【例文12選】ESで「人生のターニングポイント」を聞かれたら?書き方・見つけ方を解説

【例文12選】ESで「人生のターニングポイント」を聞かれたら?書き方・見つけ方を解説
この記事を読んでわかること
  • ESで「人生のターニングポイント」を聞かれた際の書き方
  • ターニングポイントの見つけ方
  • 人生のターニングポイントに使えるテーマ
  • 200字・400字・600字の例文
  • テーマ別の例文とNG例
  • ガクチカ・自己PRとの違い
この記事をおすすめしたい人
  • ESで人生のターニングポイントを聞かれて悩んでいる人
  • 自分には大きな転機がないと感じている人
  • ターニングポイントの例文を参考にしたい人
  • ガクチカと同じエピソードを使ってよいか迷っている人

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ESの「人生のターニングポイント」とは?

人生のターニングポイントとは、自分の考え方・価値観・行動が変わるきっかけとなった出来事のことです。

就活のESでは、出来事そのものの大きさよりも、「その経験によって自分がどう変わり、現在の考え方や行動にどうつながっているか」が重要です。

大学受験、部活動、アルバイト、留学などの大きな出来事だけでなく、誰かに言われた一言や、失敗をきっかけに行動を変えた経験もターニングポイントになります。

人生のターニングポイントで伝える4つの要素
①何が起きたか
②なぜ自分にとって転機だったのか
③考え方・価値観・行動がどう変わったか
④その変化が現在の自分にどうつながっているか

企業がESで「人生のターニングポイント」を聞く理由

企業が人生のターニングポイントを聞くのは、過去の出来事そのものを知りたいからではありません。

その経験を通じて、どのような価値観が形成され、現在の行動や仕事への向き合い方につながっているのかを確認するためです。

価値観や人柄を知るため

ターニングポイントには、その人が何を大切にしているのかが表れます。

例えば、部活動でレギュラーを外れた経験から「自分が活躍することより、チーム全体に貢献することを大切にするようになった」と伝えれば、現在の価値観まで理解してもらいやすくなります。

変化や成長のプロセスを見るため

企業は、出来事の前後で考え方や行動がどのように変わったのかも見ています。

失敗や挫折を経験していても、その後に自分なりに考え、行動を変えていることが伝われば、成長のプロセスを示せます。

自分を客観的に振り返れているかを見るため

人生のターニングポイントを説明するには、自分の過去を振り返り、「なぜ自分にとって重要だったのか」を言語化する必要があります。

そのため、自己分析の深さや、自分の考えを相手に分かりやすく伝える力も確認されます。

ESで「人生のターニングポイント」を書く4ステップ

ESでは、以下の順番で書くと、出来事と現在の自分とのつながりを伝えやすくなります。

STEP1.結論|ターニングポイントを一言で伝える
STEP2.理由|なぜ自分にとって転機だったのか説明する
STEP3.変化|考え方・価値観・行動がどう変わったか伝える
STEP4.現在|その変化が今の自分にどうつながっているか伝える

STEP1.結論|ターニングポイントを一言で伝える

最初に「私の人生のターニングポイントは〇〇です」と結論を伝えます。

冒頭で出来事を明確にすることで、その後の文章を読み手が理解しやすくなります。

STEP2.理由|なぜ自分にとって転機だったのか説明する

次に、その出来事がなぜ自分にとって重要だったのかを説明します。

単に「大学受験に失敗した」「留学した」だけではなく、当時どのような考え方をしており、何に悩んでいたのかまで伝えると、転機になった理由が分かりやすくなります。

STEP3.変化|考え方・価値観・行動がどう変わったか伝える

人生のターニングポイントで最も重要なのが、出来事の前後で自分がどう変わったかです。

「一人で抱え込んでいたが、周囲に相談するようになった」「結果だけでなく、チーム全体への貢献を重視するようになった」など、変化を具体的に示しましょう。

STEP4.現在|その変化が今の自分にどうつながっているか伝える

最後に、その経験が現在の考え方や行動にどう影響しているのかを伝えます。

設問や文字数に余裕がある場合は、「仕事でもこの価値観を大切にしたい」と入社後につなげても構いません。

ただし、無理に企業への貢献まで入れるより、現在の自分にどう定着しているかを自然に伝えることを優先しましょう。

【文字数別】人生のターニングポイント例文3選

例文1.200字|部活動で価値観が変わった経験

私の人生のターニングポイントは、高校時代に怪我で部活動のレギュラーを外れた経験です。

それまでは自分が試合で活躍することばかり考えていましたが、練習補助や対戦相手の分析を担当する中で、チームを支える役割にも大きな価値があると気づきました。

現在は、自分の成果だけでなく、周囲が成果を出すために何ができるかを考えて行動することを大切にしています。

例文2.400字|長期インターンで仕事への姿勢が変わった経験

私の人生のターニングポイントは、大学2年時に参加した長期インターンシップで、営業成果を出せずに悩んだ経験です。

当初は、自分なりに努力すれば成果につながると考え、先輩に相談せず一人で営業方法を試していました。しかし、思うように成果が出ず、先輩との振り返りを通じて、自分のやり方に固執していたことに気づきました。

そこで、成果を出している先輩の商談を観察し、毎回フィードバックをもらいながら改善を重ねました。その結果、徐々に顧客との会話が増え、提案の質も高まりました。

この経験から、成長するためには自分一人で抱え込まず、周囲から学びながら改善することが大切だと考えるようになりました。現在も、新しいことに取り組む際は、早い段階で周囲の意見を取り入れるようにしています。

例文3.600字|留学で価値観が変わった経験

私の人生のターニングポイントは、大学時代に1年間経験した海外留学です。

留学前の私は、失敗を避けるために周囲の様子を見てから行動することが多く、自分から新しい環境へ飛び込むことに苦手意識がありました。

しかし、留学先では自分から話しかけなければ人間関係を築くことができず、最初の数週間は授業以外でほとんど人と話せませんでした。このままでは留学した意味がないと考え、毎週一つは学外イベントに参加することを決めました。

最初は英語がうまく伝わらず戸惑うこともありましたが、分からない時は聞き返し、自分の考えも簡単な言葉で伝えることを続けました。次第に現地の友人が増え、異なる文化や価値観について話す機会も増えました。

この経験を通じて、完璧に準備してから動くのではなく、まず行動し、その中で学びながら改善することの大切さを学びました。

帰国後も、新しい活動や役割を任された時は「できるようになってから挑戦する」のではなく、「挑戦しながらできることを増やす」という姿勢を大切にしています。

人生のターニングポイントに使えるテーマ一覧

ターニングポイントは、人生を大きく変えるような劇的な出来事である必要はありません。

「経験する前と後で、考え方や行動が変わったか」を基準に選びましょう。

テーマ 変化の例
大学受験・浪人努力量だけでなく、計画や振り返りを重視するようになった
部活動自分の成果からチーム全体への貢献を考えるようになった
サークル一人で決めるのではなく、周囲の意見を聞くようになった
アルバイト指示待ちから、自分で課題を探して動くようになった
長期インターン学生目線から顧客・仕事目線で考えるようになった
ゼミ・研究一つの考えに固執せず、複数の視点から考えるようになった
留学・海外経験異なる価値観を受け入れながら自分の意見も伝えるようになった
資格取得・勉強目標から逆算して計画を立てる習慣がついた
ボランティア自分の視点だけでなく、相手の立場を考えるようになった
趣味・習い事継続や他者から学ぶことの大切さに気づいた
家族・友人との出来事相手の立場を考えてコミュニケーションを取るようになった
失敗・挫折失敗を避けるのではなく、改善材料として捉えるようになった

【テーマ別】人生のターニングポイント例文9選

例文1.大学受験

私の人生のターニングポイントは、第一志望の大学受験に失敗し、浪人を経験したことです。

現役時代は勉強時間を増やすことばかり意識していましたが、不合格をきっかけに学習方法を振り返り、模試の結果から弱点を分析して計画を立てるようになりました。

この経験から、努力量だけでなく、課題を見つけて方法を改善することが重要だと学びました。現在も目標に取り組む際は、定期的に進捗を振り返るようにしています。

例文2.部活動

私の人生のターニングポイントは、大学のテニス部でレギュラーを外れた経験です。

それまでは自分が試合で勝つことを最優先にしていましたが、試合に出られなくなったことで、対戦相手の分析や練習のサポートを担当しました。

その中で、チームの成果にはさまざまな役割が必要だと気づきました。現在は、自分の役割だけでなく、周囲が成果を出すために何ができるかを考えて行動しています。

例文3.サークル

私の人生のターニングポイントは、軽音楽サークルで学園祭企画の責任者を務めたことです。

当初は自分の考えを優先して指示を出していましたが、メンバーの協力が得られず、企画が進まなくなりました。

そこで一人ひとりと話し合い、得意なことや希望を確認して役割を決め直しました。この経験から、組織では自分の考えを押し通すのではなく、相手の意見を聞きながら進めることが大切だと学びました。

例文4.アルバイト

私の人生のターニングポイントは、カフェのアルバイトで時間帯責任者を任されたことです。

それまでは指示された業務を正確にこなすことを重視していましたが、責任者になってからは、店舗全体の状況を見て自分から動く必要があると感じました。

そこで、混雑する時間帯の動線や業務分担を見直し、スタッフ同士で改善案を共有しました。この経験から、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分で課題を見つけて行動することを大切にするようになりました。

例文5.長期インターン

私の人生のターニングポイントは、IT企業の長期インターンで初めて営業を経験したことです。

最初の商談では、自分が伝えたい内容ばかり説明し、顧客の課題を十分に聞くことができませんでした。

その反省から、商談前に質問を準備し、まず相手の状況を理解することを意識するようになりました。この経験を通じて、自分の考えを伝える前に相手を理解することの大切さを学びました。

例文6.ゼミ・研究

私の人生のターニングポイントは、大学のゼミで、自分の仮説とは異なる結果が出続けた研究経験です。

当初は自分の考えが正しいと思い込み、同じ方法を繰り返していました。しかし、教授やゼミ生との議論を通じて、別の視点から検証する必要があると気づきました。

その後は複数の仮説を立てて検証するようになり、一つの考えに固執せず、異なる意見を取り入れることを大切にしています。

例文7.留学

私の人生のターニングポイントは、アメリカへの留学です。

留学当初は英語に自信がなく、自分から話しかけることを避けていました。しかし、このままでは何も変わらないと考え、授業外のイベントにも参加するようにしました。

さまざまな価値観を持つ人と関わる中で、完璧に話せなくても、自分から伝えようとすることが関係づくりの第一歩だと学びました。現在は、慣れない環境でもまず行動することを意識しています。

例文8.挫折・失敗

私の人生のターニングポイントは、大学2年時の怪我で、長年続けてきたサッカーを選手として続けられなくなったことです。

当初は目標を失ったように感じましたが、周囲に支えてもらった経験から、自分も誰かを支える立場になりたいと考えるようになりました。

その後は地域の子どもたちの指導に関わり、別の形でもスポーツに貢献できると気づきました。この経験から、思い通りにいかない時も、別の可能性を探して行動することを大切にしています。

例文9.趣味

私の人生のターニングポイントは、趣味で撮影していた写真を地域の展示会に出したことです。

それまでは自分が満足できる写真を撮ることだけを考えていましたが、来場者から感想をもらう中で、相手にどう伝わるかを考える面白さに気づきました。

それ以降は、自分の意図だけでなく受け手の視点を意識するようになり、大学での発表や文章作成でも「相手にどう伝わるか」を考える習慣がつきました。

「人生のターニングポイント」のOK例・NG例

NG例|出来事を説明しただけ

私の人生のターニングポイントは大学受験です。第一志望校に合格するため、毎日勉強しました。無事に合格できたため、とても嬉しかったです。

この例では、出来事と結果は分かりますが、「なぜ転機だったのか」「何が変わったのか」が伝わりません。

OK例|前後の変化まで伝える

私の人生のターニングポイントは大学受験です。

当初は勉強時間を増やすことだけを意識していましたが、模試の結果が伸びなかったことをきっかけに、苦手分野を分析して学習計画を立てるようになりました。

この経験から、努力量だけでなく、課題を振り返り方法を改善することが重要だと学びました。現在も目標に取り組む際は、定期的に振り返りを行っています。

OK例では、出来事だけでなく、以前の自分→きっかけ→変化→現在まで伝えています。

人生のターニングポイントが思いつかない人の見つけ方3STEP

STEP1.過去の出来事を時系列で書き出す

小学校・中学校・高校・大学と時期を区切り、印象に残っている出来事を書き出してみましょう。

受験、部活動、友人関係、アルバイト、留学など、最初から「すごい経験」を探す必要はありません。

STEP2.「前と後で自分が変わった経験」を探す

書き出した出来事の中から、経験する前と後で考え方や行動が変わったものを探します。

探すときの質問
・以前はどんな考え方をしていた?
・何をきっかけに考えが変わった?
・その後、どんな行動をするようになった?
・今でも続いている考え方や習慣はある?

「大きな出来事だったか」ではなく、「今の自分に影響しているか」で判断することがポイントです。

STEP3.家族や友人に「いつ変わったと思う?」と聞く

自分では変化に気づきにくい場合は、昔から自分を知っている家族や友人に聞いてみましょう。

「高校に入ってから積極的になった」「アルバイトを始めてから人への接し方が変わった」など、自分では気づいていない転機が見つかることがあります。

ターニングポイントとガクチカ・自己PRの違い

同じエピソードを使うことはできますが、それぞれの設問で強調するポイントが異なります。

設問 主に伝えること
人生のターニングポイント価値観・考え方・行動がどう変わったか
ガクチカ課題に対してどう行動し、何を得た・成し遂げたか
自己PR自分の強みと、その強みが再現できる根拠

例えば「部活動でレギュラーを外れた経験」を使う場合、ターニングポイントでは「チームへの考え方が変わったこと」、ガクチカでは「チームのために取った行動」、自己PRでは「周囲を支える力」など、切り口を変えられます。

ESで人生のターニングポイントを書くときの注意点

出来事の説明だけで終わらせない

出来事の背景を長く説明しすぎると、何が変わったのかが伝わりにくくなります。

出来事よりも、その経験をどう受け止め、何が変わったかに多くの文字数を使いましょう。

華やかな成果を無理に選ばない

大会優勝や大きな実績がなくても問題ありません。

日常的な出来事でも、価値観や行動が変わり、現在まで影響しているのであれば十分に題材になります。

嘘や過度な脚色をしない

面接ではESの内容を深掘りされる可能性があります。

自分を良く見せるために経験を大きくしたり、実際にはなかった成果を加えたりせず、事実をもとに書きましょう。

無理に応募企業へ結びつけない

文字数に余裕がある場合は仕事への活かし方を書いても構いませんが、無理に「貴社で活かします」と結ぶ必要はありません。

まずは、ターニングポイントによって形成された価値観が現在の自分にどうつながっているかを伝えることを優先しましょう。

「人生のターニングポイント」でよくある質問

人生のターニングポイントがない場合はどうすればいい?

人生を大きく変えるような出来事である必要はありません。

「以前より人に相談するようになった」「失敗を避けるより挑戦するようになった」など、考え方や行動が変わった経験を探してみましょう。

高校時代や中学時代の出来事でもいい?

現在の価値観につながっている経験であれば、中学・高校時代の出来事でも問題ありません。

その場合は、「その経験が大学生活や現在の行動にどう影響しているか」まで伝えると、昔の話で終わりにくくなります。

ガクチカと同じエピソードを使ってもいい?

同じエピソードを使っても構いません。

ただし、ガクチカでは行動や成果、ターニングポイントでは価値観や行動の変化を中心に書き分けましょう。

挫折・失敗経験をターニングポイントにしてもいい?

問題ありません。

失敗した事実だけで終わらず、「その経験をきっかけに何を考え、何を変えたのか」まで説明できる経験を選びましょう。

ターニングポイントを3つ聞かれた場合はどうする?

同じ種類の経験を3つ並べるよりも、現在の自分がどのように形成されたのかが分かる異なる転機を選ぶと整理しやすくなります。


中学:部活動を通じて継続する大切さを知った
高校:受験を通じて計画と改善を重視するようになった
大学:アルバイトを通じて相手目線で考えるようになった

時系列で並べると、価値観が変化してきた流れを伝えやすくなります。

何文字くらいでまとめればいい?

企業から文字数が指定されている場合は、その条件に従いましょう。

指定がない場合は、必要以上に長くするよりも、ターニングポイント・理由・変化・現在が分かる長さで簡潔にまとめることが重要です。

まとめ|人生のターニングポイントは「何が起きたか」より「どう変わったか」を伝えよう

ESの人生のターニングポイントでは、出来事の大きさや成果の華やかさを競う必要はありません。

重要なのは、その経験が自分にとってなぜ転機となり、考え方・価値観・行動がどう変わったのかを伝えることです。

まずは過去の出来事を書き出し、「前と後で自分が変わった経験」を探してみましょう。

結論・理由・変化・現在の4ステップで整理すれば、自分らしいターニングポイントをESで伝えやすくなります。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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