就活の面接が正式に解禁される6月を迎えても、まだ何もしていないと感じている27卒の方も少なくないでしょう。周囲が内定を報告するなかで、自分だけ取り残されているような焦りを覚えることもあるかもしれません。本記事では、6月時点で就活を何もしていない27卒の方が、今から内定を取るためにどう動けばよいかを具体的に解説します。
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【就活6月に何もしてない27卒】現状を正しく把握しよう
6月1日から経団連の指針に基づき面接が正式に解禁されており、多くの企業が本格的な採用選考を進めているのがこの時期です。昨年の26卒のデータによると、6月1日時点の内定率は81.6%に達しており、27卒においても同程度の水準になると見込まれます。この数字を見ると焦りを感じるかもしれませんが、内定率が高まっているこの時期であっても、採用チャンスは確実に残っています。6月以降も追加募集や二次募集を行う企業は毎年一定数あり、通年採用を実施している企業も増加しています。今の状況を冷静に把握したうえで、戦略を持って動き始めることが何より重要です。
27卒の6月時点の就活状況と内定率
26卒のデータによると、6月1日時点の内定率は81.6%で、2年連続で採用選考解禁日に8割超えを記録しています。27卒も同程度の水準が見込まれることから、6月時点では約2割の就活生がまだ内定を持っていない計算になります。ただし、内定保有率と就活終了率は別物です。内定を複数持ちながらも第一志望の選考がまだ続いている学生や、承諾先を迷って就活を継続している学生も一定数います。つまり、まだ就活を終えていない学生の総数は内定未保有者よりも多く、選考が動いている市場は6月以降も活況が続きます。
さらに重要なのが、大学4年生の3月時点の内定率が98.8%に達するというデータです。これは卒業時点でほぼすべての就活生が内定を手にしているという事実を示しています。6月に何もしていない状態であっても、そこから動き出せば十分に挽回できる余地があります。6月の選考だけがチャンスではなく、7〜8月の夏採用、10月以降の秋採用まで採用機会は続きます。今の状況をゲームオーバーと捉えず、残っているチャンスに集中して行動することが内定獲得の第一歩です。
6月から就活を始めても間に合う理由
6月から就活を本格スタートさせても内定を取れる理由は明確にあります。まず、6月以降も採用を続けている企業が多数存在します。大手企業を中心に3月から採用が始まりますが、すべての企業が春で採用を終えるわけではありません。中小企業やベンチャー企業には通年採用を導入しているところが多く、6月以降も積極的に学生を採用しています。また、一次募集で採用目標に達しなかった企業が二次募集・追加募集をかけるケースも毎年あり、そうした枠は6月以降に公開されます。
次に、就活サービスを活用することで一気にエントリー数を増やせます。就活エージェントや逆求人型スカウトサービスに登録すると、企業側から直接オファーが届く仕組みになっています。通常のエントリーと比べて選考フローが短縮されるケースも多く、6月からでも短期間で複数の選考を並行して進めることが可能です。さらに、6月以降は春の選考で内定を決めた学生が就活を終了するため、応募者の母数が自然と減少します。競争相手が減ることで倍率が下がりやすいという側面もあり、今から動けば意外なほど選考が進みやすい環境になっています。
【就活6月に何もしてない27卒】まだ動けていない原因を整理しよう
6月時点でまだ何もしていないと気づいたとき、感情的に焦るよりも先に、なぜ動けなかったのかを振り返ることが重要です。原因を特定しないまま手当たり次第にエントリーしても、書類通過率や面接突破率は上がりません。就活が進まない背景にはいくつかの共通したパターンがあります。自分がどのパターンに当てはまるかを把握することが、最も効率的な巻き返しへの第一歩になります。ここでは特によく見られる2つの原因を取り上げます。
就活の軸や目標が定まっていない
就活において最も重要なのに後回しにされがちなのが、自己分析と就活の軸の設定です。どんな仕事がしたいか、どの業界に興味があるかという方向性が固まっていないと、どの企業にエントリーすべきか判断できず、行動に移せないまま時間が経ってしまいます。6月時点で何もしていない方の多くは、このスタート地点で止まっていることが少なくありません。
自己分析とは、これまでの経験から自分の強みや価値観、やりがいを言語化する作業です。部活動、アルバイト、ゼミ、ボランティアなど、どんな経験でも構いません。その経験のなかで何にやりがいを感じたか、どんな困難をどう乗り越えたかを振り返ると、自分のパターンが見えてきます。就活の軸は、業界・職種・働き方の観点で整理するとまとめやすいです。例えば「人と直接関わる仕事がしたい(職種)」「安定した企業で長期的にキャリアを積みたい(業界)」「残業が少なく生活と両立できる(働き方)」のように言語化すると、企業選びがスムーズになります。軸が定まると志望動機の説得力が増し、面接での回答にも一貫性が出ます。6月からでも自己分析に何週間もかける必要はありません。まず1〜2日で価値観と強みを整理し、おおまかな仮の軸を作ることが最優先です。完璧な軸より、今すぐ動き始めるための仮の軸を作るというスタンスで取り組みましょう。
エントリー数が少なく選考機会が不足している
就活で内定を取るためには、一定数の選考経験が必要です。エントリー数が少ないと、そもそも内定を得るチャンスが限られてしまいます。6月時点でまだ何もしていない場合、これからエントリーをスタートすることになりますが、ここでいくつかの落とし穴に注意が必要です。
最も多いパターンが、最初から大手・有名企業だけに的を絞ってしまうケースです。知名度の高い企業は倍率が非常に高く、準備が不十分な段階でエントリーしても通過率は低くなります。まずは複数の企業に幅広くエントリーして選考経験を積むことが重要です。目安として、6月時点では少なくとも10〜20社へのエントリーを目指すとよいでしょう。また、エントリー先を探す際には業界を固定しすぎないことも大切です。BtoB企業は一般消費者に名前が知られていないぶん倍率が低めな傾向があり、仕事内容は充実しているものも多くあります。就活ナビサイトで業界を横断して検索したり、就活エージェントに相談して推薦企業を紹介してもらったりと、視野を広げてエントリー先を探す手段を複数組み合わせることをおすすめします。
【就活6月に何もしてない27卒】今すぐ取り組むべき3つの行動
原因が把握できたら、次は具体的な行動に移ることが最優先です。6月から就活を巻き返すためには、限られた時間を効率よく使う必要があります。やみくもに動くのではなく、優先順位をつけて取り組むことが内定への近道です。まず取り組むべきことは大きく3つあります。自己分析と就活の軸の整理、今からエントリー可能な企業のリストアップ、そして就活エージェントや逆求人サービスの活用です。この3つを並行して進めることで、短期間でエントリー数を増やしながら選考対策も整えられます。焦る気持ちはよく理解できますが、まずは今日から動き始めることが何より大切です。
自己分析と就活の軸を最短で固める
6月からの就活では、自己分析に時間をかけすぎることが最大のリスクです。完璧な自己分析を目指して2〜3週間費やすより、1〜2日で仮の軸を作り選考を進めながら精度を高めていく方が現実的です。最短で自己分析を進めるには、まず過去の経験を書き出すところから始めましょう。力を入れたこと、達成感を感じた瞬間、失敗から学んだことを3〜5個ずつリストアップすると、自分の傾向が見えてきます。そこから「なぜその出来事が印象に残ったのか」を問いかけ、共通するパターンを探します。これが志望動機や自己PRの核になる部分です。
就活の軸は、業界・職種・働き方の3軸で考えると整理しやすいです。「人と直接関わる仕事がしたい(職種)」「安定した業界で長く働きたい(業界)」「残業が少なく生活と両立できる(働き方)」のように言語化してみましょう。軸はあくまで仮のもので構いません。選考を経験しながら修正すれば十分で、まず動けるレベルの軸を持つことが重要です。軸が定まると企業の絞り込みが早くなり、求人情報を見たときに「自分の軸に合うかどうか」を素早く判断できるため、リサーチにかかる時間が大幅に短縮されます。6月から内定を取るには時間が命です。完璧を目指すより、まず動ける状態を作ることを優先してください。
今からエントリーできる企業を見つける方法
6月時点でエントリー先を探す場合、通常の就活ナビサイトを活用しながら、いくつかの追加手段を組み合わせることが効果的です。まず、就活ナビサイト(マイナビ・リクナビなど)で「締切日:6月以降」「エントリー受付中」に絞って検索すると、今からエントリー可能な企業を効率的に見つけられます。あわせて、気になる企業の公式採用ページを直接確認することも重要です。ナビサイトに掲載されていない企業でも、公式サイトで独自に募集しているケースがあります。
次に狙い目となるのが、二次募集や追加募集を実施している企業です。春の一次選考で採用目標に達しなかった企業や内定辞退が出た企業は、6月以降に追加で選考を行います。合同企業説明会に参加することも有効な手段です。6月以降も就活イベントは各地で開催されており、その場でエントリーを受け付けている企業も多くあります。さらに、中小企業やBtoB企業にも積極的に目を向けることをおすすめします。大手志向で見落としがちなこれらの企業は、仕事の充実度や働きやすさが高いにもかかわらず倍率が低いケースも多く、6月からでも十分に内定を狙えます。
就活エージェントや逆求人サービスを活用する
6月から効率よく内定を目指すために、ぜひ取り入れてほしいのが就活エージェントと逆求人型スカウトサービスです。これらを活用することで、自分一人でエントリー先を探すよりも格段にスピードアップできます。就活エージェントとは、キャリアアドバイザーが無料でサポートしてくれるサービスです。自分の希望条件や強みをヒアリングしたうえで、今からエントリー可能な企業を厳選して紹介してくれます。書類添削や面接対策も受けられるため、選考対策を並行して進められる点が大きな強みです。エージェント経由では選考フローが通常より短縮されるケースもあり、6月からでも短期間で内定獲得を狙えます。
逆求人型スカウトサービスは、プロフィールを登録すると企業側からオファーが届く仕組みです。自分では知らなかった企業から声がかかるため視野が広がり、最初から自分に関心を持っている企業のため選考が進みやすい傾向があります。複数のスカウトサービスに同時登録することでより多くのオファーを受け取れるため、2〜3種類を併用することをおすすめします。どちらも基本的に無料で利用できます。6月からは時間が限られているため、一人で悩む時間を減らし、専門家やサービスを積極的に頼ることが内定への近道です。
【就活6月に何もしてない27卒】意識すべき2つのポイント
6月から内定を目指して動き始めたとき、単純にエントリー数を増やすだけでは十分ではありません。限られた時間のなかで成果を出すには、行動の方向性も同時に意識する必要があります。ここでは、6月から巻き返しを図る就活生が特に意識してほしい2点を解説します。焦りから来る行動は視野を狭める一因になりますが、正しい方向性さえ押さえれば、今から動いても十分に内定に近づけます。また、選考対策とエントリーを同時に進める効率的な動き方も身につけておくと、就活後半の負担が大きく軽減されます。
企業選びの視野を意図的に広げる
6月からの就活で最も避けたいのが、はじめから企業を絞り込みすぎることです。知名度の高い大手企業や人気業界だけに目が向きがちですが、6月以降はそれらの選考がすでに進んでいるケースも多く、エントリーできる機会が限られている場合があります。視野を広げるための具体的な方法として、まずBtoB企業を積極的に探すことをおすすめします。BtoB企業とは企業を顧客として取引しているため一般消費者には名前が知られていない会社のことです。こうした企業は大手BtoC企業に比べて応募者の母数が少なく、競争率が低い傾向があります。
次に、これまで検討していなかった業界や企業規模にも目を向けてみましょう。自分の価値観に合った仕事ができるかどうかは、企業の知名度とは必ずしも比例しません。中小企業やベンチャー企業は若手のうちから大きな裁量を持って仕事に取り組める環境が整っていることも多く、キャリア形成の観点からも魅力的な選択肢です。就活の軸を基準にして業界横断で探す姿勢を持つと、自然と視野が広がっていきます。通年採用を実施している企業も増えているため、6月以降の採用市場には想定以上のチャンスが残っています。
選考対策とエントリーを並行して進める
6月からの就活では、選考対策が整ってからエントリーを始めようとすると、時間を大きく無駄にします。対策が完璧に仕上がるのを待っていては、6月・7月のチャンスを逃してしまいます。エントリーと選考対策は必ず同時並行で進めましょう。具体的には、エントリーシートを書きながら自己分析を深め、企業研究を進めながら志望動機を磨いていくサイクルを作ることです。各作業は相互に影響し合い、同時進行することで精度が上がっていきます。
面接対策は就活エージェントや大学のキャリアセンターに相談すれば、模擬面接を通じて実践的なフィードバックを受けられます。大切なのは、どこかの選考が進んでいる間も次のエントリーを続けることです。常に複数の選考を同時に抱えている状態を意識的に作ると、不採用になってもすぐに次に切り替えられます。ひとつの結果を待ちながら動きを止める時間をゼロにすることが、6月以降の就活で内定への速度を上げる重要なポイントです。
まとめ
就活の面接解禁を迎える6月に何もしていない状況は、確かに焦りを感じる場面かもしれません。しかし、6月以降も採用チャンスは多く残されており、戦略的に動けば内定を獲得することは十分可能です。まず今日から自己分析と就活の軸の整理に取り組み、今からエントリーできる企業を探し始めましょう。就活エージェントや逆求人サービスを積極的に活用することで、一人では見つけられなかった企業との出会いが生まれます。今が一番早いスタートです。行動を起こすことが、内定への唯一の近道です。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











