「書類選考は通過するのに、面接はなかなか通過できない」 「面接が苦手でなかなか受からない」
就職活動をしていると避けては通れない面接ですが、面接に苦手意識がある方や、なかなか受からずに困っているという方もいるでしょう。
この記事では、面接に受かる人と受からない人の違いや、面接に受からない原因、面接に受からない人が陥りやすいシチュエーションを解説しています。
面接に受からない場合の対処法や、面接の練習方法についても説明しています。
この記事を最後まで読めば、面接に受からない理由と対処法を知ることができるでしょう。
面接に受からない理由だけでなく、対処法まで目を通し、ここで得た知識を今後の面接で活かせるよう準備しておきましょう。
目次[目次を全て表示する]
- ▶ 【面接に受からない】面接に受からないときの根本的な原因
- 1.事前に覚えた内容を暗唱している
- 2.場慣れしていない
- 3.企業の求める人物像に合わない
- 4.常識的な知識に欠けている
- 5.入社への熱意が感じられない
- 6.緊張しすぎている
- 7.その場の空気が読めていない
- 8.面接官の目をしっかり見て話すことができない
- 9.ネガティブな発言が多い
- ▶ 【面接に受からない】面接で企業が見ているポイント
- 1.コミュニケーション力
- 2.熱意
- 3.求める人物像とのマッチング
- 4.マナー
- 【面接に受からない】面接に受かるための具体的な対策
- コミュニケーション力をアピールする
- 2.熱意をアピールする
- 3.求める人物像とのマッチングをアピールする
- 4.マナーのポイント
【面接に受からない】面接に受からないときの根本的な原因
何度面接を受けても採用されないという人には、実は様々な理由があります。
自分でその理由に気づき、改善することによって志望している企業への合格の道が開けるはずです。
考えられる原因としては、
・内容をセリフのように覚えている
・場慣れしていない
・企業の求める人物像に合わない
・年齢相応の常識を持っていない
・入社への熱意が感じられない
・緊張しすぎている
といったことがあげられます。
それぞれについて、対策も合わせて詳しく解説していきます。
1.事前に覚えた内容を暗唱している
面接の回答を予想して事前に回答を考えておき、それをセリフのように覚えておく人がいます。
回答を覚えるのは大切なことなのですが、セリフのように回答を覚えるのではなく単語で覚えるようにしましょう。
セリフで覚えると、実際に回答するときにあなたの本心が伝わりにくくなってしまうのです。
しかも、もし回答を忘れてしまうと思い出しにくくなります。
単語で覚えることで、細かい言い回しを間違えてしまってもリカバリーがしやすくなります。
面接はコミュニケーションの場
就職の面接になかなか受からない…と悩んでいるときは、そもそも面接に対して、自分の中でしっかりと認識を固めることが大切です。
面接と聞くと仰々しいイメージもありますが、要するに面接はコミュニケーションの場にあたります。
そのため企業は面接の際に、「一言一句詰まったり噛んだりせず完璧に受け答えできること」などを学生に求めることはありません。
企業が大事にしているのは就活生とのコミュニケーションであり、企業はそのコミュニケーションを通じて、ES・履歴書などの書類では見えてこないあなたの人柄を深く知りたいと考えています。
そのため必要以上に噛んだり長い間無言になったりしなければ、受け答えに詰まる瞬間があっても問題はないのです。
もちろん、一つひとつ伝えるべきことを考えながら話すことも問題ありません。
大事なのは自分の言葉で考えて話す姿勢が見えるかどうかなので、マニュアルを読むような回答の仕方はむしろ避けたいところです。
2.場慣れしていない
面接に場慣れしていない人も、実際に本番を迎えて緊張してしまい、本領を発揮できず不合格になってしまうことが多いです。
また、面接への漠然とした恐怖感からあなた自身が面接に対して消極的になってしまっているからかもしれません。
自分が面接に対して消極的になっていないかをもう一度考え直す必要があります。
しかし、面接の機会なんてそうあるものではありません。
その際は、大学のキャリアセンターや就活イベント、就活エージェント等を活用して面接の対策を行ってみましょう。
そうすることで、面接本番を迎えても、緊張せず本来の自分の力を見せることができるはずです。
3.企業の求める人物像に合わない
採用担当者が、面接を受ける企業や職場環境が合わないと判断すると、不合格になることもあります。
もしそのような判断で採用してしまうと、入社してもらったのに早期退職してしまう恐れがあるため、あなたを不採用にするのです。
ですので、このような場合は自己分析をもう一度行い、志望先を見直すことをおすすめします。
4.常識的な知識に欠けている
面接中に世間の常識や時事問題、話題になっているニュースなどがわからない場合、採用担当者には年齢相応の常識を持っていないと判断されてしまいます。
日常からニュースを見たり、新聞をしっかり読むなどして時事問題に敏感になるようにしましょう。
また社会人の人とコミュニケーションを積極的に取ることもおすすめします。
5.入社への熱意が感じられない
面接に受からない原因として、志望動機が弱く入社への熱意が面接官に伝わっていないことが考えられます。
複数の企業で同じ志望動機を使いまわしているなど、なぜこの会社を志望したのかが面接官に伝わらなければ好印象を与えることはできないでしょう。
6.緊張しすぎている
面接に受からない人は、面接時に緊張しすぎてしまい的外れな返答をしてしまうなど、面接で本来の力が発揮できずに終わってしまうことがあるでしょう。
面接には準備万端の状態で臨むことで、自信を持てるようになり過度な緊張をしにくくなります。
最初に緊張していることを伝えるのも手
面接で緊張して頭が真っ白になってしまい、それが受からないことの大きな原因になっている…という人は、あえて最初に「緊張している」と面接官に伝えておくことも良い対策といえます。
はじめのうちに「緊張しておりますが、よろしくお願いいたします」などの挨拶を済ませれば、自己開示することによって気持ちがリラックスする可能性があります。
緊張していることにあらかじめ触れておけば、面接に真面目に臨もうとしている意識・姿勢が伝わり、高評価につながるケースもあるでしょう。
噛んだり回答に詰まったりしても、「緊張しながらも頑張ってるんだな」と感じてもらえる可能性もあります。
7.その場の空気が読めていない
面接時に場の空気が読めていないと、面接に受かりにくくなってしまいます。
面接官が話しているときに話し始めてしまうようなことや、聞かれていないのに自分が不利になるようなことを話すなどは場の空気が読めていないと思われてしまいます。
また、面接に受からない場合は、面接官に聞かれたことと違うことを話すなど、見当違いの回答をしてしまっている可能性があります。
面接時に予期していない質問をされた場合には、臨機応変に対応する必要がありますが、質問の意図が分からない場合は、質問の意図を確認してから答えましょう。
8.面接官の目をしっかり見て話すことができない
面接官の目をしっかり見て話すことができないと、自信がないように見られてしまうことや、コミュニケーション能力が低いとみなされてしまう可能性があります。
面接官の目をしっかり見て話すことができない場合は、面接官のネクタイの結び目あたりを見て話してみましょう。
9.ネガティブな発言が多い
面接に受からない原因・理由には、ネガティブな発言が影響していることも多いです。
必要以上にネガティブ発言をしてしまうと、「自分に自信がない」「主体性や積極性に欠ける」「メンタル面で問題がありそう」などの評価につながるからです。
たとえば「長所はありません」「自信はないです」などの発言をしてしまうと、言動からは働く意欲や成長に対する前向きな姿勢などは伝わってきません。
ほかにポジティブな発言が多い学生がいれば、企業としては当然そちらを採用したくなるはずです。
あえて触れる必要がなければ、たとえば遅刻や寝坊、浪費癖、ギャンブルが趣味など、ネガティブな印象がつきやすくなる発言は避けたいところです。
【面接に受からない】面接で企業が見ているポイント
面接に受かるポイントは大きく4つあります。
「コミュニケーション力」「熱意」「求める人物像とのマッチング」「マナー」です。
以上の4つが備わっていることをアピールできれば、面接の通過率を大幅にアップさせることができます。
以下でそれぞれをアピールするポイントを確認していきましょう。
1.コミュニケーション力
企業は面接の際に、学生一人ひとりのコミュニケーション力をチェックしています。
お伝えしてきたように、面接はテストの場ではなくコミュニケーションの場なため、しっかりと会話のキャッチボールや空気の読み取りなどが成立していなければ意味がありません。
社会人になれば周りと積極的にコミュニケーションを取り、その場を円滑に回していく力はどの業界でも最低限必要になってきます。
そのためコミュニケーション能力は社会人として基礎的な能力といえます。
コミュニケーション能力が高い人は、相手と積極的に意思疎通を図っていくため、面接ではしっかりとキャッチボールを成り立たせたうえで会話のやり取りをします。
面接で複数の質問をして会話を交わせば、学生が現時点でどの程度のコミュニケーション能力があるかわかるということです。
2.熱意
企業は面接を実施することで、学生がどの程度の熱意をもって自社を志望しているのかチェックしています。
企業は働く強い熱意を持った学生を求めているため、面接において熱意の高さを積極的に確かめたいと思うものです。
熱意が強く志望度の高い人でなければ、入社後に早い段階で退職してしまうケースも多く、さらにいえば入社前に内定辞退に至ってしまうパターンもあります。
採用活動には多くのコストと時間がかかるため、なるべく無駄なコスト・時間を費やすことのないように、熱意ある人材を選びたいと考えるのは当然です。
面接でさまざまな質問を重ねて学生の受け答えを見れば、そのときの態度や発言の内容で、本人の熱意の高さが伝わってくるでしょう。
3.求める人物像とのマッチング
採用面接を実施する際、企業は、自社が求める人物像とのマッチ度を測っているといえます。
各企業が求める人物像は、その企業の雰囲気や大事にしている理念、価値観などで決まってきます。
そういった人物像にマッチする人材が多く集まれば集まるほど、企業は事業をより円滑に回すことができるでしょう。
業績を向上させるきっかけにもつながります。
企業は慈善事業で人を雇用するわけではなく、基本的には、自社に貢献してくれることが前提条件となります。
だからこそ面接などの選考を通じて候補者の人となりを細かくチェックし、マッチ度の高さを測る必要があるのです。
4.マナー
企業は面接を行うことで、学生それぞれが身につけている基本的なマナーもチェックしています。
社会人として今後仕事をしていくうえで、最低限のマナーは、就活のうちから学んでおく必要があります。
入社後は社内外のさまざまな人とスムーズにコミュニケーションを取っていく必要があり、そのためにはマナーや思いやりが肝心です。
反対に、就活の段階でマナーについて基本的なことすら知らない状態だと、「社会に出てうまくやっていけるのか」と不安を持たれる可能性があります。
面接に受からない大きな原因になることは明らかです。
挨拶の仕方や正しい言葉の使い方、相手を最低限不快にさせない話し方など、面接を行えば本人のマナーレベルはある程度わかってくるでしょう。
「マナーのある対応ができているから、社会に出ても大丈夫そうだ」と採用担当者に感じてもらうことが大切です。
【面接に受からない】面接に受かるための具体的な対策
ここから、面接に受からないときの対策をより具体的に整理していきましょう。
面接でよく落ちてしまう・受からないことには必ず原因があるため、まずはその原因の把握が必要不可欠です。
実際に面接に受からない原因をチェックした結果、これには当てはまるかも…と思えるポイントはいくつかあったのではないでしょうか。
しかしながら、原因は理解できても具体的に何をすれば良いのかわからない…と困ってしまうことも少なくありません。
それぞれ各ポイントごとに適切な対策を整理しましたので、参考にしてください。
コミュニケーション力をアピールする
コミュニケーション力をアピールするポイントは「相手の目を見て話す」「丸暗記しない」「質問の意図を理解する」の3点です。
どれも基本的な内容ですが重要なポイントですのでしっかりと押さえておきましょう。
相手の目を見て話す
まず大事なのは相手の目を見て話すことです。
相手の目を見て話すことができないと、「会話が苦手なのかな」「ちゃんと話を聞いているのかな」などとコミュニケーションが苦手という印象を与えてしまいます。
コミュニケーション力はどの企業においても重要なスキルとなりますので、コミュニケーション力がないと判断されては致命傷になってしまいます。
しかし、学生の中には相手の目を見るのが苦手な人もいることでしょう。
その際は相手のネクタイを見て話すと良いでしょう。
またweb面接で選考を行う際は、パソコンのカメラを見て話すことがポイントとなります。
丸暗記しない
志望動機や自己PR、ガクチカなどの頻出質問は事前に対策できるため、事前に回答を用意している人も多いのではないでしょうか。
しかし、事前に考えた回答を丸暗記して面接で話してしまった場合、「本当に自分の意見なのかな?」「抑揚がないけど自信がないのかな?」などとマイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。
しかし、ちゃんと答えられるか不安という学生も多いでしょう。
その際は、事前に用意した回答のキーワードを押さえ、そのキーワードを自分の言葉で繋いでアピールするのがおすすめです。
質問の意図を理解する
質問の意図を理解し、質問に答えられるかどうかというのはとても重要なコミュニケーションスキルの1つです。
そのため、質問の意図を理解せず、表面的な部分だけをくみ取って回答してしまうとマイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。
質問に答える際は、なぜその質問をしているのかという意図を想像しながら回答してみましょう。
以下で面接の頻出質問の意図と回答のポイントをまとめたのでぜひ目を通しておいてくださいね。
質問の意図:熱意や志望度を確認したい
回答のポイント:企業研究の成果がわかる具体的な志望動機を意識
《自己PR》
質問の意図:あなたの人柄・ポテンシャルを確認したい
回答のポイント:企業の求める人物像に即したアピールを意識
《ガクチカ》
質問の意図:あなたの人柄や過去の経験を知りたい
回答のポイント:企業の求める人物像に即したアピールを意識
《長所・短所》
質問の意図:人柄や自己分析が十分かの確認がしたい
回答のポイント:企業の求める人物像に即したアピールがおすすめ
特に長所は他の人との関係の中で発揮できるアピールがおすすめ(例:ポジティブ、思いやり、責任感など)
一方、短所は致命的なものや企業の求める人物像から大きく外れる物はNG
《挫折経験》
質問の意図:努力できるか、粘り強い人材かの確認がしたい
回答のポイント:自分の工夫がみられる内容に仕上げよう
《キャリアプラン》
質問の意図:熱意や意欲、あなたの興味を確認したい
回答のポイント:企業研究を十分に行い、どのキャリアに進みたいか、そして何がしたいか、またそのキャリアに進むために何をすべきかを話そう
《変わった質問》
質問の意図:あなたの対応力や人柄を知りたい
回答のポイント:企業の求める人物像にあった回答を意識しよう
2.熱意をアピールする
志望度の高さをアピールするには熱意のアピールが重要になります。
熱意をアピールするポイントは「企業研究をしっかり行うこと」「志望動機を具体化する」の2点です。
以下で確認していきましょう。
企業研究をしっかりと行う
企業研究をしっかりと行うということは、企業研究のために多くの時間をかけたというアピールになります。
つまり、企業研究をしっかり行っていることは、志望度や熱意の強さのアピールになるのです。
企業研究を進める際には企業研究ノートを作るのがおすすめです。
以下の記事で企業研究ノートの作り方を解説していますのでぜひ見てみてください。
また、他の就活生と差別化したい学生向けに「IR情報」の見方を解説していますのでぜひ見てみてください。
最後に、合わせて確認しておきたい業界研究のやり方も紹介していますのでぜひ見てみてください。
志望動機を具体化する
志望動機は具体的であればあるほど志望度や熱意が伝わります。
言い換えれば、抽象的でどの企業でも通じるような志望動機で面接を通過するのは難しいです。
なぜその企業でなければいけないのか、その企業で何がしたいのか、今後どんなキャリアを歩んでいきたいかなどを志望動機に含め、具体的な志望動機を作成しましょう。
具体的なキャリアプランを考える
面接で受からないときは、熱意の高さをアピールする方法の一つとして、自分自身のキャリアプランを考える対策も必要です。
具体的なキャリアプランを述べることで、将来のビジョンという強い意思と主体性のもとに選んだ志望先であることを伝えられるからです。
「将来〇〇になりたい・〇〇でありたい→志望した」という明確かつ論理的なアピールができれば、熱意の高さは伝わりやすくなります。
実際に面接では本人の人となりや意思、将来についての考え方などを知るために、キャリアプランを深掘りするような質問がなされることが多いです。
なお、具体的なキャリアプランを述べるには、企業研究が必須となります。
企業研究を通じて志望先企業で実現可能なキャリアパスを知れば、どのようなキャリアを形成したいか明確に示せるからです。
熱意をアピールしたいときは、具体的なキャリアプランを考えるためにも、企業研究を徹底的に実践しましょう。
3.求める人物像とのマッチングをアピールする
企業は学生が求める人物像とマッチしているかどうかを重視しています。
企業の求める人物像とマッチしているほど、企業に馴染める人物や活躍できるポテンシャルのある人物だという評価がなされます。
ぜひ確認していきましょう。
求める人物像と人柄の重なる部分を探す
企業の求める人物像とあなたがマッチしているというアピールをするには、重なり合った部分をアピールすることが効果的です。
そのためには、まず企業の求める人物像を把握しましょう。
企業の求める人物像は企業のホームページをはじめ、ナビサイトなどで紹介されています。
次に、自己分析で把握したあなたの強みや長所を企業の求める人物像と照らし合わせ、重なった部分を見つけましょう。
その重なり合った部分を自己PRや長所としてアピールすると効果的です。
一方、企業の求める人物像に関係ないアピールをしてしまうと面接の通過率は下がってしまうので注意しましょう。
4.マナーのポイント
企業に失礼な印象を与えないためにもマナーは重要です。
また、企業の求める人物像であるというアピールをするためにも、マナーを通じて企業に与える印象は重要になります。
以下のポイントを押さえ、企業に効果的にアピールしていきましょう。
笑顔を意識
面接では明るい表情を意識しましょう。
そうすることで好印象を与えることができます。
緊張から表情がこわばってしまうという学生は面接前にトイレなどで表情筋を緩めておくと良いでしょう。
また、面接では言い間違えなどの小さなミスは直接落ちる原因にはなりません。
絶対に失敗できないと自分を追い込まず、自信を持って面接に挑みましょう。
身だしなみにも気を配っているか
面接時のみだしなみは、社会人としてのマナーをわきまえているかがポイントです。
靴や鞄などの小物が、ビジネスマナーにふさわしいものか、髪型は整っているかなど、細かい部分にも気を配れているかを確認してみましょう。
清潔感のある服装かどうか
スーツや靴が汚れていたり、しわが寄っていたりすると清潔感がなく、印象が悪くなってしまう可能性があります。
面接前にはスーツや靴の汚れやしわを確認し、アイロンをかけたりクリーニングに出すなど準備しておきましょう。
【面接に受からない】面接に受からない人は面接練習がおすすめ
ここまで、面接に受からない人に考えられる要因をお伝えしてきましたが、そのどれをとっても「面接練習」が有効な解決策になることがわかっていただけたかと思います。
では、いざ面接練習をしたいとなったら、どのような方法があるのでしょうか?
「面接に受からない」ということでお悩みの方に、おすすめの面接練習法を解説していきます。
大学の先輩に頼む
まずは既に就活を終え、就職している大学の先輩に面接練習をお願いするという方法です。
ゼミの先輩は同じ研究をしたり、興味ある分野が似ていたり、自分が志望する業界や職種への就職を決めている方も多いのではないでしょうか。
自分が目指している方向に進んだ先輩とコンタクトをとり、その業界で聞かれがちな質問や社員さんの雰囲気など、具体的なアドバイスをもらえるといいですね。
ただ、年が近いため面接に緊張感が生まれづらく、本番に近い面接練習ができない点には注意が必要です。
キャリアアドバイザーに相談する
より本番に近い形で面接練習をしたいという人は、就活のプロであるキャリアアドバイザーに相談するのも1つの方法です。
多くの就活生の模擬面接を担当しているキャリアアドバイザーは、客観的で効果的なアドバイスをしてくれる可能性が高いです。
なかでもおすすめのサービスは「就活市場エージェント」です。
就活市場のキャリアアドバイザーは、1人1人の就活をあなたの目標や適正に合わせて内定までコミットしてくれます。
また、就活生では調べることが難しい、企業の社内事情や裏側まで熟知しているため、面接練習だけでなくあなたの性格などを把握してあなたに合った就活の進め方を提案してくれます。
まずは、自分が今抱えている悩みを相談してみましょう!
家族や友人に協力してもらう
面接が苦手だと感じていたり、緊張しやすい人は、家族や友人など身近な人に協力してもらい面接の練習をしてみましょう。
いきなりキャリアアドバイザーなどを相手に面接の練習を行うと、練習の時点で苦手意識を持っての練習になってしまいます。
まずは、身近な家族や友人に協力してもらい、面接の練習に慣れてきたらキャリアアドバイザーに相談するなど、少しづつ面接に慣れるようにしていきましょう。
面接に受からないときの原因を知って対処しよう
面接に受かるか受からないか、就活生にとっては大変重要なことですが、企業側にとっても大切なことです。
この先長期間その企業で働く人材を見極めなければいけないわけですから、面接官が慎重に面接を行うのも無理はありません。
面接の事前準備は自分が「完璧」と思えるまでに行い、面接中には面接官の動きをしっかりチェックしてください。
就活市場でも情報を収集しておきましょう。
「面接で緊張してしまう」という方は、とにかく数をこなし、面接の雰囲気にのまれないようにしましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート