面接で必ず聞かれる時事問題!?たった5分で社会人基準で物事を捉えられる方法!

面接で必ず聞かれる時事問題!?たった5分で社会人基準で物事を捉えられる方法!

「どの企業の面接にも時事問題について聞かれる…」

「なんて答えたらいいのか分からない…」

「考えを聞かれても答えられない…」

このような悩みを持っている就活生は多いのではないでしょうか。 そんな学生にこそ伝えたい、時事問題対策になる手軽な情報収集の仕方があるのです。それはコンビニでも手軽に買える“新聞”を使った方法!

今回は、その新聞をどう利用したら時事問題に強くなるのかを説明します。

そもそもなぜ時事問題が面接で問われるのか

そもそもなぜ面接で時事問題が問われるのでしょうか?それは社会人として世の中の動きを把握していないと、仕事に影響が出てくるからです。

例えば初対面の取引先とのコミュニケーションのシーン。相手から雑談を振られた時、知らないニュースの話をされ相槌を打つだけになってしまったり......会話が盛り上がらずなんとなく気まずい状況で商談を始めるというのでは勿体無いですよね。

なぜ“新聞”か

あるマーケティング調査によるとテレビニュースやネットニュースではなく、現場主義である“新聞”の約7割は信用できると言われています。信ぴょう性も高く、世の中の動向を知ることができるこの新聞を、たった約150円で買えるのですから買わない手はないでしょう。

また1日の新聞の文字量は約20万字(新書1冊分)もあります。つまり世の中の情報だけでなく、語彙力も高まるというメリットもあるのです。

たった約5分!「社説」だけ読めば全てが分かる!

もちろん新聞全体を読むことも大切です。しかし、忙しい就活生は素早く情報をキャッチしそのニュースをどう“考えるか”が重要になってきます。全て読むのではなく、各新聞にある「社説」を読めば世の中の動きも考えも知ることができるというわけです。

社説は、

  1. 「問題点は何か(事実関係)」
  2. 「各新聞の主張」
  3. 「論評・今後の課題」

というように1~3の順に書かれています。

新聞にはニュースを伝える報道機関、意見を主張する言論機関の2つの役割があります。まさに「社説」は世相を映す鏡なのです。

つまり社説を読むだけでニュースだけでなく“考え方”も理解できるようになります。 このような方法を通して常識を知ることが就活がうまくいく人の特徴です。

そしてただテレビニュースをみて「なるほど」「へー」と思うだけでなく「自分だったらどうするか」「どう解決していくか」を考えられ、他者に伝えられる人が就活でもうまくいくのです!

面接で時事問題を答える際の3つのポイント

面接で時事問題に答えるときは、3つのポイントを理解しておいてください。

時事問題に対して自分が理解していることを伝える

まず、その時事問題について理解していることを伝えましょう。

というのも、時事問題はその時代の流れや近年起きた出来事などが話題になることが多いので、「その話題になったことや世の中のことに本当に興味を持っているのか」という点を重視する企業にとっては、とても大事なものなのです。

その時事問題に対する自分の意見を伝える

次に、その時事問題についての自分の意見を伝えるようにしましょう。

これはその時事問題をチェックしているなら、何らかの自分の感想や思い、意見があるはずです。

そういった意見を伝えることで、その人の個性や考え方を知ることができるでしょう。

時事問題が社会にどう影響するのかを答える

また、この時事問題については社会にどう影響するのかも答える必要があります。

というのも、世の中のことをまったく知らないまま社会人になるのはとても恐ろしいものですし、世の中の流れに興味がない人はいつまでも古い考えにとらわれてしまう可能性もあります。

また、社会にどう影響するのかを推測して伝えることで、どう影響をもたらすのかという風に考えるか、社会への影響をどのように見ているのかを把握することもできるでしょう。

面接で聞かれる時事問題の4つの対策方法

面接で聞かれる時事問題については、実は事前に対策をすることであまり難しくないレベルにまで対応できます。

緊張を解くためにも、事前の対策を行っておきましょう。

常日頃からニュースや新聞に目を通すようにする

まず、常日頃からニュースや新聞に目を通すようにしておきましょう。

毎日のことですしお固いニュース番組は嫌い、と思うかもしれませんが、毎日目を通すことで世の中の流れや世の中がどうなっていくかを見ることができます。

また、こういったところでの解説や新聞記事の社説などによって、その事件やニュースがどうして起きたのかを知ったり、社説によって他の人の考えを知ったりすることもできるでしょう。

志望業界に関するニュースを集めておく

次に、志望する業界についてのニュースはとくに集めておいた方がいいのです。

これは専門のサイトや専門の雑誌などをチェックして、その業界のトレンドや話題の内容をつかむということが言えるでしょう。

たとえば、小売業の場合は決済方法の変化や売れている物の変化、IT業界では技術の変化や業界再編のニュースなどがあります。

これらを押さえておくと、将来の自分のなりたい方向性への変化も見て取れるでしょう。

世間で騒がれているニュースの要点をまとめておく

志望業界についてのニュースも大事ですが、一方で、世間で騒がれているニュースについても知っておく必要があります。

ただし、あまり詳しく知っている必要はなく、具体的にはいつ・どこで・何があったというくらいのことを押さえておけば十分でしょう。

もし知らない時事問題の場合は「わからないです」と答える

ただ、どんなに時事問題対策をしても、わからないニュースは出てくるかもしれませんし、知らない話題や取りこぼしてしまった話題は出てきます。

この場合、もし面接でピンとこないニュースや話題が出てきた場合は、知ったかぶりをするのではなく「わからないです」と伝えておきましょう。

知ったかぶりをして適当に話を合わせていると、途中からボロが出て面接官の印象も最悪になってしまいます。

時事問題対策をする際にオススメのサイト

時事問題対策をするときにオススメのサイトやアプリがあります。

ここでは3つのサイトを紹介しましょう。

これにプラスして、志望する業界のニュースをチェックしていれば、さらに対策はうまくできるはずです。

NewsPicks

NewsPicksは経済を中心にさまざまなニュースを取り扱っているサイトです。

情報の量が多いこともそうですが、一つひとつを経済という側面から扱い、明確にさまざまなことを教えてくれます。

また、写真がきれいなので、見出しを眺めたり写真をチェックしたりするだけでも十分に楽しめるでしょう。

業界再編やオリジナルニュースなどにも目を通しておくとより面白いかもしれません。

Yahooニュース

検索サイトとして有名なYahoo!のサービスである、Yahooニュースも活用できます。

Yahooニュースの特徴はとにかく速報性が高いことと、芸能やIT、地域など大まかな分野によってさまざまなニュースが分類されていることです。

とくに活用したいのが記事のタグや主要トピックスで、自分の業界のニュースだけを効率良く送ってくれますので、さまざまな情報を知ることができるかもしれません。

スマートニュース

最後にスマートニュースです。

こちらはニュースアプリとなっており、さまざまなニュースをタブ切り替えで見ることができますし、いろんな情報源に触れることができます。

特徴的なのはオフラインでも活用できるので、地下鉄の車内や飛行機内などでも使えるという点でしょう。

先に情報を読み込ませておけば、通信しなくてもそのサービスが発信した情報に触れることができます。

最後に

世の中の動きというものは日々変化していくものです。だからこそ、面接当日だけ新聞を読むのではなく、読む習慣を今からつけることが就活がうまくいくことに繋がるはずです。

読み続けることで世の中の動きがよくわかるようにもなります。 そして考える力をつけ、その場しのぎの就活生になるのではなく、社会人になった時に恥じないような常識のある就活生を目指してください!

常識があれば信頼も得られます。ぜひ新聞を読んで、常識を身につけ就活を成功させてください!

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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