インターンのエントリーシートの書き方を徹底解説!例文や受かるためのポイントも紹介

インターンのエントリーシートの書き方を徹底解説!例文や受かるためのポイントも紹介

インターンのエントリーシート(ES)の書き方がわからなくて手が止まっている、という大学3年生は多い。

結論からいうと、インターンESで企業が見ているのは「能力の高さ」ではなく、「成長意欲・参加目的の明確さ・自社との接点」の3点だ。

本選考ESと構造は似ているが、インターン用ESは「まだ何も経験していない学生」を前提に書かれる選考書類なので、高い実績よりも熱量と論理性が評価の軸になる。

この記事では、インターンエントリーシートの書き方を、志望動機・自己PR・ガクチカの3大頻出項目ごとに例文つきで解説する。

インターン申し込みの書き方に不安がある人は、この記事を読んだ後にそのまま下書きに入れるようになっている。

初めてのES提出でも通過率を上げられる構成を、ステップ順で説明していく。

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【インターン エントリーシート 書き方】企業はESで何を見ているのか

インターンのエントリーシートを書く前に、採用担当者が何を基準に選考しているかを把握しておく必要がある。

ここを理解せずに書き始めると、どれだけ丁寧に書いても的外れな印象を与えてしまう。

企業がインターンESで確認しているのは「成長できる素地があるか」「自社での学びを具体的にイメージできているか」「一緒に仕事ができる人物像か」の3点だ。本選考と異なり、即戦力性よりも素直さと成長意欲が重視される傾向が強い。

【インターン エントリーシート 書き方】書く前の準備:自己分析と企業研究

エントリーシートを書き始める前に、2つの準備が必要だ。自己分析と企業研究を先にやっておかないと、どの項目も薄い内容になる。

自己分析:強みとエピソードの棚卸し

自己分析では、自分の強みとそれを裏付けるエピソードをセットで用意する。

「継続力がある」と言うだけでは何も伝わらない。「サークルで週3回練習を1年半続けて大会に出た」という具体的な事実があって初めて説得力が生まれる。

強みを決めたら、それが「インターン・社会人の仕事場面でどう活きるか」まで接続しておくことが重要だ。

「強み→エピソード→仕事への接続」の3点セットが、自己分析の基本フォーマットになる。この流れでまとめておくと、志望動機・自己PR・ガクチカのどの設問にも応用が利く。

企業研究:志望動機を企業に"刺さる"内容にする

志望動機は企業研究の深さが直接出る項目だ。企業のWebサイトやニュースリリース、採用ページを必ず読んでおく。

「〇〇業界に興味があります」では選考が通らない。「貴社の△△事業で扱う〇〇という課題に対して、自分は□□というアプローチで貢献できると考えた」レベルまで落とし込む必要がある。

インターン選考では「なぜ同業他社ではなくうちなのか」という問いに答えられる情報量が最低ラインだ。

採用ページに書いてあることだけを語るES は「表面読み」と判断されることが多い。事業内容・社風・具体的な業務内容まで調べて、自分の言葉で書けるようにしておこう。

【インターン エントリーシート 書き方】インターンと本選考のESの違い

インターンのエントリーシートと本選考のエントリーシートは、似ているようで評価軸が異なる。この違いを把握しておくと、書き方の方針が明確になる。

インターンESで重視されるのは「成長意欲」

本選考ESでは「自社でどう活躍できるか」という再現性と即戦力性が重視される。一方、インターンESでは「このインターンを通じて何を学びたいのか」という参加目的の明確さと成長意欲が優先的に評価される。

経験が浅い大学3年生であっても、「このインターンで〇〇を学んで△△のスキルを高めたい」という具体的な目的意識があれば十分通過ラインに入る。

実績の有無よりも「参加後に何を持ち帰るつもりか」のイメージが伝わるかどうかが鍵だ。

「就活の練習のため」「インターンで経験を積みたい」という漠然とした動機はNG。「〇〇事業のプロジェクト設計に関わる経験を積んで、将来□□なキャリアに活かしたい」レベルの具体性が必要だ。

インターンESの文字数・設問の傾向

インターン選考のESは、本選考と比べて文字数が短い設問が多い傾向にある。200〜400字が主流で、長くても600字以内に収まることがほとんどだ。

設問の種類は「志望動機」「自己PR」「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」の3項目が頻出で、これに「インターンシップで達成したいこと」が加わるパターンも多い。

文字数制限の8割以上を埋めることが基本ルールだ。空白が多いと熱量の低さと判断される。

【インターン エントリーシート 書き方】志望動機の書き方と例文

志望動機はインターンESの中で最も差がつく項目だ。企業側の視点で「なぜうちなのか」に答えられているかどうかが合否を分ける。

志望動機の構成:「接点→目的→学びの宣言」の3段構成

インターンの志望動機は、3段構成で書くと論理が通りやすい。

第1段落で「なぜこの企業・業界に関心を持ったか(接点)」、第2段落で「このインターンで何を学びたいか(目的)」、第3段落で「学んだことを将来どう活かすか(宣言)」という順番で組み立てる。

この構成に沿って書くと、採用担当者が読みやすく、評価ポイントも明確に伝わる。

志望動機は「私が〇〇に興味を持ったのは〜」という主語ありの書き出しが読みやすい。「貴社は〜」という企業説明から始まる書き方は、主語のズレが起きやすいので注意が必要だ。

志望動機の例文

貴社のDX推進事業に関心を持ったのは、ゼミで中小企業の業務効率化を研究したことがきっかけです。

今回のインターンシップでは、実際のプロジェクトを通じてシステム設計の現場プロセスを学びたいと考えています。

将来はITを活用して企業課題を解決するコンサルタントを目指しており、貴社でのインターン経験をそのスタートラインにしたいと思っています。

【インターン エントリーシート 書き方】自己PRの書き方と例文

インターンの自己PRは「強みを伝える」だけで終わらず、「その強みがインターン・仕事の場でどう活きるか」まで書いて完成する。

自己PRの構成:PREP法で結論から書く

自己PRはPREP法(結論→理由→具体例→結論)で書くのが最も読みやすい構成だ。

冒頭の1文で強みを宣言し、次にその強みを裏付けるエピソードを具体的に述べ、最後に「だからこそ、このインターンシップで〇〇に貢献したい」と締める流れが基本だ。

エピソードは「数字」を使うと具体性が格段に上がる。「〜に取り組んだ」より「半年間、週4回〜に取り組んで〇〇という成果を出した」の方が印象に残る。

自己PRのエピソードは長々と書くより「課題→行動→結果」の3点で簡潔にまとめる方が採用担当者に伝わりやすい。

自己PRの例文

私の強みは、目標を決めたら諦めずにやり抜く継続力です。

大学2年生からアルバイトリーダーとして、スタッフ15名のシフト管理と新人教育を担当しました。

当初、離職率が月に2〜3名と高い状況でしたが、個別面談と業務マニュアルの整備を半年かけて実施した結果、離職率をゼロに改善しました。

この経験で培った「課題を数字で捉えて仮説を立てる力」を、貴社のインターンシップでのプロジェクト業務に活かしたいと考えています。

【インターン エントリーシート 書き方】ガクチカの書き方と例文

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)はインターンESでも頻出項目だ。「何をやったか」より「そこから何を学んで今後どう活かすか」が評価の核心になる。

ガクチカで使えるエピソードの選び方

ガクチカで使うエピソードは、学業・サークル・アルバイト・ボランティア・個人活動など何でもよい。大切なのはエピソードの「スケールの大きさ」ではなく、「そこで何を考えて何をしたか」というプロセスの明確さだ。

「〇〇部で全国大会に出た」という実績がなくても、「週3回の練習を自分なりに工夫して続けた」という等身大のエピソードで十分伝わる。

特に意識したいのは「困難をどう乗り越えたか」という場面を入れることだ。困難への向き合い方に、その人の仕事のスタイルが現れるためだ。

ガクチカの結論は必ず「この経験から学んだことは〇〇で、インターンシップでは△△という形で活かせると思っています」という形で締めるのが基本だ。

ガクチカの例文

学生時代に最も力を入れたのは、ゼミでの卒業論文研究です。

初めは研究テーマが定まらず3か月間ほとんど前進できない時期がありました。

そこで週1回の指導教員との面談に加えて、自分で論文を10本以上読み込んで先行研究を整理する習慣をつけました。

その結果、研究の方向性が定まり、ゼミ内発表で「論理構成が明確」と評価を受けました。

この経験から、行き詰まったときに「情報を整理して仮説を立て直す」というアプローチの大切さを学びました。貴社のインターンシップでも、課題に直面したとき同じ姿勢で取り組みたいと考えています。

【インターン エントリーシート 書き方】インターンシップ申し込みで注意すべき5つのミス

インターンのエントリーシートは書き方だけでなく、提出時の注意点でも落とし穴がある。よくあるミスをあらかじめ把握しておこう。

ミス①:複数企業に同じESをそのまま使い回す

志望動機は企業ごとに書き直すことが大原則だ。特定の企業名・事業内容・インターンプログラム名を必ず反映しないと、使い回しが担当者に即バレする。

自己PRやガクチカのエピソード部分は流用してもよいが、「このインターンで学びたいこと」「貴社を選んだ理由」の部分は毎回個別に書く必要がある。

使い回しが判明した場合は選考対象外になる企業もあるため、最低でも志望動機の核心部分は企業ごとに差し替えること。

「企業名を変えるだけ」の流用は使い回しのなかで最も危険なパターンだ。内容が別の企業の事業に引っ張られたままになりやすい。

ミス②:結論を最後まで引っ張る書き方をする

採用担当者は1日に数百枚のESを読む。「〇〇という経験をして、△△を感じて、その結果□□という強みを得ました」という起承転結型の書き方では、強みが後半まで伝わらない。

ESはすべての設問で「結論(強み・目的)を冒頭に置く」ことが鉄則だ。PREP法を意識して、最初の1文に結論を入れる習慣をつけよう。

ミス③:文字数を大幅に余らせる

設定された文字数の80%以上を埋めることがマナーだ。200字制限なら最低160字以上を目安にする。

文字数が少ないと、企業への関心の薄さや準備不足と判断される。逆に文字数をぴったり使い切ると「指定枠を活かしきる意識がある」とポジティブに見られることが多い。

ミス④:抽象的な強みを書き続ける

「コミュニケーション能力があります」「リーダーシップがあります」という書き方は、具体性がなく印象に残らない。

強みは必ず具体的なエピソードと数字でバックアップすることが必要だ。「チームの意見をまとめる場面で〇〇という工夫をした結果、△△という成果が出た」という事実ベースの記述に変えると説得力が生まれる。

ミス⑤:誤字脱字のチェックを怠る

誤字脱字はES全体の印象を下げる。特に企業名・プログラム名の表記ミスは「志望度が低い」と判断される致命傷になりかねない。

提出前に声に出して全文を読み上げる、別の日に見直すという2ステップのチェックが有効だ。自分で気づきにくいミスを減らせる。

【インターン エントリーシート 書き方】Web上の申し込みフォーム提出マナー

近年のインターン選考はマイナビ・リクナビ・ワンキャリア等のプラットフォームや企業の自社フォームから申し込むケースがほとんどだ。フォーム提出にも守るべきマナーがある。

提出前の確認:コピー&ペーストの文字化けチェック

WordやGoogleドキュメントで下書きしたテキストをコピー&ペーストすると、記号や特殊文字が文字化けするケースがある。

「…」「・」「—」などの記号は文字化けしやすいため、「・・・」や半角スペースに変換しておくことが無難だ。

提出前にプレビュー機能で全文表示を確認し、意図しない改行・文字化け・空白がないかチェックしておこう。

フォームによっては改行が反映されないケースもある。段落の区切りは1行の空白ではなく「。」で完結させる書き方にしておくと安全だ。

締め切り当日の注意:アクセス集中によるサーバー障害

人気企業のインターン募集締め切り当日はアクセスが集中してサーバーが重くなるケースがある。

締め切りの2〜3日前には提出できる状態に仕上げておき、当日はあくまで最終確認と送信のみにする余裕を持つことが重要だ。

「当日に仕上げて送ろうとしたら送信できなかった」という事態は完全に防げるリスクだ。余裕を持ったスケジュールで動こう。

【インターン エントリーシート 書き方】通過率を上げるための仕上げチェック

ESを書き終えたら、提出前に必ずチェックリストで仕上がりを確認しよう。このひと手間が通過率を左右する。

ESの構成チェックリスト

まず「すべての設問で結論が冒頭に来ているか」を確認する。次に「企業名・プログラム名の表記が正しいか」を原文と照合する。

続いて「文字数が設定の80%以上になっているか」「エピソードに具体的な数字が入っているか」の2点を確認する。

最後に「インターンで学びたいことが具体的に書かれているか」「自分の強みと仕事・インターンへの接続が明示されているか」を確認すれば仕上がり確認は完了だ。

この6点を満たしているESは、最低限の通過ラインに入る可能性が高い。逆に1つでも欠けていると評価が下がるリスクがある。

第三者に読んでもらう:フィードバックの重要性

自分で書いたESは主観が入りすぎて、わかりにくい点に気づきにくい。可能であればキャリアセンターや就活経験のある先輩にフィードバックをもらうことを推奨する。

「読んで伝わらなかった部分」をそのまま指摘してもらうことが最も価値の高いフィードバックだ。「なんとなく読みにくい」では修正できないので、どの文のどの部分がわかりにくかったかを具体的に聞くようにしよう。

大学のキャリアセンターは無料で添削してくれるため、締め切りまでに1回は利用することを強くすすめる。

【インターン エントリーシート 書き方】よくある質問

インターンのエントリーシートについて、初めて書く学生からよく寄せられる疑問をまとめた。

インターンのエントリーシートは本選考でそのまま使えますか?

そのまま使い回すことは推奨しない。インターンESと本選考ESでは評価軸が異なる。インターンESは「成長意欲・参加目的の明確さ」が重視されるのに対し、本選考ESは「自社での活躍イメージ・再現性」がより重視される。

自己PRやガクチカのエピソード部分は流用してもよいが、志望動機と「この経験をどう活かすか」の部分は本選考向けに書き直す必要がある。インターンで学んだことや感じたことを本選考ESに反映させると、より説得力が増す。

インターンシップの申し込みに書くESは何文字が理想ですか?

設問ごとに指定された文字数の90〜100%を目標にするのが理想だ。最低ラインは80%で、これを下回ると熱量不足と判断されるリスクがある。

指定が「200〜400字」のような範囲指定の場合は、350〜400字程度を目指すとよい。設定の下限に近い文字数では内容が薄く見えてしまう。文字数ぴったりよりも、内容が充実した状態で上限近くまで書けることが理想だ。

インターンのES選考に落ちたときはどうすればいいですか?

落ちた場合は、まず自分のESをもう一度読み直して「結論が最初に来ているか」「エピソードに具体性があるか」「企業に刺さる志望動機になっているか」の3点を確認する。

不通過のフィードバックが得られる企業は少ないため、キャリアセンターや就活支援サービスを活用して客観的な視点でESを添削してもらうことが有効だ。また、複数社に並行して応募し、ESを書く回数を増やすことが上達の最短ルートになる。

【インターン エントリーシート 書き方】まとめ

インターンのエントリーシートは、高い実績がなくても「成長意欲・参加目的の明確さ・企業との接点」を論理的に伝えれば通過できる書類だ。

書く前の準備として「自己分析(強み+エピソード)」と「企業研究(なぜここなのか)」の2点を必ず済ませること。この準備なしに書き始めると、どの設問も薄い内容になってしまう。

頻出3項目(志望動機・自己PR・ガクチカ)はすべてPREP法で「結論→根拠→事例→まとめ」の順で書く。冒頭の1文に強みや目的を宣言することで、採用担当者の記憶に残るESになる。

提出前には6点チェックリストで仕上がりを確認し、可能であればキャリアセンターで添削を受けよう。インターン申し込みの書き方に慣れるには、複数社に並行して応募してESを書く回数を重ねることが最も効果的な練習になる。

まず1社、今日中に下書きを完成させることから始めてみてほしい。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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