田舎では、一人一台の割合で自動車を所有していると言われています。
また、海外への輸出を盛んに行っている自動車会社もあり、業界への志望者は安定的に存在しています。
そんな人気のある自動車業界ですが、面接の特徴や、面接の際に聞かれる質問には、どういったものがあるのでしょうか。
また、その中で勝ち上がるためには、どういった点に留意すれば良いのか。
今回は、高い人気を誇る自動車業界での面接特徴をご紹介します。
面接回数はそこまで多くない
自動車業界の面接回数ですが、これは平均してそこまで多くはありません。
企業によって違いはあるので、全ての自動車関連企業がそうであるとは言えませんが、大手であれば、面接の回数も相当数に上るでしょうから、あくまで参考程度に捉えてください。
一次面接で聞かれるのは至極一般的な質問が多く、ここでは特段の対策は必要ありません。
自己PRや志望動機の部分で自動車業界への思いを話すことは大事ですが、逆に言えば意識するのはそのくらいのことです。
二次面接まで行うのが自動車業界の平均的な流れですが、そこではある程度自動車業界に関連することも聞かれます。
ですが、質問の内容よりも気をつけなければいけないのは、限られた面接の中でしっかりと面接官の印象に残るということです。
面接の回数が少なくてラッキーだと思うかもしれませんが、それだけアピールの場も限られており、他の学生と差別化を測る機会も少ないということを意味します。
一般的な対策はもちろん、業界研究や企業研究を入念に行い、少ない見せ場でも結果を残せるように意識してください。
過度に特殊なことは聞かれない
自動車業界の面接の内容自体は、一般企業と大差はないものだと考えてください。
当然自動車に関連することも最低限聞かれるのですが、文字通り最低限のものだとイメージしておいてください。
面接に対して特段身構えるよりは、リラックスして臨むことの方が大事かもしれません。
ちなみにこれは新卒に限った話だということも知っておきましょう。第二新卒や外資系からの転職組となると一転して、高度な専門知識や多少意地悪な質問もされることがあります。
だからこそ新卒というチャンスを活かして、志望する企業への合格を狙っていくようにしてください。
免許は必要
自動車業界では、必ず免許が必要とされます。
部署や勤務内容によっては車の運転をしない場合もありますが、そういった業務上の必要性の有無の問題ではなく、自動車業界に勤務している人間が免許を持っていない、ということを問題視されてしまいます。
免許の取得は入社後でも問題ありません。
企業によってまちまちですが、およそ3ヶ月から半年以内に取得するように、という条件付きで内定をもらう場合が多いです。
しかし、入社後に取得することになるよりも、なるべく大学在学中に取得しておくようにしましょう。
就活を終えて、卒業までの間に教習所や合宿に行くのでも構いません。
卒業して社会人になってからだと、まとまった時間を確保するのが困難になり、思わぬ苦戦を強いられることになります。
また、面接の段階で免許を持っていれば車に対する好みの話だけではなく、運転に関する話もできるので面接中の会話も膨らみます。
免許取得の他にも、車雑誌などで車に関する最低限の知識武装をするのも良いでしょう。
こういったことも、自動車業界における就活の一環である、と意識してください。
終わりに
日本の自動車技術は海外でも高く評価されており、その進歩は目覚ましいです。
また、日本の道路の狭さにより、軽自動車など、国内の自動車産業は、独自の進化を遂げていることでも知られています。
そういった日本独自のものを作り出している環境で働けることは非常に尊いことであり、意義のある仕事です。
自動車業界に志望している学生も、そういった進化の一助となりたい、日本の自動車産業に貢献したいという熱い思いをストレートに伝えてみてください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート