スーツだけでは寒い!説明会へのコート着用で気を付けるポイントとは

スーツだけでは寒い!説明会へのコート着用で気を付けるポイントとは
経団連の「採用選考に関する指針」により、面接などの選考活動が解禁となるのは6月1日以降となっています。しかし、説明会などについては多くの企業が、まだ肌寒い3月や4月から開始しているのです。大切な就活の時期には風邪などをひかないよう、体調管理を行うことも大切です。スーツだけでは寒いと感じるような日には上着を着て行きたいと考える人も多いことでしょう。そこで、説明会でのコートの着用におけるマナーについて詳しく解説します。

どんなデザインが良い?説明会に着て行くコートの選び方

6月より前に行われる説明会では、原則選考活動は行われません。しかし、説明会には企業の採用担当者などが出席しているため、その後の選考につながる志望者の印象を与える場にはなります。このため、マナーを守った服装で良い印象を与えておくことは大切です。しかし、スーツはリクルート向けに売られているものを購入したものの、コートについては多種ある商品のなかからどのようなものを選んで良いのか迷ってしまっている人もいるかもしれません。また、すでに持っているコートを利用できないかと検討している人もいることでしょう。説明会でスーツの上に着用するコートについて決まったルールはありません。けれども、カジュアルすぎるデザインのものは避けることが必要です。アパレルなどの一部の業界を除いては、ファッション性ではなく華美なものではない就活の場にふさわしいデザインのものを選ぶことが重要となります。

おすすめの種類や色は?コート選びのポイント

24_71_2_33177810 一般的に、説明会など就活に適しているといわれているコートの種類がトレンチコートやステンカラーコートです。トレンチコートやステンカラーコートは、無地でシンプルなデザインのものが多く、ビジネスシーンでもよく着用されるタイプであるため、安心できるデザインとなっています。また、ウールなどを使用し生地が厚手のコートと比べると軽量で、手で持っていても邪魔になりにくく、荷物でもたつかずに動きをスマートに見せやすいといったメリットもあるのです。説明会でのコートは色選びも大切です。就活の基本マナーとして、華美な服装は避けたほうが無難となります。このため、スーツに合わせて黒や濃紺、グレーといった落ち着いたダークカラーを選ぶといいでしょう。明るい色であればベージュも落ち着いた印象を与えます。

いつ脱げば良い?コートを脱ぐタイミングとは

説明会にコートを着て行くことはマナー違反になりませんが、説明会を受ける際には脱いで参加することが一般的です。寒いからといって説明会に参加している間ずっとコートを着たままでいると、会場で悪目立ちしてしまうことになるため絶対に避けておきましょう。コートを脱ぐのに適したタイミングは、会場に入る前となります。具体的には、説明会の会場となる会社の入り口で脱いでおくことがマナーです。説明会の受付の前や説明会の会場となる部屋に入る前が脱ぐタイミングではないため注意しましょう。説明会が終わったら、いつコートを着ても良いと考え、会場の席から立ちあがった途端にコートを着てしまう人もいます。しかし、説明会の後で再びコートを着るのに適したタイミングも、脱ぐときのタイミングと同じです。コートを着るのは会社を出てからにしましょう。

脱いだらどうする?説明会中のコートの扱い方

会社に入る前に脱いだコートを、その後どのように扱うのかと迷ってしまう人もいるかもしれません。脱いだコートは、すぐに畳んで手に掛けた状態で会場となる会社に入ります。説明会の受付などで書類や資料をもらう際に邪魔になるからといって、肩に引っ掛けるなどするとだらしない印象を与えてしまうため絶対にやめましょう。説明会が開催される部屋に入って着席したらコートをさらに小さく畳み、かばんの上に置いておきます。椅子の背もたれにかけるなどということは見栄えが悪いうえ、他の出席者の邪魔になることもあるので決してしてはいけません。かばんの上に置いたコートは説明会中に、床に落ちないよう十分に注意してバランスよく置いておくことが必要です。

説明会のコートも万全に!上手に選びマナーを守って着用することがポイント

24_72_3_11678845 コートは説明会の会場に入る前に脱いでしまうものです。そのため、スーツと比べると会場で見立ちにくく、あまり気にしないという人もなかにはいます。しかし、就活をするにあたり企業の採用担当者の印象を少しでも左右するものに対して万全のケアをしておくに越したことはありません。社会人として恥ずかしくないマナーを守った服装で自信をもって説明会に参加できるように、しっかりと準備しておきましょう。

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