業界別志望動機と例文。食品業界編

【食品業界の志望動機を書くコツ】はじめに

毎年安定して大勢の学生がエントリーする業界というものがいくつかあります。

そういった業界は当然高い倍率を誇りますし、内定を得るのにも苦労するでしょう。

食品業界もそんな業界のうちの一つです。

大手企業ともなれば、相当な人数からエントリーが送られてきます。

しかしその中でも一次面接にすら辿り着けない学生が毎年大勢います。

その原因は志望動機です。

選考で勝ち進んでいくためには、魅力的な志望動機を書くことが非常に重要となってきます。

今回は食品業界をメインに志望動機の例文などをご紹介します。

【食品業界の志望動機を書くコツ】食品業界は毎年人気

既に述べた通り、食品業界は非常に人気の高い業界です。

その理由は、食というものの重要性に関連しています。

人間の三大欲求の一つである食欲は、生活から切り離すことができず、需要が尽きることもありません。

だからこそ安定的な収益を上げることができ、不景気の影響も受けにくいという特徴があります。

食品業界の内定を獲得するためには、なぜ食品業界が人気なのかという背景についても理解することがとても重要です。

【食品業界の志望動機を書くコツ】食品業界の職種とは

食品業界といっても仕事の幅は広く、さまざまな部門に分かれています。

事前に食品業界のそれぞれの職種についてリサーチしておくと理解を深めることができ、就活の際にも大いに役立つでしょう。

企画部門

企画部門は、消費者が今、何を求めているのかを即座に察知し時代に合った新商品の企画や広報活動を行います。

これまでの売上データもじっくりと分析し消費者が求める食品をリサーチするだけでなく、新たな商品のリニューアルを目指す開発・生産部門に企画を持ちかけ重要点をアプローチします。

また、開発スケジュールを組み、新商品の開発やリニューアルを実現できるようサポートをすることも重要な任務です。

開発・生産部門

現在、スーパーやコンビニでは、新しい商品を次々と目にする機会も多いのではないでしょうか。

食品業界において開発・生産部門では、新商品の開発に向けて研究を行います。

研究を重ね安全でおいしい食品を提供できるよう一切妥協のない安全性の高い製造方法を生み出すほか、企業の信頼を損ねることがないようにそれぞれの企業のイメージを守りながら新商品の開発を進めていきます。

営業・販売部門

営業・販売部門は、食品業界にとってなくてはならない貴重な部門です。

実際に自分の足を使い店頭に出向き、売り場づくりや新商品の提案、随時キャンペーンを行うなど、売上を伸ばすための活動を行います。

それぞれの店舗や地域性に合わせて求められている商品の構成を行うのはもちろん、時に需要の高い商品を見極めて補充をするなど営業・販売部門の仕事は多岐にわたります。

常に最前線に立ち時代に合わせた情報をキャッチする能力が必要なだけでなく、売り場担当者との信頼関係を築くことも大切といえるでしょう。

管理部門

管理部門は、安全性が高く高品質な食品を生産していくため、安定性を保ちながらさまざまな管理を行います。

食品や商品の細菌検査を行うほかにも味や香りなどをチェックする官能検査を行い安全性を確かめています。

工場の管理においては、高品質な商品を常に保証できるように生産計画を事前に作成し、現場をサポートすることも怠りません。

また、工場管理だけでなく、従業員の衛生的な管理についても検査や教育を行います。

時にお客様のクレームに関する調査を行うこともあるでしょう。

クレームの原因を調査し、発生した要因や今後の対策法をまとめるなど、食品業界によって欠かせない部門です。

【食品業界の志望動機を書くコツ】企業研究が不可欠

食品業界が人気である基本的な理由は前述した通りですが、細かい違いや強みは企業毎に異なります。

その詳細を正確に把握していなければ、内定を獲得することは難しいでしょう。

だからこそ綿密な企業研究が必要不可欠となります。

どうしてその企業に志望したのか。

何故その企業でなければいけないのか。

こういった質問は就職活動を通して必ずされることになります。

他社との明確な違いを理解していると判断されることは、就職活動においては非常に重要なことです。

企業研究は非常に手間のかかる作業ですが、おざなりにせず、しっかりと取り組むようにしてください。

【食品業界の志望動機を書くコツ】自分が貢献できることを伝える

志望動機を上手に書くためには、自分が会社に対してどのように貢献できるのかということを伝えるのが大切です。

社会人経験0の学生が、どう貢献できるかということを伝えること自体がナンセンスなことですから、大切なのは熱意です。

食品業界では主に以下のような業務があります。

  • マーケティング
  • 企画
  • 開発
  • 店舗販売

上記の項目や、それ以外の項目でも構いませんが、先ずは興味のある業種を決めて、そこに対して自分の長所を交えながら熱意を伝えてください。

販売であればコミュニケーション、企画であれば発想力、開発であればリーダーシップといった風に、長所と職種にぼんやりとでも関連性をもたせるのがポイントです。

【食品業界の志望動機を書くコツ】志望動機の構成

食品業界は人気の業界であるとともに、企業の数も多い業界の1つです。

原材料の加工業者から半製品の製造、食卓にそのままのぼる食品から、業務用食品を専門的に手掛ける業者まで種類も多彩です。

さらに缶詰やレトルト食品、チルド食品、冷凍食品、お菓子や調味料、飲料やアルコール類に至るまでジャンルも豊富で、専門メーカーをはじめ、多数のジャンルを扱う業者があります。

それゆえに、どうして、その企業を選んだのか志望動機はとても重要な要素となり、内定獲得のために、どう構成するかが大切になってきます。

結論:私は〇〇という点で貴社を志望しました

食品業界は就活生の間での競争も激しいうえ、選考する企業にとってもライバル企業が多いことから、エントリーした就活生が自社を本命にしているのかどうかは一番気になるポイントです。

複数の企業にエントリーし、どの企業においても志望動機で「御社を志望しました。」とアピールしていることは企業側も百も承知です。

どれだけ入社意欲が高く、自社を選ぶ可能性があるのかが、志望動機に選んだポイントが重要な判断材料となります。

そのため、一番初めに企業が知りたいポイントについてアピールしましょう。

余計な前置きをつけずに、ストレートに結論から始めることが大切です。

あなたが伝えたいこと、企業が一番知りたいことが明確になることで、その後の話も、しっかりと聞いてもらえることにつながります。

理由:なぜならば、〇〇という経験で〇〇と考えたためです

次にその結論に至ったのはなぜか、理由を伝えましょう。

「私は〇〇という理由で、御社を志望しました。」と理由から始める方がいますが、まずは結論を述べ、次に理由を述べることで、志望動機をより明確に伝えることができます。

理由を挙げる際には、その企業を志望するキッカケとなった経験を挙げることがポイントです。

自分が幼い頃から親しんできた商品があり、その魅力を世界に発信したいと思ったとか、多くの世代から愛されるのはなぜか追及したいと思ったなど、ご自身の具体的な経験を挙げるようにしましょう。

エントリーした企業を志望することにつながった具体的な経験を挙げることで、その企業への入社意欲の高さや本気度が伝わるからです。

エピソード:私は〇〇で〇〇ということをしていました

志望動機のNGとしてありがちなのが、「私は○○という経験をしたので、御社を志望しました。」とエピソードから始める方が少なからずいます。

ですが、エピソードからスタートさせると結論に至るまでの話が長くなり、結局、何が言いたかったのかわかりにくくなるほか、経験談と結論が結び付きにくい内容に陥ることも多いです。

エピソードを話して結論に至るのではなく、まずは結論で志望動機を明確にしたうえで、その理由を述べ、そして、結論に説得力を持たせるためのエピソードを紹介することが大切です。

説得力を持たせるとは、志望した企業でいかに活躍できる人材かを、エピソードを通じてアピールするということです。

問題:その経験で〇〇という問題に直面しました

エピソードを紹介するうえでは、単なる昔話や思い出話、美談になってしまわないことが大切です。

苦労したり、困難に直面したりして、それを自分の行動によって乗り切ってきた、自分の行動で解決したなど、自分が企業に貢献できる人物であることをアピールできる成果が出せたエピソードでなくては説得力が出ません。

そのため、エピソードを選ぶ際には何らかの問題に直面し、自分の行動で解決して成果が出せた経験を選択しましょう。

エピソードのシーンはとくに問われません。

学生時代の部活動やゼミでの研究の話でも、アルバイトやボランティア、海外留学などの経験でも問題ありません。

自分の過去の経験を棚卸し、その中から志望動機や入社後の活躍に結び付くような、最適な経験を選びだしましょう。

行動:そのため、私は〇〇を行いました

エピソードの紹介においては、まず、どのような経験なのかの概要を説明し、その後、直面した問題について状況説明をします。

そのうえで、直面した問題に対して、あなたがどのような行動に出たのかを説明しましょう。

行動は自分で考えて、自主的に行ったことが必要であるとともに、入社後の活躍に結び付くような行動であることがポイントになります。

他人に言われて受動的に行ったとか、誰かに行わせたといったものではなく、自ら能動的に行った行動でなくてはなりません。

初めてあなたの話を聞く面接官が状況をイメージしやすいよう、わかりやすく簡潔に紹介しましょう。

結果:その結果、〇〇になりました

エピソードの締めとして、行動に出た結果、どのような成果が出たのかを伝えます。

ありがちなNGは行動に出たところで、話が終わってしまうパターンです。

行動に出ても結果が伴わなければ、自己満足で終わってしまいます。

食品業界でも、どの業界でも、企業が収益を上げていくうえでは、プロセスだけではだめで、結果を出すことが求められます。

食品業界において、どんなに製造工程で品質管理を徹底しても、結果的に完成した商品に異物が混入されていたら、全商品回収という損失につながり、消費者からの信頼も失ってしまいかねません。

そのため、問題がどのように解決できたのか、具体的に結果をアピールしてください。

結論:その経験を活かして貴社では〇〇で貢献していきたいと考えております

結論、理由、エピソードの紹介が終わったら、最後の締めくくりとして、まとめの結論を述べます。

事前に紹介したエピソードから得た学びや経験をもとに、どのようにエントリーした企業に貢献できるかを具体的に述べましょう。

「経験を活かして頑張ります。」ではNGです。

これでは、どの企業でも通用してしまい、その企業だからこそという強いメッセージを伝えられません。

「うちは本命ではないな」、と思われてしまいます。

その企業ならではの特徴や事業のこだわり、仕事のやり方などをもとに、どのような貢献ができるかを具体的にアピールしましょう。

【食品業界の志望動機を書くコツ】食品業界の志望動機作成のポイント

食品業界は、就活生の憧れの業種の一つとなっており、志望者の多い業種です。

そのため、ライバルと差をつけて内定を勝ち取るには、誠実さをアピールするだけでなく面接官に自身の熱い思いを明確に伝えなければいけません。

特に志望動機は、自己PRの際に多いに役立つものでもあるため、作成のポイントを押さえて適切に作成してみましょう。

食品業界に興味を持ったきっかけを伝える

あなたが食品業界に興味を持った理由は何でしょうか。

食べることが好きだったり料理が得意など、人によってさまざまな理由があるかもしれません。

しかし、このような単純な理由では、志望動機として自分の気持ちをアピールすることはできません。

どうして食品業界で働きたいと思ったのかを面接官にきちんと伝えられるように興味を持ったきっかけをエピソードとともに伝えてみましょう。

これまで自身が経験してきた出来事や体験を織り交ぜて話すと分かりやすく伝えることができます。

食べることが好きという理由では、ビジネスの世界では高い信用を得ることはできません。

意欲や関心の高い人物であるということを理解してもらえるように履歴書に志望動機を記載する場合はもちろんのこと、面接の場でも食品業界に興味を持ったきっかけを伝えることが大切です。

食品業界に入社した後のビジョンを話す

志望動機を伝える際には、ただ食品業界で働きたいという気持ちを話すのではなく、入社後にどのように活躍していきたいのかもアピールしてみましょう。

将来、食品業界のどの分野でどのような業務に携わっていきたいのかを伝えることで理解が深まり、面接官にも意欲のある人物であるということを分かってもらいやすくなります。

具体的に自身の思いを自分の言葉で語ることもポイントです。

安全性というポイントも志望動機に組み込む

食に関する職業は数多くありますが、その全てにおいて高い安全性を重視しながら取り組んでいます。

志望動機でどんなに熱い思いを面接官に伝えたとしても安全で安心できるサービスをお客様に提供できる人物であるということを理解してもらうことができなければ周囲からの信用を得ることはできません。

食品業界で活躍したいという気持ちを上手にアピールすることも大切ですが、志望動機を伝える際には、食の安全にも重視し仕事に取り組んでいく気持ちがあるということを語ることも大切です。

【食品業界の志望動機を書くコツ】食品業界の志望動機例(開発職)

食品業界、メーカーのお仕事は学生さんにとても人気があります。

食品業界の多くはBtoCのビジネスなので、商品そのものを日常的に手にする機会が多いため応募しやすいですよね。

しかし、安易に「商品が好きだから」「食べ物が好きだから」という理由だけでは、志望動機として非常に弱いです。

今回は職種別に、食品業界の志望動機例を見ていきましょう。

食品業界の企画職

まず、どの業界でも人気の高い企画・マーケティングの職種から見ていきましょう。

食品業界の企画職は、常に世の中の動向をリサーチし、売れ筋の商品を企画していくお仕事です。

世の中にはたくさんの商品が溢れています。

見た目の可愛さ、健康成分を加味して作られた食品、コスパ重視の商品、ネーミングセンスや今までにない味や食感をウリにした商品などを企画するためには、大前提として世の中の消費ニーズを徹底的に調べて分析していく能力が必要です。

奇抜なアイデアを出すことよりも、地道にデータを集められる根気強さ、テレビやネット、雑誌など広い情報源から食品業界について知見を深められているかどうかなどの情報収集能力をアピール要素に盛り込むと良いでしょう。

食品業界の営業職

続いて営業職の志望動機を見ていきましょう。

食品業界の営業職は、有形商材の営業であり、大型スーパーや居酒屋などの個人店などへルート営業または新規営業を行うことが多いでしょう。

基本的には営業なのでコミュニケーション力が必要となります。

商品特性を理解して、取引先と関係を円滑に進めていけるかどうか、人となりが重要です。

商品理解はもちろんですが、応募先企業の食品がどのような店舗に置いてあるのか調査をし、その店舗が取引先になるということを理解した上で応募するようにしましょう。

食品業界の事務職

食品業界の事務職は、事務系総合職または人事・経理職などの専門職として採用ポジションを開いている企業が多いです。

事務系と言っても地味で単調なお仕事ばかりではありません。

応募先のメーカーによっては、お客様からのお問い合わせ窓口、クレーム対応を事務職に任せていたり、商品の在庫管理やデータ管理などのデスクワークを任される場合もあります。

まずは志望先の事務職求人が、具体的にどのようなミッションを抱えているかを研究した上で、その内容に合わせて志望動機を組み立てていきましょう。

食品業界の製造職・開発職

最後に、食品業界の製造や開発職の志望動機を考えてみましょう。

ここは、学生時代に理系の学科で食品関係や機械・製造などの学問を専攻しているかどうかがまず重要です。

食品メーカーが運営、提携している研究所などで、商品の成分を研究・分析したり、製造に使う大型機器の管理メンテナンスを任されることもあります。

志望動機を組み立てる上では、自分の今まで勉強してきた分野と相違がないか、しっかりと情報収集を行う必要があります。

食品業界の開発職

私は食の可能性を御社と共に広げていきたいと思い、志望しました。

世界単位で食糧危機が叫ばれている昨今、その問題が一層深刻なものになるのは遠い未来のことではないと考えています。

御社は既存の食料とは比べ物にならないほど長期の保存が効く非常食を考案したり、CMなどでも常に食料問題に対して警鐘を鳴らしていたりしています。

その姿勢に共感する部分は多く、同時に「ここでならこの問題を解決する糸口を見つけることができるのではないか」とも思うようになりました。

私は大学でも新しいエネルギーについて研究を重ねてきましたが、その知識を糧に、運用可能なレベルにまで高めた新しい食品を御社で開発して、会社と世界に貢献していきたいと思っております。

【食品業界の志望動機を書くコツ】自己分析も怠らない

例文のような志望動機を書くためには、企業研究だけではなく自己分析もしっかりと行うことが重要です。

自己分析については本サイトでも詳しく書いている記事があるので、そちらを参考にしながら取り組んでみてください。

終わりに:食品業界の志望動機を書くコツ】

食品業界の選考を勝ち抜くのは簡単ではありませんが、ご紹介した例文やポイントを参考にしながら志望動機を記入することで、選考突破の確立を大きく上げることができるはずです。

一度で完璧なものを作ろうとするのではなく、何度も推敲しながら頑張ってみてください。

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