【ゼミの志望理由の伝え方】例文付き!ゼミの志望書に書く志望理由の書き方解説

【ゼミの志望理由の伝え方】例文付き!ゼミの志望書に書く志望理由の書き方解説

ゼミに入ろうと思っている生徒の中には、ゼミに入る際の志望理由に迷っている人も多いのではないでしょうか。

志望理由なんてそもそも必要あるのかと思っている人もいるかもしれませんし、教授にアピールできる素敵な志望理由書を作成したいと思っている人もいるかもしれません。

今回はそんな志望理由に困っている方々のために、ゼミに入る際に必要になってくる志望理由の書き方のコツについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ゼミにおける志望理由はどのくらい重要なのかを知ったうえで、何を伝えるのかが重要なのかも紹介しますし、就活に活かす方法まで解説していきます。

さらに、最後には実際に例文を掲載していますので、それを踏まえたうえで、自分なりの志望理由の文章を作ってみてください。

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【ゼミの志望理由の伝え方】ゼミは就活に影響する?

いまゼミを選んでいるみなさんは、ゼミの選び方によって就活に影響が出るかどうか、気になっているのではないでしょうか。

実は、どんなゼミに入ったかというのは、就活ではあまり重視されません。

しかし、就活では「ゼミの志望理由」、すなわち「なぜそのゼミに入ったのか」はかなり大切です。

就活でのゼミの志望理由の伝え方については、こちらの記事をご覧ください。

志望理由が難しい人は「志望動機作成ツール」がおすすめ!

志望動機を書くのは、なかなか難しいですよね。

書き方や構成などが分からなければ、志望動機を上手く書くことはできません。

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【ゼミの志望理由の伝え方】ゼミの志望書は大切?

志望理由をゼミに伝えると言っても、ゼミにとっては生徒はお客様なわけです。

そのため、あえて志望理由書づくりに注力する必要はないと感じるかもしれません。

しかし、ゼミによっては、志望理由の差が明暗を分けることもありますので、洗練された志望理由の書き方というのは覚えておいたほうが良いです。

ゼミによっては、選考や面接の際に重要な要素になることもありますし、ゼミの教官が内容に目を通すものという点も把握しておきましょう。

ゼミの教官の目に留まって、熱意あるアピールを受け取ってもらうことができれば、教官の熱意も高まるかもしれません。

倍率が高く志望書が重視されるゼミもある

それほど競争率の高くないゼミならば、それほど志望理由書の内容は重視されません。

ゼミとしても、たくさんの学生にきてもらわなければ困るため、積極的に希望者を受け入れるのです。

しかし、世の中には知名度だけで勝手に学生が集まってくるようなゼミもあるのです。

このようなゼミは倍率が高くなりがちなので、ゼミ生になる学生を絞るうえで志望書が重視される可能性があります。

自分が利用しようとしているゼミの倍率によって、志望書の書き方に注意すると良いでしょう。

知名度の高いゼミには、それなりの理由がありますので、ゼミで得られるメリットを最大限に高めるためにも、倍率の高いゼミを積極的に狙っていきたいところです。

そのためには、洗練された志望書を作成することが重要になってくるのです。

ゼミの教官が必ず目を通すものである

志望理由書はゼミの教官が必ず目を通すものという点は把握しておきたいところです。

仮に選考に関係ないとしても、教官の熱意には関係あるかもしれません。

良い志望書を提出できれば、その人に対して教官が良い道を進ませてあげたいと思うものです。

逆に、志望書から熱意のようなものが伝わってこない学生の場合には、とくに頭に残るということもないでしょう。

どうせゼミを利用するなら、教官に気にかけてもらったほうがメリットは大きいので、志望書を利用して、ゼミの教官にアプローチをしてみると良いです。

こういった事柄は自分を売り込む営業とも言えますが、将来社会人なった時にも重要になってくる積極性なので、覚えておくと良いでしょう。

【ゼミの志望理由の伝え方】ゼミの志望書に求められることとは?

ゼミの志望書に求められることは、教授がこの生徒をほしいと思うかということです。

どんなに優秀な生徒であっても、ゼミの方針に合致しなかったり、教授の方針に合致しなかったりする場合には、ゼミに入ることはできません

しかし、熱意をしっかりと教授に伝えることができれば、どんな生徒であっても入れる可能性はあるのです。

また、ゼミの空気を乱してしまうような生徒も入れない可能性が高く、協調性は重要になってくるでしょう。

ゼミというのは集合体の1つなので、大勢の中に所属するという意識をしっかりと持てることも重要になってきます。

教授のさじ加減という部分も大きいので、入りたいゼミの教授の好みを把握しておくことも大切なのです。

コラム:「自己分析」ってしたことありますか?

みなさんは、自己分析をしたことはあるでしょうか?

自己分析とは、自分の過去、現在、未来を分析することで、自分のなりたい将来像や性格、向いていることなどを分析することです。

自己分析は、就活においてかなり重要視されるものになりますが、実はゼミの志望理由を考える際にもとても役立ちます。

「自分はこういう人間で、こういうことに向いているから、このゼミを志望しています。」と伝える際に「自己分析をした」という内容を付け加えるだけで、説得力は倍以上になるのです。

気になった方は、ぜひ自己分析を一度試してみてください!

【ゼミの志望理由の伝え方】志望理由の書き方のポイント!

ゼミの志望理由に重要なことがわかったら、今度は実際に志望理由を書いてみましょう。

ここでは、志望理由を書く際のいくつかのポイントを紹介しますので、これを取り入れて、実際に志望理由を書いてみると良いでしょう。

ゼミに入るためには熱意を相手に伝えることが重要になってきます。

さらに、熱意だけではなく、その熱意がどこからくるものなのかを、ゼミに入りたい理由を明確にして伝えましょう。

また、ゼミに入った後に何をしたいのかも重要になってきて、将来性などに見どころがあれば、この生徒に教えてみたいと思ってもらえるかもしれません。

このような部分を重視して、志望理由を書いてみてください。

そのゼミに入りたい熱意を伝える

志望理由を上手に書きたいと考えると、どうしてもかしこまった志望理由になってしまいます。

しかし、志望理由で重要になってくるのは、体裁が整っていることよりも、熱意がしっかりと読み手に伝わるかということなのです。

そこで、志望理由を上手に書きたいと思うなら、変にかしこまるよりも、自分がそのゼミで学びたいという熱意をアピールすると良いでしょう。

そうすると、読んだ人のを動かせる可能性があり、選考の際に選ばれる可能性が高くなります。

ゼミ側としても熱意のある学生に入ってもらったほうがメリットが大きいですし、教官のモチベーション上昇にもつながってくるのです。

このように、ゼミに入る際の重要なポイントを見誤らないようにしましょう。

なぜそのゼミに入りたいのかを明確に伝える

ゼミに入るには、熱意が重要になってきますが、熱意だけで物事は解決しません。

ゼミに入りたい熱意があるということは、ゼミのなんらかの部分に対して熱意を感じているはずです。

その熱意を感じる部分が、ゼミに入りたい理由に直結していますので、そこをピックアップして明確に入りたい理由を伝えましょう。

自分は熱意を感じているとしても、それが相手に伝わっていない可能性があります。

それを伝えるためには、わかりやすく明確に入りたい理由を伝えるしかないのです。

熱意が空回りしてしまうのだけは避けたいところで、しっかりと相手に伝えましょう。

説明をして熱意を相手に伝えるということは、社会人においても非常に重要になってくる部分なので、ゼミの志望理由作成を上手に利用して習得するのも良いです。

そのゼミで何をしたいのかを具体的に伝える

ゼミの志望理由を上手に作成するためには、ゼミに入りたい理由も重要になってきますが、入った後にゼミで何をしたいのかを伝えることも重要になってきます。

ゼミに入りたい熱意はあると言っても、その熱意をどのように使うのか、ゼミ側は見たいと思っています。

そこで、そのゼミで何をしたいのかを志望理由に盛り込むことによって、入れる可能性が高まるでしょう。

自分はゼミでこのようなことをやりたいと感じていても、しっかりと相手に伝わっていない可能性もありますので、できるだけ具体的に伝えるということは非常に重要になってきます。

【ゼミの志望理由の伝え方】志望理由の文章の構成は?

それでは、志望理由はいったいどのような構成で書けばいいのでしょうか?

実は、志望理由の構成というのは、ゼミの選考・面接だけでなく、今後やることになる就活においてもとても大切になってきます。

ときには内容がとても良かったとしても、構成を理解していないだけで選考に落ちてしまう、なんてこともあるのです。

しっかりとした構成をもって志望理由を伝えていくようにしましょう。

構成はPREP法がおすすめ!

構成を考える際には、PREP法がおすすめです。

PREP法とは、結論、理由、例、結論の4ステップで伝える文章構成のテクニックです。

このテクニックのポイントは、最初に一言で結論を述べていることです、

最初に結論から入り、締めにも結論をもってくることで、内容を見る側は、最終的に何が言いたいのかを頭に入れた上で読み進めることができ、とても理解しやすくなるのです。

また、理由のところには自分の興味や強み、自己PRポイントを、例のところには自身の経験を入れるのがおすすめです。

PREP法については以下の記事で詳しく解説もしていますので、よければそちらもご覧ください!

【ゼミの志望理由の伝え方】文字数は?長さは?

大学のゼミの志望動機の文字数は、なかなか考えるのは難しいところではないでしょうか?

ゼミによっては500字、600字、800字など指定があることもあるのですが、指定がない場合は、基本的には枠いっぱいに書くことをおすすめします。

枠いっぱいに書くことには、内容が濃くなる、熱意が伝わる、などとメリットしかないのです。

逆に志望理由が短い、となってしまうと、熱意があるのかを疑われてしまうことにも繋がります。

大学のゼミの志望理由は、書けるだけ書く、ということを意識してみましょう。

「内容がそこまで思いつかないよ...」という方は、コラムでも紹介した自己分析をしてみることがおすすめです!

【ゼミの志望理由の伝え方】志望理由の例文

ここでは実際にゼミの志望理由の伝え方の例文を紹介します。

志望理由の伝え方には、人それぞれの方法があるかと思いますので、いくつかの例文を参考にしながら、自分なりの方法で伝えてみると良いでしょう。

教授に対して熱意をアピールし、その熱意はどこからくるものなのかを説明します。

さらに、ゼミに入った後にどんなことを達成したいのかも重要になってくるのです。

これらを踏まえて、教授に気に入ってもらえれば、ゼミに入れる可能性は高いでしょう。

例文1

例文

私は、教授の研究テーマである○○にとても興味があり、このゼミを志望します。

高い独自性を持つテーマなので、他の場所では決して、学べないテーマかと思っています。

そこで、そんなテーマについてゼミの仲間たちとともに学びたいと思い志望いたしました。

以前より私は、日本語の持つ独特な語感や雰囲気に魅了されることが多く、その根本がどこにあるのか不思議に思っていました。

教授の研究テーマは、その部分にも通じていると感じており、歴史を紐解いていくことで、日本の魅力にもつながるのではないかと思っています。

また、このゼミで学んだ日本語や日本文化の魅力を、グローバルな物事と融合できれば、それは素晴らしいことだと考えているのです。

非常に好奇心の強いゼミかと思っておりますが、私も好奇心の強さが長所なので、うまく相乗効果を得られれば良いと思っております。

例文2

例文

現在、我が国はネットプラットフォームの分野において大きく遅れているのが現状です。

教授の研究テーマからは、そのことに対する危機感がひしひしと伝わってきます。

私もその問題意識については共通の認識を持っているかと思いますので、そんな現状を打破するための策を導き出したいと考え、このゼミを志望いたしました。

現在、多くの企業は海外企業が提供する既存のプラットフォームをうまく活用することによって、存続することに注力しています。

しかし、教授の考えているアプローチは、まったく新しい純日本型のプラットフォームを完成させることだと知り、そのためのプロセスをぜひ学びたいと思いました。

将来は、ゼミで学んだことを活かして、日本が誇るようなプラットフォームやその他のITサービスの運営や制作に携わっていきたいと思っています。

教授や同じ志を持つ仲間たちとともに充実した学生生活を送りたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いします。

例文3

例文

ゼミの説明会を聞いて、○○ゼミに入りたい気持ちが強まりました。

ゼミの研究テーマも私が将来目指している業界である経済に関連していますし、独自の視点で研究している点にも興味深いです。

また、1番驚いたのは説明会に参加した時に、お話してくださった先生方の熱意でした。

とても楽しそうに話されている姿が印象的で、何よりもまず教授や先生方がこのゼミを好きなのだなと思いました。

こういった熱意あふれる場で学ぶことによって、大学生活にハリを持たせたい気持ちもあります。

将来は、このゼミで学んだことを活かして、経済の分野から世の中に貢献できればと思っております。

教授や先生方、ゼミの仲間たちと良い意味で刺激し合って高めていければと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

まとめ

ゼミにおける志望理由の大切さや、志望理由はどのように書くのが正解なのかがわかったのではないでしょうか。

ゼミに入れるかどうかは、教授のさじ加減による部分も大きいので、熱意あふれる志望理由を書いて、教授の心を揺さぶることができるかがポイントでしょう。

そのためには、明確に入りたい理由を書く必要がありますし、もしゼミに入った後には、どんなことを実現したいのかを伝える必要があるのです。

その理由が社会のために役立つものならば、教授やゼミも協力したいと考えてくれるのではないでしょうか。

また、うまくゼミに入ることができたら、忘れたくないのが集団に属しているということです。

集団の中でうまく協調性を発揮できれば、ゼミを通じて、自分の生活を豊かにできるでしょう。

就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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