「Yahooの企業研究で確認すべき事項を解説!社員の声もご紹介します」

「Yahooの企業研究で確認すべき事項を解説!社員の声もご紹介します」

Yahooに入社したいとお考えでしょうか?Yahooは検索エンジンサービスが有名で、バツグンの知名度を誇る企業。

就活生からも人気で就活の難易度は高いといえます。

Yahooに入社したければ、徹底的な企業研究が必要です。

この記事では、Yahooの企業情報と社員の声を紹介します。

就活に役立つ内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

Yahooの企業研究で確認すべきポイント

事業内容や経営理念など、Yahooの様々な企業情報をご紹介します。

①代表取締役

代表取締役社長

川邊 健太郎

略歴

  • 1995年 ベンチャー企業を設立(大学在学中)

  • 2000年 ヤフー入社

  • 2018年 代表取締役就任

②企業理念

Yahooの企業理念は「情報技術の力で日本をもっと便利に」です。

Yahooは、インターネットを活用することで日本を一番便利な国にするよう努めています。

また、以下のように述べています。

「世の中が便利になることで、人はより自由に、人生をもっと豊かにできます。

世界に誇れる便利さを提供し、全ての人の可能性を最大限まで引き出します。

オンラインとオフラインの境界線をなくし、100を超えるサービスを通じて、日本を世界で一番便利な国に。

オンラインだけでなく、普段の食事や旅行などオフライン上でもインターネットを活用してもらうことで、人々の生活の利便性の向上を目指しています。

③設立年・事業拠点・資本金

設立年

1996年

事業拠点

東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町タワー

資本金

893億9,000万円

④事業内容

Yahooは多方面に事業を展開していますが、基幹産業は以下の3つ。

■広告関連産業

主に検索サイト上の広告収入のことです。

サイト上に企業や商品の広告を掲載する代わりに、企業から報酬をもらいます。

広告関連事業の売上の内訳は、バナー広告等のディスプレイ広告と検索結果画面に表示されるテキスト型の検索連動型広告、それぞれ50%を占めています。

■会員サービス

Yahoo!プレミアムなどの各種有料会員サービスの会員費が主な収入源です。

有料会員になることで、ユーザー側には通信販売の補償強化やポイント還元などのメリットがあります。

■オークション関連事業

「ヤフーオークション」のことです。

皆さんも一度はヤフオクを利用したことがあるのではないでしょうか?Yahooは今後、中古品市場が拡大に向かうと考えており、アプリの機能の改善や落札者の決済手数料の無料化、BOOKOFF店舗と連携するなどサービスを強化しています。

これら以外にも、Yahoo!ショッピングやYahoo!トラベルなどのEコマース事業を展開しています。

また、クレジットカード・FX・決済に関する「金融決済関連事業」も好調です。

⑤業績

GREE社の売上高と営業利益の推移は、下記表の通りです。

年度

売上高

営業利益

2019年

9548億円

1855億円

2018年

8972億円

1859億円

2017年

8538億円

1406億円

※Yahooの売上高は、インターネットサービス業界では「リクルートホールディングス」につぐ2番目の水準です。

⑥成長性

Yahooの将来性ですが、ここ数年で潰れる可能性は少ないですが、成長を続けるかどうかは微妙なところです。

Yahooが現在展開しているインターネット上のサービスには、強力な競合他社が存在しています。

例えば、検索エンジンならグーグル、オークションならメルカリ、ECサイトならamazonといった具合です。

正直なところ、それぞれのサービスにおいてYahooの優位性が高いとはいえないので、今後競争力をつけていけるかがキーポイントでしょう。

また、Yahooのサービスは基本的に日本限定です。

競合他社がグローバル化を進めているのに国内限定サービスだけの状況は少し遅れているといえます。

今後、グローバル展開を進める決断をできるかも重要です。

⑦景況・経済動向による影響度

売上高は20期以上にも渡って、上昇を続けています。

М&Aを積極的に行ったことが功を奏しました。

2015年から、アスクルを買収したことで売上高が急増しています。

一方、営業利益は横ばいですが、これは新規事業への投資を積極的に行っているためです。

新規事業が収益をあげられるまで成長していないため、販促費用や管理費などの積み重なりで営業利益は伸びていません。

⑧競争力

Yahooの強みにまず挙げられるのは、100を超えるサービスの提供数の多さです。

膨大なサービス量の提供により得られるビッグデータは他社を圧倒しています。

もちろん量だけでなく質も高いと評判です。

また、高い収益率も強みといえるでしょう。

営業利益売上の10%未満の企業も多い中、Yahooは平均して15%以上の水準を確保しています。

新規事業の積極的な展開や投資に伴い、一時期よりは営業利益率は落ちていますが、大企業でこれほどの営業利益率を誇っているのは立派でしょう。

また、隆盛の激しいインターネット業界の中では知名度が高い企業です。

創業して20年足らずでありますがブランド力に優れ、特に変化に疎い高齢者の方への訴求度は強いでしょう。

⑨社風

Yahooは、フラットで自由な社風です。

上下関係も厳しくなく、若手でも意見を述べやすい環境があります。

働く環境を整えることが良いサービスの提供につながると考える文化があるため、オフィスもおしゃれでかっこよいです。

フリーアドレス制で、その日の気分によって席も変えられます。

仕事の進め方としてはトップダウン方式なのですが、役職間の隔たりが少ないため、仕事を進めやすい雰囲気です。

⑩キャリア形成の環境

Yahooの評価制度は「プロフィット評価」と「バリュー評価」の2種類があります。

プロフィット評価とは、設定した目標に対してどの程度貢献したのか、目標を達成したのかという観点からなされる評価制度。

一方、バリュー評価とは、プロフィット効果の評価対象となる成果を出すために、どのような行動を行ったのかという点からなされる評価制度です。

バリュー評価は、上司からだけでなく部下や同僚など多角的な観点から評価を行うのが特徴です。

⑪職種

Yahooの新卒の募集職種は「ビジネス職」「エンジニア職」「デザイナー職」の3つです。

Yahooのエンジニアは、ソフトウェアの開発・インフラの構築・ユーザー行動の分析まで幅広い技術領域を担当します。

100を超えるサービスをほとんど社内で開発するため、企画立案から運用まで幅広い業務内容があります。

デザイナー職でも「テクニカルデザイン」「ビジュアルデザイン」「ULデザイン」など担当範囲は多岐に渡ります。

ビジネス職は「マーケティング」「アナリシス」「サービス企画」「ビジネス開発」「セールス」「編集」「カスタマーサポート」「コーポレートスタッフ」などの業務を担当します。

〈求められる人物像〉

Yahooが求める人物像は「情報技術で人々や社会の課題を解決する」という企業理念に共感し、Yahooバリューを発揮できる人材です。

具体的には「課題解決って楽しい」「爆速って楽しい」「ワイルドって楽しい」「フォーカスって楽しい」の4つの価値観を大切にしています。

⑫勤務条件

勤務地

本社・事業所(大阪、名古屋、高知、札幌、福岡、北九州ほか)

福利厚生

社会保険、確定拠出年金、財形貯蓄制度、インターネット利用費補助、社内マッサージ室など

⑬関連企業

  • アスクル株式会社

  • 株式会社一休

  • ワイズ・スポーツ株式会社 等

【企業研究】Yahoo社員の声を紹介

就職活動では、先輩社員の声を聞くことが大切。

先輩がどのような理由でYahooを志望したのか、入社して感じたことなどは非常に参考になります。

Yahooの先輩社員の声を紹介するので、OB訪問の時間が取れない方などはぜひ読んでみてください。

2015年入社ビジネス職男性

就職活動では、広告に携わりたいと考えていました。

これからはネット広告が主流になると感じ、大企業でありながらベンチャーマインドを感じるYahooに入社を決めました。

業界内ですでに地位がありながら先を目指す姿勢や、マーケットの変遷に合わせて柔軟に変わっていくサービスにぐっと惹かれたのです。

現在は、マーケティングのソリューション営業の担当です。

クライアントの課題を解決するため、様々な商材を提案しています。

様々なサービスを知っているYahooだからこそ多角的な提案ができます。

この点が、Yahooの醍醐味だといえるでしょう。

2011年入社エンジニア職男性

社会に大きく影響を与える仕事がしたくて、大学時代からインターネットにあこがれていました。

インフラと違い、後悔すればすぐ注目を集めるスピード感に魅力を感じました。

配属となったのは課金システムのプラットフォームを作る部署です。

チーム規模はわずか10任ほどでありながら、毎月何十億円ものお金が動くシステムを作る…。

Yahooでしか味わえない規模感だと思います。

システムの設計だけでなく、細かな改善や工夫のアイデアを出すのもエンジニアの役割。

頭を使いながら手を動かすのは非常に楽しいです。

最終的にはチームマネジメントも経験し、課金システムを自分の専門分野にすることができました。

まとめ

Yahooの企業情報や社員の声をご紹介しました。

Yahooはインターネット広告事業やECサイト運営事業などが収入の柱です。

積極的な新規事業への投資も行っており、М&Aの動きも活発。

社風としてはフラットで自由なので、若手でも働きやすい環境です。

100以上の様々なサービスを自社で開発しているため、必然的に様々な業務を担当します。

インターネットという成長産業において、様々な仕事に携わりたいと考えている方におすすめの企業です。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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