大学3年生になり、インターンシップへの参加を考えはじめている人の中には、「どの企業のインターンに参加すればいいかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。
インターンシップは28卒の就活において、本選考への優遇ルートを得られるかどうかを左右する重要なステップです。
特に人気企業のインターンは選考倍率が高く、ただ「参加したい」というだけでは内定に近づけません。
本記事では、複数の就活調査をもとにまとめたインターン人気ランキングTOP10を公開します。
評価基準から選考対策・落ちた後の動き方まで徹底解説するので、28卒のインターン活動の参考にしてください。
目次[目次を全て表示する]
インターン人気ランキングの評価基準
インターンシップの人気は、単純な企業の知名度だけで決まるわけではありません。
本記事では、みん就をはじめとした複数の就活調査・学生アンケートをもとに、以下の5つの基準を総合評価してランキングを作成しています。
- プログラムの充実度(内容の面白さ・学びの深さ)
- 業界・仕事理解の深まり
- 成長・スキル習得の機会
- 本選考への優遇・直結度
- 参加した学生の口コミ・満足度
複数の調査では「プログラムが面白い」「成長できる」「仕事理解ができる」といった観点が特に重視される傾向にあります。
単なる知名度よりも、参加した学生がどれだけ価値を感じられるかがインターンの人気を左右します。
ランキングを参考にしながら、自分のキャリア目標に合ったインターンを選ぶことが重要です。
28卒インターン人気ランキングTOP10
ここでは、複数の就活調査・学生アンケートをもとにまとめた28卒向けのインターン人気ランキングを発表します。
各企業のプログラムの特徴も合わせて確認し、参加を検討する際の参考にしてください。
1位:ニトリ|垂直統合ビジネスを体感できる定番インターン
- 企画・製造・物流・販売・ITを自社完結する「製造物流IT小売業」を体感できる
- 冒頭の「自己発見講座」で学生自身のWILL(将来像)から始まる独自設計
- コースによっては早期選考案内など本選考への優遇が得られる
コースはES不要の「CAREER DESIGNコース」から、商品企画から販促まで一貫体験する高難度の「INNOVATIVEコース」まで難易度別に複数あります。
INNOVATIVEコースはES・WEBテスト(玉手箱)の選考があり、WEBテストが主な関門とされています。
参加者には早期選考案内や選考一部免除があるとされますが、範囲はコース・年度で異なるため公式採用サイトでの確認を推奨します。
- 企画から販売まで自社完結するバリューチェーン全体の思考力
- 「顧客の不平不満不便」を起点に数字で意思決定する商品企画
- 自己発見講座とリクルーター面談を通じた将来像の言語化
【インターン人気ランキング】2〜10位
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2位:ANA(全日本空輸)|施設立入り体験ができる航空大手インターン
- 国内航空会社最大手としてのブランド力と安定性
- ANA Blue Hangar(実機格納庫)・ANA Blue Base(訓練施設)への立入り体験は他社にない
- CA・パイロット・整備士など現役専門職と直接交流できる
コースはグローバルスタッフ職(事務系・技術系)・IT/データ・客室乗務職・運航乗務職など複数あります。
複数日コースはES・Webテスト・動画選考または面接を含み、倍率は非常に高いとされています。
公式に本選考への直接影響は明言されていませんが、評価の高い参加者へ早期選考案内が届くケースがあるとされています。
- 「安全最優先」が事業全体にどう組み込まれているかを実務課題で体感
- 「ANA's Way」に沿ったホスピタリティ・チームワークの言語化
- 多職種の社員との座談会による職種別キャリアパスの理解
3位:JAL(日本航空)|早期選考ルートが魅力の航空インターン
- 訓練施設・空港・機内サービスの現場を実際に体験できる
- 一部職種でインターン経由の早期選考ルートが機能しているとされる
- 経営破綻から再生した企業の「JALフィロソフィ」に直接触れられる
業務企画職は「企業研究編+実践編」の2フェーズ、客室乗務職は企業研究編と実践編に分かれます。
選考はWEB ES・適性検査・AI面接・オンラインGDの順で、AI面接では表情・姿勢・言葉遣いも評価対象とされています。
客室乗務職には指定校向けの学校推薦コースがあり、対象校の学生は選考審査なしで参加できる仕組みです。
- 1便を成立させる多部門(路線企画・空港オペレーション・データ活用)の業務構造
- 安全責任と顧客対応が同一職種の両輪であることを訓練施設で体感
- 経営再建を経て浸透したJALフィロソフィを社員との対話から学ぶ
インターンは何社申し込むべきか
インターンシップへの参加を検討するにあたって、「何社申し込めばいいのか」という疑問を持つ人は多いでしょう。
結論として、短期インターン(1day〜数日)は5〜10社、長期インターンは2〜5社を目安に申し込むことが推奨されています。
- 短期インターン(1day〜数日):5〜10社
- 長期インターン(1ヶ月以上):2〜5社
- 平均参加数:5.5回(就活調査より)
人気企業のインターンは選考倍率が高いため、エントリーした全社に参加できるとは限りません。
そのため、第一志望の企業と合わせて複数社にエントリーしておくことが重要です。
一方で、申し込みすぎるとスケジュール管理が難しくなるため、自分の志望業界・企業に優先順位をつけてエントリーする社数を調整しましょう。
長期インターンについては参加中の負担が大きいため、同時並行で受け入れられる数は限られます。まずは1〜2社に絞って集中して取り組むことをおすすめします。
インターンの種類と選び方
インターンシップは大きく「1day(仕事体験)」「短期」「長期」の3種類に分けられます。
目的に合わない種類を選ぶと時間を無駄にしてしまうため、まずは違いを押さえることが大切です。
- 1day(仕事体験):企業・業界説明やグループワークが中心で、業界研究の入口に向く
- 短期(数日〜数週間):プロジェクト型のワークが多く、人気企業の選考優遇はここが中心
- 長期(1ヶ月以上):社員と同様に実務を担い、報酬が支給される場合が多い
業界理解を広げたいなら1day〜短期、実務スキルを積みたいなら長期というように目的から逆算して選ぶのが基本です。
人気企業の選考優遇を狙う場合は、サマー・ウィンターに実施される短期のプロジェクト型インターンを軸に検討するとよいでしょう。
学業やアルバイトとの両立も考え、無理なく参加できる期間と社数に絞ることも重要です。
インターンを探すためのおすすめサイト
インターン探しに使うサイトは、大きく「ナビ型」「スカウト型」「エージェント型」の3タイプに分けられます。
それぞれ強みが異なるため、目的に合わせて使い分けると効率的に応募先を見つけられます。
- ナビ型:自分で検索して応募する。掲載企業数が多く幅広く探せる
- スカウト型(逆求人):プロフィールを登録し企業からのオファーを待つ。知らなかった企業に出会える
- エージェント型:アドバイザーが希望に合うインターンを紹介してくれる
まずは掲載数の多いナビ型で全体感をつかみ、スカウト型を併用して企業との接点を増やすのが効率的です。
志望業界が固まっていない段階では、本記事のようなランキングや業界比較の記事で当たりをつけてから探すとミスマッチを減らせます。
人気企業のインターンは募集が早く締め切られることもあるため、複数のサイトをこまめにチェックする習慣をつけましょう。
インターン参加前に準備すること
人気インターンは選考倍率が高いため、参加前の準備で他の学生と差がつきます。
エントリーの1〜2ヶ月前から自己分析と企業研究を始め、参加が決まったら直前までに持ち物や質問を整えておくのが理想です。
- 企業研究:採用ページやIR情報で事業内容・求める人物像を把握する
- 目的の明確化:「何を学び、どう成長したいか」を言語化する
- 持ち物:筆記用具・ノート・指定書類・学生証・モバイルバッテリー
- 当日確認:会場や通信環境・服装・開始時間を前日までにチェック
特に企業研究の深さは当日の発言や質問の質に直結するため、Webサイトだけでなくニュースや社員インタビューにも目を通しておくと安心です。
オンライン開催の場合は、通信環境とカメラ・マイクの動作確認を前日までに済ませておきましょう。
参加中に学んだことはその日のうちにメモに残し、本選考の志望動機づくりに活かすことが大切です。
インターンの参加率と最新動向
近年はインターンが就活の主流になっており、参加するかどうかで情報量や選考機会に差が出やすくなっています。
マイナビの調査では、2026年卒のインターン・仕事体験の参加率は8割を超え、平均参加社数も5社前後と過去最高水準とされています。
- 参加率は8割超で、複数社に参加するのが一般的になっている
- 一定の要件を満たすインターンは、取得した学生情報を本選考に活用できる制度になった
- インターン参加者への早期選考の案内が増加傾向にある
近年の制度見直しにより、条件を満たすインターンで得た評価を企業が本選考に活用できるようになり、インターンの重要性はさらに高まっています。
28卒では2026年の春以降にサマーインターンの情報公開・エントリーが始まり、夏から冬にかけて実施されるのが一般的な流れとされています。
本格的な採用選考の解禁は2027年3月以降とされていますが、専門性の高い人材ではそれより早く動くケースもあるため、早めの準備が有利に働きます。
インターン応募〜参加までのスケジュール
インターンシップへの参加を目指すうえで、応募から参加までのスケジュールを事前に把握しておくことが重要です。
特に人気企業のサマーインターンは早ければ4月頃からエントリーが始まるため、3年生になったタイミングで準備をスタートさせることが理想です。
- 3〜4月:自己分析・業界研究・志望企業リストアップ
- 4〜5月:サマーインターンのエントリー開始
- 5〜6月:ES提出・Webテスト・一次選考
- 6〜7月:最終選考・参加通知
- 8〜9月:サマーインターン参加
- 10〜12月:秋冬インターンのエントリー・参加
人気企業ほどエントリー締切が早い傾向にあるため、気になる企業の採用ページを定期的にチェックする習慣をつけましょう。
インターン参加後は振り返りを行い、本選考に向けた志望動機のブラッシュアップに活かすことが重要です。
インターンと本選考の関係
インターンシップに参加することが本選考にどのような影響を与えるのか、気になっている就活生は多いでしょう。
結論として、インターンへの参加は本選考において有利に働くケースが多いとされています。
- 早期選考・優遇ルートへの招待
- インターン限定の選考フェーズへの参加資格
- ESや面接でのアピール材料になる
- 企業・業界理解が深まり志望動機の質が上がる
企業によってはインターン参加者に対して、一般選考とは別の早期選考ルートや書類選考免除の優遇を設けているケースがあるとされています。
ただし、すべての企業でインターン参加が直接的な優遇につながるわけではない点には注意が必要です。
インターンを本選考への「近道」として捉えるだけでなく、業界・企業・仕事への理解を深める場として活用することが、長期的に見て最も効果的な就活につながります。
参加後は社員との関係を大切にし、お礼メールや懇親会での積極的なコミュニケーションが評価につながる場合もあります。
インターン選考を突破するためのポイント
人気企業のインターンは高い選考倍率を誇るため、ただエントリーするだけでは参加できません。
ここでは、インターン選考を突破するために押さえておくべき3つのポイントを解説します。
インターンのESで差をつける志望動機の書き方
インターンシップのES(エントリーシート)では、「なぜこの業界か」「なぜこの企業か」「インターンで何を学びたいか」という3点を明確に示すことが重要です。
多くの就活生が「成長したい」「業界を知りたい」といった抽象的な理由を書きがちですが、自分の具体的な経験や関心に結びつけた志望動機を書くことで差別化できます。
例えば「アルバイトでの○○という経験から、御社の△△というサービスに関心を持った」といったように、原体験と企業の事業を接続する形で書くと説得力が増します。
また、インターンで学んだことを「将来どのように活かしたいか」まで言及すると、目的意識の高さをアピールできます。
企業のホームページや採用ページを熟読し、その企業ならではの言葉やキーワードを自分の言葉で表現することも重要なポイントです。
インターン面接で評価される自己PRの組み立て方
インターンの面接では、自己PRと志望動機に加えて「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」が問われることが多い傾向にあります。
面接官が見ているのは、経験の華やかさよりも課題に対してどう考え・どう行動したかというプロセスです。
PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識して話すことで、論理的に伝える力があるという印象を与えることができます。
「何を学んだか」だけで終わらず、「その学びをインターンや将来の仕事でどう活かすか」まで話せると、面接官に前向きな印象を与えることができます。
模擬面接や録画での振り返りを繰り返し行い、本番で自信を持って話せる状態を作っておくことが重要です。
インターンのGD(グループディスカッション)で評価されるポイント
多くの人気企業のインターン選考にはグループディスカッション(GD)が含まれており、ここでの振る舞いが合否に大きく影響します。
GDで評価されるのは、発言量の多さよりもチームの議論を前に進める貢献度です。
意見を出すだけでなく、他者の意見を整理・まとめるファシリテーター役や、議論が脱線したときに軌道修正する役割を果たすことが高評価につながります。
発言が苦手な人は、まず「時間管理役」や「書記役」として貢献しながら、議論の中で自分の意見を一つ明確に述べることを目標にしましょう。
GDの練習は一人では難しいため、大学のキャリアセンターや就活グループを活用して複数回練習しておくことをおすすめします。
インターンのランキング上位企業に落ちたらどうする
人気企業のインターン選考に落ちてしまった場合でも、就活において取り返しのつかない事態になるわけではありません。
大切なのは、不合格を引きずらず次のアクションに素早く移ることです。
- ES・面接・GDのどこで落ちたかを振り返る
- 同業界・同職種の他社インターンにエントリーする
- 秋冬インターンや本選考に向けて対策を強化する
- OB・OG訪問で企業理解を深める
インターンに落ちた場合でも、本選考に一般エントリーできる企業がほとんどです。
インターン選考の結果は本選考に直接影響しないため、気持ちを切り替えて次のステップに進むことが重要です。
落ちた原因を分析し、ESや面接・GDの質を高めることが、その後の選考突破率の向上につながります。
また、志望企業のインターンに落ちた場合は、同業界の競合他社のインターンに参加することで業界理解を深める代替手段として活用する方法も有効です。
インターンに関するよくある質問
インターンシップへの参加を検討する就活生から特によく寄せられる質問を、Q&A形式で解説します。
インターンに参加しないと本選考で不利になりますか?
インターン参加が本選考において有利に働くケースが多いのは事実ですが、参加しないことで本選考への応募ができなくなる企業は現状ほとんどありません。
ただし、一部の企業ではインターン参加者を対象にした早期選考ルートを設けているため、志望企業がそのような選考体制をとっているかどうかを事前に確認することが重要です。
インターンに参加できなかった場合でも、OB・OG訪問や説明会への参加で企業理解を深めることで、本選考での志望動機の質を高めることは十分可能です。
大学1〜2年生からインターンに参加できますか?
多くの企業のインターンは大学3年生(28卒)を対象としていますが、大学1〜2年生向けのプログラムを設けている企業も増えています。
1〜2年生のうちからインターンに参加することで、業界・企業への理解を早期に深めることができ、3年生以降の就活活動をより有利に進めることができます。
長期インターン(アルバイト形式)であれば学年を問わず参加できる企業も多いため、早めにキャリアを考え始めている人は積極的に挑戦してみましょう。
インターンの選考に落ちても本選考に応募できますか?
ほとんどの企業では、インターン選考の合否が本選考のエントリー資格に影響することはありません。
インターン選考と本選考は基本的に別の選考プロセスであるため、インターンに落ちた企業でも本選考には一般ルートから応募することが可能です。
ただし、インターン参加者限定の早期選考ルートや書類選考免除などの優遇は受けられなくなるため、志望度が高い企業ほどインターン選考への準備を入念に行うことが重要です。
夏のインターンに絞って探したい人は、【28卒】サマーインターンの人気ランキングもあわせてチェックしてみてください。
まとめ
本記事では28卒向けのインターン人気ランキングTOP10を、評価基準とともに解説しました。
ランキング上位の企業はいずれも選考倍率が高いため、早めの準備と徹底した企業研究が参加への近道となります。
インターンは本選考への優遇ルートを得られるだけでなく、業界・企業・仕事への理解を深める絶好の機会です。
ランキングを参考にしながら、自分のキャリア目標に合ったインターンを選び、積極的に挑戦してみてください。
選考に落ちても諦めず、振り返りと改善を繰り返すことが就活成功への最短ルートです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











