通過率すら10%程度といわれていますので、思い切って難関にチャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか。
うまく参加できれば、従来のインターンで得られないようなものを得られる可能性があります。
⑤DeNA
IT企業へのインターンをするならDeNAも見逃せません。
こちらも数多くの学生が応募するインターンとして知られており、インターンを通じて驚くほど成長することができるともいわれています。
過去インターンに出された課題には短期間でアプリを最高品質まで仕上げるというものがあり、難関インターンとしても知られているのです。
ハイレベルな課題になっていますが、それをクリアしたときに得られるものも大きいので、思い切ってチャレンジする価値は高いといえるでしょう。
また、過去にはCTOが深くコミットしたようなインターンも実施されており、見逃せません。
IT業界の短期インターンに参加するための選考対策
IT業界の短期インターンに参加するためには、選考対策をする必要があります。
人気の企業になればなるほど選考対策の重要性は増してきますので、必ずポイントを確認しておきましょう。
インターンシップに参加する目的を明確にすることも重要になってきますし、IT業界を志望する理由を明確にするのも重要です。
また、面接用の具体的なエピソードを作成しておくことも重要になってくるでしょう。
こういったポイントを踏まえて、ぜひ短期インターンのための面接を突破してみてください。
インターンシップに参加する目的を明確にする
短期インターンの選考対策をするためには、インターンシップに参加する目的を明確にする必要があるでしょう。
短期インターンを成功させるためには、洗練されたインターンを実施しているような企業に行くことです。
しかし、そういった企業はどこも人気が高いので、多くの学生が集まってくるのです。
そのため、選考対策のためにスペシャルを用意しておく必要があります。
そこで重要になってくるのが、インターンシップに参加する明確な意思で、これがなければ、相手に熱意は伝わらないでしょう。
企業側もインターンシップを通じて、学生に何かのお土産を持たせてあげたいと思っています。
どうせなら熱意のある学生にそういったお土産をプレゼントしたいと思っているのではないでしょうか。
参加の目的が明確な学生には熱意を感じられますので、選考に選ばれやすくなります。
IT業界への志望理由を明確にする
インターンシップに参加したいなら、IT業界への志望理由を明確にしましょう。
IT業界に行くかわからないけど興味がある学生と、絶対にIT業界で働きたいと思っている学生では、企業に与えるイメージは全然違ってくるはずです。
当然、IT業界で働く意思が強い学生のほうが熱意は伝わってきます。
ここで重要になってくるのは、自分が夢や理想をかなえるために、この会社、この業界でなければならないといった志望理由にすることです。
そういった明確な理由が志望動機で示すことができれば、相手への説得力になりますので、当然、インターンに参加できる可能性も高くなります。
志望理由を考えるときには、自分の将来の理想像を描くとよいでしょう。
ここから掘り下げることができれば、相手の心を揺さぶるような志望理由になってきます。
面接では具体的なエピソードを話す
人気の企業のインターン選考では、面接が行われることも多いですが、この際には具体的なエピソードを伝えるようにしましょう。
単純に志望動機だけで相手に伝えるよりも、具体的なエピソードが加わることによって、説得力が増します。
また、インターン選考では相手の印象は非常に重要です。
印象に残った学生を取りあえずインターンに参加させるといった状況も考えられるので、相手に良い意味でのインパクトを与えられるようなエピソードづくりをしましょう。
まとめ
IT業界のインターンに参加する際のおすすめ企業について理解できたのではないでしょうか。
IT業界にはたくさんの企業がありますので、どの企業のインターンに参加するか迷うはずです。
どうせ、インターンに参加するなら、何らかのメリットがほしいところなので、今回紹介した企業のインターンに参加して、たくさんのメリットを得るのもよいでしょう。
また、今回紹介した企業のインターンには志の高い学生が多数参加しますので、そういった意味での刺激を得られるのも大きいです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート