味の素ってどんな会社?

味の素ってどんな会社?

味の素株式会社とは、従業員は3000人を超えている東証一部上場の大手食品企業です。

初めてグルタミン酸ナトリウムを始めて工業化に成功した企業でもあります。この成分を使って「味の素」や「ほんだし」など、様々な商品を作り出し、人々の生活を支えてきました。その結果、独自の技術を用いて、調味料のシェア率No. 1の座を確保しています。

また、独自の技術を生かした医療薬品事業や化粧品事業などにも進出しており、国内トップクラスの総合食品メーカーであることは間違いありません。

いつごろに設立されたの?【歴史】

1907年に、現在の会社の元となる合資会社鈴木製薬所を設立しました。翌年にはグルタミン酸ナトリウムの製造法特許を取得しています。この成分を元に調味料である「味の素」を開発し、1年後には一般発売を開始しました。その後、株式会社鈴木商店と合併し3度目の社名改名で味の素株式会社と変化しました。

それから20年後には、アメリカのケロッグ社との提携により有名な「ケロッグコーンフレーク」やドイツクノール社との提携による「クノールスープ」を作り出しています。

これまで、食品会社として大きな成果を残してきた会社ですが、これからは、化粧品やケミカル事業・医薬事業などでも活動していきます。このように、長い歴史の中で、独自の技術を開発し様々な事業を展開して行きました。

どのあたりで製造されたの?【店舗場所】

北海道と沖縄以外の場所に支店や工場があります。さらに、中国など世界にも進出しているため、多くの地域で味の素の商品を手に入れることができます。また、広い範囲をカバーすることによってより多くの人々に商品を手にとってもらえることが可能となり、生活を豊かにする商品を多く世の中に送り出してきました。

このように、全国各地に味の素の商品は展開しており、私たちの生活に一味加える企業となっています。

どんな人が方針を定めているの?【企業特徴】

旨味成分であるグルタミン酸ナトリウムを発見した池田菊苗博士や、味の素グループの創業者である鈴木三郎助によってなされた工業化により、「おいしく食べて健康づくり」という志の実現が可能になりました。

さらに、この企業の特徴として、最高峰のアミノ酸技術の保有が挙げられます。アミノ酸の技術は、世界においてもトップクラスであり、麺食品などに用いられています。また、医薬品や化粧品にも使用され、人々の健康状態を改善する事業の促進にも繋がっています。

このような技術をもとに、味の素グループは社会に様々な分野で広く貢献し、生活を助けることができる数少ない食品メーカーです。

やっていることって何?【事業内容】

食品事業やアミノ酸事業を主に行っています。

食品事業

食品事業では、調味料や加工食品、冷凍食品の開発や販売などを行っており、現在の過程には欠かせないものを多く作り出してきました。

アミノ酸事業

アミノ酸事業では、食品事業はもちろん、栄養管理や化粧品、医療などにも技術を転用しています。

これらの技術をもとに、お客様の「豊かで健康な体づくり」に貢献できるような食品を生産しています。

どうして事業を展開しているの?【理由】

味の素グループは、創設者の日本人の栄養状態を改善したいという強い願いを今でも引き継いでいます。そのため、アミノ酸やグルタミン酸ナトリウムなどの技術を用いてあらゆるソリューションを世の中に提供してきました。

これからも、食品開発に力を入れ、技術の研究を行うことで、人々の健康な生活のために事業を展開して行きます。

まとめ

創設当初から、人々の絵栄養不足に立ち向かってきた会社です。現在でも、独自の技術を用いて様々な商品をお客様に提供することで、世界中の人々を幸せにしていきます。また、うま味調味料の先駆者としての顔を持つこの会社は、味についてもこれまで以上に追求し続け、美味しさも提供していきます。

食品メーカーを通して、人々に幸せと健康を提供したいと考えている方は、この企業の選考を受けてみると良いかもしれません、その際には、企業研究を怠らず、特徴をしっかりつかむことを意識しましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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