THKの選考で実施されるWebテストの種類・形式と試験時間の目安
THKのWebテストのボーダーライン・採用倍率・選考フローの全体像
SPIを中心とした効率的な対策方法と、面接で聞かれる頻出質問への対応
THKの本選考やインターン選考を控えている就活生
LMガイドを世界で初めて開発・実用化した機械メーカーTHKのWebテストを確実に突破したい人
SPIの対策をどこから始めればよいか分からず、企業特化の情報を一気に押さえたい人
THKは、LMガイド(直動案内機器)を世界で初めて開発・実用化した機械メーカーとして産業界に革新をもたらした企業です。1971年の創業以来「直動(リニアモーション)技術」を核に、産業ロボット・半導体製造装置・工作機械・医療機器など幅広い分野へコンポーネントを供給する東証プライム上場メーカーです。
本社は東京都品川区に構え、グローバル売上高は3,000億円超。製造業を志す就活生からの人気は年々高まっています。応募者数に対して採用枠は限られているため、Webテストの段階での足切り回避が選考突破の大前提です。
いま大学3年生(28卒)の皆さんにとっては、2026年夏〜秋のインターン参加が業界研究の主軸となる時期です。2026年7月上旬はサマーインターンのES・Webテスト締切がピークを迎え、秋冬インターンや早期選考へと接続していくフェーズにあたります。THKは秋冬に1日間のインターンを開催する報告があり、本選考は例年春以降に本格化するため、今のうちにSPI対策と企業研究を進めておくことが後半戦の余裕につながります。
この記事では、THKのWebテストの種類・形式・ボーダーライン、そして効果的な対策方法までを徹底解説します。しっかり準備を整え、自信を持って選考に臨みましょう。
目次[目次を全て表示する]
THKのWebテストの種類と難易度
THKの選考を受けるにあたり、まず把握すべきはWebテストの種類と形式です。適性検査の種類によって対策方法が大きく異なるため、事前の情報収集が極めて重要になります。ここではTHKで出題されるテスト種類・科目・受検方式を整理します。
THKで出題されるWebテストの種類
THKの本選考では、就活生の体験談ベースでSPI(テストセンター形式)が実施されているケースが多く報告されています。SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、言語・非言語・性格検査の3分野で能力と価値観を測る構成です。
THKは技術系と事務系で採用職種が分かれており、技術系(機械・電気電子・情報系)ではSPIに加えて専門知識を問う筆記試験が組み合わさるケースも報告されています。SPI対策と専門科目の復習を並行して進めましょう。
テスト形式は年度で変わることもあるため「去年はSPIだったから今年も」と決めつけず、ワンキャリア・みん就・unistyleなど複数の就活サイトやX・noteを横断して最新の体験談を1次ソースとして拾い続けることをおすすめします。技術系は英語力が評価される場合もあり、TOEIC対策も早めに始めると有利です。
出題科目と試験時間
THKで採用されている可能性が高いSPIの出題科目は言語・非言語・性格検査の3分野です。テストセンター形式では能力検査(言語・非言語)が約35分、性格検査が約30分が目安となります。
言語分野では「二語の関係」「語句の意味」「文章の並び替え」「長文読解」など語彙力と文章理解力が問われます。非言語分野では「推論」「割合」「損益算」「速度算」「場合の数」「確率」「集合」など論理的思考力と計算力を問う問題が中心です。
性格検査は約300問に直感で回答する形式で、悩みすぎず答えることが重要です。能力検査は一度回答すると前に戻れない仕組みのため、その場での判断スピードが得点に直結します。特に配点が高い推論問題は、条件を素早く整理してメモする訓練を日頃から積んでおきましょう。
受検方式(テストセンター/自宅受検など)
THKのSPIはテストセンター形式で実施されるケースが多く報告されています。全国の専用会場またはオンラインテストセンターで受検し、受検期間内であれば日時・会場を選べるためスケジュール管理がしやすいのが特徴です。
人気企業の選考時期は予約枠がすぐ埋まるため、案内を受け取ったその日のうちに予約を確定させる動きが安全です。会場受検では運転免許証など写真付き本人確認書類が必須で、筆記用具や電卓は持ち込み禁止(計算用紙は貸与)です。
オンライン受検では安定した有線インターネット環境と静かな個室が必須条件です。通信切断で再受検できないケースもあるため注意しましょう。頭が冴える午前中の枠を狙い、予約時間の15〜20分前には到着して心の余裕を保つのがおすすめです。
THKの採用・選考フロー
Webテスト対策を効果的に進めるためには、選考フロー全体を把握しておくことが重要です。ここではTHKの選考の流れ、ESの傾向、Webテスト後の面接対策までを確認しましょう。
THKの選考フロー一覧
THKの新卒選考は、近年の受検・選考報告によると「ES提出 → Webテスト(SPI) → 一次面接 → 作文(筆記) → 二次面接 → 最終面接」が基本の流れです。ESはWeb入力形式で、学業・ゼミ・研究内容、学生時代に力を入れたこと、志望理由、希望職種などが問われます。技術系は研究室教員による学校推薦ルートも存在します。
就活体験談によると面接は計3〜4回実施され、人柄・論理的思考力・志望動機の深さが問われます。一次面接は人事担当がオンラインで自己紹介・志望動機・ガクチカを中心に確認し、二次面接は人事や技術職の社員がオンラインで職務適性やキャリアビジョンを深掘りします。最終面接は役員・人事部長クラスが対面で実施する報告が多く、和やかな雰囲気で進むのが特徴です。一次通過後から二次までの間に作文(筆記)が課される点もTHK選考の特色です。
THKのESの傾向と対策
THKのESでは「学業・ゼミ・研究内容」「学生時代に最も力を入れたこと」「志望理由」「希望職種」が中心に問われます。特にTHKは志望職種を明確にした志望理由を重視するため、事務系・技術系のどの職種でどう貢献したいかを具体的に描くことが通過のポイントです。THKは「直動技術で社会の発展に貢献する」ミッションを掲げるため、ものづくりへの情熱や製造業の高度化への貢献意欲を具体的に表現すると評価されます。
技術系は研究内容がコア技術(直動・機構設計・制御・材料)とどう接続するかを意識し、事務系はグローバル営業・SCM・財務など機能軸での貢献イメージを描きましょう。ESは面接の深掘りのベースになるため、抽象表現を避け具体的なエピソードと数字を盛り込むことが通過のポイントです。PREP法で論理的に記述し、第三者に読んでもらうと独りよがりを防げます。
Webテスト後の選考対策
Webテスト通過後は、一次面接を経て作文(筆記)、さらに二次・最終面接が待ち受けています。ES内容の深掘りに加え、ものづくりや機械業界への理解度、入社後のキャリアイメージを具体的に語れるかが確認されます。作文では志望動機や自身の考えを制限時間内に論理的にまとめる力が問われるため、あらかじめ「THKで実現したいこと」を自分の言葉で書き起こす練習をしておくと安心です。
技術系の面接では、研究内容を専門外の面接官にもわかりやすく説明する力が問われます。専門用語を使わずに研究の意義と成果を伝える練習をしておきましょう。面接官は現役社員が中心のため、LMガイド・ボールスプライン・ボールネジ・電動アクチュエータなど主要製品の用途を把握しておくと会話の質が大きく変わります。OB・OG訪問で社内の雰囲気を聞いておくと志望動機の解像度が上がります。
SPIの出題傾向と対策
THKのWebテストで実施されるSPIについて、出題傾向と効果的な対策方法を解説します。問題集・アプリの選び方から、対策スケジュールの立て方まで、本番で確実に得点できる学習法を押さえておきましょう。
THKのWebテスト対策におすすめの問題集
SPI対策の定番書としては「これが本当のSPI3だ!」(SPIノートの会 著)が最もおすすめです。テストセンター形式に特化するなら「これが本当のSPI3テストセンターだ!」、WEBテスティング形式に備えるなら「これが本当のWebテストだ!(3) WEBテスティング編」を併用すると、どの形式が来ても落ち着いて対応できます。
問題集は最低3周繰り返し、解法パターンを完全に身につけてから本番に臨むのが合格への近道です。1周目は全問通して弱点把握、2周目は間違えた問題を中心に復習、3周目は時間を計り本番ペースで解く、という3段階が効果的です。教材は必ず最新年度版を選びましょう。
THKのWebテストを練習できるアプリ・サービス
スマートフォンアプリでのSPI対策は隙間時間を活用でき非常に効率的です。「SPI言語・非言語1500問」「Study Pro」などの定番アプリは無料で使えるものも多く、通学時間や昼休みに気軽に取り組めます。
オンライン模試サービス(キャリタス就活・ワンキャリアなど)では本番形式の練習ができ、偏差値や分野別正答率で弱点が可視化されます。アプリと問題集を併用しつつ、定期的に模試で実力を測定するサイクルを作れば効率的に得点力を伸ばせます。本番が近づいたら必ずパソコンで模試を受け、画面操作に慣れておくことも忘れないようにしましょう。
THKのWebテスト対策スケジュールの立て方
SPI対策はTHK選考の3か月前から開始するのが理想です。大学3年生(28卒)の場合、本選考は例年春以降に本格化するため、年内〜年明けから始めると余裕を持って臨めます。加えて、2026年夏〜秋のサマー・秋冬インターン選考でも適性検査が課される企業が多いため、今のうちからSPIの基礎を固めておけば本選考でもそのまま活かせます。1か月目で問題集を1周し全体像を把握、2か月目で苦手分野を重点演習、3か月目で時間を計り本番形式を反復、というプランが効果的です。
非言語は対策効果が出やすく、推論・確率・損益算など配点が高めの分野から優先的に潰しましょう。言語は短期で伸びにくいため、初期から毎日10〜20語ずつ語彙を覚える習慣が近道です。毎日30分でも継続することが、短期集中の詰め込みよりも確実な得点力アップにつながります。
SPIの練習問題・例題(推論:順位関係・命題)
ここではSPI非言語の頻出テーマ「推論(順位関係・命題)」を例題形式で解説します。本番では条件を素早く整理する力が得点を左右するため、解法パターンを手に馴染ませておきましょう。
推論(順位関係)の解き方と例題
順位関係問題は、複数の条件から順序を論理的に導く問題です。条件をひとつずつ図に整理し「確実に言えること」だけを選ぶ冷静さが問われます。「A > B」のように不等号で記号化すると関係が一目でわかります。
【例題1:推論(順位関係)】P・Q・R・Sの4人がテストを受け得点順に順位が決まった。(1)PはQより高い(2)QはRより高い(3)SはQより低い。確実に正しいものを選べ。ア.SはRより低い イ.Pは1位である ウ.RはSより高い エ.Qは2位である
→ 答え:イ。条件を整理すると「P > Q > R」「P > Q > S」となり、PだけがQより上なのでPは必ず1位。RとSの比較(ア・ウ)は条件から導けず確実とはいえません。このように「絶対に正しいと言える」もののみが正解で、「たぶん正しそう」を切り捨てる判断力が求められます。
推論(命題)の解き方と例題
命題問題は「もし〜なら〜である」という条件文の真偽を判断します。命題「AならばB」が真のとき必ず真になるのは対偶「BでなければAでない」のみで、逆・裏は必ずしも真になりません。「AならばB」「BならばC」が真なら「AならばC」も真という三段論法も頻出です。
【例題2:命題】(1)「機械が好きならば工学に興味がある」(2)「工学に興味があるなら理系科目が得意だ」が真のとき確実に正しいものを選べ。ア.工学に興味があるなら機械が好きだ イ.機械が好きなら理系科目が得意だ ウ.理系が得意なら機械が好きだ エ.理系が苦手なら工学に興味がない
→ 答え:イとエ。(1)(2)を連鎖させると「機械好き→工学興味→理系得意」となりイは真。エは(2)の対偶で真。ア・ウは逆にあたり真とは限りません。「対偶は元の命題と真偽が一致する」「逆・裏は一致しない」の2点を体に染み込ませることが最重要です。
推論問題を本番で高得点するための実践テクニック
推論を安定して高得点するには「条件の記号化」「不等号・矢印での整理」「対偶の瞬時変換」の3テクニックが重要です。テストセンターでは配布される計算用紙を活用して条件を素早く整理しましょう。「P→Q」と書いた直後に「¬Q→¬P」と書く習慣をつけると命題の選択肢検証が速くなります。
推論問題は練習量に比例して確実に得点力が上がる分野です。1問60〜90秒を目安に、それ以上かかる問題は飛ばして後回しにする柔軟さも全体の得点最大化につながります。本番では「条件整理→選択肢検証→確実なものを選ぶ」の3ステップを機械的に実行できるレベルまで仕上げておきましょう。
THKのWebテスト通過率・ボーダーライン
Webテスト対策を行うにあたって、ボーダーラインの目安を知っておくことは非常に重要です。ここではTHKのボーダーや採用倍率、テスト結果の使い回しについて解説します。
THKのWebテストのボーダーはどのくらい?
THKのWebテストのボーダーは公式には公表されていません。就活体験談によると6〜7割程度が目安とされ、安全圏を狙うなら7割以上、余裕を持つなら8割以上を目指すのが安全です。ただし職種・年度・応募者構成によって変動する可能性があります。
ボーダーを下回るとESの内容に関わらず足切りされるため、確実にクリアできる実力を身につけてから受検しましょう。SPIテストセンターは「正答率×問題難易度」でスコアが算出される仕組みのため、難問を恐れず食らいつく姿勢が高スコアにつながります。「言語7割・非言語7割」のバランスを意識し、両分野の底上げを並行して進めましょう。
THKの採用倍率
THKの採用倍率は公式には公表されていませんが、機械メーカーとして就活人気が高く、技術系・事務系ともに一定の倍率が存在するとみられます。体験談ベースでは事務系の競争率が技術系より高い傾向があるとも言われ、Webテストで高得点を獲得することが最低条件と捉えて準備を進めましょう。
技術系は学校推薦ルートを活用すると自由応募より通過率が高くなるケースもあるため、大学のキャリアセンターで推薦枠の有無を早めに確認しましょう。THKは「LMガイドの世界シェア首位」のニッチトップ企業で、業界知識のある就活生にとってはやや穴場的な存在とも言えます。
テスト結果の使い回しはできる?
SPIのテストセンター形式の場合、過去に他社で受検した結果を使い回すことが可能です。テストセンターで受検すると最新結果が自動保存され、別企業の選考時に「最新結果を提出する」を選ぶことで再受検せず送信できます。
一方でWEBテスティング形式が出題された場合は、企業ごとに改めて受検する必要があり使い回しはできません。受検中に難易度がどんどん上がる感覚があれば高得点の可能性が高いですが、終始簡単だった場合は正答率が伸びていない恐れがあるため、不安があれば再受検を検討してください。結果には有効期限があるケースもある点に注意しましょう。
THKの企業研究・会社概要
Webテスト対策と並行して、THKの企業研究を深めておくことが面接突破の鍵となります。THKの事業内容・強み・将来展望を把握し、自分の言葉で志望動機を語れるよう準備しましょう。
THKの会社概要と事業内容
THKは1971年設立の精密機械部品メーカーで、LMガイド(直動案内機器)を世界で初めて開発・実用化した企業として知られています。本社は東京都品川区大崎に構え、東証プライム市場に上場、売上高は3,000億円超のグローバルメーカーです。
主要製品は「LMガイド」「ボールスプライン」「ボールネジ」「電動アクチュエータ」などのリニアモーション機器で、産業ロボット・半導体製造装置・工作機械・医療機器などのキーパーツとして使われています。LMガイドは鋼球の循環転がり接触により摩擦を大幅に低減し、高精度・長寿命・省エネを同時に実現した製品で、現代のFA(ファクトリーオートメーション)に不可欠な基盤技術です。面接では「産業ロボットの直線軸のレール」「半導体露光装置のステージ部品」など、製品の用途を1〜2例具体的に説明できると深い理解をアピールできます。
THKの経営理念・強みと就活での活かし方
THKの経営理念は「創造による社会貢献」です。LMガイドの発明にみられるように、既存の概念にとらわれず新しい価値を生み出す「創造」を企業活動の根本に置いています。
最大の強みは、LMガイドで約70%とも言われる世界トップシェアを持つニッチトップ企業である点です。加えて、自動化・省エネ・半導体製造装置・医療ロボットという成長市場のど真ん中にいること、高精度な研削加工・材料設計・熱処理技術による参入障壁の高さも強みです。面接で「なぜTHKか」を問われたら、「世界シェアトップの製品に携わりたい」「成長するFA市場でグローバルに働きたい」という動機を自分の言葉で語ると説得力が高まります。
THKの今後の展望と就活生へのメッセージ
THKは「リニアモーション技術の進化」と「電動化・自動化需要の取り込み」を成長の柱に据えています。カーボンニュートラルの潮流で工場内の空気圧機器を電動アクチュエータに置き換える需要は拡大が見込まれ、THKは主要サプライヤーとして恩恵を受ける立場にあります。
半導体製造装置では微細化・3次元積層化を支える高精度直動機器の需要が急増しており、THKの精密技術がAI・半導体サプライチェーンを下支えする構図は今後さらに強まると予想されます。EV普及や医療・介護ロボットも新たな事業機会です。「5年後・10年後にTHKでどんな貢献をしたいか」という将来ビジョンを面接で具体的に語れれば、入社意欲と企業理解の高さを同時にアピールできます。
まとめ
THKのWebテストの全体像と対策のポイントをここで整理しておきましょう。最後に重要な要点を再確認します。
THKのWebテストは、就活生の体験談ベースでSPI(テストセンター形式)が中心と報告されており、職種によっては専門科目の筆記試験が加わります。言語・非言語・性格検査の3分野で構成され、人気企業THKの選考を突破する最初の関門です。
ボーダーは体験談によると6〜7割程度が目安とされ、安全圏を狙うなら7〜8割以上の得点を目指して対策を進めましょう。テストセンター形式なら他社の受検結果を使い回せますが、手応えがない場合は再受検を検討してください。
対策本を3周以上繰り返し出題パターンを身につけることが合格への最短ルートです。特に配点が高い推論問題(順位関係・命題)は、条件整理と対偶変換をスムーズにできるレベルまで仕上げましょう。面接ではTHKの経営理念「創造による社会貢献」への共感とLMガイドが社会で果たす役割の理解を語れるかが鍵となるため、Webテスト対策と並行して企業研究と自己分析も進めてください。早めに対策を始め、自信を持ってTHKの選考に臨みましょう。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











