- ブライダル業界とは何なのか
- ブライダル業界のインターンに何が必要なのか
- ブライダル業界のインターンのメリット
- ブライダル業界のインターンに受かるための志望動機
- ブライダル業界のインターンに受かるための自己PR
就活の前段階であるインターンシップは学生にとって希望する職業体験ができる貴重な場であり、企業側にとっても新卒採用者予定である学生の本質を見極める重要な制度です。
選定基準も厳しくなっているため、採用されるにはどれだけ魅力的な志望動機を書けるかがひとつの課題となってきます。
そこで、ブライダル業界のインターンシップへ向けて志望動機をうまくまとめるコツを紹介していきますので、ポイントを押さえて最強のアピールを完成させましょう。
- ブライダル業界が気になっている人
- 志望動機の作り方がよくわからない人
- 自己PRの作り方がよくわからない人
- 接客業を生かしたい人
【ブライダルインターン】ブライダル業界とは
ブライダル業界は結婚式に関連するサービスを提供する業界であり、結婚式場の運営、ウエディングプランニング、ドレスやアクセサリーの提供、写真撮影、映像制作、ケータリング、さらにはフラワーアレンジメントや音楽演出など、多岐にわたる業務を担当します。
新郎新婦の夢を形にするための総合的なプロデュース力が求められるため、サービスの質が非常に重要視されています。
また、顧客との信頼関係を築くコミュニケーション能力や、お客様の要望に柔軟に対応するための創造力、問題解決力も不可欠です。
特に結婚式という一生に一度の特別なイベントを担当するため、細部までこだわり抜いたサービス提供が求められます。
【ブライダルインターン】業界の魅力
ブライダルインターンへのモチベーションを高めるために、ブライダル業界の魅力についても理解を深めておきましょう。
業界の魅力を知ることで、インターンや就活のモチベーションが高まるだけでなく、志望動機にもこれらの内容を盛り込むことができます。
ぜひ、以下の3点を踏まえた上で、ブライダルインターンの対策を行うことをおすすめします。
クリエイティブな仕事ができる
ブライダル業界はプランニングやコーディネートを中心に、創造的なアイデアを形にできる仕事が多く、そのクリエイティビティを発揮する場が豊富です。
結婚式という特別な1日を成功に導くために、新郎新婦の希望や思いを汲み取りながら、唯一無二のプランを作り上げる過程は非常にやりがいがあります。
自分の発案したデザインや演出が実際の形になり、その結果として新郎新婦やゲストが感動する姿を見ることができるのは、この業界ならではの魅力です。
また、トレンドを取り入れたり、新しい発想を次々と試したりすることもできるため、常に自分のスキルを高め、成長していける環境が整っています。
人々の大切な瞬間を演出するクリエイティブな仕事ができることは、ブライダル業界で働く大きな魅力の1つです。
感動を共有できる
感動を共有できるのも、ブライダル業界で働くことの大きな魅力の1つです。
ブライダル業界で働くことで、結婚式という人生における最も特別で感動的な瞬間に直接関わることができます。
新郎新婦の愛情や感謝の気持ちが溢れる結婚式は、招待されたゲスト、プランナーやスタッフにとっても感動の場となります。
特に、新郎新婦が感動して涙を流す瞬間や、家族が心温まる言葉を交わす場面に立ち会うことで、仕事を通じて多くの感動を共有できるのは他の職種にはない特権です。
また、このような感動を共有することで「単なるサービス提供者」という立場ではなく「新郎新婦の大切な1日を一緒に作り上げた仲間」としての達成感も得られます。
ブライダル業界で働くことは、日々の業務を通じて人々の人生の節目に寄り添い、その感動や喜びを共有できる非常に特別な経験を積めることでもあるのです。
感謝の言葉を直接聞ける
ブライダル業界では新郎新婦と長い時間をかけて共に結婚式を作り上げることがほとんどであり、その過程で深い信頼関係を築くことができます。
特にプランナーやコーディネーターの仕事は、準備段階から式当日までの長期にわたる進行をサポートし、様々な問題を解決しながら2人の理想を形にしていきます。
その結果、結婚式が無事に終わった後、新郎新婦やその家族から感謝の言葉を直接受け取ることができ、非常に強いやりがいを感じるものです。
また、直接感謝されることで、自分の仕事が誰かの人生にどれだけ大きな影響を与えたのかを実感でき、次の仕事でのモチベーションにもつながるでしょう。
感謝の言葉は、その場の仕事の評価だけでなく、自分の成長や人間関係の深まりを感じさせる大きな喜びとなるブライダル業界ならではの魅力の1つです。
【ブライダルインターン】内容を紹介
続いて、インターンの内容を短期と長期に分けて紹介します。
それぞれの主な内容や目的などについて解説するため、ブライダル業界に興味がある方はもちろん、短期インターンと長期インターンの大まかな分類について知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
短期インターン
短期インターンは主に1日から数週間の期間で実施されるプログラムを指し、ブライダル業界の基本的な知識や業務の概要を学ぶことができます。
短期間のため、内容は企業説明会、座談会、グループディスカッションなど、比較的短時間で完結するものが多いのが特徴です。
企業によっては実際の結婚式の見学や、現場で働くスタッフとの交流の場を設けることもあり、業界の雰囲気を肌で感じることができる良い機会となります。
しかし、短期インターンは基本的に実務がない場合が多く、あくまで業界理解を深めるためのプログラムであることが一般的です。
そのため、実際の業務を体験することは難しく、現場での実践力や専門的なスキルを直接身につける機会は限られます。
長期インターン
長期インターンは1か月以上の期間にわたって実施されるもので、ブライダル業界の実務を深く体験できるのが最大の魅力です。
長い期間にわたって企業に携わるため、実際の結婚式の企画や運営、当日のサポート業務など、現場での実践的なスキルを身につけることができます。
ブライダル業界は多岐にわたる業務が存在し、長期インターンではその一部に直接関与することで、リアルな業界の流れや仕事の進め方を学ぶことが可能です。
実際に顧客との打ち合わせに同行したり、式の準備に携わったりすることで、現場の緊張感や達成感を体験できるため、業界の厳しさとやりがいの両方を実感できます。
また、長期間のインターンは企業側からの評価につながりやすく、実際の就職活動時にアピールポイントとして活用できる場合も多いです。
【ブライダルインターン】アピールできる経歴
ブライダル業界は、人生の門出である結婚式に関わる仕事であり、人の幸せに関われる魅力的な仕事であることから、ブライダル企業に就職を目指す学生は少なくありません。
インターンに参加することで、就職の本選考を有利にできる可能性もあり、インターンを募集する企業があれば、参加したいと考える就活生は多いでしょう。
人気のあるインターンほど、選考の競争率も高くなります。
まずは書類選考を突破するため、アピールすべきポイントをしっかり確認しておきましょう。
接客業のアルバイトはアピールになる
ブライダル業界の仕事は、基本的に人と関わる仕事であり、さまざまなタイプのお客様と接するためコミュニケーション能力が求められます。
もし、接客業のアルバイト経験があれば、積極的にアピールすべきです。
多くの見ず知らずの人と関わることは、自分では向いていると思ってはいても、実際にやってみたことがあるのとないのとでは説得力が違います。
アルバイト経験を通して人と関わることが楽しいと感じたり、接客の仕事に適性を感じたりした場合は、それを積極的にアピールすると良いでしょう。
アルバイト経験がなくても大丈夫
アルバイト経験がないからといって、企業にアピールできるものが何もないわけではありません。
アピールすべき経歴とは、ブライダル業界で仕事をするために必要な能力が培われた経験や、その能力を自覚したエピソードです。
学生生活の中で、そのようなエピソードがあれば、それを積極的にアピールしてください。
部活やサークル活動、留学経験などから、自分の能力をしっかり企業に伝えられるエピソードがないか整理をしてみましょう。
【ブライダルインターン】求められる能力
書類選考を通過するための志望動機を書くためには、その企業がどのような能力のある人物を求めているのかを知ることが重要です。
企業の求める能力を把握したうえで、自分がその求める能力を備えている人物であると、説得力をもって企業へ伝わるように志望動機を書くことが必要なのです。
ここでは、ブライダルの仕事をするうえで、一般的に求められる能力をあげてみました。
以下の能力があれば、それを積極的にアピールすることで、効果的な志望動機にできるでしょう。
礼儀作法
ブライダル業界において、礼儀作法は非常に重要な要素の1つとされています。
結婚式は新郎新婦やその家族、ゲストにとって一生に一度の特別な行事であり、スタッフは高いプロ意識と礼儀を持って業務に臨む必要があります。
スタッフの態度や振る舞いが式の雰囲気に直結するため、基本的な礼儀作法を身につけていることはもちろんのこと、細やかな気配りや丁寧な対応が求められるのです。
たとえば、挨拶の仕方や言葉遣い、立ち居振る舞いといった基本的なマナーだけでなく、ゲストへの接し方や新郎新婦とのコミュニケーションにおいても、心からの敬意と気配りが必要です。
結婚式は華やかな舞台ですが、その裏側では多くの準備や進行のための業務が行われており、常に冷静かつ柔軟に対応する力が求められます。
また、礼儀やマナーが身についていれば、予期せぬトラブルや突然の式の内容変更などにも落ち着いて対応できるようになるでしょう。
コミュニケーション能力
ブライダルの仕事は、多くの人と関わることから、どのようなタイプの人とでも笑顔で対応できるコミュニケーション能力が必要とされます。
特に結婚式をプロデュースするウェディングプランナーなどの仕事では、新郎新婦との会話の中から、要望を正確にくみ取らなければなりません。
また両家のご両親や家族と新郎新婦の意向が食い違った場合は、双方の要望を叶えるために、調整役をこなさなければならない場合もあり、高度なコミュニケーション能力が求められるのです。
広い視野
結婚式を新郎新婦にとって最高の1日にすることはもちろんですが、両家の親族や来客、参加するすべての人にとって満足できる1日であることを目指すのがブライダルの仕事です。
最高の思い出にすべき日に、何かトラブルが起こらないとも限りません。
万が一の事態に迅速な対応をするためにも、主役の新郎新婦だけでなくその場を広く見守り、困っている人がいないかなど、場の変化に気づける能力も必要です。
老若男女の来客にも配慮できる視野の広さは、ブライダルの仕事では重要視されます。
【ブライダルインターン】参加するメリット
続いて、ブライダルインターンに参加することで得られるメリットについて紹介します。
以下の3点を念頭において参加することで、よりブライダルインターンのメリットを享受しやすくなります。
ぜひ、それぞれしっかりと理解した上で、良い経験ができるように取り組んでください。
企業理解が深まる
ブライダルインターンに参加する最大のメリットの1つは企業理解が深まることです。
実際に現場で働くスタッフやマネージャーとの交流を通じて、企業の雰囲気や働き方、業界内での位置づけなどを肌で感じることができます。
インターン中には説明会や座談会だけでは得られないリアルな情報を直接聞くことができ、企業が求める人物像や、どのようなスキルが評価されるのかを具体的に知ることができます。
特にブライダル業界はサービスの質が非常に重視されるため、現場の生の声を聞くことが非常に重要です。
また、インターンシップ中に積極的にコミュニケーションを取ることで、実際の仕事の流れや課題点、日々の業務の中で大切にされていることを深く理解できます。
これは企業がどのような価値観で仕事をしているのかを知る大きな手がかりとなり、今後のキャリア選択にも役立ちます。
礼儀に詳しくなる
ブライダルインターンに参加することで、礼儀作法に詳しくなるというメリットもあります。
ブライダル業界は特に礼儀やマナーが重要視される業界であり、スタッフ一人ひとりの対応が結婚式の全体的な印象を左右するため、基本的なマナーはもちろん、細やかな気遣いや配慮も求められます。
インターン中に実務を経験することで、接客マナーやお客様とのコミュニケーション方法など、実際の現場で使える礼儀作法を自然に身につけられるでしょう。
これらのスキルはブライダル業界に限らず、社会人として必要な基本的なスキルとしても評価されます。
また、インターンで得た礼儀作法は他の業界への就職活動時にも大いに役立つため、他の業界を併願している人にとっても良い経験となる可能性が高いです。
例えば、ビジネスマナーがあり、コミュニケーションにおいて細やかな気配りができる人材として一目置かれる存在となり得ます。
責任感が生まれる
責任感が身につくのもブライダルインターンに参加するメリットです。
結婚式という一生に一度の大切なイベントをサポートする仕事では、スタッフ一人ひとりの責任が非常に重く、細かなミスが大きな問題に発展することもあります。
そのため、インターン中に携わる業務の中でも、常に自分の行動に責任を持ち、最善を尽くす姿勢が必要です。
これによって、自然と責任感が養われ、どのような状況でも冷静に対処する力が身につきます。
ブライダル業界の仕事はプレッシャーがかかる場面も多く、インターン中にその厳しさを体験することで、自分自身の成長を実感できるでしょう。
また、責任感を持って業務に取り組む姿勢はどの業界でも重要視されるスキルであり、インターンを通じて得た経験は社会に出た後も大いに役立ちます。
特に、社会に出た際にプレッシャーに負けずに仕事を遂行できる力は大きな強みとなります。
このように、ブライダルインターンで培った責任感は就活の際にアピールポイントとして活用できるほか、就職後も周囲から信頼される人材として評価されるきっかけとなります。
【ブライダルインターン】選考で聞かれやすいこと
続いて、ブライダルインターンの選考において聞かれやすいことについて紹介します。
以下の項目は、ほとんどの選考において聞かれるものであり、しっかりと対策をしておく必要があります。
スムーズに答えられるよう、対策しておきましょう。
なぜこの業界なのか
この質問に対しては、自分のエピソードを交えて具体的に答えることをおすすめします。
例えば、過去に参加した結婚式での感動的な経験や、家族や友人の結婚式を通じて得たブライダル業界の魅力など、自分自身が心を動かされた出来事をもとに説明することで、説得力が増します。
また、その経験を振り返ることを通じて、なぜ自分がブライダル業界に向いているのかを考えることも大切です。
「イベントの企画やデザインに興味がある」など、自分の強みがどのように業界で活かせるかを明確に示すと、面接官に好印象を与えられます。
業界に対する熱意と自分の特性を結びつけ、より魅力的な回答を作成できるよう心がけましょう。
なぜこの企業なのか
ブライダル業界に数ある企業の中でも、なぜその企業を選んだのかについて聞かれることがほとんどです。
ブライダル業界には数多くの企業が存在し、それぞれが異なる理念や価値観を持っています。
そのため「なぜこの企業を選ぶのか」という質問に対して、明確に答えなければなりません。
まず、企業研究をしっかりと行い、その企業はどのような価値観や理念を大切にしているかを理解することが不可欠です。
例えば、ある企業が「お客様の人生最高の日を作り上げる」という理念を掲げている場合、それに共感した具体的な理由を述べると良いでしょう。
また、他社と比較して特に魅力を感じた点や、その企業が提供するサービスの独自性について触れることで、より具体的な回答になります。
自分がその企業でどのように貢献できるか、どのように成長できるかについても考え、自分のキャリアビジョンと企業の方向性が一致していることをアピールすることで、説得力を高めることが可能です。
【ブライダルインターン】志望動機と自己PRを作成するコツ
インターンの志望動機/自己PRを作成する場合、就職のための本選考ではないからといって、気を抜いて書くしまう人も少なくありません。
しかし、インターンに参加することによって、実際の就職が有利に進むことも多く、企業側ではより優秀な学生を早期に確保したいという意図もあります。
特に人気企業のインターンは、本選考さながらの熱意で臨まなければ、参加することはできません。
せっかくの機会を勝ち取るため、コツをつかんで有効な志望動機/自己PRを作成しましょう。
自己分析を徹底する
魅力的な志望動機を書くためには自己分析が大切なので、ブライダル業界と同じ接客業でアルバイトをしておくと良い経験になります。
アルバイトをしたら接客が自分に向いているのか、会社でどのように貢献していけるのか、将来どのようにステップアップしていきたいのかまで自己分析をしてみましょう。
それによって、自分が企業にとってどれだけメリットのある人材であるかを伝える文章が作りやすくなりますし、仕事に携わりたいという強い意思のある志望動機を考えるきっかけにもなります。
さらに、アルバイトはインターンシップに向けての心構えにもなるので経験しておいて損はありません。
結論は最初に明示する
志望動機は、話の筋道を立てて、わかりやすく書くことが重要です。
そのためには、まず結論を簡潔に書くことです。
結論を最初に示すことで、そのあとのエピソードが伝わりやすくなります。
これは書類選考を通過し、そのあとの面接において、口頭で志望動機を語る際も同じです。
相手に伝えたいことを伝わりやすく伝えることは、ブライダルの仕事で必要となるコミュニケーション能力にも通じるポイントであり、特に伝わりやすさに配慮することは重要です。
具体的なエピソードを伝える
具体的なエピソードを交えると、志望動機がさらに伝わりやすくなります。
同じような志望動機であっても、エピソードは人それぞれの経験であるため、個性や人柄もあらわれやすく、どのような価値観をもっているのかなどの人間性が伝わります。
つまり、志望動機に独自性が出て説得力も増すのです。
エピソードがいくつもある場合は、より企業に伝わりやすいもの1つに絞りましょう。
複数あると印象が薄れてしまう可能性もあるため、強く印象づけられるもの1つを厳選して、効果的に伝えることが大切です。
知識を踏まえてアピールする
ブライダル業界は華々しいイメージがありますが、一日中立ちっぱなしだったり数組以上のお客様を接客したりと体力を要します。
そして、一生に一度の記念すべき日をサポートする重要な職業ですから責任重大な職業でもあります。
時には営業活動をしなければならないこともあるでしょう。
このような具体的な仕事内容を加えていくことで、自分は憧れだけでブライダル業界にインターンシップを希望したのではないことを主張するのが良いアピールの仕方です。
厳しい仕事であることを理解した上で志望したという覚悟を伝えることができれば、企業側は熱意ある学生と捉えるので採用される可能性が高くなります。
体力に自信があることや、メンタル面での強さなどをアピールポイントとして加えるのも良いでしょう。
【ブライダルインターン】志望動機の例文
続いて、ブライダル系のインターンに参加したいと考えている方に、ぜひ参考にしていただきたい例文を3つ紹介します。
志望動機が最もあなたに近いものを中心に、どのような構成で書かれているか、どのような点をアピールしているかについて詳しく参考にしてみてください。
例文1
私は友人の結婚式に参加した際、その素晴らしい演出と感動的な瞬間に心を打たれ、ブライダル業界に強い興味を持つようになりました。
特に「ウエディングプランナーの方々が希望を丁寧にヒアリングしてくれた」と友人が嬉しそうに語る姿を見て、誰かの一生に一度の機会を彩る、素晴らしい仕事であると感じました。
この経験から、私も同じように人々の大切な一日を支える仕事がしたいと強く感じ、貴社のインターンに参加することで、その第一歩を踏み出したいと考えています。
インターンを通じて、ブライダル業界の基礎を学びながら、実際の現場での経験を積み、自分の持つホスピタリティ精神やコミュニケーション能力を活かして、多くの人々に感動を届けられる人材に成長することを目標としています。
例文2
私は貴社の「お客様一人ひとりの想いを形にする」という企業理念に深く共感し、インターンシップに参加することを志望いたしました。
結婚式は新郎新婦にとって人生で最も大切な日であり、その一瞬一瞬に込められた想いを最大限に引き出すことが求められます。
貴社が掲げる理念はお客様の想いに寄り添い、オーダーメイドのサービスを提供することを重視しており、私自身もその姿勢に強い魅力を感じました。
私は以前から人々の特別な日をより感動的なものにするために働きたいと考えており、貴社の企業理念と自分の価値観が完全に一致していると感じています。
インターンを通じて、貴社の価値観を実際の現場で体験しながら、自身のスキルを磨き、自らの成長に繋げることで、将来的には貴社に貢献できる存在になりたいと考えています。
例文3
私はウエディングプランナーという職業に強い憧れを抱いており、新郎新婦の夢を現実にするサポートを通じて、感動と喜びを提供できるやりがいに魅力を感じています。
プランナーはお客様の思い描く結婚式を形にするために、数多くの打ち合わせや調整を行い、時には困難な問題にも直面しますが、そのすべてを乗り越えて迎える本番当日は何にも代えがたい達成感を味わえる仕事であると聞きます。
私も同様に、責任とやりがいを実感しながら、日々成長していきたいと考え、貴社のインターンへの参加を志望しています。
インターンを通じて現場でのリアルな業務を学び、ホスピタリティ精神をさらに高め、将来的にはお客様に信頼されるプランナーとして貴社で活躍したいと考えています。
【ブライダルインターン】自己PRの例文
続いて、ブライダルインターンにおける自己PRの例文も3つ紹介します。
どのような構成で書かれているかはもちろん、どのような点が強調されており、どのようにしてエピソードを読みやすく構成しているのかについてなども参考にしてみてください。
例文1
私の強みは責任感です。
どのような状況でも最後までやり遂げることを大切にしており、周囲からも信頼を獲得しています。
例えば、大学時代の活動においては、プロジェクトリーダーとして全体の進行管理とチームメンバーのサポートを行いました。
進捗が思わしくないこともありましたが、個別に時間を割いてサポートし、問題解決に努めるなど成功に向けて全力で取り組んだ結果、プロジェクトが無事に完了し、メンバーからも感謝の言葉をいただきました。
そして、リーダーとしての責任を全うできたことに大きな達成感を感じ、責任感を持って取り組むことがチームの成果に直結することを実感しました。
今後もこの責任感を活かして、インターンでも「自分の仕事は新郎新婦だけでなく、多くの関係者の方々の、人生に一度の大切な場面を最高のものに仕上げるものだ」という自覚を持って業務に取り組んでいきたいと考えています。
例文2
私の強みはコミュニケーション能力です。
大学のサークル活動ではメンバーが50人以上と非常に多かったこともあり、意見の衝突が多々ありました。
しかし、毎回私は全員の意見を丁寧に聞いた上で意見をまとめ、全体の方向性をまとめることで全員が納得できる解決策を導いてきました。
これにより、徐々にメンバーが結束できるようになり、衝突も起きなくなりました。
この経験を通じて、ただ話を聞くだけでなく、相手の考えを尊重しながら適切にまとめることが重要であると考えました。
ブライダル業界においては、複数のメンバーが協力しながら業務を進めることが必須です。
インターンにおいても、コミュニケーション能力を活かしてメンバーをまとめ、適切に作業を進めることで貢献していきたいと考えています。
例文3
私の強みは提案力です。
物事を多角的にとらえ、より良いアイデアを見つけ出すことができます。
アルバイト先の飲食店では売上が伸び悩んでいたため、顧客満足度向上のためにQRコードを読み込むだけで簡単に回答できるアンケートを実施しました。
そして、アンケートの結果を可能な限り業務に盛り込み、お客様が求めるサービスを提供することで、顧客満足度は18%向上し、それ以降一度も月の売上目標を下回ったことはありません。
この経験から、状況を冷静に分析し、的確な提案を行うことの重要性を学びました。
貴社のインターンにおいても、お客様の要望をまずは丁寧に聞き、その後的確に提案を行うことで、よりお客様が満足していただける結婚式の計画を立て、貴社に貢献したいと考えています。
【ブライダルインターン】よくある質問
就活エージェントを運営するにあたって、多くの就活生の方から様々な質問をいただきます。
ブライダルインターンに関する質問もよくいただくため、紹介します。
以下の2点の中で気になるものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
ブライダル業界で働くために特別な資格は必須ではありません
多くの企業では採用に際し、資格よりも実務経験や人柄、コミュニケーション能力が重視されます。
しかし、資格が全く役に立たないというわけではなく、取得を目指す学習の過程で、業界知識や基本的なマナーを学ぶことができ、就職活動の際に自己アピールの1つとして活用できる場合もあります。
たとえば、ブライダルプランナー検定や、ウエディングコーディネーターの資格などが代表的で、業務を進める上での基本的な知識を証明するものです。
秘書検定なども、マナーが備わっているアピールに使えるものです。
資格を取得する余裕があれば、ぜひ取得することを推奨します。
ただし、企業側が求めるのは資格の有無よりも、実際にお客様と接する際の対応力や、式の進行に関する柔軟な判断力です。
そのため、インターンシップを通じて実務経験を積むことが何よりも重要であり、資格を取得するよりも実際の現場で学ぶ姿勢が評価されます。
ブライダルインターンの選考ではエントリーシートや面接での選考が行われることがほとんどであるため、事前にしっかりと対策を行うことが重要です。
エントリーシートでは志望動機や自分の強み、これまでの経験を具体的にアピールする必要があり、企業が求める人物像と自分が一致していることを的確に伝えることが求められます。
特にブライダル業界ではホスピタリティ精神やお客様への思いやりを重視するため、その点をしっかりと強調しましょう。 エントリーシートは一度書いたら終わりではなく、必ず第三者に確認してもらい、内容が伝わりやすいか、不足している点がないかを確認することが大切です。
面接においては、緊張せず、自分の言葉で話すことがポイントです。
企業側は応募者の人柄やコミュニケーション能力を見ているため、自分の経験や志望理由をしっかりと伝え、相手の質問に対して的確に答えられるようにしましょう。
また、面接の前に企業の理念や業務内容についてしっかりと調べておき、インターンに参加したい理由を明確に持っておくことが重要です。
ブライダル業界だからこそ最終チェックは念入りに!
ブライダル業界は魅力的な職業ですが、責任重大な職業でもあります。
だからこそ、ブライダル業界に憧れを抱いているだけではないということを志望動機に盛り込むことが重要になります。
接客業として繊細な気配りが求められる職業でもあるため、履歴書にミスがあるとそれだけで不採用になってしまうこともあるので注意しましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート