【27卒】内定後にやること完全ガイド|入社前の準備・勉強・資格・過ごし方を徹底解説
内定をもらったはいいけど、「入社まで何をすればいいかわからない」「何か準備しておくべき?」と迷っている27卒の学生は多い。
内定後から入社までの期間は、就活の緊張感が解けてダラダラしてしまいがちだが、実はこの時期の過ごし方が入社後のスタートダッシュを大きく左右する。
この記事では、内定後から入社前までにやることを「手続き・スキル・お金・人間関係・メンタル」の5軸で網羅的に解説する。
目次[目次を全て表示する]
内定後すぐにやること:手続きと確認事項
内定をもらったら、まず以下の手続きと確認事項を速やかに終わらせることが重要だ。
後回しにすると期限を過ぎてトラブルになるケースもあるため、内定直後の1〜2週間で対応しておこう。
内定承諾書の提出と期限確認
内定をもらった企業から内定承諾書の提出を求められる場合がほとんどだ。
提出期限は企業によって異なるが、1〜2週間以内が多い。
他の内定を比較検討する時間が必要な場合は、企業に期限の延長を相談することも可能なケースがある。ただし延長できるかどうかは企業次第なので、まず期限を確認してから判断しよう。
内定を辞退する場合も、できるだけ早めに連絡することが社会人としての最低限のマナーだ。
内定通知書・雇用条件通知書の内容確認
内定をもらった際に交付される「内定通知書」や「雇用条件通知書」は、必ず内容を確認しておくこと。
確認すべき主な項目:
・入社日・勤務地・部署(配属先)
・給与(基本給・手当・ボーナスの有無)
・労働時間・残業時間の目安・休日
・試用期間の有無と期間中の給与
面接時に聞いていた条件と異なる点があれば、入社前に必ず確認・交渉すること。入社後では交渉が難しくなる。
内定後に提出が求められる書類の準備
内定後から入社までに、企業からさまざまな書類の提出を求められる。
主な書類:
・卒業見込み証明書(大学窓口で取得)
・成績証明書
・住民票
・健康診断書(指定の医療機関での受診が必要な場合あり)
・源泉徴収票(アルバイトをしている場合)
大学の窓口に発行依頼すると数日〜1週間かかる書類もあるため、期限に余裕をもって動き始めること。
内定後の入社前準備:スキルアップに使える時間の使い方
手続きが終わったら、入社後に活きるスキルアップに時間を使おう。
内定後から入社前は、社会人になってからでは確保しにくいまとまった学習時間が唯一確保できる貴重な期間だ。
内定後に取るべき資格・勉強の優先順位の決め方
内定後の勉強で迷ったら、まず「配属先・職種で必要とされるスキル」を基準に優先順位を決めることが重要だ。
業種・職種別の代表的な勉強テーマ:
・営業職・総合職:ビジネスマナー・Excel/PowerPoint・業界知識
・IT・エンジニア職:プログラミング(Python/Java)・ITパスポート・基本情報技術者
・金融・保険:簿記2〜3級・FP技能士・証券外務員
・コンサル・戦略系:ロジカルシンキング・Excel(関数・ピボット)・ニュース読解習慣
・メーカー・研究職:専門知識の復習・TOEIC(海外展開がある場合)
「何でも勉強すればいい」という考えよりも、入社後の業務に直結するスキルを1〜2個に絞って深める方が効果的だ。
内定後におすすめの資格・勉強
業種・職種に関わらず、多くの新卒社会人に役立つ資格・勉強のリストを紹介する。
MOS(Microsoft Office Specialist)
Word・Excel・PowerPointのスキルを証明する資格。
事務・総合職・コンサルなど多くの職種で役立つ。勉強期間は1〜3ヶ月程度。
日商簿記3級・2級
経理・財務に限らず、ビジネス全般での数字の読み書きに役立つ。
3級は2〜3ヶ月、2級は3〜6ヶ月が目安の勉強期間。
TOEIC
グローバル展開している企業や、外資系・商社などでは特に重視される。
現時点のスコアから+100〜150点を入社前の目標にするのが現実的だ。
ITパスポート・基本情報技術者
IT・エンジニア職志望でなくても、デジタル化が進む現代では最低限のIT知識が役立つ。
ITパスポートは1〜2ヶ月の勉強で取得できる。
普通自動車免許
まだ持っていない人は、入社前に取得しておくことを強く推奨する。
社会人になってから教習所に通う時間を確保するのは難しいため、内定後〜入社前の期間が免許取得のラストチャンスになる場合が多い。
内定後の読書:入社前に読んでおきたい本
スキルアップ系の資格勉強と並行して、ビジネス書・業界本の読書も入社前準備として有効だ。
特に「入社する業界・企業を深く理解すること」は、配属面談・最初の上司との会話・仕事の文脈理解に直接つながる。
おすすめの読書テーマ:
・入社先の企業の有価証券報告書・IR資料を読む(事業内容・財務状況の理解)
・業界地図・業界分析の書籍
・著名なビジネスパーソンの仕事術・思考法(ロジカルシンキング・問題解決など)
・マナー本(ビジネスメールの書き方・電話対応の基本)
内定後のお金の準備:社会人生活のスタートに必要な貯金と計画
意外と内定後に後回しにしがちなのが「お金の準備」だ。
社会人になると最初の給料が入るまでの間、初期費用がかかる場面が多い。
内定後から入社前までに必要なお金の準備リスト
入社前後にかかる主な費用:
・引越し費用(一人暮らしの場合:敷金・礼金・家賃初月〜3ヶ月分+引越し業者費用)
・スーツ・ビジネスカジュアルの購入費用(3〜5着程度)
・通勤鞄・靴・名刺入れなどのビジネスアイテム
・パソコン(会社支給の場合は不要だが、私用PCが必要な場合もある)
・健康診断の費用(自費の場合)
入社前に最低でも30〜50万円の貯金を確保しておくことを目標にするとよい。
初任給が入るまでの生活費も考えると、余裕を持った金額を準備しておくことが重要だ。
内定後のアルバイトをどこまで続けるか
内定後もアルバイトを続けている人は多いが、入社の1〜2ヶ月前には辞めることを推奨する。
理由は以下の通りだ:
・入社前研修や書類提出が集中する時期と重なることが多い
・精神的・体力的に余裕を持った状態で入社した方が最初の印象が良い
・残りの学生生活を充実させることも大切
アルバイトを辞める時期の目安は3月中旬〜下旬が多い。
内定後の人間関係づくり:内定者同士・社員とのつながり方
内定後から入社前の期間は、入社後の人間関係の基盤をつくる機会でもある。
内定者懇親会・内定者SNSの活用方法
多くの企業では、内定後に内定者懇親会や内定者向けのSNSグループを開催・設置している。
これらの場に積極的に参加することで、同期とのつながりを入社前から作れる。
懇親会での振る舞いのポイント:
・自己紹介は簡潔に・わかりやすく(大学名・専攻・趣味など)
・同期全員と話すことを意識する(グループにこもりすぎない)
・SNSグループでは情報共有に積極的に参加する
同期のつながりは入社後の精神的支柱になる。入社前から関係を作っておくことで、入社後の不安や孤立感が大幅に減る。
内定者インターンへの参加を検討する
企業によっては内定後に「内定者インターン」を実施している。
実際の業務を体験できる機会であり、入社後のギャップを減らすことができる。
ただし参加は任意の場合が多く、無理に全てのインターンに参加する必要はない。自分のスケジュールや学業との兼ね合いを考えて判断しよう。
内定後の学生生活の過ごし方:後悔しないための時間の使い方
内定後は「内定後 やること」を詰め込みすぎるのではなく、学生時代にしかできないことにも積極的に時間を使うことが大切だ。
内定後の旅行・海外経験のすすめ
社会人になると長期休暇を取るハードルは高くなる。
内定後の時期は、学生として最後のまとまった自由時間だ。
国内旅行・海外バックパッキング・語学留学など、働き始めてからでは実現しにくいことを経験しておくことで、入社後の仕事のモチベーションにもつながる。
特に海外旅行は、就労ビザの問題もなく動きやすい学生時代だからこそできる経験だ。
内定後の卒業論文・卒業研究への向き合い方
内定後、卒論・卒研の提出が残っている学生は、ここを疎かにしないことが大前提だ。
卒業できなければ内定が取り消しになる可能性がある。
「内定後 やること」の最優先事項は、まず卒業することだと認識しておこう。
スキルアップ・資格・旅行などはすべて卒業が確定した上での話だ。
内定後のメンタル管理:内定ブルーへの対処法
内定をもらっても「本当にこの会社でよかったのか」「社会人になるのが怖い」という不安・憂鬱感を抱える学生は多い。
これは「内定ブルー」と呼ばれ、多くの内定者が経験する自然な感情だ。
内定後の不安・内定ブルーの正体と対処法
内定ブルーの主な原因:
・学生生活の終わりへの喪失感
・入社後の業務・人間関係への不安
・他の内定先の方が良かったのではという後悔
・社会人としてやっていけるかどうかの自信のなさ
対処法:
・内定ブルーは「変化への適応反応」であり異常ではないと認識する
・同期や友人と話して「みんな同じ状態」と確認し合う
・入社後に楽しみにしていること(仕事内容・同期・給料の使い道など)を書き出す
・行動(資格勉強・読書・インターン参加)で不安を埋める
内定ブルーで「辞退したい」という衝動が出ることもあるが、感情的に行動する前に原因を整理し、信頼できる人に相談することを推奨する。
まとめ:内定後にやることを優先順位をつけて進める
内定後から入社前の期間は、やることが多いように感じるが、優先順位を整理すると動きやすくなる。
内定後にやることの優先順位まとめ:
①まず卒業を確定させる(卒論・単位の最終確認)
②手続き・書類を期限内に終わらせる(承諾書・証明書類)
③入社後に役立つスキルアップ・資格勉強を1〜2本に絞る
④お金の準備(貯金・引越し・服の準備)
⑤内定者懇親会に参加して同期とつながる
⑥学生時代にしかできないことを楽しむ(旅行・趣味・友人との時間)
内定後の過ごし方に正解はないが、「何もしない」と「詰め込みすぎる」の両極端は避けるのがコツだ。
内定を持ちながらも他社の選考を続けるかどうか悩んでいる場合は「【27卒】内定を持ちながら就活を続ける方法|オワハラ対処・保留交渉・バレるリスクを徹底解説」も参考にしてほしい。
よくある質問(FAQ)
Q. 内定後、入社前に絶対やっておくべきことは何ですか?
A. 最優先は①卒業確定(卒論・単位の最終確認)と②企業から求められる手続き・書類の期限内提出だ。その上で、入社後に役立つスキルアップや資格取得に時間を使うのがベストな順番だ。
Q. 内定後の勉強は何をすればいいですか?
A. 配属先・職種に合わせて選ぶのが基本だ。迷ったらExcel・PowerPointのビジネス活用スキル(MOS)か、業界理解のための読書・IR資料読解がほとんどの職種で役立つ。1〜2個に絞って集中的に取り組む方が中途半端に多くをやるより効果的だ。
Q. 内定後の過ごし方で後悔しないためのコツは?
A. 「入社前準備」と「学生生活の締めくくり」のバランスを取ることだ。スキルアップに全振りして旅行や友人との時間を失うのも後悔しやすい。内定後の期間は一生に一度しかない学生から社会人へのトランジション期間だ。
Q. 内定後にアルバイトはいつまで続けて良いですか?
A. 入社1〜2ヶ月前を目安に辞めることを推奨する。入社前の書類対応・研修・引越し準備などが重なる時期なので、精神的余裕を持って入社を迎えるためにも早めに切り上げる方が良い。
Q. 内定後に資格を取るなら何がおすすめですか?
A. 業種によって異なるが、幅広い職種で役立つのは①日商簿記3〜2級、②TOEIC(スコアアップ)、③MOS(Excel・Word・PowerPoint)の3つだ。IT職志望ならITパスポート・基本情報技術者も有効だ。免許を持っていない場合は自動車免許の取得もこの時期のうちに済ませておきたい。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










