成長率が高い企業への自己PR方法|強みや成長意欲をアピールしよう

成長率が高い企業への自己PR方法|強みや成長意欲をアピールしよう

はじめに

「成長率が高い企業や会社とはどういうもの?」 「どんな人材を求めているのだろう?」 「成長率が高い企業への自己PR方法って?」 このような悩みや疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

成長率が高い企業への自己PR方法が知りたいという方もいるでしょう。就活をするにあたって、会社選びのポイントは人によって異なります。しかし、どうせ就職するなら勢いのある会社、成長率が高い会社に就職したいですよね。

この記事では、成長率の高い企業での面接において、学生がどのような部分をアピールすれば効果があるのかをご紹介します。

この記事を読むことで、自己PRで話す内容に詰まってしまうことなく成長率が高い企業への自己PR方法がわかるようになるでしょう。

成長率が高い企業に向けた自己PRの書き方についてご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

成長率が高い企業の特徴

先ずは、成長率の高い企業の基準、見分け方からご紹介します。成長率や将来性がある、と言われても様々な基準があると思いますが、分かりやすいところで言うと、売上高や営業利益の増加率といった業績数字が良いところが含まれます。

そういった企業は著しい成長を遂げ、若くて優秀な人材を重要なポストに置いている傾向にあります。年功序列ではなく、誰にでもチャンスがあるので企業全体の前向きな姿勢が見られ、実際に働いている人にとってもモチベーションになっていることが多いです。

それがまた新たな戦略や競争、モチベーションというプラスの循環に繋がることで、次の成長を生み出しています。具体的な企業で言えば現在、グーグルの日本法人やリクルートライフスタイルなどが評判も良く、成長率も高い企業と言えます。

業界研究や企業研究、次にご紹介する方法などを通して、自分でも成長率の高い会社を探してみましょう。

四季報や口コミサイトを活用しよう

成長率の高い企業を探したい時には、四季報や口コミサイトを利用するのも効果的です。

就活で役立つ四季報には、多くの上場企業の財務情報が網羅されているものもあるので、目を通しておくようにしましょう。

正社員や派遣社員など、その会社に勤務、又は勤務したことがある社員たちの口コミが載っているサイトなどもあるので、それらと併用することでより効果的になります。

客観的な分析、現場の声を合わせて知ることで、より深く企業について知ることができ、非常に効率的です。

成長率が高い企業に向けた自己PRの書き方

成長率が高い企業へ応募した際の自己PRは、どのように書けば良いのでしょうか。

思いつきで書いていくのではなく、これまでの自分自身の経験と企業の特徴を、しっかり擦り合わせていくことが大事です。

自己PRを作成する前にしておくべき準備がいくつかあるので、紹介していきます。

キャリアの棚卸しをした上で自己PRを書く

これまでの人生で経験してきたキャリアの棚卸しをした上で、自己PRを書きましょう。

その際、ひとつひとつの経験をできるだけ具体的に整理することが重要です。

その経験からどんなことを学び、どんな知識を得てどう考えが変わっていったのかなどを詳細に書き出してみます。

そこから成長率の高い企業が求めている人物像と、照らし合わせていきます。

自己PRに書くべき強みを探す

自己PRで自分の強みをアピールするために、長所や短所を書き出してみましょう。

そうすることで、自分の個性を見つけることができます。

たとえば、前職ではどんな役割だったか、学生時代はなぜか周囲から相談を持ちかけられることが多く、よく面倒をみていたなどです。

そんな経験は、頼りがいがあって親しみやすい雰囲気の持ち主だと周囲から評価されていた証拠です。

その仕事で貢献することに繋がるような、自分自身の性格や強みを探し出せるかがポイントです。

強みを裏付けるエピソードを見つける

自分の強みをアピールするためには、それを裏付けるエピソードを見つけましょう。

ただし他人のエピソードではなく、自分自身が体験したエピソードであることが重要です。

他人主体で書いてしまうと、アピールしたい自分の強みの部分の印象が薄くなってしまうでしょう。

インパクトのある自己PRにする

他の多くのライバルに埋もれないためには、採用担当者の目に留まるようなインパクトのある自己PRにする必要があります。

たとえば、現職では売上を○倍に伸ばした、○%の利益増加をもたらしたなど数字やキャッチフレーズを駆使して伝えることもひとつの手段です。

こうした具体的なエピソードを付け加えることで、自己PRのインパクトを残せるだけでなく説得力も増すでしょう。

用途に合わせた自己PRを作成する

用途に合った自己PRを作成することも重要です。

履歴書に書くための自己PR文や面接で伝える自己PR、ガクチカでは目的が異なります。

ガクチカでは、どれだけ頑張れるのかなどを伝える目的がありますが、自己PRではこれまでの経験から裏付けされた長所を伝える目的があります。

その企業が求める人物像を把握し、その経験があればうちで活躍してもらえそうだと思ってもらえるかどうかを意識し、自己PRを作成しましょう。

入社後に強みを活かす方法を伝える

入社後に仕事をする上で、自分の強みをどのように活かすかの方法も伝えます。

どんな仕事もスキルが必要ですが、たとえば現職で培った経験や知識が異なる職種でも役立つことはあります。

応募先の企業で働く際、活躍できそうな能力やスキルがないかを探してみましょう。

成長率が高い企業への自己PR方法

成長率が高い企業への自己PR方法は、自己成長力をアピールすることです。

自己成長力とは、自らの力で努力し成長していく力のことです。

ここでは、成長率が高い企業への自己PRの方法を紹介します。

積極性や行動力をアピールする

成長率が高い企業にアピールするべきことは、積極性や行動力といった部分が一般的です。

成長率の高い企業は当然波に乗っています。

その波に乗り遅れないように、物事を迅速に対処できる行動力や、能動的に活動できる、という積極性をアピールすることが大切です。

また、アピールする内容は実体験に基づいたものであるのが好ましいでしょう。

成長意欲をアピールする

成長率が高い企業に採用されるためには、自分自身の成長力や成長したい意欲をアピールすることも大切です。

業界や職種が未経験の場合は特に、覚えることや身につける知識がたくさんあります。

そんな時は、自ら学ぼうとする姿勢を前面に出して成長意欲があることをアピールします。

たとえば、その企業がグローバルな会社であれば、英語の資格取得のために勉強していると伝えれば、成長意欲が高いと判断してもらえるでしょう。

成長率が高い企業への自己PRで注意すること

自己PRは、自分自身のイメージアップさせるためものですが、書き方や伝え方によってはマイナスの印象を与えてしまう恐れがあります。

ここでは、成長率が高い企業への自己PRを作成する時の注意点を確認していきます。

尊大なイメージとならないように注意する

採用担当者に尊大なイメージを与えないよう注意が必要です。

自分を最大限にアピールできることを自己PRにすることは重要ですが、相手に好印象を与えるためには言葉を選ぶことも大切です。

たとえば、要領が良い・柔軟性がある・応用力がある、などの言葉を自分に使うと偉そうな印象を与えます。

その場合は、似たような言葉に言い換えてみると良いでしょう。

主観的な内容にならないように注意する

主観的な内容にならないよう心がけることも必要です。

自己PRに他者からの意見など客観性を取り入れると、説得力が増します。

たとえば、「私はよく同僚から、面倒見が良いよねと言われます」などです。

客観的な意見を取り入れながら結論に結び付け、具体例を出しながらそう言われている理由を述べていきましょう。

面接官に伝わりにくい内容にならないように注意する

自己PRの内容が抽象的だと、面接官に伝わりにくいため注意が必要です。

たとえば、○○をやり遂げた、□□を達成したという言葉はよく使われますが、具体性に欠けるためどのくらいの努力でどのくらいの成果が出たのかわかりにくいです。

具体的に伝えるためには、数字や自分自身の行動を詳しく伝える必要があります。

成長率が高い企業への自己PR例文

応募先の企業や職種がどんな人材を求めているかによって、自己PRで書く内容を考えていく必要があります。

その企業と関連性の高い内容で自己PRで作成することが大切です。

ここでは、成長率が高い企業への自己PRの例文をいくつか紹介していきます。

成長意欲や行動力に関する自己PR例文

私はすぐ足が動いてしまう人間です。

大学時代は自分でサークルを立ち上げ、クラウドファンディングや海外留学など、とにかく自分を成長させてくれること、そして新しい何かを創造できるものに対して駆け出さずにはいられない人間でした。

一時期は学友と、ビジネスシューズの販売をするビジネスで2000万円の利益を出す大成功も収めました。

それらのノウハウを元に起業も考えましたが、貴社の企業理念・業務内容はそれ以上の魅力を私に与えてくれました。

世の中にはまだこんなにハングリーで勢いのある企業、挑戦していく企業があるのかと、衝撃を受けたと同時に、自らの未熟さにも気付きました。

だからこそ私はまだまだ成長できるとも思いました。

是非とも私の力を貴社で役立たせてください。

そして共に成長していきましょう。

困難を乗り越えた経験の自己PR例文

私は営業として、お客さまの希望を叶えるためには一切妥協しません。

先日大口のお客さまより、臨時で通常の倍の注文をいただきました。急ぎということもあり、在庫が見つからず要望にお応えするのが難しい状況下でした。

上司や製造担当者にも相談しましたが、期日までに希望数を用意することは不可能と言われました。

しかし、諦められなかった私は、チームのみんなに手伝ってもらいながら、社内の生産計画や在庫を徹底的に調査しました。

そして、別の担当者に計画の変更の交渉を繰り返した結果、調整してもらえることになりました。

周囲の協力もあり、無事お客様の要望通り受注することができた時は、ホッとすると同時に、たとえ困難な状況だとしても諦めず試行錯誤すれば、お客さまの要望をかなえられることを学びました。

この経験を活かし、貴社でもどんな困難にも立ち向かい、決して諦めない姿勢で貢献していきたいと思っています。

資格取得の経験についての自己PR例文

お金のプロとして、さらにレベルアップを図るべく、半年前に「ファイナンシャルプランナー」の資格を取得しました。

家計に関わる幅広い知識を得ることができ、業務をより的確に進めることにも繋がりました。

社内からは的確なアドバイスはもちろん、「誰よりも相談者のことを考えて仕事をしている」と評価されるようになり、多くのお客様から感謝の言葉もいただきました。

もともと、老後や子どものための資金に不安があり勉強していたことから、同じような悩みや不安を抱えている方たちのサポートがしたいと強く感じています。

ファイナンシャルプランナーの資格を取得したことで、より専門的で踏み込んだ分野での活躍もできるという自信がつきました。

御社でお客様に寄り添ったファイナンシャルプランナーとして、さらにステップアップしていきたいと考えています。

サークルや部活動で経験した成長力についての自己PR例文

私はチームワークを大切にできる人材です。

学生時代にサークルのリーダーとして活動し、仲間と協力するチームワークの大切さを学ぶことができました。

リーダーを務めていたダンスサークルは、ダンスレベルの個人差が激しく、もともとダンスを習っていた上級者と全くの初心者とで分裂していました。

同じレベルで踊れないことがお互いに不満となり、練習もろくにできていないことが問題でした。

そこで私は、ダンスの大会に出ることを提案し、そこに向けて毎週近くの公園で練習することにし、さらに初心者チームにはプラスで練習日を設けました。

すると、みんなで一緒に踊る時間も増え、いつの間にか上級者たちが率先して初心者に教えてあげるようになっていきました。

大会に出るという同じ目標を掲げることで、チームワークができあがっていったのです。

その結果、1年後私が卒業する時には、大学で一番大きなサークルにすることができました。

チームワークがここまで大きな力になるのだなと実感した経験です。

一人では成し遂げられないことも、周りを巻き込んでチームワークを大切にすることで、御社にも貢献していけると考えています。

成長率が高い会社に合わせた自己PRを書こう

成長率の高い企業に就職することができれば、単純に給料などが安定するだけではなく、自分自身のキャリアアップやスキルの向上にも繋がります。

そうなりたいということ、そしてそのために活動的なところや積極性があると、アピールすることが大切になってきます。

先ずは自分が入社したいと思える、成長率の高い企業を探してみましょう。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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