就職活動の適性検査では、「CBTS」を受検することがあります。
本番が近づいてきて、「直前に何をすべきか」と焦っている人も多いでしょう。
この記事では、CBTSの直前対策として、1週間〜前日にやるべきことを優先度順に解説します。
- CBTSの試験概要と出題科目
- 直前1週間で優先すべき対策分野
- CBTSの性格検査で気をつけるポイント
- 本番当日の過ごし方と注意点
- CBTSの受検が1週間以内に迫っている人
- 短期間で効率よく対策を進めたい人
- 直前に何から手をつけるべきか迷っている人
目次[目次を全て表示する]
CBTSの試験概要おさらい
まずはCBTSの基本情報を確認しましょう。
CBTSは情報が少ないテストのため、基本的な仕組みを理解しておくことが重要です。
CBTSの基本情報と特徴
CBTSは株式会社CBT-Solutionsが運営するテストセンター型の適性検査プラットフォームです。
CBTSは特定のテストの名前ではなく、さまざまな適性検査をテストセンター会場で受検できる仕組みを提供しています。
企業が導入するテストの種類によって出題内容が異なるため、実際に出題されるテストの種類を事前に確認することが重要です。
CBTSで実施される代表的なテストにはSCOAやTAPなどがあります。
全国に設置された専用のテストセンター会場でパソコンを使って受検する形式が基本です。
SPIのテストセンターとは運営会社が異なり、会場も別であることに注意してください。
出題される可能性のあるテスト
CBTSで実施されることが多いテストとしては、SCOAが代表的です。
SCOAは言語・数理・論理・常識(理科・社会)・英語の5科目で構成される総合適性検査です。
その他にも企業独自のテストがCBTS会場で実施されることがあります。
志望企業の受検案内に「CBTSテストセンター」と記載されている場合は、SCOAが出題される可能性を念頭に置いて対策しましょう。
就活掲示板で志望企業名と「CBTS」で検索すると、過去の受検者の情報が見つかることがあります。
出題されるテストの種類を特定できれば、対策の効率が大幅に上がります。
CBTSテストセンターの受検形式
CBTSテストセンターは全国に設置された専用会場で受検します。
受付で本人確認書類を提示し、指定された座席でパソコンを使って試験を受ける流れです。
会場ではメモ用紙と筆記具が支給され、電卓は基本的に使用できません。
SPIのテストセンターと同様に、私物はロッカーに預ける必要があります。
受検予約は企業から届く案内に従って行い、予約の変更は期限内であれば可能です。
会場の場所やアクセスは事前に確認しておきましょう。
直前対策の全体像
CBTSの直前対策は、出題されるテストの種類を特定することから始まります。
効率的な学習計画を解説します。
1週間の学習スケジュール
まずは志望企業で出題されるテストの種類を就活掲示板や口コミサイトで確認しましょう。
SCOAが出る場合は、1〜2日目に数理と論理、3日目に言語と常識(理科・社会)、4〜5日目に模擬演習を行います。
テストの種類が特定できない場合は、SCOAを想定した対策が最も無難です。
6日目は間違えた問題の復習を行い、前日は軽い確認にとどめましょう。
1日あたり2〜3時間の学習が目安です。
テストセンター形式のため、パソコン画面で問題を解く感覚にも慣れておくことが大切です。
科目別の優先度
SCOAが出題される場合の優先度は、数理>論理>言語>常識の順です。
数理は練習量に比例して得点が伸びるため、直前期の対策効果が最も大きい科目です。
論理(推論・判断推理)は解法パターンの定着が重要で、5〜10問の反復練習が有効です。
言語は語彙の暗記が直前でも効果を発揮しやすい対策です。
常識分野(理科・社会)は範囲が広いため、頻出テーマに絞った確認が現実的です。
性格検査は一貫性を保つ心構えだけ確認しておけば十分です。
直前のNG行動
テストの種類を確認せずに対策を始めるのは最も避けたいNG行動です。
CBTSはプラットフォームであり、出題されるテストは企業によって異なります。
まずは出題テストの種類を特定し、それに合った対策を行いましょう。
また、SPIのテストセンターと混同するのも注意が必要です。
CBTSとSPIのテストセンターは別物で、会場も出題内容も異なります。
前日の夜更かしは厳禁で、十分な睡眠で集中力を確保してください。
直前対策|数理分野(最重要)
数理分野はCBTSで出題されるテスト(SCOA等)で最も対策効果が大きい科目です。
直前期の攻略法を解説します。
計算問題と方程式
CBTSのテストセンターでは電卓が使えないため、筆算の正確さとスピードが重要です。
四則演算、分数・小数の計算、一次方程式・連立方程式が頻出分野です。
直前期は基本的な計算問題を毎日15〜20問解いて、筆算の感覚を維持しましょう。
メモ用紙を使って計算する練習をしておくと、本番でもスムーズに計算を進められます。
方程式では移項の操作ミスや符号の間違いに注意が必要です。
ケアレスミスを防ぐために、途中式を省略せずに書く習慣をつけてください。
割合・確率・速度の復習
割合、確率、速度の問題も出題頻度の高い分野です。
百分率の計算、構成比、前年比の算出は基本パターンとして確実に押さえましょう。
確率は順列と組み合わせの使い分けが基本で、「順番が関係あるか」で判断します。
速度算では「距離=速さ×時間」の基本公式をもとに、旅人算や通過算のパターンを復習してください。
損益算も出題されることがあり、原価・定価・売価・利益率の関係式を確認しておくと安心です。
直前期はそれぞれ3〜5問を解いて、解法パターンを最終確認しましょう。
図表の読み取りと論理
図表の読み取り問題では、グラフや表から必要なデータを素早く見つけて計算する力が求められます。
問題文を先に読んで何を求められているかを把握し、必要なデータだけを図表から拾う手順を守りましょう。
論理(推論)問題は、条件を表や図に整理してから選択肢を検討することが基本です。
メモ用紙を活用して条件を書き出すことで、見落としを防ぎましょう。
テストセンターではメモ用紙が支給されるため、積極的に使ってください。
直前期は図表問題5問、推論問題5問程度を解いて感覚を確認しておけば十分です。
直前対策|言語・常識分野
言語と常識分野は暗記が直前でも効果的な科目です。
効率よく知識を確認する方法を紹介します。
語彙・漢字の暗記
CBTSのテストで出題される言語分野では、語句の意味、漢字の読み書き、四字熟語が頻出です。
SCOA対策と同様に、幅広い語彙力が求められます。
頻出の難読漢字や四字熟語のリストを直前期に毎日確認し、前日に総復習しましょう。
スキマ時間に暗記アプリやフラッシュカードを活用して反復回数を増やすのが効率的です。
1回の学習時間を長くするよりも、回数を増やして記憶を定着させることが重要です。
語彙は直前の詰め込みでも翌日の得点に直結するため、最後まで諦めずに取り組みましょう。
理科・社会の基礎知識
常識分野が出題される場合は、理科と社会の基礎知識の確認が必要です。
理科は物理(オームの法則、力の計算)、化学(元素周期表、酸と塩基)、生物(細胞、遺伝)の基本事項を確認しましょう。
社会は政治(三権分立、選挙制度)、経済(GDP、金融政策)、時事問題が中心です。
深い知識は不要で、各分野の最重要事項をダイジェスト的に確認する程度が現実的です。
時事問題についてはニュースサイトの主要トピックスに目を通しておけば対応できます。
知らない問題は考えても正解できないため、本番では即座に選択肢を選んで次に進みましょう。
文章読解のコツ
文章読解はSPIと同様の形式で出題されることが多いです。
長文を読んで内容に合う選択肢を選ぶ問題が中心で、読解力と情報処理能力が問われます。
選択肢先読み法を活用し、何を問われているかを把握してから本文を読みましょう。
接続詞(しかし、つまり、一方で)に注目すると筆者の主張が見つけやすくなります。
直前期は3〜5題を時間を計りながら解いて、制限時間内に回答する感覚を確認しましょう。
短期間での大幅な改善は難しいため、テクニックの確認にとどめるのが現実的です。
直前対策|性格検査
CBTSのテストでも性格検査が実施されます。
直前に知っておくべきポイントを確認しましょう。
性格検査の仕組み
性格検査は質問に対して段階式で回答する形式が一般的です。
受検者の行動傾向、対人スタイル、ストレス耐性などを測定します。
正解・不正解はなく、パーソナリティの特性を把握するための検査です。
企業は能力検査と性格検査の結果を総合的に判断して選考を行います。
能力検査で高得点でも、性格検査で企業の求める像と大きく乖離すると不合格になる可能性があります。
能力検査だけでなく、性格検査にもしっかり臨みましょう。
回答のポイント
性格検査で最も重要なのは一貫性のある回答です。
似た質問が複数回出題され、矛盾の有無がチェックされます。
素直に自分の行動パターンに基づいて回答することが最善の対策です。
迷ったときは第一印象で選び、深く考え込まないようにしましょう。
テンポよく回答を進め、時間切れで未回答の問題が出ないよう注意してください。
自分の強みと弱みを事前に整理しておくと、回答がブレにくくなります。
直前の準備
性格検査の前に、志望企業の求める人物像を確認しておくと参考になります。
ただし、企業の理想像に無理に合わせようとすると一貫性が崩れるリスクがあります。
自然体で素直に回答することが、最も信頼性の高い結果につながります。
面接で説明できる範囲の回答を心がけましょう。
性格検査は能力検査の後に実施されることが多いため、疲れた状態でも集中力を保てるよう心構えしておいてください。
十分な睡眠を取り、万全の体調で臨むことが最も重要な準備です。
直前対策に役立つツール・教材
CBTSの直前対策には出題テストに対応した教材を使いましょう。
おすすめの教材を紹介します。
SCOA対策本の活用
CBTSでSCOAが出題される場合は、「これが本当のSCOAだ!」(SPIノートの会著)が最も有効な対策本です。
SCOAの5科目すべてをカバーしており、出題傾向に沿った問題が豊富に収録されています。
直前期は間違えた問題を重点的に復習し、手元の教材を完璧にすることに集中しましょう。
SCOA対策本が手元にない場合は、SPI対策本で言語・数理・論理の基本をカバーすることも可能です。
理科・社会は公務員試験の一般教養テキストが参考になります。
新しい教材の追加購入は避け、既存の教材を活用してください。
SPI対策本の転用
SPI対策本はCBTSの数理・言語対策にも有効です。
計算問題、確率、割合、語彙、文章読解はSPIとCBTSのテストで共通する内容が多いです。
ただし、理科・社会の対策はSPI対策本ではカバーされていないため注意してください。
SPI対策をベースに、出題テスト独自の分野を追加で対策するアプローチが効率的です。
直前期は手元の教材の間違えた問題を繰り返し解くことに集中しましょう。
1冊を徹底的にやり込むことが最も効果的な対策法です。
テストセンター形式に慣れる
CBTSはテストセンターで受検するため、会場で受検する感覚を事前にイメージしておきましょう。
SPIのテストセンターを受検した経験があれば、会場の雰囲気は似ているため参考になります。
電卓が使えない環境で計算する練習をしておくことが、当日の対応力を高めます。
メモ用紙を使って計算する習慣を直前期の練習段階から身につけておきましょう。
テストセンターでは周囲に他の受検者がいるため、多少の音があっても集中できるよう心構えが必要です。
イヤーマフが用意されている場合は遠慮なく使いましょう。
本番当日の過ごし方
CBTSテストセンターでの受検当日は、コンディション管理と会場への到着が最も重要です。
当日の過ごし方を解説します。
当日朝の準備
受検当日は受検時間の3時間前に起床しましょう。
脳を覚醒させた状態でテストに臨むためです。
朝食をしっかり摂り、炭水化物を中心にエネルギーを補給してください。
朝食後に簡単な計算問題を5問程度解いて頭のウォーミングアップを行いましょう。
語彙の確認も2〜3分でできるため、頻出リストに目を通しておくと良いです。
持ち物(本人確認書類)の確認も朝のうちに済ませてください。
会場への移動と受付
CBTSテストセンターには予約時間の15分前までに到着するよう余裕を持って出発しましょう。
初めての会場の場合は、事前にアクセスルートを確認しておくと安心です。
受付では写真付きの本人確認書類を提示し、予約の確認を行います。
私物はロッカーに預け、支給されるメモ用紙と筆記具で試験に臨みます。
スマートフォンや電卓は持ち込めないため、計算はすべて筆算で行う前提で準備しましょう。
会場の雰囲気に慣れるために、着席したら深呼吸をして気持ちを落ち着けてください。
受検中の時間管理
テストセンターでは画面に残り時間が表示されるため、常に確認しながら解き進めましょう。
SCOAの場合は120問/60分という厳しいペースのため、1問に30秒以上かけないよう意識します。
知らない問題は考えても正解できないため、即座に選択肢を選んで次に進みましょう。
メモ用紙は計算だけでなく条件整理にも積極的に使ってください。
後半に疲れが出やすいため、問題間で一瞬目を閉じてリフレッシュするのも有効です。
全問解き切ることを目標に、一定のペースで解き進めましょう。
よくある質問
CBTSの直前対策について、よくある質問にお答えします。
疑問を解消して自信を持って本番に臨みましょう。
CBTSとSPIテストセンターの違いは?
CBTSとSPIのテストセンターは運営会社も会場も異なる別の仕組みです。
SPIのテストセンターはリクルートマネジメントソリューションズが運営し、SPIの問題が出題されます。
CBTSは株式会社CBT-Solutionsが運営するプラットフォームで、SCOAやTAPなどさまざまなテストが実施されます。
受検方法(予約、会場受付、メモ用紙の使用)はどちらも似た流れですが、出題内容が全く異なります。
企業から届く受検案内をよく確認し、CBTSかSPIテストセンターかを正しく把握しましょう。
間違えて別のテストセンターに行ってしまうトラブルを防ぐためにも、会場の住所を事前に確認してください。
前日だけで対策できる?
前日だけでも効果のある対策はあります。
最も即効性があるのは語彙・漢字の確認で、頻出リストを見直すだけで翌日の得点に直結します。
数理は基本計算を10問程度解いて感覚を確認しましょう。
理科・社会は最重要事項の確認にとどめるのが現実的です。
前日は2時間以内の学習にとどめ、十分な睡眠を確保してください。
テストセンターまでの交通ルートも前日のうちに確認しておくと安心です。
CBTSで何のテストが出るか分からない場合は?
出題テストが特定できない場合は、SCOAを想定して対策するのが最も無難です。
CBTSで最も多く実施されるテストがSCOAであり、SCOA対策は他のテストにも応用が利きます。
就活掲示板で志望企業名を検索し、過去の受検者の情報を確認してみましょう。
「CBTS」「テストセンター」といったキーワードで検索すると、テストの種類を特定できることが多いです。
どうしても分からない場合は、数理・言語・論理の基本対策を幅広く行っておけば、多くのテストに対応できます。
直前期は情報収集に時間を使いすぎず、実際の問題演習に多くの時間を割くことが大切です。
まとめ
CBTSはテストセンター型の適性検査プラットフォームで、SCOAをはじめとするさまざまなテストが実施されます。
SPIのテストセンターとは運営会社も出題内容も異なるため、事前に出題テストの種類を特定することが重要です。
直前対策では数理分野を最優先にし、電卓なしでの筆算力を高めましょう。
言語は語彙暗記、常識分野は頻出テーマに絞った確認が効率的です。
本番当日は会場への余裕を持った到着と、メモ用紙を活用した正確な計算で得点を最大化してください。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート










