【新卒向け】IT業界とはどんな業界?5つの種類に分けて職種や将来性について紹介

【新卒向け】IT業界とはどんな業界?5つの種類に分けて職種や将来性について紹介
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IT業界にはどんな職種がある?

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アフターコロナの世界ではIT業界はどうなるの?

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IT業界に向いている人材の特徴って?

このように、IT業界に興味があるものの、どのような職種があるのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、IT業界の種類やIT業界の職種、現在の動きや今後の展望、コロナ禍における今後の動向などについて紹介しています。本記事を読むことで、IT業界について理解を深めることができるでしょう。

また、アフターコロナの世界でIT業界はどうなるのかについても解説しているため、今後のIT業界に関しても把握できます。

IT業界への就職を希望している方は、ぜひ参考にしてみてください。

▼▼▼ IT業界とは? ▼▼▼

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【IT業界ってどんな業界?】IT業界とは?

【IT業界ってどんな業界?】IT業界とは?

IT業界は近年、目覚ましい発展を遂げている業界です。そのため、就活生から非常に人気が高い業界です。

しかし、IT業界がどんな仕事をしているのか、よくわかっていない方も多いのではないでしょうか?

この記事では、IT業界で働きたいと漠然と考えている方向けに、IT業界のそれぞれの分野、職種、魅力や向いている人材の特徴など幅広い情報をお届けします。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の5つの種類

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の5つの種類

IT業界といっても幅広い業務内容があり、大きく「インターネット・Web業界」「通信業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」「情報処理サービス業界」の5つに分かれます。

まずは、それぞれの業界の業務内容や特長を紹介していきます。

【IT業界ってどんな業界?】インターネット・Web業界

インターネット・Web業界は、インターネットを活用して様々なサービスを提供する企業で構成されています。企業向けにサービスを行う「BtoB」企業と、個人(消費者)向けにサービスを提供する「BtoC」企業に大きく分かれます。

企業のコーポレートサイトやHPなどを構成・運営するWebサイト制作、リスティング広告やディスプレイ広告などのインターネット広告、GoogleやYahoo!に代表されるポータルサイト・検索エンジン、amazonや楽天などに代表されるEC(電子商取引)、金融業とITを連携されるフィンテック、FacebookやTwitterなどのSNSといった幅広いサービスを提供しています。

インターネット・Web業界の企業の特徴として、単一の事業のみ集中的に行うのではなく、複数の分野にまたがって事業を展開している点があります。

例えば、Googleは検索エンジンのサービスが有名ですが、それ以外にもメール(gmail)や文章作成ツール(googleドキュメント等)などのインターネット上で提供する様々なサービスを展開しています。

この業界の企業は「Yahoo」「amazon」「Meta(Facebook)」「Dena」など、誰もがその名を知る企業が多く、IT業界の中でも就活生から人気の業界だといえます。

主な職種

インターネット・Web業界の主な職種は、大きく分類するとクリエイティブ職とエンジニア職があります。

クリエイティブ職はWebサイトを制作する部門で、デザイナーやプロデューサー、ディレクターなどの職種です。

エンジニア職は、Webサイトやスマホのアプリに関するシステム作りを担当しています。

この業界で働く利点

インターネット業界の市場は、今後も拡大される見込みがあると言われています。

SNSや動画の普及により、今後の人材不足が懸念されているなど、将来性の高い業界だと言えるでしょう。専門職のため、実務経験があれば転職しやすいというメリットもあります。

この業界におすすめの人

インターネット業界は、技術の進歩がとても早いという特徴があります。

そのため、変化のスピードに対応できる人、常に新しい技術を学ぶことに前向きな人などが、この業界に向いていると言えるでしょう。

この業界の将来性

インターネット業界のサービスとしては、ネットショッピングサービスやSNSなど様々なサービスがあります。

このようなサービスは人々の生活になくてはならないものとなっているため、将来性は高いと言えます。

【IT業界ってどんな業界?】通信業界

通信業界とは、電話回線やインターネット回線、光ファイバーなどの通信インフラを提供する業界です。

通信業界の企業を大きく分けると、インターネットサービスを提供するインターネットプロバイダ、固定電話回線を取り扱う企業、スマホやタブレット端末など移動体通信を取り扱う企業の3つに分かれます。

近年、インターネットサービスが急成長を遂げました。その要因として大きかったのが、通信業界が提供する高速インターネット回線やスマートフォンの普及だと言われています。

通信業界は、IT業界を根底から支えている役割を担っているので、IT業界にとって不可欠な存在です。

通信業界で就活生から人気がある企業としては、「DoCoMo」「Softbank」「KDDI」といった大手携帯キャリア会社があげられます。

主な職種

通信業界の職種は、大きく分けて事務系と技術系があります。

事務系は営業、企画・マーケティング、コーポレート職があり、技術系は研究開発職、ネットワークエンジニア、システムエンジニア、データサイエンティストです。

この業界で働く利点

通信業界とは、高い専門知識を求められるため、その分やりがいがあります。

進化の早い業界ではありますが、最新のサービスに携わることができるなど、新しいものが好きな人にとっては魅力的な業界だと言えるでしょう。

この業界におすすめの人

通信業界は技術の進歩に伴い、変化がとても早いという特徴があります。

このような通信業界に向いているのは、常に努力し続けることができる人、目標を達成するための強い志と行動力を持った人です。

技術の変化が早い通信業界で働くためには、新しい技術を学び続ける努力や挑戦し続ける強い意志が欠かせません。

この業界の将来性

通信業界は今後もインターネットが存在する限り、なくなることはありません。また、近年では5Gの登場により、市場にも変化が生まれています。

このような理由から、通信業界は他の業界よりも安定していると言えるでしょう。

【IT業界ってどんな業界?】ソフトウェア業界

ソフトウェア業界では、主に、WindowsやMacなどのオペレーティングシステム(OS)やスマホなどで使うアプリケーションの設計・開発に携わります。

ソフトウェア業界の企業は、クライアントの要望をヒアリングし課題を解決するためのシステム(受託ソフトウェア)を開発するBtoB企業と、市場で販売し利益をあげることを目的に開発されるパッケージソフトウェアを作るBtoC企業の2種類に分かれます。

受託ソフトウェア開発では、クライアントの要望をもとに開発を行うのに対して、パッケージソフトウェア開発では開発を先に行うという違いがあります。

ソフトウェア業界の代表的な企業は「Microsoft」です。Microsoftの日本支社として「日本Microsoft」社があります。

主な職種

ソフトウェア業界の主な職種は、システムエンジニア、プログラマー、ネットワークエンジニア、ITコンサルタントなどがあげられます。

システムエンジニアはシステムの企画・設計、プログラマーは設計されたシステムのプログラミング、ネットワークエンジニアはネットワークの構築や管理、ITコンサルタントはITを活用しながら企業や個人の問題点を解決するのが主な仕事です。

この業界で働く利点

ソフトウェア業界は、今後も発展が見込まれる業界です。

市場規模の拡大や環境の変化、需要の増加やテレワークの普及におけるセキュリティ問題など、近年めまぐるしく変化する社会の中で、ソフトウェア業界の需要は益々高まることが予想されます。

このような成長が見込める業界なら、景気に左右されることなく安心して働き続けることができるでしょう。

この業界におすすめの人

ソフトウェア業界とは、専門的な高い技術を必要とする業界です。

職種によって必要とされる資格を取得することも大切ですが、その他にも業務を遂行する上でコミュニケーション能力や論理的思考、知的好奇心を持ち合わせた人がこの業界に向いていると言えます。

この業界の将来性

ソフトウェア業界は、近年ではクラウドサービスやIoTの登場によって需要が高まってきています。また、ソフトウェア業界の中でもソフトウェア受託開発企業の売り上げは大きいことから、将来性にも期待が持てるでしょう。

【IT業界ってどんな業界?】ハードウェア業界

ハードウェア業界とは、PCやキーボード、スマホ、ゲーム機、家電といったハード製品の企画から販売までを一貫して行う業界です。

ハードウェア業界の代表的な企業には「NEC」や「富士通」があります。

ハードウェア業界では「組み込みエンジニア」という、開発したハードウェアを制御するシステムを専門的に開発する独特の職種があるのが特徴です。

主な職種

ハードウェア業界の主な職種は、営業と組み込みエンジニアになります。

組み込みエンジニアが使用する言語はC言語で、ソフトウェアが使用する言語とは全く異なるのが特徴でしょう。

この業界で働く利点

ハードウェア業界の組み込みエンジニアは、慢性的な人手不足により、転職では有利になるというメリットがあります。

人材不足のため、好待遇での転職も可能になり、将来性の高い業界だと言えるでしょう。

この業界におすすめの人

ハードウェア業界とは、ソフトウェア業界とは真逆の特徴を持っています。ソフトウェア業界の製品開発が早いのに対し、ハードウェア業界の製品開発にはとても時間がかかるのです。

また、使用されている言語も全く異なるため、未経験者であれば理系出身の人が適しています。

この業界の将来性

ハードウェア業界の製品は世の中に浸透しています。成長を続けているソフトウェア業界のように今後市場規模を拡大していくことは期待できませんが、需要は安定していると言えるでしょう。

【IT業界ってどんな業界?】情報処理サービス業界

情報処理サービス業界では、主にクライアント企業が利用する情報システムの企画・開発・運用・設計を行い、こういった業務を行う企業のことを総称して「システムインテグレーター」と呼びます。

金融機関や自治体などが運営する社会インフラを担う大規模なシステムから、それぞれの会社が事業を遂行するために利用する業務系システムまで、担当する領域が幅広いのが特徴です。

システムインテグレーターに該当する日本の企業には「NEC」や「富士通」、「NTTデータ」「日本IBM」などがあります。

主な職種

情報処理サービス業界の主な職種は、システムエンジニア、ITコンサルタント、インフラエンジニア、セールスエンジニアなどがあげられます。

システムエンジニアはシステムの開発・設計、ITコンサルタントはITを活用しながら問題解決の提案、インフラエンジニアはITインフラの構築や運用・保守、セールスエンジニアはエンジニアと営業の仲介が主な仕事です。

この業界で働く利点

情報処理サービス業界は、少子高齢化に伴い働き手が不足することが見込まれる一方で、IT業界の更なる発展により、今後も人材の需要が高まる可能性があります。

つまり、情報処理サービス業界は売り手市場であり、安定して働けるというメリットがあるでしょう。

この業界におすすめの人

情報処理サービス業界とは、仕事をする上で様々な知識が求められます。

プログラミングやITに関する基礎知識はもちろんのこと、AIやビッグデータなどの新しい技術の知識を身に付けるなど、スキルアップの努力を惜しまないという人におすすめです。

この業界の将来性

情報処理サービス業界の企業は様々なサービス開発に関わります。自社開発のリソースが不足している企業にとって、今後も必要不可欠な存在となっています。

そのため、IT業界の拡大と共に情報処理サービス業界も発展していくと言えるでしょう。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の過去・現在・未来

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の過去・現在・未来

それでは、IT業界のトレンド技術や業界の事情も知っておきましょう。

実はIT業界は他の業界と違い発展途上にありますので、まだまだ新しい技術が出ており、なおかつそれらを魅力的に感じて積極的に取り入れる企業も多いのです。このため、新しい技術を身に付けている人に需要があります。

その一方で、昔ながらの技術や成熟した技術にも需要があり続けています。特に技術者と呼ばれる人たち、エンジニアと呼ばれるような技術力のある人は足りていません。

IT業界の現状

IoTの拡大

まず、IoTの拡大が特徴的なところでしょう。

これは何かというと、Internet of Things というもので、様々なものがインターネットとつながり、より便利になります。

例えば冷蔵庫の中に何があるかわかれば、その日の夕食を決めやすいでしょう。家に近寄ると自然と空調がついて快適な部屋の温度になるように調整できると、家にいる時も快適ですね。

このIoTは様々なものとインターネットがつながるので、家具・家電だけではなく、オフィスや工場、趣味のものや日用品などもつながります。

とはいえ制御が難しい傾向があり、様々なものをインターネットとつなげることには高い技術力を持つ技術者が必要になってくるでしょう。

VRやAR市場の拡大

VRとは「仮想現実」、ARとは「拡張現実」を意味する言葉です。

このような現実世界と仮想世界とを融合した新しいサービスは、ゲームやエンターテイメント分野で多く利用されるようになってきています。

今後は医療や教育の分野でも活用されていくことが期待されており、VRエンジニアなどの職種での求人も増えてきています。

クラウド化の進行

次に進んでいるのが、クラウド化というものです。

これは様々なサービスやデジタル上のシステムを、外部のクラウドサービスというサービスに移行するというものです。

こうすることで、自分の会社でサービスの管理・運営の手間がなくなり、かかる経費が抑えられるケースもあります。

また、物理的な専門的なデジタルツールである、サーバーやネットワークへの負担なども軽くなるのです。

また、一時的なアクセス過多に適切に対応できる、様々な端末からアクセスできるなどの利便性も高くなるでしょう。

その一方で、まだ新しい技術なのでクラウド技術やクラウドサーバー、ネットワークなどの安定性やセキュリティが問題になることや場合によっては個別対応になり経費や費用がより大きくなる場合もあります。

デジタルトランスフォーメーションの促進

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタルを浸透させることによって人々の生活を良い方向へと変えていくという取り組みです。

新型コロナウィルスの影響によって多くの企業がデジタルを使わなければいけない事態に直面したこともあり、社会的にもDXを促進することになりました。

また、社内インフラなどの変革を行うために、社内業務のDXを推進する企業も増えてきています。

AIやビッグデータ技術の進化

近年では、医療やセキュリティなどあらゆる分野にAI技術が活用されるようになっており、AI技術は多くの注目を集めています。

多くの企業がAI事業に参入しており、AI人材の育成を進めていることから、今後もAIやビッグデータ技術は進化していくことが期待されていると言えるでしょう。

エンジニアの人手不足

最後に、エンジニアの人手不足はなかなか解消されていません。

IoTやクラウド化など、新しい技術に対応できるエンジニアの数は少なく、このような技術を持つ人はかなり高い給料で採用されることも少なくありません。

また、需要は大きくてもそれらの需要を満たす技術者はあまり転職市場には存在しないのです。

なおかつ技術力によってサービスの質が大きく左右されるため、高い技術力を持つエンジニアは需要がとても高いのです。

とはいえ、人手不足はあまり解消されないので、残業が多い業界としても知られています。

技術トレンドが変わると待遇が大きく変わり、業界トレンドや技術力のブラッシュアップが必要な業界で、仕事をしていない時間も自主学習が求められる場合もあります。

IT業界の今後の展望

IT業界の今後の展望

少子高齢化による人材不足の課題を抱える業界も多い一方、少子化で衰退していく業界や時代のニーズの変化や技術の進化で衰退していく業界もあります。

就職するということは、今後、何十年も働き続けること、生活していく手段を確保していくことも意味するので、志望する業界に将来性があるかも重要です。

IT業界の今後の展望はどうなのでしょうか。IT業界の今後の展望としてDXなどの普及とIT×○○がキーワードになります。

DXなどの普及

IT業界の今後の展望として、DXなどの普及に伴い、ますます活性化が進むと考えられます。

DXとは既存のアナログな部分をデジタルと融合させることで、業務の効率化や生産性の向上を図ることです。

動画レンタルサービスをサブスクで動画配信するようにすることや紙での管理をクラウド上での管理に変えるなどもDXの1つです。

現在、日本では政府主導で国をあげてDX化の推進が目指されています。

人材不足の補填や業務効率化を目指し、さらに時代に追いつくことやライバル企業との差をつけるために、DX化に取り組む企業が増えています。

大企業から中小企業まで取り組んでいくことなので、そのシステムやサービスを提供するIT業界はますます需要が増えるはずです。

IT✕〇〇

IT業界の今後の展望として、近年IT×○○といった融合的なサービスへの需要が増えていることも、将来的に有望と考えることができます。

フィンテック(finance × technology)やエドテック(education × technology)など、IT技術と既存の技術を掛け合わせたものが増えつつあるためです。

PayPayなど、このような動きに目をつけて参入してくるベンチャー企業も増えています。IT業界の中でも業種は様々で、企業ごとに持つ技術や提供しているサービスも異なります。

志望企業に迷ったら、こうしたIT×○○にいち早く取り組んでいる企業に目を向けて見るのも1つの選択です。

コロナ禍におけるIT業界の動向

誰もが想定外だったコロナ禍により、コロナ以前は順風満帆であった業界が一気に影を落とし、新卒採用を見合わせる、既存の従業員をリストラする、さらには倒産するといった事態も起こっています。

コロナがいつ終息するかは不透明であり、今後、新たなウイルスが蔓延するとも限りません。

就職するにあたっては、解雇されたり、収入を減らされたり、ましてや会社が倒産することは避けたいものです。コロナ禍におけるIT業界の動向はどうなのでしょうか。基本的には追い風と言えます。

IT技術の導入を検討する企業が増えた

コロナ禍におけるIT業界の動向として、IT技術の導入を検討する企業が増えたことは、IT企業にとっては追い風と考えることができます。

リモートワークの普及などに伴ってオンライン上での仕事管理ツールやZOOMなどのIT技術が急速に浸透しました。

コロナ禍で取引量が減った、受注が失われたという業界も多い中、IT業界ではどんどん問い合わせや相談が舞い込むことやすぐにリモートワークができるようにしたいといった依頼も増えています。

民間企業のみならず、官公庁や教育機関、医療機関などからの依頼もあるため、需要も鈍化することなく、ますます忙しくなっているのです。

一般の消費者向けの商品も売れるようになった

コロナ禍におけるIT業界の動向として、IT技術の導入を検討する企業や一般消費者が増えています。需要増はやはりIT企業にとっては追い風です。

企業において、リモートワークや契約のデジタル化などを推進するために、IT技術を導入する動きが進むだけでなく、一般消費者においてもニーズが増えています。

外出自粛の影響で、家をより快適にするようにお金を使う一般消費者が増え、より快適なインターネット環境を導入することやIoT家電をはじめ、家での生活を豊かにする商品の需要が増えました。

ステイホームやソーシャルディスタンスを求められるWithコロナ時代で、人との接触機会が減り、AIなどを駆使した家庭用ロボットの人気も高まり、IT技術への期待度はますます高まっています。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の職種を紹介

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の職種を紹介

業界の概要をご紹介したところで、次はIT業界の職種を紹介していきます。これから紹介する4つの職種は、上で紹介した5つの業界のどこにおいても存在する職種です。

システムエンジニア

システムエンジニアの仕事は、クライアントの業務分析からシステム設計、プログラミング、テスト、保守・運用までシステム運用における一連の業務に幅広く携わります。

ただ設計書通りにプログラムを組むだけでなく、クライアントの要望のヒアリング、ヒアリングした結果を正しくプログラマーなどの社内の担当者に伝えることも業務の範疇です。

そのため、プログラミング能力だけでなく、論理的思考力やコミュニケーション能力など幅広い能力が必要とされる大変な仕事です。

プログラマー

プログラマーの仕事は、システムエンジニアが設計した設計書をもとに、実際にプログラムを組むことです。

アプリ開発なら「アプリケーションプログラマー」、ゲーム制作なら「ゲームプログラマー」など担当する分野によって名前が異なってきます。

プログラムを組む際はプログラミング言語を使いますが、プログラミング言語には沢山の種類があり、担当する分野によって必要となるプログラミング言語が変わってきます。

Java、PHP、Ruby、Pythonといった言語が有名でしょう。

プログラマーになるならプログラミングスキルを持っていることが必要ですが、ただ指示された内容を機械的に打ち込むだけでなく、パソコンに負担がかからないように内容を工夫することも必要とされます。

また、システムのバグを見つけ修正し、仕様書通りに動かすことができるようにするデバッグというスキルも必要となります。

ITコンサルタント

ヒアリング結果や業界や経営状況などから、クライアントの問題を特定しそれを解決に導くのがITコンサルタントの仕事です。

システムエンジニアはシステムを開発することがゴールなのに対し、ITコンサルタントのゴールはクライアントの問題を解決することです。

そのため、クライアント企業とより深く関わり本当の問題を特定し、適切な解決策の提案を行う必要があります。

システムエンジニア以上に、IT業界や業務に関連する深い知識、問題解決能力、コミュニケーション能力など幅広い能力が「深く」必要となると言われています。

その分、ITコンサルタントの年収は500万~1,000万円と、エンジニア職に比べて高めに設定されています。

営業

IT営業は、パッケージソフトウェアなどの製品、システム開発やWeb制作などITに関するサービスを営業し販売する仕事です。

自社の製品やサービスに関する知識は当然必要となりますが、必ずしも技術分野での実務経験は必要とされていません。

扱う商品がやや特殊なだけで、お客様と対人関係を築いて商品を売り込む、アフターケアまでしっかりと行うなど、仕事内容は一般的な営業と大きく変わりありません。

IT営業の仕事の本質は「お客様の問題を解決する」ことだと言われています。お客様の抱えている問題を把握し、それを解決するためにもっとも適切な商品をおすすめする必要があります。

IT営業に必要なのは「システム的な考え方や方法論」を理解していることです。システムといっても何でもできるわけではなく、論理的に矛盾したシステムは構築できません。

お客様から不可能な提案や曖昧な提案をされた時に、論理的かつ明快な説明をするために、表面的なシステムの内容だけではなくシステム構築の背景や活用法など深い知識が求められるのです。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の魅力

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の魅力

IT業界を志している方向けに、IT業界の魅力を説明していきます。

変化が早く刺激がある

IT業界は現在も成長を続けている業界ですので、変化が早く刺激的な環境にあるといえます。しかし、その分、常に最先端の技術を取り入れるよう努力していないとすぐ取り残されてしまう厳しさがあると言えます。

将来性が豊か

IT業界は今後も成長を続けていく業界だと考えられているので将来性があります。ITの仕事は様々な業界と掛け合わせることが可能ですので、無限の可能性を秘めた仕事だといえます。

現在においても、金融×ITのフィンテックや農業×ITのアグリテックなど、AIやビッグデータを用いて、どんどん他分野に浸食進出をはじめています。

30年後には多くの仕事が機械に置き換わるとも言われており、ITの仕事が拡大を続けるのは確実視されています。

社会に役立つ新しいモノを提供できる

IT技術によって作られたシステムは今や多くの企業にとってはなくてはならない存在です。企業がそうしたシステムを提供することで、多くの人々の生活の利便性が増しました。

金融機関や地方自治体が運営する大規模なシステムになると、社会に与える影響力も計り知れません。

こうした社会に役立つ新しい製品やサービスを提供できることは、IT業界で働く大きなやりがいだといえます。

世界共通のスキルが身に付く

システム構築に必要となるプログラミング言語は世界共通のスキルです。

そのため、高いプログラミングのスキルを身に付ければ、日本だけでなく世界中で働くことも可能です。キャリア選択の幅を広げる大きな可能性を持った仕事なのです。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の向き・不向きを紹介

【IT業界ってどんな業界?】IT業界の向き・不向きを紹介

IT業界に向いている人と不向きな人の特徴をご紹介します。自分にこうした特徴が備わっているか確認してみてください。

IT業界に向いている人の特徴

チームで働くことができる

IT業界では、個人で動くことより、チームでプロジェクトに取り組むことが多いです。プロジェクトの成果はチームとして評価されるため、個人の業務よりもチームプレーが優先されます。

チームのメンバーを尊重し、集団の中で自分の役割をきちんと果たすというチームプレーを楽しめるかという点が非常に重要となります。

コツコツと努力できる

IT業界は変化のスピードが速く常に成長を続けている業界です。そのため、日々継続的に専門知識の学習を続けていく必要があります。

このように、コツコツと努力できる能力はIT業界で非常に重要な能力なのです。

論理的に物事を考えられる

システムは論理的に構築されているので、システム設計を理解し、また自分でシステムを組むために論理的に物事を考える力が必要です。

さらに、クライアントの問題を特定し適切な解決手段を提案するためにも、論理的思考能力は必要となります。

このように、IT業界で働く上で論理的に物事を考える力は必要不可欠だと言えます。

IT業界に不向きな人の特徴

ここからはIT業界に向いてない人の特徴を紹介します。

人から教わることがベースの方

まずは人から教わることが当たり前だと思っている方です。

なんでも人を頼りにしている方は一定数いますが、IT業界は移り変わりが激しく、すべての答えをもらえることはあまりありません。

そのため、自分で調べて試行錯誤する必要があるため、なんでも人に聞いて解決する方はあまり向いていない業界です。

お客様の満足を直接確認したい方

次がお客様の満足を直接確認したいと考えてる方です。

特に企業向けのシステム開発ですが、納品後にお客様と関わる機会は保守関連の方でないとあまり多くありません。

そのため、接客業のように直接お客様にお礼を言われる機会は少ないです。

また、開発を行っているとチームの場合が多く、さらにフロントがお客様とのやり取りをするため、直接関わることもないです。

もし、目に見える感謝を求めるのであれば、IT業界の特に開発職には向いていないといえます。

知的好奇心が少ない方

最後が知的好奇心が少ない方です。

さきほどもお伝えした通り、IT業界の技術の移り変わりはとても早いです。

そのため、常に学び続けることが重要となってきます。

仕事内容によっては、そこまで変化の少ない業務を行うことは可能ですが、キャリアをアップさせていきたいなら、そのような仕事についてはいけません。

新しいものを取り入れたくないと考えている方にもIT業界はあまりおすすめできません。

以上でIT業界に向いている・向いていない人の解説を終わりとします。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界で働くメリット・デメリットとは?

【IT業界ってどんな業界?】IT業界で働くメリット・デメリットとは?

IT業界にも様々な職種がありますが、他の業界ではなく、IT業界で働くことには、どのようなメリットがあるでしょうか。

仕事のスタイルによっても異なりますが、IT業界で一般的なメリットを確認し、この業界で働いていけそうか確認してみましょう。

働くことのメリットとデメリットを確認しつつ、自分の能力やスキルを活かしながら、やりがいを持って働いていける業界かを検討することが大切です。

IT業界で働くメリット

ノルマがない

セールスエンジニアやシステムエンジニアの場合、一定の成果をあげることが求められますが、月に何件契約を得なくてはならないというノルマは課せられないのが通常です。案件をどんどん受注しても、こなせる人材や環境がないとこなせません。

毎月何件ではなく、仕事が途絶えないこと、より大きな案件を得ることや、企業がより成長できるための案件を得ることが求められます。一方、内部で仕事をするプログラマーやエンジニアについては、営業ノルマは一切ありません。

その代わりとして、納期に間に合うように仕事を遂行すること、プロジェクトのスケジュールに沿って形を整えていくことが求められます。ある意味、ノルマよりもタイトですが、目標を持って仕事を進めることが可能です。

仕事をするタイミングを選べる

新人のうちは、割り当てられた仕事をこなす、有無を言わさず出向先に派遣されることなども少なくありません。

ですが、プロジェクトがひと段落すると、新たな技術を勉強する時間に使えたり、やってみたかった開発にチャレンジしたりする時間なども作れます。

また、ある程度のベテランになれば、プロジェクトを選べるなど、仕事をするタイミングや内容を選ぶことができるようになる人もいます。

IT業界では開発を行う現場に派遣されることが多く、そのプロジェクトが終わると、社内に戻って、小さな案件や簡単な処理業務などを行うなど繁閑も大きいです。

仕事が落ち着いたタイミングで、自分をどう成長させるかが、実力を高めていくためのポイントになります。

実力重視である

IT業界は、年齢を問わず、開発力がある人や提案力がある人、創意工夫ができる人、与えられた課題を速やかに解決できる人、クライアントが抱えている問題や急なトラブルにすぐに対応できる人が評価される業界です。

給与体系も年俸制を採用するなど、実力重視であることが少なくありません。

最初に身に付けたプログラミング言語を活かした開発や業務で実績をあげて実力を伸ばす一方で、新たなプログラミング言語を習得したり、これからの時代に求められる技術やノウハウを習得したりして業務に活かせるようになることで、どんどん実力を高め、認めてもらえるようになります。

すでに身に付けたスキルに甘んじず、常に新たなチャレンジをしていく精神も重要です。

給与が高い

就職する企業の規模などにもよりますが、IT業界は、全般的に見ると給与は高い業界です。中小企業であっても、同じ新卒で入る給料より高くなることが少なくありません。

もっとも、給与が高いのは業務時間が長くなるなど、ハードワークであることの裏返しでもあります。

新卒で入った場合、基本給に対して残業代がプラスされることで、他業界の同期入社の新卒と比べて、かなりの高給が得られることがあるのです。

2年目以降になってくると、年俸制へと移行する企業も少なくありません。年俸制の場合、基本的には残業代なども含めた金額となり、企業側と話し合って自分の実力や実績に合った金額を決めることになります。

自分の実力をアピールでき、企業に実績や実力を認められれば、勤続年数を問わず、高給が得られるのです。

IT業界で働くデメリットとは?

IT業界で働くデメリットとは?

IT業界で働く場合は上記で述べたようなメリットはありますが、一方でIT業界で働くデメリットももちろん存在します。

そこでここではIT業界で働く際のデメリットを5点ご紹介します。

デスクワークがきつい

1つ目のデメリットはデスクワークがきついという点です。IT業界はどの業種も常にパソコンと向き合っていることが多い仕事です。

そのため、職種にもよりますが他の業界よりも人と関わる機会が少ないことや体が動かせないためにストレスが溜まりやすい仕事です。じっとしているのが苦手な人には苦痛に感じやすい業界かもしれません。

繁忙期になると残業時間が増加する傾向がある

2つ目のデメリットはIT業界は残業が発生しやすい業界という点です。特に、開発プロジェクトの納期直前などのタイミングでは、残業時間が増加するケースが多いでしょう。

残業時間は企業によっても異なるため、事前に応募企業の残業時間について確認しておくことが大切です。

教育環境が整っていない

3つ目のデメリットは教育環境が整っていないという点です。IT業界は他の民間企業と比べて新人に対する教育体制が整っていない場合が多いです。そのため、新人にとってはかなりきつい環境であることが多いです。

先ほどメリットで述べたようにIT業界は実力主義であることが多いため、とにかくスキルを持っている人が優遇されるという業界です。実力主義を苦手に感じている人にはあまり向いていない業界でしょう。

業界の変化が激しい

4つ目のデメリットは業界の変化が激しいという点です。IT業界は現在、需要が非常に高く、成長も著しい業界です。

そのため、継続に勉強をして、日々変化している業界のトレンドに適応することが非常に大切になります。変化が少なく安定した仕事につきたいと考えている人にはストレスが溜まりやすい業界でしょう。

企業によっては福利厚生が整っていない可能性がある

近年では福利厚生や教育制度などが整っているIT企業も増えてきています。しかし、他の業界と比較すると新しい業界ということもあり、企業によっては福利厚生などが整っていない可能性もあります。

そのため、充実した福利厚生を受けたい人には適していないと言えるでしょう。

【IT業界ってどんな業界?】IT業界に就職するための対策とは?

【IT業界ってどんな業界?】IT業界に就職するための対策とは?

IT業界に魅力を感じ、就職を希望するものの就活に不安を感じているという方もいるのではないでしょうか。そのような方にIT業界に就職するための対策をご紹介していきます。

自己PRの対策

IT業界の自己PR対策はこちらの記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

▼▼▼ 参考記事はこちら ▼▼▼

志望動機の対策

IT業界の志望動機対策はこちらの記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。

▼▼▼ 参考記事はこちら ▼▼▼

就活の軸の対策

IT業界を志望する上で就活の軸を考える必要があります。

就活の軸を考えるために必要な対策をご紹介してますので、ぜひ参考にしてください。

▼▼▼ 参考記事はこちら ▼▼▼

逆質問の対策

最後にIT業界の逆質問対策です。

実際にIT業界で働いてみないと何を質問すればいいかイメージできないと思います。

そんな難しい状況を少しでも打破するためにもこちらの記事を参考に対策してみてください。

▼▼▼ 参考記事はこちら ▼▼▼

【IT業界ってどんな業界?】IT業界とはどんな業界なのか理解を深めよう

【IT業界ってどんな業界?】IT業界とはどんな業界なのか理解を深めよう

IT業界と言っても幅広く、中には様々な業界、企業、職種があります。

業界としては将来性がありやりがいも感じられる素晴らしい業界だといえるので、目指す価値は大いにあります。

ただし、IT業界ではどの仕事においても、協調性やコミュニケーション能力が必要となるので注意してください。

また、今回の記事を見てIT業界に就職したいと感じたら、ぜひIT業界での志望動機の書き方を紹介している記事を参考にしてください。

就活市場では、今後も新卒の就職活動に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひ他の記事もご覧ください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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