企業選びの参考にしよう!性格別にで合う社風をご紹介

企業選びの参考にしよう!性格別にで合う社風をご紹介

はじめに

企業選びをスムーズに行いたいなら、自分自身を知っておく必要があります。

自分を知らずに企業選びをしてしまうと、入社しても、その後に悩んでしまうかもしれません。

人それぞれ、何にやりがいを感じ、何が嫌なのかは違います。

自分がやりがいを持って臨める仕事を選んだほうが、長続きするものですし、成長するのも早いでしょう。

そう考えると、企業選びの前に自己分析をしておくことの重要性がわかるのではないでしょうか。

さらに、自己分析をして、分析結果を企業の社風などと結び付ける作業も重要です。

今回は、それらを紹介していきますので、企業選びの参考にしてみてください。

どの性格の人に、どの社風の企業が合致するのかも具体的に紹介しています。

企業を選ぶ前に自分の性格を知っておこう

就活においては、自分を知るということが強い武器になります。

逆に、自分を知っていない状況で就活をしてしまうと、選択を誤ってしまう可能性が高いのです。

そのため、企業を選ぶ前に自分の性格を知っておきましょう。

自分の性格を知ることは自己分析につながり、それが就活の軸になります。

また、就活の軸は1本ではなく、2本、3本と複数のほうが良いです。

1本の軸では、あまりにも対象企業が多くなってしまいがちなので、2本、3本の軸を設けることで、どの企業かが明確になるでしょう。

自己分析に時間を使った就活生は、結果的に効率的に就活を進められます。

なぜなら、軸があるので活動にブレが発生せず、必要なゴールに最短距離で進めるからです。

過去を振り返ろう

まずは過去を振り返ってみましょう。

過去を振り返ることによって、自分の軸を洗い出すことができるかもしれません。

想像するだけでは少し弱いので、中学時代、高校時代、大学時代に分けて、それぞれエピソードを書き出してみると良いです。

このように自分のエピソードを振り返り、洗い出していると、自分の軸が見えてきます。

自分の軸は、就活の軸ともいえますので、どのような企業が自分に向いているかも見えてきます。

1番感情が動く瞬間は?過去を振り返る材料として思い返してみよう

過去の自分を振り返る際は感情を軸にして考えてみてはいかがでしょうか。

学生時代を振り返って、楽しかった思い出はなんなのか、悲しかった思い出はなんなのか、などのエピソードを振り返ると、自分がどんな人間であるかが明確になってきます。

また、楽しい悲しいだけではなく、攻撃的になった思い出、笑った思い出、悔しかった思い出など、感情を細分化して分析することによって、より詳しい自分像が見えてくるでしょう。

喜ぶ、楽しい、笑う

笑ったり喜んだりのポジティブな楽しい思い出は、自分自身の活動意欲につながる部分です。

そのため、何に対してこのような感情を抱いたかは、就活の軸を決める上で非常に重要でしょう。

部活動やサークル活動で仲間とともにいる時間が楽しかったのか、趣味や特技に熱中する時間が楽しかったのかによっても、まったく選ぶべき企業は変わってくるのです。

怒る、攻撃的

怒ったり、攻撃的になったりしたエピソードも重要です。

これは自分の苦手な作業や仕事を探る上のヒントになります。

そのため、このエピソードから掘り下げていくと、自分が選ぶべきではない企業が見えてくるのです。

また、怒ったり、攻撃的になったりする感情は、自分がハイになっているこそでもあります。

好きな分野、興味のがある分野だからこそ、失敗して悔しいという気持ちが、怒りや攻撃的な自分に結び付くこともあるのです。

そのため、実は、このような感情の裏にも自分の興味につながるヒントは隠されています。

悲しい、寂しい

喜んだり、笑ったりのポジティブな感情を抱くときの自分を知ったら、その反対の悲しかったり、寂しかったりするネガティブな感情を抱く自分も知りましょう。

この2つは表裏一体なので、仕事の適正を見定めるためには、ぜひ振り返っておきたいエピソードです。

たとえば、入学間もない頃の友人や知人がいない期間が寂しいと感じるなら、黙々と作業をこなすような仕事は向いておらず、逆に人と触れ合う仕事が向いている可能性もあります。

悔しい

悔しいという感情は、自分自身を成長させるためには重要です。

そのため、何に対して悔しさを感じたのか振り返っておきましょう。

悔しさを感じられる物事は、熱意のある物事でもありますので、そういった部分を仕事に絡めることができれば、意欲的に就活に取り組める可能性があります。

また、失敗に対しての耐性を知ることができるのも、このエピソードです。

何にどう感じてどう行動してどんな結果に至ったか?

各エピソードを振り返って自己分析する際には、何にどう感じて、どう行動し、どんな結果に至ったのかと段階的に分析していくことが重要です。

たとえば、部活のチームのみんなと一緒に甲子園を目指し、毎日夜遅くまで練習します。

しかし、惜しくも出場を逃し、悔しい思いをしたが、チームワークは野球のスキルは著しく向上しました。

このエピソードから自身の協調性がわかりますし、人と一緒だと何かに打ち込める性格ということがわかります。

また、甲子園という目標は逃したものの、継続的に努力することによって、なんらかの結果を得られるということもわかるでしょう。

こういった自己分析をすることにより、自分が何に興味があって、何なら頑張れるのかが明確にあり、それが社会で働く原動力につながっていくのです。

過去経験からわかる、企業選びの軸

過去の経験を振り返ったら、自分が企業や仕事に何を求めているのかがわかるはずです。

自己の成長を垣間見えるのが何より楽しいという人もいますし、平均給与よりもたくさんの給料をもらうことが目的という人もいるでしょう。

自己成長を求めているなら、チャレンジを通じて成長を得られるベンチャーが向いています。

また、やりがいを求めるならまったく新しい分野の企業を狙うのも良いです。

このように自己分析をやっておけば、選ぶべき企業が明確になるというメリットがあるのです。

自己成長

部活動やサークル活動にやりがいを感じたエピソードが多い人は、何よりも自己成長が好きな人かもしれません。

何かに向かって努力することによって、自分がどんどん成長していく様を見るのが、いきがいなのです。

このような人は、その企業で自分を成長させられるかを第一に考えて、企業選びをすると良いでしょう。

新人教育に力を入れている企業の場合や業界の先駆者のような企業なら、意欲的に働くことができるはずです。

また、新人にできるだけ冒険をさせるようなベンチャー企業も向いているかもしれません。

やりがい

学生時代に新しいことにチャレンジするのが何より楽しかったという人は、仕事にやりがいを求めている人かもしれません。

給与が多少低くても、仕事に充実感を感じることが何よりも大切だと思っているタイプです。

このタイプの人は、大企業で安定した仕事をするよりも、様々な分野に挑戦することができる勢いのあるベンチャー企業のほうが向いているかもしれません。

また、高校や大学で学んだことのない、まったく新しい分野へ飛び込んでみるのも良いです。

仕事にやりがいを求めるタイプの人は、仕事に変化を求めることも多いので、それを満たしてくれるような企業を選びましょう。

給与

給与ほどわかりやすいバロメーターはありません。

ほしいものがある場合や物欲を満たして充実した生活を送りたい、というような人は給与面で満足させてくれる企業を選ぶのも良いです。

人によっては、給与が目的で企業選びをするのはいやらしいことだと感じるかもしれませんが、給与というのは社会や企業からの自分に対してのわかりやすい通知表ともいえます。

そのため、給与が評価基準、目的という人もまったく問題はありません。

給与が就活の軸になるなら、社員に対して適切な評価をしてくれるような企業を選ぶ必要があるでしょう。

また、大企業や成長著しいベンチャー企業なども高い給与を社員に支払ってくれる可能性が高いです。

プライベート

学生時代の思い出を振り返ってみると、自宅で趣味に熱中している時間が多かった、という人もいるのではないでしょうか。

このような人はプライベートを充実させられる企業を選ぶと良いです。

家庭と会社の両立を達成できるような制度を設けている企業なら、充実した生活を送れるはずです。

最近は副業ブームからもわかるように、生活における本業の割合が少なくなっています。

そのため、プライベートを充実させたいという意識はごく自然のことでしょう。

また、残業があまりない会社というのも、プライベートを重視するにはオススメです。

また、プライベートを重視できるかどうかは、業界の傾向からも判断可能なので、業界全体を見渡してみることも重要でしょう。

企業選びの軸×社風の例

自己分析の結果、企業選びの軸を知ることができました。

そして、次に行うべきことは、各社の社風の確認です。

企業のホームページなどに記載されている社風は非常に重要な判断要素です。

社風と自己分析の結果を比較すると、自分と相性の良い企業というのがかなり明確になってきます。

自己成長が大切な人には体育会系の社風な会社との相性が良かったり、やりがいを求める人は、チームワークを重視する会社が向いていたりと、自分の特性を知れば相性の良い企業というものが見えてくるものです。

自己成長×体育会系

自己成長を重視する人は、体育会系の社風も向いています。

体育会系の社風は規律が厳しく、新人は残業なんて当たり前というような会社も多いです。

また、先輩から仕事を任されることも多く、新人の頃から旺盛に仕事にこなすことで、どんどん自己成長することができるのです。

また、規律や上下関係が厳しく、自身の精神を鍛えることができ、目上の人との接し方など、単に仕事における成長ではなく、人間としての成長も得ることができるでしょう。

また、体育会系の会社に多いのが成果主義です。

成果を残せば残すほど、給与がアップし、わかりやすい目標があるので、成長するための努力をしやすい社風ともいえます。

やりがい×穏やか、チームで進行する

やりがいを求める人は、控え目や穏やかな社風の企業が向いています。

また、チームワークを重視する社風も向いているでしょう。

やりがいの大きさは、個人で何かを達成したときより、チームで何かを達成したときのほうが大きいです。

また、チームで何かを達成したときは、その喜びを分かち合うことができます。

そのため、仕事にやりがいを求める人は、このような社風の企業に入ることによって、かなり充実感を得られる可能性が高いです。

さらに、個性を出すのが苦手な人でも、チームで個性を発揮する方法ならやりがいを感じられる可能性があります。

稼ぎたい×体育会系、営業色

給与がとにかく大事で稼ぎたいという人は、体育会系の営業職がオススメです。

営業職というのは、成績によってインセンティブが発生することが多く、とにかく自分の成果が給与に結び付きやすいです。

もちろん、成果がなければ給与は低いですが、努力を重ねて、給与をどんどん高めていきたいという人にはピッタリでしょう。

また、これに体育会系という社風が加わることで、その色はさらに強くなります。

体育会系の会社では、成果主義を採用しているところも多いです。

そのため、新人であっても、成果を出す社員には、しっかりと給与を出してくれるのです。

福利厚生の充実さ×制度が整っている

企業に対して一生の職場というような気持ちを持っている人は、福利厚生を重視するのではないでしょうか。

一生のうちには、なんらかのトラブルが発生することもあります。

そのトラブルに強いのが福利厚生がしっかりとした会社です。

福利厚生を求めるなら、ホームページなどの情報を参考に、社員に対してどのようなサポートを行っているかを確認すると良いでしょう。

また、福利厚生は大きな企業になればなるほど、充実していく傾向があります。

そのため、福利厚生を求めるなら、大企業を狙っていくのも良いです。

さらに、大企業なら給与面についても満足できるものを提供してもらえる可能性が高いです。

膨大な数ある中からあなたに合う企業の探し方

企業選びをするといっても、企業の数は膨大です。

あまりの企業の多さに、どれを選んで良いかわからないという状況に陥ってしまうでしょう。

そこでオススメなのがSNSを駆使した企業選びです。

SNSを利用すれば、膨大な企業の中から、検索をかけて、いくつかの厳選することも容易です。

また、SNSが企業選びに見逃せない理由が、最近は企業の中の個人が情報を発信しているという部分にあります。

人によってはかなり突っ込んだ情報を発信していることもありますので、これらの情報を見逃さないようにしましょう。

場合によっては、企業の社長や採用担当自らが、自身の好みの人材について語ることもあるのです。

これを知っているのと知っていないのとでは、大きな差が出てしまいます。

SNSを駆使しよう

最近の上手な企業探しはSNSを駆使したものが多いです。

米国の大統領がSNSで直接情報を流しているように、最近は政治家や企業の上層部などステイタスのある人たちがSNSで情報を発信するのが普通になっています。

そのため、SNSの情報だからといって侮れず、非常に貴重な情報が流されてくることもあります。

そこで、自分が興味のある企業や業界のSNSをしっかりと登録しておきましょう。

また、SNSの特徴として、登録した企業の情報が次々に流れてくるので、定期的に確認さえしておけば、情報を見逃すということがありません。

SNSの徹底活用は就活の結果に直結するので、ぜひ活用しましょう。

会社名ではなく、個人名で

SNSを駆使して企業探しをする方法にはコツがあります。

それが、会社名だけではなく、個人名で検索するというものです。

最近は、企業全体としてだけではなく、特定の企業の部長や社長がインフルエンサーとして、情報を発信することもあります。

そのため、個人名で検索することによって、より有益な情報を得られるのです。

場合によっては、企業の上層部にいる人物が独断で情報を発信することもあるので、一般的な企業のSNSからは決して得られない生の情報を得られる可能性もあります。

もし、目標にしているビジネスマンなど特定の人物がいるなら、ぜひ検索してみましょう。

また、アカウントには関連したアカウントが紐づけられていることもあるので、それをたどっていけば思わぬ就活のヒントに出会えるかもしれません。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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