【例文付き】未経験から保険業界への転職|志望動機や必要な資格について徹底解説

【例文付き】未経験から保険業界への転職|志望動機や必要な資格について徹底解説

高齢化が進み、ますますその価値を高めているのが各種保険です。そのため保険業界は人気の転職先となっています。

皆様の中にも「未経験だけど転職したい」という人がいるのではないでしょうか?そんな時には本記事をチェックしてみてください。保険業界で求められる人材像にはじまり、志望動機作成のポイント、そして志望動機の例文についてご紹介しています。

さらには保険業界を目指す際に押さえておきたい資格についても徹底解説。保険業界を目指す人にとっては気になる情報がきっと見つかるはずです。

未経験から保険業界への転職は可能?

未経験から保険業界への転職を考える場合、最初に気になるのが「そもそも未経験から転職って可能なの?」ということだと思います。この答えは「可能」です。それほど多いワケではありませんが、未経験から保険業界へ転職する人はいますし、皆さんきちんと結果を残しています。ですから未経験だから…と不安に思う必要はありません。

保険業界で求められる人物像とは?

続いては保険業界で求められる人物像について見ていきたいと思います。求められる人材像を意識しておけば、面接などでの立ち振る舞いも変わってくるものです。

安心感・信頼感を与える人当たりの良さ

保険業界でまず求められる要素は安心感・信頼感を与える人当たりの良さです。保険業界で最終的にモノを言うのは人と人との関係性です。どれだけ良い商品があったとしても、お客さんとの関係性が気付けていなければ契約に結び付くことはありません。

逆に、しっかりとした関係性が築けているのであれば「こんな保険って無い?」であったり「子供が車を買ったから」など、何もせずとも契約が飛び込んでくるものです。

そこで重要なのが人当たりの良さというワケです。コミュニケーションにおいて第一印象はやはり重要なもの。顧客の信頼をスッと得られるかどうか、大きなポイントの一つです。

お客さんの悩みを聞き出すヒアリング能力

保険業界でバリバリと働くためにはヒアリング能力が欠かせません。お客さんは基本的に多くを語ることはありません。なにせ保険の契約に関わることはかなりの個人情報です。わざわざ喋るメリットがないからです。

一方で新たな保険の提案をするためにはお客さんの情報が必要不可欠です。家族構成や持病の有無、年収や悩みなど、ちょっとした情報こそが次の契約につながる鍵となります。

そういったことを自然と聞きだすためにはヒアリング能力が欠かせません。こちらからガツガツと質問するのではなく、とにかくお客さんに喋ってもらう。そして自然と様々な話題を引き出し、ポイントは心のメモに残しておく。そういった能力が欠かせません。

お客さんを満足させる提案力と商品知識

お客さんの情報を得た後で必要となるのが提案力と商品知識です。例えば「最近〇〇で困っている…」と言われたときに「それは大変ですねぇ…」というのでは仕事になりません。「それならば□□保険がおすすすめですよ」と言えてこそ、新たな仕事に繋がります。当然ですが商品に関する知識は欠かせません。

てんで見当違いの商品を提案していたとしたら、次の契約はないでしょう。また一つの商品だけを提案しても、お客さんにとってはうれしくないもの。類似したいくつかの商品を提示した上で「今回の条件ですと、□□が一番安心につながると思います」と言えなくてはなりません。

そのためには常日頃からアンテナを貼り、あらなた商品知識を身に着けると共に、世間の動向についても目を向けておかなくてはなりません。そういった情報収集能力も大切です。

未経験から保険業界への転職|志望動機作成のポイントとは?

続いては未経験から保険業界への転職を目指す際に押さえておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。いずれのポイントも重要ですから自分なりの答えを見つけ出してください。

なぜ未経験から保険業界を目指すのか、理由を明確に

未経験から保険業界を目指す際、一番重要ともいえるポイントが「なぜ未経験から保険業界を目指すのか」ということです。そもそも中途採用の面接官は「なぜウチを志望しているの?」ということに対して、非常にシビアな目を向けています。

というのも企業側にとってみれば採用活動には時間もお金もかかっています。それを回収し、利益を上げるためにはそれなりの期間働いてもらわなくてはなりません。

一方で転職活動をしているということは「今の会社を辞めようと思っている」ということを意味しています。ですから、「ウチではちゃんと長く働いてくれるのだろうか?」という疑問を強く持つものです。

まして未経験からの転職活動ですと、「いったいなぜ?」という疑問はますます高まることに。その疑問に明確に答えられない限り、採用には繋がりません。

これまでの経験・スキルは保険業界でどう活かせるのか?

未経験からの転職活動とはいえ、これまでの経験・スキルで活かせる部分はあるはず。例えば「プレゼンする機会が多く、人に何かを説明するのが得意である」であったり、「接客業だったので人と話すのが得意」であったり。

転職活動前にはそういった「保険業界で活かせる経験・スキル」を明確にしておきましょう。それは志望理由や自己PRなどで格好のネタになってくれるはずです。

例文でチェック|保険業界への志望動機

保険業界を目指すきっかけとなったのは、自動車事故に巻き込まれたことです。幸いにして大きな怪我はなかったのですが、1週間の入院を余儀なくされました。また退院後も通院など、仕事に完全復帰するまでには約1ヶ月かかりました。保険は車を購入した際に、勧められるままに入っていたものです。

実は契約内容などをきちんと確認していなかったのですが、特に困ることもなく、安心して仕事を休むことができました。おそらく保険を勧めてくれた人が色々なことを考えてくれていたからに違いありません。

それ以来、保険の契約内容をしっかりと見直してみたのですが、どれもよく考えられており、保険への興味が深まることに。そうしているうちに、保険を提案する側に回りたいという気持ちになったことが、今回応募させてただいたきっかけです。

保険業界の中でも貴社では幅広い銘柄を取り扱っており、顧客にとって大きなメリットがあるはず。だからこそ貴社で保険を販売したいと考えております。

なお、現職では法人向けの営業を担当しており、商品の魅力を説明することは得意としております。その経験は貴社でも活かせるものと考えております。

保険業界を目指すなら|取っておきたい資格とは?

生命保険などを販売するためには資格が必須です。また、資格によっては持っていると顧客の信頼感をグッと高めることが可能となります。本章では保険業界を目指すのなら取っておきたい資格についてご紹介していきます。

生命保険を売るには必須:生命保険募集人

生命保険を扱うのであれば生命保険募集人の資格が必要です。試験は一般過程、専門課程、応用過程、生命保険大学に分かれており、一般過程をクリアすれば保険の募集が行えるようになります。試験の前後には研修が行われるということもあり、合格率はかなり高め。確実に押さえておきましょう。

リスクの高い変額保険が扱える:変額保険販売資格

より高いレベルの資格を取っておきたいという場合変額保険販売資格に挑戦してみてください。受験には資格が設けられており、生命保険募集人の一般課程を取得し、専門課程試験に合格している必要があります。そのため取得は簡単ではありませんが、それだけに持っていると価値のある資格と言えます。

火災保険や地震保険を扱うために:損害保険募集人

火災保険や地震保険を扱うためには損害保険募集人が必須です。生命保険募集人同様に、合格率は非常に高く、確実に押さえておきたい資格と言えます。なお「生命保険しか扱う予定はない」という人も挑戦しておくことをおすすめします。顧客から「〇〇の保険って無い?」と相談されることは結構多いからです。

信用度がグッと高まる:ファイナンシャルプランナー2級

保険とは人生のリスクを減らし、豊かに暮らしていくためのツールです。そのため顧客の人生に寄り添えるかが非常に重要と言えます。そこでおすすめの資格がファイナンシャルプランナーというワケです。人生で必要なお金のことを説明した上で、それに対して必要な保険を提案できれば、顧客の興味をグッと惹くことが可能となります。

なおファイナンシャルプランナーには1級・2級・3級とありますが、顧客の信頼感を得るためには2級以上がおすすめ。簡単ではありませんが、挑戦するメリットは十分にあります。

まとめ:未経験から保険業界を目指すなら志望動機が重要!

未経験から保険業界を目指す人に向け、求められる人材像、志望動機作成のポイント、志望動機の例文、そしておすすめの資格とご紹介してきましたが、気になる情報は見つかりましたか?

最初にご紹介した通り、未経験から保険業界を目指すことは可能です。とはいえ、保険業界で働くためには「なぜ保険業界に?」という面接官の疑問に答え、内定を勝ちとる必要があります。そこではとにかく志望動機が重要です。今回ご紹介したポイントや例文を参考に、自分ならではの志望動機を作り上げてください。

自分なりの志望動機を作成するのはそれなりに大変な作業です。時間もかかりますし、色々と考えなくてはなりません。けれど保険業界を目指している皆様にとっては挑戦し甲斐のある作業のはず。じっくりと時間をかけて取り組んでみてください。また、それと並行して資格の取得もお忘れなく。

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