【例文16選】ガクチカは学んだことで書け!答え方や注意点を詳しく解説

【例文16選】ガクチカは学んだことで書け!答え方や注意点を詳しく解説

エントリーシート作成の中でも書きにくい項目の一つが「ガクチカ」です。

なかなか自分のガクチカが見つからない時は「学んだ事」をモチーフにガクチカを作成してみては如何でしょう?

サークル活動でもバイト経験でも、そこから学び取れた事は何か一つくらいあるはずです。

それを明確にして、具体例を添えればあっという間に心に響くガクチカの完成です。

書き方の詳細については本文でみっちりと解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

さらにNGポイントも紹介するので、ガクチカ作成前にはNGポイントについてもしっかりとチェックしておいてください。

大学での研究、サークル活動、アルバイト経験など、思い出していけば何かしらの「学んだこと」があるはずなので、「学んだこと」をベースに考えましょう。

また「学んだこと」を話しのベースに添えていますと、面接官に伝わりやすいというメリットがあります。

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【学んだことをガクチカに】聞かれる理由

企業は学んだことについてのガクチカでどこに注目しているのでしょうか?

企業が注目しているポイントを意識して、有効なガクチカを作成するヒントにしましょう。

学生の人柄を知りたい

企業は学んだことについてのガクチカから、学生の人柄を知りたいと考えています。

学生の人柄を知る事で企業に貢献してくれる人材かを見極めているのです。

また、人柄は学生一人ずつ違います。

そのため人柄の魅力を判断基準の一つにしているのです。

どの質問についても、企業はまずは人柄に注目しています。

そのため企業に自分らしい人柄を説明することを意識して、好印象に繋げましょう。

企業との相性がいいか

ガクチカで人柄を見る企業は、その人柄が企業にマッチしているかも確認します。

どれだけ魅力的なアピールをしても企業との相性によっては意味がありません。

企業がどんな人材を求めているのかや、企業の雰囲気をよく知ったうえで、それにマッチしたガクチカを作成しましょう。

入社後に企業に貢献してくれるか

これが一番大切な注目ポイントです。

企業は学生が入社後、貢献してくれる人材か注目してみています。

そのため企業に入社後も活かせる内容のガクチカを作成しましょう。

学生は内定をもらうことがゴールだと考えがちですが、企業にとっては、企業で活躍してくれる人材が欲しいのです。

長く付き合っていくことになるかもしれない学生を採用するかどうかは学生に企業への貢献意思があるかどうかで決まります。

内定をもらったあとのことも想定して企業に区兼できることをアピールするといいです。

【学んだことをガクチカに】人事に伝えるメリット

ガクチカは何を書いたら良いのか悩んでしまう学生が多い項目の一つですが、企業の人事担当に印象を残せる重要な項目でもあります。

面接の前からポジティブな印象を残すためにも、ガクチカについて語る時は質問にも対応できるように具体的な内容を考えておくことが大切です。

ここからは、ガクチカで学んだことをエントリーシートで伝えるメリットについて見ていきましょう。

メリットは主に自分の人柄や考え方をアピールできること、自走する力をアピールできることの2つがあります。

それぞれの理由について詳しく解説します。

課題解決能力がアピールできる

ガクチカで学んだことを伝えるメリットとして、「課題解決能力をアピールできる」ことがあげられます。

課題や目標に対して、どのように取り組んだかを面接官にアピールすることができます。

この能力は、仕事をするうえでも大切になってくるスキルで、営業などでは、顧客の要望に応えるために、必要になってきます。

過去の経験から、そのように課題を解決したかをアピールすることで、面接官から良い評価を受けることができます。

あなたの人柄や考え方をアピールできる

ガクチカで学んだことを書くメリット1つ目は、あなたの人柄や考え方を知ってもらえる点です。

エントリーシートや履歴書を提出する段階では、企業の人事担当者は顔写真と書いてある内容であなたについて知ることになります。

書かれている内容が薄いと人物像をイメージしてもらいにくく、せっかく提出しても印象に残らない可能性があるのです。

ガクチカで挑戦したことや結果的に得られたことまで伝えられると、「就職後もこんな考え方で学びを深めてくれそうだ」とポジティブな姿をイメージしてもらいやすくなります。

応募書類の内容は学生の第一印象を決める大切なツールなので、ガクチカをあなたと人柄や考え方を知ってもらう項目として活用しましょう。

働くイメージがしやすくなる

企業に、自分の働くイメージを持たせるのも、ガクチカで学んだことをアピールすることのメリットです。

具体的に仕事で活かせる自分のスキルをアピールすることで、面接官に好印象を与えることができます。

自分の過去の経験を通じて、何を学び、そんなスキルを身に着けたのかを振り返ってみましょう。

具体的にイメージしてもらうためには、数字や成績などを分かりやすく伝えることが大切になってきます。

【学んだことをガクチカに】選び方を紹介

ガクチカでアピールする「学んだこと」について、どのようなエピソードを選べばいいかわからない人も多いのではないでしょうか?

学んだことというと内容は多岐にわたりますね。

サークル活動やゼミ、アルバイトの中で学んだこともあるかもしれません。

かなり選択肢が多いのでどのエピソードを選ぶべきか迷うのは当然です。

そこで、ガクチカでアピールするべき学んだことのエピソードの選び方について説明します。

以下の二点のポイントからガクチカに使えるエピソードを選んでみましょう。

企業が求める人材と合致するものから選ぶ

企業が求める人材や企業のスローガンなど、企業の社風と合致するエピソードをガクチカの軸としましょう。

企業のニーズを抑えたガクチカがつくれると当然企業からの印象も良いです。

ガクチカは企業ごとに変えるようにしましょう。

企業の特色は企業ごとに異なります。

それぞれの企業に良い印象を持ってもらうために企業が求める人材に合わせたガクチカを作成します。

問題解決能力がアピールできるエピソードを選ぶ

企業は学生が挫折したエピシード、課題にぶつかったエピソードが好きです。

というのも、これはどちらも問題解決能力が見られるからです。

学生が挫折や課題をどう乗り越えたのか企業は注目しています。

このようなエピソードから知る事のできる学生の人柄や能力は企業に入社後も役立ちます。

企業に入社してからの課題解決能力を図るためにエピソードに注目しているのです。

ぜひ問題解決能力を活かしたエピソードを選んでアピールするようにしましょう。

【学んだことをガクチカに】回答する際のコツ

続いては、ガクチカで学んだことを伝える時に意識したいポイントについて解説します。

「在学中に誇れるような資格を取得したり、賞をもらったりしたわけではないし」と考え、頑張ったことが思いつかないと悩む学生は多くいるでしょう。

しかし、決して華々しい体験談を求められているわけではないことを知っておきましょう。

あくまでも学生生活で経験できたことを書いてあなたの人柄や考え方を知ってもらうこと、社会人になってどのように成長できる人なのかを知ってもらうことが重要です。

人事の担当者にアピールできる内容が思い浮かばずに困っている方は、これから紹介する2つのポイントを参考にしてみてください。

大切なのは過程

これは意外に思われる方もいるかと思われます。

実は、企業にとって実績や成果を残してきたかどうかはそれほど重要ではないのです。

企業は結果よりもその経験に付随する努力や姿勢などの過程を重視しています。

具体的な人柄を知ろうとしているのです。

過程でどのような課題を見つけたのか、どこに苦労したのか、何を学習したのか、など過程を整理して見つけられるポイントは多いです。

ガクチカを書く際には、過程を具体的に書くことを意識して書くようにしましょう。

エピソードの内容は関係ない

ガクチカで学んだことを伝える際は、エピソードの内容が重要なわけではないことを知っておきましょう。

なぜなら、人事の担当者は学生生活で経験できたことからどのような人柄そして考え方に変われたのかを知りたいからです。

誰もが称賛する資格や賞を取得した、サークル活動の大会で優勝したなどの客観的に華々しい体験談は求められていません。

アルバイトを通して得たこと、日々のサークル活動を通して得たこと、一人暮らしを始めてから得たことなどでも良いのです。

たとえば、アルバイトをこなしながら大学の勉強や家事が疎かにならないために自分なりに行っていた対策、サークル活動で仲間と日々の練習に取り組む中で意識していたことからも社会生活に役立つ学びは得られるでしょう。

ガクチカと聞くと「華々しい功績がないと印象に残らないかもしれない」と思っている方もいますが、学生生活の中で自分が日々何をしていたのかじっくり考えることから始めてみてください。

再現性があることを伝える

ガクチカで学んだことを書く際は、再現性のある内容を伝えることを意識してみてください。

再現性とは、就職後に似た場面に遭遇した時、壁にぶつかった時にガクチカで得た経験を柔軟に活かせる力のことです。

学んで成長できた体験を伝える目的は、自分は企業にとってメリットのある人材だと知ってもらうことです。

ただエピソードと学べたことをシンプルに伝えるだけでは、再現性のある学びだとは認識してもらえません。

入社した後のどのような場面で学びを活かせると考えているのかを具体的に考えてみましょう。

また、「もっと新しいことにもチャレンジしたい」という意欲があることを主張するのもおすすめです。

たとえば、社会人として理想としたい人物像や達成したい目標がある場合は、その内容を簡潔に伝えてみると良いでしょう。

「なぜ」と深掘りする

面接では、深掘りが大切になってきます。

面接官は、その人の人柄をもっと知るために、さまざまな角度から深掘り質問をしてきます。

ガクチカを何度も深掘りし、企業の求める人材とマッチさせることができれば、面接官に「入社後も活躍できる人材だな」という高い評価を受けることができます。

具体的には、5w1hを使って深掘りを進めていきましょう。

そうすることで、細部まで分析することができ、底にある価値観を見つけ出すことができます。

【学んだことをガクチカに】回答する際の注意点

続いては、ガクチカで学んだことを伝える時の注意点についてチェックしていきましょう。

ガクチカを書く場合は、ただあなたが頑張ったことを書けば良いわけではありません。

就職後のポジティブな姿をイメージしてもらえたり、人柄や考え方をうまく伝えられたりすることが大切です。

採用された後どのように活かすのかが伝わらない内容になっていないか、何を学んだのかイメージしづらい内容になっていないか確認しながら書いていきましょう。

会社でどのように活かすのかを伝えられていない

ガクチカで学んだことを伝える際、仕事でどのように活かすのかをしっかり伝えられているかどうかをチェックしましょう。

人事の担当者はあなたが在学中に努力したことただ聞きたいわけではなく、その頑張ったことからどのようなことを学べたのか、どう仕事で活かせると考えているのかを知りたいのです。

学びを通して成長できた体験が就職後の行動に結び付かない内容であれば、あなたの「この会社で働きたい」という思いは伝わりません。

ガクチカで挑戦したことによって仕事にもつながる学びを得られたと知ってもらえれば、会社に貢献するポジティブな姿をイメージしてもらうことが可能です。

ガクチカでどのように成長したのかを考えるとともに、面接をしたい企業で働いた後どのように貢献できるのかも同時に考えてみてください。

エピソードばかり伝える

ガクチカで学んだことを伝える際は、人事の担当者にあなたが何を学んだのか具体的なイメージを持ってもらいやすい内容になっているかどうかをチェックしましょう。

ガクチカには学生生活で努力した内容と一緒に具体的なエピソードを書くことによって、より話の流れがわかりやすくなります。

しかし、ただ体験談を書くだけでは思い出話にしかならず、そこから得られたことをどう仕事で活かすのかという重要なポイントが伝わりません。

ガクチカによって成長できた体験を伝えたいのであれば、エピソードとあわせて学べたことを明確にわかりやすく書くことを意識しましょう。

さらに、その学べたことから企業で働く際の姿をイメージしてもらえる内容になっているかどうかも客観的にチェックすることが重要です。

人事の担当者が一度読んで、あなたが伝えたいことをすぐに理解できる内容を書きましょう。

専門用語を使う

ガクチカを書く際には、専門用語を使うのは避けましょう。

専門用語はすべての人が知っているわけではないので、どんなにいいガクチカでも面接官に伝わらず、マイナスの評価を受けてしまうことになります。

専門用語は使うのは避けて、言い換えることを意識しましょう。

どうしても専門用語を使いたい場合は、その意味を分かりやすく説明したうえで使うようにしましょう。

【学んだことをガクチカに】伝わりやすい書き方

例文をチェックする前に、そもそも「ガクチカを書く際に気をつけておきたい4つのポイントについてチェックしてゆきたいと思います。

ポイントを抑えてガクチカを作成すれば、面接官の心に届きやすい内容となるはずです。

まずは主張したい事を明確にする

ガクチカ書く際、まずは「主張したい事を明確にする」事からスタートしましょう。

ここを明確にしないまま文章を書きはじめますと、「結局何が言いたかったんだろう…」というガクチカになる可能性が大です。

実際にエントリーシートをチェックしていますと、主張が明確でないガクチカはよく見かけます。

学んだ事をベースとしてガクチカを作成するのであれば「何を学んだのか」「そこから何が得られたのか」を明確にしてください。

それがはっきりすれば、相手に伝わるガクチカを作成できます。

具体例を織り交ぜて信ぴょう性を出す

ガクチカには具体例が欠かせません。

たとえば「サークル活動で地域との交流を頑張りました」とだけ書かれていたとします。

この例ではどんな交流をしたのかも分かりませんし、本当にサークル活動をしていたのかすら怪しい感じがしてしまいます。

これでは面接官の心に残ることはないでしょう。

ここに「ボランティア活動をするサークルに所属しています。活動を通じて、月に1度は大学周辺の清掃をするなど、地域社会との交流を頑張りました。」と具体的な話が書かれていてこそ、ガクチカの信ぴょう性が出るのです。

また、具体例が書かれている事によって、あなたについてイロイロな事が見えてくるもの。

地域社会との交流を楽しむようなタイプであれば、コミュニケーション能力がありそうな気もします。

そういった部分から面接官は質問を考えますし、面接での会話も盛り上がります。

それは高印象に繋がるものです。

学んだことが仕事でどう活かせるのかを考える

ガクチカを考える際には、それが仕事上でどう活かせるのかについても考えておきましょう。

例えば「○○細胞の変性についての研究を頑張りました!」と主張されても、その研究が直接的に役立つ職場でない限り「ああそうですか、頑張りましたね(よくわからないけど…)。

」という反応になってしまいます。

それでは内定には繋がりません。

「研究を通じて、これまで常識だとされている事も一度疑ってみるべきだ、という事に気づかされました!」という場合には、革新的なアイデアを生み出せそうです。

ベンチャー系などであれば求められるタイプです。

ガクチカを考える際、そして書き上げたガクチカをチェックする際には「仕事で活かせるのか」という視点で考えてみてください。

読みやすい簡素な文章を意識する

主張したいことと具体例が決まり、仕事で活かせそうというのであれば、いよいよガクチカを書く事になります。

ここで重要なのが読みやすい簡素な文章を意識するという事です。

書類選考の段階ではとにかく大量のエントリーシートをチェックする事になります。

そこで読みにくいガクチカがあると印象としてはかなり悪いものになってしまいます。

「何書いてるかよくわからないから不採用」なんて事になってしまっては目もあてられません。

幸いに書類選考を通過して、いざ面接となった場合、面接官の手元にはエントリーシートがあるもの。

ガクチカなどにもサラッと目を通しつつ、「〇〇さんは大学で××を頑張ったとあるけど…」と質問を考えます。

ここで分かりにくいガクチカですと「〇〇さんは大学で…えっと、アレ、何を頑張ったの?」となってしまっては良い印象を与える事は不可能です。

相手に伝わるように書く

研究・サークル活動・アルバイトなど、「学んだ事」をベースにガクチカを書く際には「相手に伝わる」という事をしっかりと意識しておきましょう。

というのもこれらをテーマにガクチカを考えますと「仲間内のみでしか伝わらない」というケースが生まれがちだからです。

例えば研究内容を伝えようと専門用語を使ったとします。

あなたや同じ研究室の仲間であれば何の問題も無く伝わりますが、研究とまったく違う世界で生きている人には間違いなく伝わりません。

面接官に伝わらないガクチカを作成しても意味はありません。

誰が読んでも内容がわかる。

これこそがガクチカに求められる事です。

【学んだことをガクチカに】例文紹介

続いては例文についてチェックしてゆきたいと思います。

前章でご紹介したガクチカ作成のポイントと見比べながらチェックしてみてください。

ご紹介するテーマは「研究で学んだ事」「アルバイト経験から学んだ事」そして「サークル活動から学んだ事」です。

①部活(部長)

私が学生時代頑張ったことは野球部のキャプテンとして活動したことです。
私が所属していた野球部は毎年、大きな大会に出場していて、優勝したことも何度かあります。
自分の代でもいい成績を維持するためにどうしたらいいかを常に考え、監督や副部長と相談しながら練習メニューを作りました。
練習メニューについていけない部員をサポートするなど、部員全員が最善のパフォーマンスができるように活動しました。
結果的に自分が部長を務めた2年間は、自分の学校を2大会連続、優勝に導くことができました。
この経験から、目標達成のためには計画性が大切だと学びました。入社後は、この経験を活かし、何事も計画的に取り組んでいきたいと考えています。

②部活(副部長)

私が学生時代頑張ったことは、バドミントン部の副部長を務めたことです。
副部長として、チーム全体を見渡し、チームのために何ができるかを考えて行動することを目標に活動しました。
具体的には、練習メニューを部員全員がついていけるものにしたり、部長と部員をつなぐ役割を果たしました。
結果的に団体戦の大会で入賞することはできませんでしたが、前回よりもいい成績を残すことができました。
このことから、俯瞰することの大切さを学びました。この経験を活かし、入社後は、物事を広い視点から観察することで問題が起きた際には臨機応変に対応したいと考えています。

③部活(マネージャー)

私のガクチカは、サッカー部のマネージャーを務めたことです。
マネージャー業務を始めたばかりの時は、掃除や備品管理、片付けなどの雑務をしていました。
しかし、「私も、チームのためになにか貢献したい!」と思い、チームのために何ができるかを考えました。
そこで私は、部員とコミュニケーションを取ることで、部員のモチベーションを上げることで、チームに貢献しました。
この経験から、サポートすることの大切さを学びました。
この経験を活かし、コミュニケーションを大切にし、仕事に取り組んでいきたいと考えています。

④部活(部員)

私が学生時代頑張ったことは、テニス部での活動です。
テニスの経験はなかったので、入部したての頃は自分のしたいプレーがなかなかできず、苦労しました。
私は、うまいプレーをするためには、体力が大切だと考え、体力づくりに専念しました。
具体的には、毎日の練習に加え、毎日10キロのランニングをしたり、筋トレを週に3回行いました。
この結果、スタミナがつき、自分の理想のプレーに近づくことができました。この経験から、継続することの大切さを学びました。
この経験を活かし、入社後も仕事に粘り強く取り組み、会社に貢献したいと考えています。

⑤サークル(体育会系)

大学ではフットサルサークルの活動に力を入れていました。
また、サークル活動を続けてゆく上でリーダーシップの大切さを学ぶ事ができました。
大学3年の春よりサークルの代表を務めています。
最初は「とにかく楽しければ良い」と思っていたのですが、それだけはやはり上手くゆかないものです。
真剣に活動したいというメンバーと、時々試合ができればそれで十分と考えているメンバーで対立が生まれてしまったのです。
そこでサークルの活動方針を決めなくてはなりません。
考えぬいた結果、今後のサークル活動の盛り上がりという観点から、しっかりと活動する事を選びました。
それで離れてしまったメンバーもいますが、サークル全体としてはこれまで以上の盛り上がりを見せています。

⑥サークル(文化系)

私が、学生時代に頑張ったことは、広告研究会というミスコンを運営するサークルでの活動です。
そこで私は、ミスコンの候補者の方の撮影を補佐する仕事をしていました。
楽しい撮影にするために、候補者の方をリラックスさせるのが大切だと考えた私は、積極的にコミュニケーションを取りました。
また、ミスコン当日も緊張を和らげるためにたくさん会話し、コミュニケーションを取りました。
その結果、私の担当した候補者がグランプリを取ることができました。このことから、コミュニケーションの大切さを学びました。
この経験を活かし、入社後も仲間との関りを大切に活動していきたいと考えています。

⑦アルバイト(カフェ)

大学では勉強ももちろん頑張ったのですが、最も印象深い経験ができたのはアルバイトです。
ごく当たり前の話ですが「感謝されると嬉しい」という事を肌感覚として学ぶ事ができたからです。
アルバイト先は大学近所のカフェです。
お昼にはランチを提供しています。
アルバイトを始めた当初はお客さんが何を考えているのかわからない部分もあり、叱られてしまう事もありました。
けれど続けているうちに「このタイミングで注文を聞きにゆくと良い」といった事がだんだんと見えてくるものです。
そうしたちょっとした気遣いを続けているうちに「〇〇さんが居るからついつい来ちゃうよ」とお客さんに言ってもらえるほどになりました。
それがうれしくて、今でもアルバイトを続けています。
仕事をしてゆく上でも、お客様に感謝されるサービスを提供したいと考えています。

⑧アルバイト(居酒屋)

私が学生時代に頑張ったことは、居酒屋でのバイトです。
私は自分の店舗の売り上げを上げることを目標にバイトに取り組みました。
私の店舗は、地下にあるため、人目に付きづらく、集客には工夫が必要でした。
そこで私は、SNS(Instagram)を使って集客をしました。
新メニューが出たときや仕事の雰囲気を伝えることで、お店の魅力を伝えました。
この経験から、Instagramを見て、店舗に来店してくれるお客さんが増え、売り上げに貢献することができました。
この経験から、目標達成のために常に考えるkとの大切さを学びました。
この経験を活かし、入社後も、常に自分にできることは何かを考えながら仕事をしていきたいと考えています。

⑨ゼミの研究成果

私が大学時代にもっとも力を入れたのは研究です。
大学4年から「コンクリートの剛性」についての研究を続けてきました。
そこで学んだのが「思いがけないところにヒントが隠れている」という事です。
研究に行き詰まっていたある日、気分転換に近所の公園へ出かけました。
そこで見かけた噴水に小さな傷があり、わずかに水が漏れています。
そこで水分に着目する必要があるという事に気づきました。
そこから研究は大きく進み、先日の学会発表では新人賞を受賞する事ができました。
この経験をして以降、これまで以上に様々なモノに目を配るようになりました。
日常生活の中から新たなヒントを見つけ出し、これまでにない新しいサービスを生み出す事ができればと考えています。

⑩大学の授業

私が大学時代に頑張ったことは、第2外国語の中国語です。
将来はグローバルに働きたいと考えているので英語以外の外国語を学びたいと思ったからです。
中国語は英語とは全く違い、覚えるのや、発音が難しかったです。
私は、授業内容と同じくらいのレベルである中国語検定3級を取ることを目標に勉強しました。
その結果、学期末にはクラスで一番の成績を残すことができ、中国語検定3級も取ることができました。
この経験から、愚直に努力することの大切さを学びました。この経験を活かし、入社後は何をするにも諦めずに取り組んでいきたいと考えています。

⑪長期インターン

私が学生時代に力を入れたことは、長期インターンでの活動です。
インターンでは、マーケティング事業部で仕事をしていました。
マーケティングの知識だけでなく、ビジネスパーソンとしての考え方などを学ぶために入社しました。
最初は仕事に慣れず、なかなか結果を残せませんでした。
数値分析を繰り返すことで、徐々に成果が出てきて、仕事にやりがいを感じることができました。
また、相手の立場に立って考えることの大切さを学ぶことができました。
この経験を活かし、仕事をする際には、計画を立て、うまくいかない場合は分析を繰り返すことで、成果を出し会社に貢献していきたいと考えています。

⑫留学経験

私のガクチカは、オーストラリアに留学した経験です。
語学力を付け、英語を活かして就活したいと思っていたので、留学を決めました。
留学先では、日本語を使いたくなかったので、一人で行き、積極的に現地の人とコミュニケーションを取ることを目標にしました。
最初は、なかなか英語を聞き取れず苦戦しましたが、あきらめずにチャレンジし続けることで日常会話程度なら普通にしゃべれるようになりました。
この経験から、私は目標のためにストイックになることの大切さを学びました。
入社後は、この経験を活かし、会社に貢献するためにストイックに仕事に取り組んでいきたいと考えています。

⑬ボランティア

私のガクチカは、大学の学祭のボランティア活動です。
学祭に関わる仕事がしたいと思い、参加を決めました。
学祭のボランティアにはかなりの人数が集まり、校門のアーチづくりや屋台の立ち上げにみんなで取り組みました。
このボランティアを通して、自分一人ではできないことでも、大勢の人と協力することでより大きなことを成し遂げられることに気づきました。
この経験から、周りの人と協力することの大切さを学びました。
入社後は、この経験で学んだことを活かして、協調性を大事に仕事に取り組んでいきたいと考えています。

⑭資格

私が学生時代に頑張ったことは、簿記1級を取ったことです。
会計事務所で働きたかったため、簿記1級を目標に勉強に取り組みました。
一人暮らしをしていたため、アルバイトをしながら勉強を続けたため、過酷なスケジュールを過ごしていました。
予定を立てなければ両立するのは難しいと考え、予定を立てて、効率的に勉強を進めた結果、簿記1級を取ることができました。
この経験から、計画性の大切さを学びました。これを入社後も活かし、計画的に仕事に取り組んでいきたいと考えています。

⑮TOEIC

私のガクチカはTOEICの勉強を頑張ったことです。
私の大学では、毎年1回TOEICを受けなければいけなく、どうせ受けるなら高い得点を取りたいと思い勉強を始めました。
また、海外に興味があったので少しでも英語をしゃべるようになりたいと思ったのがきっかけです。
はじめは淡々と単語を覚えたり、模擬試験をやってみたりしていましたが、成績を効率よく伸ばすためには自分の苦手発見が重要だと考えました。
そこで私は、模擬試験の結果を分析し、長文読解が苦手なことに気づき、重点的に勉強しました。
結果、私は、700点後半くらいの点数と取ることができました。
この経験から、課題を発見して改善することの大切さを学びました。
この経験を活かし、普段から周りを観察し、問題が発生した際には、すぐに改善できるように仕事をしていきたいと考えています。

⑯趣味

私のガクチカは、10年間続けているゴルフです。
ゴルフは父親の影響で始めました。
高校生の時には高いスコアを出せていたのですが、そこからスランプにハマり、スコアが伸びなくなり、ゴルフをやめようと思うようになってしまいました。
そこで、父親の「誰にでもつらいことはある。必ず乗り越えられる。」という言葉に心を動かされ、また練習に取り組み始めました。
この言葉のおかげで今でも楽しくゴルフができています。
この経験から、ポジティブでいることの大切さを学びました。入社後も、ポジティブでいることを忘れずに前向きに仕事に取り組んでいきたいと考えています。

【学んだことをガクチカに】NGなガクチカ

サークルや研究などから様々な事を学べますが、学んだ事ならすべてガクチカのテーマになるかと言えば、必ずしもそうとは言えません。

企業の求める人材像と合わない話題は避けた方が無難です。

以下の見出しで詳しく解説していきます。

企業のカラーに合っていない話題

企業のカラー、社風に合っていない話題は避けましょう。

ベンチャー系など革新的な人を求めている企業に対し「伝統を守ることの大切さを学びました」という話題を書いてしまいますと、採用担当者は「ウチにはちょっと違うかなぁ…」と思うものです。

もちろん伝統を守りつつ革新的な事は出来るはずですが、採用担当者がそこまで考えてくれるかどうかは分かりません。

それよりはむしろ企業のカラーにあった話題を提供する事をおすすめします。

あるいは慎重さを求めている企業に対し「走りながら考える事の重要さを学びました」というのもNGです。

「ウチはとにかくミスが許されないから、ちょっと落ち着いて考えてほしい…」といった感想を持たれる可能性があるからです。

このように学んだ事なら何でもOKというわけではありません。

会社のカラーを意識して、それにそったガクチカを作成してこそ、相手の心に響きます。

高校以前のエピソード

高校以前のエピソードでガクチカを作成すると、「大学では何もしなかったのか」と思われてしまう可能性があります。

伝えたいことは、今の人柄なので古い話は控えた方がいいでしょう。

高校のエピソードでも問題ありませんが、大学のエピソードのほうが自分の表現するのに一番適しています。

まとめ

学んだ事をベースにしたガクチカについて見てきましたが、気になる情報は見つかりましたか?ガクチカを考えるには「何を伝えたいか」を考える事が大前提です。

学んだ事を話しのベースとするのであれば「どこから」「何を学んで」「何を得られたのか」をまずははっきりとさせましょう。

それがガクチカの骨格となり、相手に伝わりやすい内容となるものです。

そして伝えたい事をサポートしてくれる具体例を見つける事ができれば、ガクチカ作成の8割は終了したと言えます。

後はそれをシンプルな文章で繋いでゆくのみ。

それができれば面接官の心に響くガクチカの完成です。

それは内定をグッと引き寄せてくれるはずです。

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