ガクチカでアルバイトの経験は有効的!上手く使うテクニックとは?

ガクチカでアルバイトの経験は有効的!上手く使うテクニックとは?

「ガクチカにアルバイト経験を使いたい!でもなんて書けばいいかわからない…」

「実際アルバイト経験は企業側に受けが良いのか知りたい!」

こんな悩みをお持ちの就活生向けに書いています。

就活していると必ずといっていいほど聞かれる質問が「ガクチカ 」です。

しかし、実際学生時代に経験することといったら大半はサークルやアルバイトくらいですよね。

なのでガクチカにアルバイト経験を書きたい!という方は多数いることでしょう。

実際アルバイト経験を書く方は多くいますし、比較的おすすめです。

今回はガクチカでアルバイト経験を書くことは、なぜ有効的なのかといった点や、面接官からのウケが良い伝え方について解説していきます。

ガクチカでなぜアルバイト経験が有効的なのか?

就職活動においてアルバイト経験をアピールすることは有効的です。

というのも、学生の仕事力を把握するために最もわかりやすいのがアルバイト経験だからです。

社会人として働くということは、企業に雇われるということです。

雇われる人材として適切な対応ができるか、将来的に優秀な働きぶりを見せてくれるのかが企業側も非常に気になります。

そのためには実際にアルバイト人材として「どのように意識して働いていたのか」を把握しておきたいというわけです。

多くの学生は「自分には大したアルバイト経験がない…」と感じてしまうものですが、掘り下げてみると意外とウケの良い体験談に変わったりしますよ。

ガクチカでアルバイト経験を主張する時のテクニックをご紹介!

ここからはガクチカでアルバイト経験を主張する際のテクニックをご紹介していきます。

この時注意したいのは、ただ経験談を述べるのではなく、ポイントを押さえて必要な情報を面接官に伝えるということです。

実際面接官は「どのアルバイト経験をしていたのか」という事実にはあまり興味がありません。

大事なのは「何を意識してアルバイトをしていたのか」といった考えの部分です。詳しく見ていきましょう。

大切なのは「あなたがどう仕事に向き合って行動したか」

仕事に対してどういった姿勢で取り組んでいたのかが大事です。

アルバイトに向き合う姿勢は、実際に社会人として仕事をする際の向き合い方にも直結するからです。

とはいったものの、「あまり意識せずに何と無く取り組んでいた…」と感じる方が多いでしょう。

そういった方は、何気ない業務の中から掘り下げていくと良いです。

例えば「皿洗いを人一倍磨いた」という経験でも良いです。

まとめて洗うように時間配分を意識したなど主張すれば「効率を意識して仕事に取り組める」という強みをアピールできます。

このようにちょっとしたことでもよいので「どう仕事に向き合って行動したのか」を考えてみてください。

実際採用側は多くの学生をみながら一人一人の強みについて判断し、その会社でやっていけるかどうかを考えなければなりません。

そんな中「何を考えているかわからない…」という学生を採用するのは中々難しいです。

なので、自分自身の仕事に対する考え方を少しでも主張できると、企業側も働くイメージをしやすくなって採用に繋がりやすくなるでしょう。

文章内に5W1Hを盛り込む

ESや面接で主張するとき5W1Hを意識すると相手に伝わりやすいです。

5W1Hとは以下の6項目を通称したものです。

  • Who(だれが)

  • When(いつ)

  • Where(どこで)

  • What(なにを)

  • Why(なぜ)

  • How(どのように)

エピソードを伝える際に一つ一つ当てはめることで、面接官にとっては喋り手の背景が想像しやすいです。

例えば「アルバイトで接客を頑張った」の場合を考えてみましょう。

「大学時代に3年間(when)、地元にある(where)居酒屋(what)のアルバイトで高齢

のお客様に向けて(who)親しみやすいキャラを演じつつ(how)心に残りやすい接客をするための(why)笑顔を第一に接していた」

5W1Hに当てはめて考えると、こういった例文が出来上がります。

概要を伝えることで面接官がイメージしやすいガクチカを作成することができます。

面接官にとってイメージしやすいということはそれだけ印象に残りやすいということです。

面接が終了したタイミングでその学生のことが頭に浮かべば、採用の確率が一気に上がります。

なので相手の記憶に残す!という意識で面接をしていくと良いでしょう。

内容を具体的に説明する

エピソードを主張する際は、出来るだけ具体的に説明することを心がけましょう。

具体的に説明することで、聞き手がその内容をイメージしやすくなるからです。

例えば「居酒屋のアルバイト」の経験を主張するとき、「サワー類が美味しい串カツがメインの居酒屋のアルバイト」などと伝えると、その居酒屋をイメージしやすくなります。

イメージのしやすさで面接官の印象に残るかどうかが決まります。

なので出来る限り具体的に伝えることを心がけましょう。

面接官が何を求めているか考えることが大事!

繰り返しになりますが、面接はただ自分の経験や思いを語れば良いわけではありません。

採用を決めるのは企業側なので、企業側が求めていることをピンポイントで主張することが大事です。

ここからは面接官は一体何を求めているのか?といった点について解説していきます。

アルバイトで得た経験を仕事にどう活かしてくれるかが知りたい

実際面接官からすると、アルバイトの経験自体はどうでも良いのです。その経験がどう仕事に活かせるかが知りたいというわけです。

そのためには、志願者が自分の職場で働くイメージを限られた短い時間の中で沸かせる必要があるのです。

例えば「居酒屋バイトで元気よくハキハキ接客した」という経験を伝えたら「社内でも元気よくハキハキ過ごしてくれれば職場の雰囲気が明るくなるかもしれない」というイメージを沸かせることができますよね。

このように「仕事にどう生かすか」をイメージしやすいように伝えるのがポイントです。

改善点を直すことができる人材なのか知りたい

アルバイト経験を聞くことによって、その学生に「改善点を直す力が有るのか」を確認していることが多いです。

というのも、改善点を直す力は新入社員に最も求められるスキルだからです。

新入社員として入社すると、初めのうちどうしてもミスを多発してしまいます。

ここで改善する人としない人で、その後の仕事力に大きく差がつくんですね。

面接官からすると学生をみて最もイメージしやすいのは「新入社員として働く姿」です。

その新入社員としての姿が、改善点にきちんと向き合って直そうとする意識があるかどうかがとても大切なんですね。

ストレス耐性があるかどうか知りたい

新卒で会社を辞めてしまう人に多いのが、”ストレス耐性がない”社員です。

やはり学生時代と会社員時代では生活スタイルが大きく変わりますし、会社の名前を持ちながら責任持って日々を過ごさなければならなくなります。

そんな中、上司の指摘や厳しい環境に絶えることが出来る人材かどうかは非常に重視されます。

実際、新卒1年目で仕事を辞めてしまう原因として最も多いのが「上司との関係がうまくいかなかった」というものです。

QI で 「 あ る 」 と 回 答 し た 方 へ 
そ の 理 由 を 教 え て く だ さ い 。 ( 複 数 回 答 可 ) 
上 司 と の 関 係 が う ま く い か な か っ た か ら 
給 料 が 低 い か ら 
同 僚 と の 関 係 が う ま く い か な か っ た か ら 
仕 事 で 成 果 が 出 な か っ た か ら 
希 望 の 部 署 に 属 さ れ な か っ た か ら 
福 利 厚 生 、 労 働 時 聞 な ど 、 会 社 の 制 度 が 合 わ な か っ た か ら 
会 社 の 方 針 が わ か ら す 不 安 に な っ た か ら 
評 価 に 納 得 で き な か っ た か ら 
自 分 が 求 め る キ ャ リ ア を 築 け な い か ら 
40 3 、 
33-3 、 
ー 21 。 2 、 
ー 142 、

引用:株式会社アックスコンサルティング調査https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000012242.htm

こちらの表は「新卒1年目で仕事を辞めたいと思ったことはあるか?」といった質問に対して「ある」と答えた人の原因についてのアンケート結果です。

やはり人間関係の問題に耐えることが出来るかどうかが採用の基準に大きく関わります。

なので、ガクチカにおいても忍耐力をアピールできると印象が良いでしょう。

会社の社風とマッチしているかが知りたい

企業側は学生をみて社内の雰囲気や価値観とマッチしているかどうかを考えています。

社会人になると1日に約8時間もその環境で働くことになります。

なので、その会社の社風とマッチしているかどうかは大事です。

企業によってカジュアルな社風を大事にしているところもあれば、堅実さを大事にしているところもあります、

なので面接や説明会を通じてできる限りその企業の雰囲気を掴み取り、社風を読み取っていく姿勢を持ちましょう。

またこの時多くの採用担当者は「その会社で成功している人」と志望した学生を見比べて、似たような雰囲気を持っているかどうかをみていることが多いです。

なので座談会で成功体験を聞いたら、「どういった行動がこの会社内の成功に繋がっているのか」を考えるようにし、面接で上手に伝えることができると良いでしょう。

ちなみにその際、ガクチカのアルバイト経験を使っていけると尚良いです。

実際に仕事をしている中で、どういった成功をしてくれるのかをイメージしやすくなるからです。

またこうしたアルバイト経験については「【例文あり】ガクチカで使えるアルバイト経験のポイントをご紹介!(内部リンク)」の記事を同時に見ながら作成することをおすすめします。

特にはじめのうちは、例文をもとにしてガクチカを作成していくと迷わなくて良いでしょう。

まとめ:ガクチカでアルバイト経験は有効的!上手に使って好印象を狙いましょう

ガクチカにおいてアルバイトの経験はとても有効的です。

実際に仕事をしている風景を想像しやすいし、その人の問題解決能力やストレス耐性を把握しやすいからです。

ですがガクチカは経験談より「どう意識して行動していたか」が大切です。

なのであなたがアルバイトにどう向き合っていたのかをもう一度振り返り、要点をまとめるようにしましょう。

面接官にとって印象の良いガクチカを心がけ、ポイントを意識的に主張するようにしてくださいね。

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