面接中の自己PR!サークルはアピールしていいの?

学生時代、サークル活動や部活動に所属していた学生は、就活でその要素を活かしたいと思うのが当然です。

アルバイトや勉学、資格取得など、人によって学生時代に力を入れたことは違いますが、サークルというのはその代表的なものの一つです。

しかし、同時にサークルをPRテーマとして据えている学生が多いということを忘れてはいけません。

そうなってくると、面接などで自己PRをする際、サークルの話をするのは自己PRになるのか疑問にもなってきますよね。

ですが、正しくアピールすれば、サークル活動も立派な武器になります。

今回は、どのようにアピールすれば、サークルを活かした自己PRができるかを、例文なども交えつつご紹介します。

自己PRでサークルについて話すのは有効?

自己PRを考える上で最初に知っておかなければいけないのは、サークルの話に対して企業側がどのように思っているかです。

残念ながら、サークル活動自体に興味を持つ企業はほとんどいないというのが正直なところです。

ある調査では、所属クラブやサークル活動を重視している企業は10%程度しかいないということが判明しています。

反面、サークル活動を自己PRする学生は多いため、ここに企業と学生間でギャップが生まれてしまっています。

このことを知らないままサークルの話を得意げに語っても、良い結果を得るのは難しいでしょう。

サークルの業績や活躍を話しても意味がない。

このことを大前提として心に留めておきましょう。

ではサークルの話はするべきではないのかというと、そんなことはありません。

サークル内容ではなく企業が重視する、人柄や企業への熱意、今後の可能性についての話をメインにしながら、そこに適度にサークルという要素を混ぜるのです。

自己PRでサークル活動を話す際の3つのポイント

サークル活動は、ポイントを押さえて話せば内容の濃い自己PRにつながります。

伝え方によっては高評価を得ることができるでしょう。

何をアピールするかよりも、どのように伝えるかに重点を置いて自己PRを作成したいものです。

サークル活動に関する自己PRでは、何を学びどのように成長できたのか、そしてそれをどう仕事に再現するのかの3点をしっかり話しましょう。

サークル活動で得たことを伝える

サークル活動の自己PRというのは、サークル自慢や武勇伝が良い評価をもらえると勘違いしている人がいます。

たとえば、「私の大学は県内でも吹奏楽のサークルは有名で毎年のようにコンクールで入賞しています。私はその吹奏楽サークルでトランペットを吹いていました」とアピールしても、あまり意味はないのです。

それよりも、そのサークルで一体何を学び何を得たのかという点が、重要になってきます。

吹奏楽サークルの事例であれば、「下手ながらもみんなの足を引っ張らないように、ハードな自主練習をすることに決めて頑張りました。苦手なことも諦めずに人よりも練習する姿勢や努力を学びました」といった内容にすることで、好印象になるでしょう。

まずは結論として、自身がサークルで何を得たのかを明確に述べることが大切です。

サークル活動でどんな成長をしたのかを盛り込む

サークルを通して、自分がどのように成長したのかがリアルに伝わるようなエピソードを話します。

サークル活動でさまざまなスキルや能力を得たと述べたところで、口だけだと思われてはどうしようもありません。

実際にどのような過程を経てその能力を得たのか、面接官に納得してもらえるように話す必要があります。

説得力のある自己PRにするためにも、できるだけ具体的で根拠のある体験談を話すようにしましょう。

入社後、サークル活動の経験がどう活かせるかを話す

結局のところ、面接官にとってその就活生が入社後に自社で活躍できる人材であるかどうかが肝心です。

サークル活動を頑張って素晴らしい能力を得たとしても、それが仕事の現場で活かされなければ意味がないのです。

仕事での再現性をアピールできるエピソードを選ぶことがポイントです。

そして受ける会社での将来的なビジョンを掲げ、そのためにサークルで得たものをどう活かすのかを明確に伝えましょう。

きちんと説得力のある説明をするためには、企業研究が欠かせません。

その会社のことを知り、どんな人材を求めているのかが把握できていなければ、入社後にどのように頑張るかも話せないはずです。

サークル活動での経験の再現性を伝えるためにも、まずは企業研究をしっかりしておきたいものです。

役職アピールはNG 

サークル活動について話す際に、部長やリーダーなどの役職に就いていたことを自慢げにアピールする人がいます。

しかしながら、ただその役職に就いていたというだけでは、就活における自己PRができたとは言えません。

重要なのは肩書きではなく、その役職でどのように考えてどう行動したのかです。

キャプテンであるからすごいと評価されるのではなく、キャプテンとして何をしたのかを明確にしましょう。

サークル活動を通じて自分のことをPRする

ここまでのことを踏まえて重要になるのが、サークルの実績を話してはいけないということです。

大切なのは、サークルを通じて自分を伝えることに気を使う、ということです。

自分の長所や人柄を説明することを必ず意識しておきましょう。

結局のところ企業が知りたいのは学生の人柄、次いで熱意やスキルといったものが挙げられます。

例えば、長所を発揮した場所がサークル活動だったというような内容を話し、そこに具体的に行動したエピソード、努力のプロセスを語るというのは、主軸がサークル活動ではないので、有効な話し方です。

サークルを関連づけた自己PR例文

サークル活動を自己PRに組み込んだ良い例文を紹介します。

面接官に高く評価される自己PRができるように、参考にしてみてください。

例文①

「私はうまくいかないときには発想の転換をして物事を改革していく力があると自負しています。学生時代はコーラスサークルに入っており、コンクール入賞に向けて練習に励んでいました。しかしながら、サークルメンバーはソプラノパートの人が少なくて、低音と高音パートのバランスが悪くてハーモニーはうまくいきませんでした。メンバーは自信をなくし入賞を諦めていたのですが、私は発想を変えてまずは曲選びからやり直そうと言ったのです。今さらだと反対するメンバーもいましたが、私は諦めずにソプラノが少なくてもきれいにコーラスできる曲を必死で探しました。またハーモニーよりもみんなの表現力を磨こうと言ったのです。特殊なトレーニングも組み込んでさまざまな点から改革した結果、見事2位に入賞できました。入社後も、思うようにいかないときはたくさんあると思います。そんなときこそ、持ち前の発想力と前向きな改革主義を活かして乗り越えていこうと思います。」

例文②

「私は縁の下の力持ちとして、チームワークを大切にしながら頑張っていける性格です。学生時代は軽音楽部のサークルで副部長を務めていました。バンド演奏は、チームワークが大切です。音楽が好きな人はこだわりも強くて、メンバー同士がぶつかることも多いです。部長のやり方について来ない人もいました。そんなときも副部長として、空気を読みながらみんながうまくまとまるように声をかけて場が和むように工夫していました。部長のようにビシッとリーダーシップは取れませんが、補佐的な役としてサポートする力はサークルで身に付きました。御社でのチーム営業も、こうした縁の下の力持ちの性格を活かしてみんなで頑張りたいです。」

例文③

「私は、コツコツと集中して物事に取り組むことができます。学生時代に所属していた絵画サークルでは、時には1週間ほどかけて一つの絵を完成させます。ものすごく集中力が必要な作業であり、気が散ると良い物はできません。絵画サークルのおかげで、粘り強い集中力に磨きがかかりました。御社のものづくりの仕事でも、持ち前の集中力を活かしてミスなく仕事ができると思います。」

例文④

私は仲間と協力して、世の中を変えていくことが好きです。

歌うことが好きで、大学では4年間アカペラサークルに所属していました。

そこでは毎月2回と、ハロウィンなどのイベントの際に街に出て、ゴミ拾いをするという活動を行なっていました。

メインであるアカペラのみに参加したいという学生も多かったのですが、私は部活の本来の目的と同じくらい、この取り組みに魅力を感じていました。

テロ対策などの理由でゴミ箱が置かれていない渋谷や都心は比較的ポイ捨てが多く、イベントなどが重なると街はかなり汚くなりました。

しかし、毎年、根気強くゴミ拾いを繰り返す中で街は確実に変わっていきました。

通りすがりにゴミ拾いを手伝ってくれる人や声をかけてくれる人もいましたが、何よりも驚いたのは、少しずつゴミが減っていったことです。

それは微々たる変化だったかもしれませんし、気付かない人も多くいるかもしれません。

しかし小さな取り組みの積み重ねが確実に変化を生んでいると、私は信じています。

それはゴミ拾いに限った話だけではなく、企業でも同じだと考えています。

貴社に入社した後も仲間や先輩、いずれできることになる後輩たちと協力して、小さな変化を積み重ねていきます。

そしてそれを継続することで、大きな成果を生み出せるよう、最大限の努力をしていきます。

おわりに

企業側はサークルについて興味が薄いだけではなく、スポーツやその分野に関しては素人である、ということも忘れてはいけません。

話をする際には普遍的な題材であること、そして例文のようにサークル以外の場所にスポットを当てて、難しい言葉、専門用語を使わないよう心がけましょう。

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