GAB対策が間に合わない人必見!直前でもスコアを伸ばす時短勉強法

GAB対策が間に合わない人必見!直前でもスコアを伸ばす時短勉強法

就職活動の適性検査では、「GAB」を受検することがあります。

本番が近づいてきて、「直前に何をすべきか」と焦っている人も多いでしょう。

この記事では、GABの直前対策として、1週間〜前日にやるべきことを優先度順に解説します。

この記事を読んでわかること
  • GABの試験概要と出題形式
  • 直前1週間で優先すべき対策分野
  • GABの性格検査で気をつけるポイント
  • 本番当日の過ごし方と注意点
この記事をおすすめしたい人
  • GABの受検が1週間以内に迫っている人
  • 短期間で効率よく対策を進めたい人
  • 直前に何から手をつけるべきか迷っている

GABの試験概要おさらい

まずはGABの基本情報を確認しましょう。

直前対策を効率よく進めるには、テストの全体像を把握することが欠かせません。

GABの基本情報と特徴

GABは日本エス・エイチ・エル(SHL社)が開発・提供する総合適性検査です。

玉手箱と同じSHL社のテストですが、GABはペーパーテスト形式が基本で、より難易度が高いとされています。

出題科目は「言語理解」「計数理解」「性格検査」の3つで構成されています。

GABは総合商社やコンサルティング業界など、高い思考力が求められる業界での採用率が高い傾向にあります。

Web版の「Web-GAB」も存在し、自宅のパソコンから受検する形式も増えてきています。

直前対策では、自分がペーパー形式かWeb形式かを確認した上で、適切な対策を行いましょう。

出題科目と制限時間

GABの言語理解は長文読解問題で、52問を25分で解く必要があります。

計数理解は図表の読み取り問題で、40問を35分で解きます。

性格検査は約30分で回答する形式です。

問題数に対して制限時間が短く、スピード勝負のテストである点は玉手箱と共通しています。

Web-GABの場合は、言語理解が32問/15分、計数理解が29問/15分とさらにタイトな時間配分になります。

どちらの形式でも時間を計った演習が直前対策の核になります。

GABと玉手箱の違い

GABと玉手箱は同じSHL社のテストですが、出題形式と難易度に違いがあります。

玉手箱は科目ごとに複数の出題形式がありますが、GABは言語が長文読解、計数が図表読み取りに固定されています。

難易度はGABのほうが高いとされており、特に言語理解は高度な読解力が求められます。

ただし、問題の解き方やアプローチは玉手箱の対策がそのまま活かせる部分も多いです。

玉手箱の対策をしてきた人は、GABの過去問を数問解いて難易度の違いを把握するだけでもスムーズに移行できます。

両方のテストを受ける可能性がある場合は、GABレベルで対策しておけば玉手箱にも対応できるでしょう。

直前対策の全体像

GABの直前対策では、限られた時間で最大の効果を出す学習計画が重要です。

1週間の具体的なスケジュールと優先順位を解説します。

1週間の学習スケジュール

直前1週間の前半は苦手分野の集中対策に充て、後半は時間を計った総合演習に移行しましょう。

1〜2日目は計数理解の図表読み取り問題を中心に、データの読み方と計算パターンを復習します。

3〜4日目は言語理解の長文読解を重点的に練習し、制限時間内に解くスピードを養います。

5〜6日目は言語・計数を通しで解く模擬演習を行い、時間配分の最終確認をします。

前日は軽い復習にとどめ、十分な休息を取ることを最優先にしてください。

1日あたりの学習時間は2〜3時間が目安です。

優先度の付け方

GABの直前対策で最優先すべきは計数理解です。

計数理解は図表の読み取りと計算の正確さが問われ、練習量に比例して得点が伸びやすい分野です。

次に優先するのは言語理解で、「正しい」「正しくない」「本文からだけではわからない」の3択判断に慣れることが重要です。

この3択の判断基準を明確にするだけで、正答率は大きく変わります。

性格検査は特別な対策は不要ですが、回答の一貫性を保つ心構えだけは確認しておきましょう。

全科目を均等に対策するのではなく、苦手な科目に時間を多く配分する戦略が直前期には有効です。

直前にやってはいけないこと

新しい教材に手を出すのは直前期の代表的なNG行動です。

慣れない解説に混乱するリスクがあり、これまでの学習の定着を妨げる可能性があります。

既に使っている対策本の間違えた問題を完璧にすることに集中しましょう。

また、夜遅くまでの詰め込み学習も逆効果です。

GABは高い集中力が求められるテストのため、睡眠不足はスコアに直結するマイナス要因です。

前日は遅くとも23時には就寝し、万全の体調で本番を迎えましょう。

直前対策|計数理解(最重要)

計数理解はGABで最も対策効果が出やすい分野です。

図表の読み取りを中心に、直前期の攻略法を解説します。

図表の読み取りの基本

GABの計数理解は、グラフや表のデータを読み取って正確に計算する問題が出題されます。

出題パターンとしては、売上高の前年比、構成比率、成長率、複数データの比較などが頻出です。

まず問題文を読んで「何を求められているか」を明確にしてから、必要なデータを図表から探す手順が基本です。

図表を先に読み込もうとするのではなく、問題文で求められている情報だけを効率よく拾いましょう。

計算には電卓(Web-GABの場合)や筆算を積極的に使い、暗算によるケアレスミスを防ぎます。

直前期は10〜15問を時間を計りながら解き、図表からのデータ読み取り→計算の流れをスムーズにこなす練習を重ねましょう。

概算で回答を絞り込む技術も、時間短縮に非常に有効です。

割合・比率の計算を素早くする方法

GABの計数理解で最も頻出するのが割合と比率の計算です。

百分率の基本変換(25%=1/4、33%≒1/3、50%=1/2、75%=3/4)を瞬時に行えるようにしておきましょう。

前年比の計算では「今年の値÷前年の値×100」という基本公式を使います。

構成比を求める問題では、「部分の値÷全体の値×100」で算出し、選択肢と照らし合わせます。

複数の選択肢が近い数値の場合は概算では判別できないため、正確な計算が必要です。

直前期は割合計算のパターンを5〜10問繰り返し解いて、計算手順を体に染み込ませましょう。

時間内に解き切るための戦略

GABの計数理解で全問を解き切るには、1問あたりの時間配分を厳守することが不可欠です。

ペーパーGABなら40問/35分で1問あたり約52秒、Web-GABなら29問/15分で1問あたり約31秒が目安です。

1問にかける時間の上限を決め、超えたら次の問題に進む判断を徹底しましょう。

問題の難易度にはばらつきがあるため、簡単な問題を確実に正解して時間を稼ぐ戦略が有効です。

難しい問題に時間をかけて1問正解するよりも、簡単な問題を2問正解するほうが効率的です。

直前期は制限時間を設定した演習を2〜3回行い、時間感覚を体に覚えさせてください。

直前対策|言語理解

言語理解は長文読解のスキルが問われる分野です。

直前期に効果的な対策法を紹介します。

3択(正しい・正しくない・わからない)の判断基準

GABの言語理解は、長文を読んで設問文が「正しい」「正しくない」「本文からだけではわからない」の3択で判断する形式です。

この3択で最も判断に迷うのが「本文からだけではわからない」の選び方です。

判断基準はシンプルで、本文に明確な根拠がない場合はすべて「わからない」を選びます。

一般常識として正しいと思えても、本文中に記述がなければ「わからない」が正解です。

逆に、本文に「〜ではない」と明記されている内容に対して肯定的な設問が出た場合は「正しくない」となります。

直前期はこの判断基準を10問程度で実践し、迷ったときの対処法を身につけましょう。

練習で「わからない」と「正しくない」を混同しやすいパターンを把握しておくことが重要です。

長文の速読テクニック

GABの言語理解では1問あたりの時間が非常に短いため、速読技術が欠かせません。

効果的な速読法として、まず設問を先に読んでから本文の該当箇所を探す「設問先読み法」があります。

何が問われているかを把握してから本文を読むことで、必要な情報だけを効率よく見つけられます。

本文を読む際は、各段落の冒頭文と末尾文に注目すると全体の構成がつかみやすくなります。

「しかし」「つまり」「一方で」などの接続詞は論理の転換点を示しているため、チェックポイントとして活用しましょう。

直前期は本番と同じ制限時間で5〜10題を解き、速読と正確さのバランス感覚を養ってください。

直前でスコアを上げるコツ

GABの言語理解で直前にスコアを上げるコツは、解答パターンの偏りをなくすことです。

迷ったときに特定の選択肢ばかり選ぶ癖がある人は、冷静に判断基準に立ち返りましょう。

「正しい」「正しくない」「わからない」はおおよそ均等に出題される傾向があります。

また、全文を完璧に理解しようとしないことも重要なポイントです。

設問に関係する部分だけを正確に読み取れば、正解にたどり着くことができます。

時間が足りず未回答になるよりも、多少不確かでも回答を入力するほうが得点期待値は高くなります。

直前期の演習では、時間切れで未回答にならない練習を意識して行いましょう。

直前対策|性格検査

GABの性格検査は能力検査とは別の評価軸で実施されます。

仕組みを理解して、落ち着いて回答できるようにしましょう。

性格検査の仕組み

GABの性格検査は、日常の行動傾向や価値観に関する質問に4段階で回答する形式です。

回答時間は約30分で、質問は約70〜80問程度出題されます。

正解・不正解はなく、受検者のパーソナリティ特性を多角的に測定するための検査です。

SHL社の性格検査では、「対人関係」「思考スタイル」「感情・エネルギー」の3領域から特性を測定します。

企業はこの結果をもとに、自社の文化や職務に適した人材かどうかを判断します。

能力検査で高得点を取っても、性格検査の結果が企業の求める像と大きく乖離していると不合格になることもあります。

回答のポイント

性格検査で最も大切なのは回答の一貫性です。

似たような質問が角度を変えて複数回出題され、回答の矛盾度合いが「信頼性スコア」として算出されます。

自分をよく見せようと作為的な回答をすると、矛盾が生じやすくなるため逆効果です。

最善の対策は、素直に自分の行動パターンに基づいて回答することです。

迷った場合は第一印象で回答し、あまり考え込まないようにしましょう。

1問にかける時間が長くなると、残りの問題を回答できなくなるリスクがあります。

直前に確認しておくこと

性格検査の直前には、志望企業がどのような人材を求めているかを一度確認しておきましょう。

採用ページの「求める人材像」を読むだけで、参考になる情報が得られます。

ただし、無理に合わせようとすると一貫性が崩れるため、あくまで参考にとどめてください。

また、自分自身の強みと行動傾向を簡単に整理しておくと、似たような質問に一貫して回答しやすくなります。

「自分は積極的なほうか」「慎重なほうか」「チームワーク重視か個人重視か」といった軸で自己分析しておきましょう。

性格検査の結果は面接での質問にも活用されるため、面接で説明できる範囲の回答を心がけることも大切です。

直前対策に役立つツール・教材

GABの直前対策では、出題形式に特化した教材を活用しましょう。

おすすめのツールを紹介します。

おすすめの対策本

GAB対策の定番は「これが本当のWebテストだ!②」(SPIノートの会著)です。

GABの出題形式に合わせた問題が豊富に収録されており、解説も丁寧です。

直前期は全ページを解き直すのではなく、間違えた問題だけをピックアップして反復しましょう。

「8割が落とされる「Webテスト」完全突破法②」もGAB対策に対応した対策本として評価が高いです。

どちらの対策本でも、制限時間を設定して本番同様の条件で解く練習を少なくとも1〜2回は行ってください。

新しい対策本を買い足す必要はなく、手元の1冊を完璧に仕上げることに集中しましょう。

電卓の活用法(Web-GAB)

Web-GABで受検する場合は、電卓の操作スピードが得点に直結します。

計数理解では図表から読み取った数値をもとに計算するため、電卓を素早く正確に使えることが重要です。

直前期は本番で使う電卓と同じもので練習し、キー配置を指で覚えましょう。

M+(メモリー加算)や%キーなどの便利機能を使いこなすと、計算効率が大幅に上がります。

たとえば、構成比を連続して計算するときにメモリー機能を使えば、いちいちメモを取る手間が省けます。

本番前に電卓の電池残量を確認し、予備の電卓も用意しておくと安心です。

玉手箱の対策本の転用

GAB専用の対策本が手元にない場合でも、玉手箱の対策本で代用が可能です。

玉手箱の言語理解(論理的読解)と計数理解(図表の読み取り)は、GABと出題形式が共通しています。

玉手箱の対策本でこれらの形式を重点的に練習すれば、GABへの対応力も身につきます。

ただし、GABのほうが難易度が高いため、玉手箱の問題がスムーズに解けるようになったら、GABの過去問で難易度に慣れることが大切です。

直前期に両方の対策を並行するのは非効率なので、受検するテストに合わせて優先度を決めましょう。

GABが確実に出ると分かっている場合は、GABの問題に絞って練習するのがベストです。

本番当日の過ごし方

本番当日は最高のコンディションで受検に臨むことが最大の対策です。

当日の過ごし方を形式別に解説します。

当日朝の準備

受検当日は試験開始の3時間前には起床しましょう。

脳が十分に覚醒するまでには時間がかかるため、余裕を持った起床が大切です。

朝食はエネルギー源となる炭水化物を中心に、バランスの良い食事を摂ってください。

朝食後に基本的な計算問題を5問程度解いて、頭のウォーミングアップを行うのも効果的です。

難問に取り組む必要はなく、確実に解ける問題で「解ける感覚」を確認するだけで十分です。

体調が優れない場合は無理をせず、企業に連絡して受検日の変更を相談することも選択肢に入れましょう。

ペーパーGAB受検時の注意点

ペーパーGABは企業の会場で受検するため、会場へのアクセスと到着時間を事前に確認しておきましょう。

当日は予定時間の15分前に会場に到着できるよう、余裕を持って出発してください。

持ち物は筆記用具(鉛筆・消しゴム)、本人確認書類、受検案内メールのコピーなどです。

ペーパー形式では問題用紙に直接メモや計算を書き込めることが多いため、積極的に活用しましょう。

電卓は使用できない場合がほとんどなので、筆算のスピードを事前に練習しておくことが重要です。

マークシート方式の場合は、塗り間違いのないよう慎重に回答してください。

Web-GAB受検時の注意点

Web-GABを自宅で受検する場合は、通信環境とパソコンの動作確認が最優先です。

Wi-Fiが不安定な場合は有線接続にするか、安定した通信環境のある場所で受検しましょう。

パソコンの通知は事前にオフにし、集中できる環境を整えます。

電卓とメモ用紙を手元に用意し、計算が必要な問題にすぐ対応できるようにしておきましょう。

受検開始前にブラウザの推奨環境を確認し、テスト画面が正常に表示されるかをチェックしてください。

トラブル時の問い合わせ先もメモしておくと安心です。

よくある質問

GABの直前対策について、就活生からよくある質問にお答えします。

疑問を解消して、自信を持って本番に臨みましょう。

GABと玉手箱はどちらが難しい?

一般的にGABのほうが難易度は高いとされています。

特に言語理解では、より抽象度の高い文章が出題される傾向があります。

計数理解も玉手箱の図表読み取りと形式は同じですが、より複雑な計算が求められることがあります。

ただし、基本的な解法アプローチは共通しているため、玉手箱の対策経験がある人は比較的スムーズに対応できます。

直前期はGABの過去問を解いて難易度に慣れ、時間配分の感覚を調整することが大切です。

難しいと感じても、他の受検者にとっても難しいのは同じなので、焦る必要はありません。

前日だけで対策できる?

前日だけでも効果のある対策はあります

計数理解では、図表の読み取り問題を10問程度解いて計算のリズムを確認するだけでも効果があります。

言語理解では、3択(正しい・正しくない・わからない)の判断基準を再確認しておきましょう。

特に「本文からだけではわからない」の判断を間違えやすい人は、その基準を明確にしておくことが重要です。

ただし、前日は2時間以内の軽い復習にとどめ、十分な睡眠を確保することを優先してください。

睡眠不足は集中力と判断力の低下に直結するため、早めの就寝が最善の対策です。

対策なしでも通過できる?

GABは難易度が高いテストのため、対策なしでの通過はかなり厳しいと考えてください。

特に計数理解の図表読み取りは、対策経験がないとデータの読み方に戸惑い、時間切れになるリスクが高いです。

言語理解の3択判断も、GAB特有の形式に慣れていないと正答率が下がります。

直前であっても、最低限10〜20問の練習をしておくことを強くおすすめします。

形式に慣れるだけでも本番での焦りが大幅に軽減され、実力を発揮しやすくなります。

GABを採用している企業は高い能力を求めていることが多いため、できる限りの準備をして臨みましょう。

まとめ

GABはSHL社が提供する総合適性検査で、総合商社やコンサル業界を中心に採用されています。

言語理解(長文読解の3択判断)と計数理解(図表の読み取り)で構成され、玉手箱よりも難易度が高い傾向にあります。

直前対策では計数理解を最優先にし、図表の読み取りと計算パターンを繰り返し練習しましょう。

言語理解では「本文からだけではわからない」の判断基準を明確にすることが正答率アップの鍵です。

本番当日は十分な睡眠で最高のコンディションを整え、時間配分を意識しながら落ち着いて受検してください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

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