目次[目次を全て表示する]
【志望動機:活躍したい】はじめに
就活のエントリーシートや面接では、活躍したいという志望動機を口にする学生が非常に多いです。
しかし活躍したいという言葉だけでは抽象的で、採用担当者に本気度や具体的なイメージが伝わりにくいという難しさがあります。
だからこそ志望動機では、自分がどのような形で活躍したいのか、どのような強みを生かして活躍したいのかを言語化することが重要です。
また企業が求めている活躍人材のイメージと、自分の経験や価値観をすり合わせることで、説得力のある志望理由になります。
本記事では活躍したいという気持ちを軸に、志望動機の伝え方や注意点、言い換え表現、具体的な例文まで分かりやすく解説します。
【志望動機:活躍したい】活躍したい意思を志望動機にする際のポイント
活躍したいという志望動機を評価してもらうためには、単に前向きな姿勢をアピールするだけでは不十分です。
なぜ活躍したいのか、どのような場面で活躍したいのか、そして企業でどのような活躍が求められているのかを整理する必要があります。
また自分の強みと活躍のイメージを結び付けて語ることで、入社後の活躍シーンを採用担当者に具体的に想像してもらえます。
ここでは活躍したいという意思を志望動機として伝える際に意識したいポイントを四つの観点から解説します。
自分の経験を振り返りながら読み進めることで、より深みのある志望動機づくりに役立ててください。
なぜ活躍したいのか深ぼる
まずは自分がなぜ活躍したいと感じているのか、その理由を深ぼることが大切です。
周りから評価されたいから活躍したいのか、誰かの役に立ちたいから活躍したいのかによって、志望動機の軸は大きく変わります。
例えば部活動やアルバイトで成果を出したときに、チームやお客様から喜ばれた経験がきっかけになっている人もいるはずです。
一方で悔しい経験やうまくいかなかった経験を通じて、次こそは活躍したいという思いが強くなった人もいるでしょう。
このような原体験を振り返り、自分にとっての活躍とは何かを言語化しておくと、志望動機に説得力が生まれます。
活躍したいという言葉の背景にある価値観や経験まで掘り下げることで、表面的でない本音の志望動機につながります。
自分なりの活躍イメージを具体化する
活躍したいという志望動機を伝える際は、自分なりの活躍イメージをできるだけ具体的に描くことが重要です。
例えば営業職であれば、お客様から信頼されて継続的に案件を任せてもらえる状態を活躍と考える人もいれば、常に高い目標を達成し続けることを活躍と捉える人もいます。
企画職であれば、新しいサービスや仕組みを自ら提案し、実際に導入されて社内に良い影響を与えることを活躍と呼べるかもしれません。
このように活躍の基準は人によって異なるため、自分はどのような成果や役割を担っている状態を目指したいのかを明確にする必要があります。
志望動機では、その活躍イメージを企業の仕事内容と結び付けて伝えることで、説得力のあるアピールが可能になります。
活躍したいという抽象的な言葉を、自分なりの成果イメージにまで落とし込むことが評価される志望動機のポイントです。
活躍と貢献の違いを意識しておく
活躍したいという言葉は、時に自分が目立ちたいという印象を与えてしまうリスクがあります。
そのため志望動機では、活躍を自分本位な成功ではなく、周囲や組織への貢献として捉えていることを明確にすることが大切です。
例えば数字の達成だけでなく、お客様の課題解決やチーム全体の成果向上につながる行動を活躍と考えていると伝えると、印象は大きく変わります。
また失敗や壁に直面したときに、最後までやり切る姿勢や周囲を巻き込む姿勢も、活躍の一部として語ると良いでしょう。
このように活躍と貢献の両方の視点を持つことで、企業から信頼される志望動機になります。
活躍したい気持ちを伝える際は、自分がどう評価されたいかではなく、どう貢献したいかを軸に語ることが重要です。
企業の求める活躍像とすり合わせる
活躍したいという志望動機を評価してもらうには、企業が求める活躍人材のイメージと、自分の活躍イメージが大きくずれていないかを確認する必要があります。
例えばベンチャー企業ではスピード感を持って幅広い業務に挑戦することが活躍に直結しますが、大企業では長期的な視点で業務を深掘りする姿勢が重視される場合もあります。
また個人の成果が強く求められる環境と、チームでの協働を通じて成果を出すことが活躍とみなされる環境では、評価される行動も異なります。
企業研究を通じて、活躍している社員の共通点や評価されている行動を把握し、自分の志向性と重なるポイントを見つけることが大切です。
志望動機では、その共通点を踏まえたうえで、自分がどのように活躍できるかを語ることで、納得感のあるアピールにつながります。
企業の活躍像と自分の活躍イメージをすり合わせることが、ミスマッチを防ぎ高評価につながる志望動機のコツです。
【志望動機:活躍したい】志望動機でアピールする活躍したい気持ちの種類
一口に活躍したいと言っても、その中身や目指す方向性は人によって大きく異なります。
どのような形で活躍したいのかを整理しておくことで、志望動機に自分らしさと具体性を持たせることができます。
また活躍したい気持ちの種類を理解しておくと、自分の強みや価値観に合った業界や職種を選びやすくなるというメリットもあります。
ここでは志望動機でよく見られる活躍したい気持ちを三つのタイプに分けて解説します。
自分がどのタイプに近いのかを考えながら読み進めることで、志望理由の軸を整理しやすくなるでしょう。
個人として成果を出して活躍したい気持ち
一つ目は、個人として高い成果を出すことで活躍したいというタイプです。
営業職であれば目標数字を継続的に達成すること、エンジニアであれば高品質なシステムを開発することなど、自分の実績で評価されることにやりがいを感じる人が当てはまります。
志望動機では、学生時代に個人の努力が結果に直結する場面で頑張った経験を振り返ると、説得力のあるエピソードになります。
例えば資格試験の合格や、アルバイトで売上目標を達成した経験などは、個人として成果を出して活躍したい気持ちを裏付ける材料になります。
ただし個人の成果だけを強調すると、協調性が低い印象を与えかねないため、チームとの連携や周囲への配慮もあわせてアピールすることが大切です。
個人として活躍したい気持ちは、成果へのこだわりと同時に、周囲と協力しながら結果を出す姿勢まで含めて伝えると好印象になります。
チームを支えて活躍したい気持ち
二つ目は、チームを支えることで活躍したいというタイプです。
このタイプの人は、自分が前面に立つよりも、メンバーを支えたり、裏方として環境を整えたりする役割にやりがいを感じる傾向があります。
志望動機では、ゼミやサークル、アルバイトなどで、周囲のメンバーをサポートして感謝された経験を振り返ると、自分らしさを伝えやすくなります。
例えば資料作成やスケジュール管理など、目立たない業務を丁寧にこなしたことでプロジェクトが円滑に進んだ経験は、チームを支える活躍の典型的なエピソードです。
企業によっては、このような縁の下の力持ちとしての活躍が評価される職種も多く存在します。
チームを支えて活躍したいという気持ちは、組織全体の成果を重視する姿勢としてアピールすると、企業からの評価につながりやすくなります。
社会や業界全体で活躍したい気持ち
三つ目は、社会や業界全体に影響を与える形で活躍したいというタイプです。
このタイプの人は、一企業の枠を超えて、多くの人の生活やビジネスに良い影響を与えたいという志向が強い傾向があります。
志望動機では、ニュースや社会課題に関心を持つようになったきっかけや、ボランティアやプロジェクト活動の経験を通じて、社会に貢献したいと感じるようになった過程を語ると良いでしょう。
例えば地方創生や教育格差、デジタル化といったテーマに興味を持ち、そこに関連する業界や企業に関心を持ったストーリーは、社会への貢献意識を伝えるうえで効果的です。
ただし理想論だけで終わらず、志望企業の事業を通じてどのように社会や業界に影響を与えたいのかまで具体的に説明することが大切です。
社会や業界全体で活躍したい気持ちは、志望企業のミッションや事業内容と結び付けて語ることで、強い志望理由として伝わります。
【志望動機:活躍したい】活躍したい気持ちを志望動機とする際の注意点
活躍したいという志望動機はポジティブに聞こえる一方で、伝え方によっては自信過剰や自己中心的な印象を与えてしまう可能性もあります。
また具体性が不足していると、多くの就活生に当てはまるありきたりな志望動機として埋もれてしまうリスクもあります。
そこで活躍したいという意思を志望動機で伝える際には、いくつかの注意点を押さえておくことが重要です。
ここでは評価を下げないために意識したいポイントを三つに絞って解説します。
自分の志望動機を見直す際のチェック項目としても活用してみてください。
自分本位な印象を与えないようにする
活躍したいという志望動機は、そのまま伝えると自分が目立ちたい、自分だけ評価されたいという印象につながることがあります。
企業が求めているのは、組織やお客様に貢献する中で結果的に活躍していく人材であり、自分だけ得をしたい人ではありません。
そのため志望動機では、活躍したいという気持ちを、誰にどのように貢献したいのかという視点で言い換えることが大切です。
例えばチームの成果に貢献したい、お客様の課題解決を通じて信頼される存在になりたいなど、周囲との関係性を含めて語ると印象が変わります。
自分の成長と周りへの貢献を両立させたいというスタンスを示すことで、前向きでバランスの取れた志望動機になります。
活躍したい気持ちを伝える際は、必ず周囲への貢献の視点を織り込み、自分本位な印象を抑えることが重要です。
根拠のない自信にならないようにする
活躍したいという言葉を強調しすぎると、実績や準備が伴っていないにもかかわらず、根拠のない自信を持っているように見えてしまうことがあります。
採用担当者は、入社後に活躍できる可能性だけでなく、そのためにどのような努力をしてきたのかも重視しています。
そのため志望動機では、活躍したいという気持ちだけでなく、それを裏付けるこれまでの行動や成果をセットで伝えることが大切です。
例えば継続的に取り組んできた活動や、失敗を経験しながらも改善してきたプロセスを具体的に説明すると、信頼感のある印象になります。
実績が大きくなくても、コツコツと準備してきた事実や学びのプロセスがあれば、活躍したいという志望動機にリアリティを持たせることができます。
活躍したいという意思には、必ず自分なりの努力や経験という根拠を添えて語ることが欠かせません。
現実の業務イメージとズレないようにする
活躍したいという志望動機が理想的なイメージだけで語られていると、現実の業務への理解が浅いと判断される可能性があります。
実際の仕事は、華やかな場面だけでなく、地道な作業や調整業務、時には結果が出ない期間も含まれます。
そのため志望動機を作成する際は、企業研究やOB訪問などを通じて、日々の業務内容や活躍している社員の姿を具体的に把握しておくことが大切です。
そのうえで、地道な努力や継続的な学びも含めて取り組みたいと考えていると伝えると、現実を理解したうえでの活躍志向だと受け止めてもらえます。
理想と現実の両方に目を向けている姿勢は、長く働き続けられるかという観点からもプラスの評価につながります。
現実の業務を理解したうえで、それでも活躍したいと語ることで、地に足のついた志望動機になります。
【志望動機:活躍したい】活躍したい気持ちの言い換え表現
活躍したいという言葉はとても便利ですが、そのまま多用すると単調な志望動機になり、印象に残りにくくなってしまいます。
そこで意味を保ったまま言い換え表現を取り入れることで、読みやすく伝わりやすい文章に整えることができます。
また言い換えを工夫することで、自分がどのようなスタイルで活躍したいのかというニュアンスも補うことができます。
ここでは活躍したい気持ちを表現する際に使いやすい言い換えと、それらを用いた志望動機の例文を紹介します。
自分の志向性に合う表現を選びながら、志望動機の表現の幅を広げてみましょう。
言い換え表現
活躍したいという気持ちは、さまざまな表現に言い換えることができます。
例えば力を発揮したい、期待に応えたい、価値を発揮したいといった言葉は、活躍したいという意思を柔らかく伝える表現です。
また組織に貢献したい、成果を通じて信頼される存在になりたいといった言い回しも、同じ思いをより具体的に表しています。
さらに変化の大きい環境で自分の可能性を試したい、責任ある役割を任される人材になりたいといった言い換えも有効です。
これらの表現を組み合わせることで、活躍したいというキーワードに頼りすぎることなく、自分の志向を立体的に伝えることができます。
自分がどのような場面でどのように活躍したいのかを意識しながら、最適な言い換え表現を選ぶことが大切です。
言い換え表現を用いた志望動機例文
ここでは活躍したいという言葉を直接使わずに、その気持ちを表現した志望動機の例文を紹介します。
私はこれまでの経験で培ってきたコミュニケーション力を土台に、多様なお客様に向き合いながら価値を発揮できる環境で働きたいと考えています。
アルバイトでは常連のお客様の好みを把握し、一歩先を読んだ提案を行うことで、指名をいただける機会が増えました。
その中で、期待を超える対応ができたときにいただく感謝の言葉が、大きなやりがいにつながっていると感じました。
貴社の営業職であれば、お客様の課題に寄り添いながら最適な提案を行うことで、中長期的な信頼を得られると考え志望しました。
このように言い換え表現を用いることで、活躍したいという本音を自然な形で伝えられます。
【志望動機:活躍したい】志望動機の構成はPREP法で作ろう
活躍したいという志望動機を分かりやすく伝えるためには、内容だけでなく構成を意識することも重要です。
その際に役立つのが、結論、理由、具体例、再結論の順番で話を組み立てるPREP法です。
PREP法を活用することで、活躍したいという意思と、その背景にある経験や考え方を論理的に説明できます。
ここではPREP法を用いて志望動機を作る際、それぞれのステップで何を伝えるべきかを詳しく解説します。
型を身につけておけば、企業や業界が変わっても応用しやすくなります。
Point(結論)
最初の結論では、自分がどのような形で活躍したいのかと、そのために志望企業を選んだ理由を端的に伝えます。
例えばお客様の課題解決を通じて信頼される営業として貢献したい、そのフィールドとして貴社を志望したといった構成です。
ここでは細かいエピソードに触れる必要はなく、活躍したい方向性と企業との接点が一読して分かることが大切です。
また活躍したいという言葉を用いる場合も、どのような活躍を目指しているのかを一文で示すと分かりやすくなります。
最初に話の軸を明確にすることで、その後に続く理由や具体例がスムーズに頭に入ってきます。
結論では、活躍したい意思と志望企業とのつながりを簡潔に示し、志望動機全体の土台をつくることが重要です。
Reason(理由)
次に、その結論に至った理由を説明します。
なぜそのような活躍を目指したいのか、過去の経験や価値観の変化を踏まえて伝えることで、志望動機に深みが出ます。
例えば学生時代の経験を通じて、人と向き合う仕事にやりがいを感じるようになったことや、チームで成果を出す楽しさを知ったことなどが理由として挙げられます。
また志望企業の事業や風土、活躍している社員の姿に共感した点を具体的に述べることで、企業とのマッチ度もアピールできます。
理由のステップでは、自分の活躍したい気持ちが一時的なものではなく、これまでの経験の積み重ねから生まれたものであることを示すことが大切です。
理由では、自分の価値観と企業理解を結び付けて、活躍したいという結論の必然性を伝えることがポイントです。
Example(具体的なエピソード)
三つ目のステップでは、活躍したいという価値観を裏付ける具体的なエピソードを紹介します。
ここでは部活動やアルバイト、ゼミ活動などの中で、自分なりに工夫して成果を出した経験や、周囲から頼られた経験を取り上げると良いでしょう。
エピソードを語る際には、背景、課題、行動、結果の流れを意識して構成すると、聞き手に伝わりやすくなります。
例えば売上が伸び悩む店舗で、接客方法や売場づくりを改善し、数字の向上に貢献した経験は、主体的に活躍しようとする姿勢を示せます。
またその経験から何を学び、今後どのような場面で活かしたいと考えているのかまで伝えることで、成長意欲も同時にアピールできます。
具体的なエピソードは、活躍したいという意思が口先だけでないことを証明する重要な要素です。
Point(結論)
最後に再度結論を述べ、志望動機全体を分かりやすく締めくくります。
ここでは最初に述べた活躍イメージを少し言い換えながら、志望企業でどのように成長し、どのような価値を提供したいのかを改めて強調します。
理由や具体例を踏まえたうえで結論を繰り返すことで、聞き手の印象に残りやすい志望動機になります。
また中長期的なキャリアイメージに触れつつ、まずは目の前の業務で結果を出したいという姿勢を示すと、現実的で信頼感のある印象につながります。
終わり方一つで全体の印象は大きく変わるため、前向きでエネルギーのある言葉で締めくくることを意識しましょう。
再結論では、自分なりの活躍像と企業への貢献意欲を簡潔にまとめ、強いメッセージとして届けることが大切です。
【志望動機:活躍したい】活躍したい意思を志望動機として伝える例文3選
ここからは活躍したいという意思を、実際の志望動機としてどのように表現すればよいのか、具体的な例文を三つ紹介します。
それぞれ個人としての成果、チームでの活躍、社会への貢献という異なる軸で構成しているため、自分の志向に近いものを参考にしやすくなっています。
そのまま使うのではなく、自分の経験や志望先企業に合わせて内容をアレンジすることで、オリジナルの志望動機に仕上げることができます。
文章の流れや具体性のレベル感をつかむためにも、一度声に出して読んでみるのもおすすめです。
活躍したいという気持ちをどのように伝えるかのイメージづくりに役立ててください。
例文1(個人として成果を出して活躍したい)
私は一人一人のお客様に向き合いながら結果を出し、その成果を通じて信頼される営業として活躍したいと考え、貴社を志望しました。
アルバイト先の携帯ショップでは、来店されたお客様の利用状況を丁寧にヒアリングし、最適なプランやオプションを提案することを心掛けてきました。
その結果、指名して相談してくださるお客様が増え、店舗全体の契約件数向上にも貢献できた経験があります。
この経験から、数字の結果だけでなく、お客様から任せて良かったと言っていただけることに大きなやりがいを感じました。
貴社の営業職として、通信インフラを支える重要なサービスを提案し、一人一人のお客様にとって最適な選択をサポートできる存在として活躍していきたいです。
個人としての活躍をアピールする際は、成果と信頼の両方を意識して伝えることで、評価されやすい志望動機になります。
例文2(チームを支えて活躍したい)
私はチーム全体が力を発揮できるように支えながら、組織の成果に貢献する形で活躍したいと考えています。
ゼミ活動では代表を支えるサブリーダーとして、スケジュール管理や資料の取りまとめを担当し、メンバーが研究に集中しやすい環境づくりを意識してきました。
地味な役割に見えるかもしれませんが、発表を無事に終えた後にメンバーから、細かな調整のおかげで助かったと言ってもらえたことが印象に残っています。
この経験から、自分が前に立つだけでなく、周囲を支えることでチーム全体の成果が高まることに大きなやりがいを感じるようになりました。
貴社の事務職では、各部署の業務が円滑に進むようにサポートする役割を担い、組織の土台を支える存在として活躍していきたいです。
チームを支えて活躍したい志望動機では、裏方の役割に誇りを持っていることを具体的な経験を通して伝えることが重要です。
例文3(社会や業界で活躍したい)
私は社会の基盤を支える仕事に携わり、多くの人の日常生活を下支えする形で活躍したいと考えています。
豪雨災害で交通機関やライフラインが一時的に止まった際、インフラを支える人たちの尽力によって徐々に日常が戻っていく様子を目の当たりにしました。
その経験から、目立つことはなくても、人々の当たり前の生活を守る仕事に強い意義を感じるようになりました。
貴社は通信インフラや各種サービスを通じて地域の暮らしを支えており、その一員として社会に貢献できることに大きな魅力を感じています。
将来的には現場での経験を土台に、新しいサービスや仕組みづくりにも関わり、多くの人の生活をより便利で安心なものにする形で活躍していきたいです。
社会や業界で活躍したい気持ちは、具体的なエピソードと志望企業の事業を結び付けて語ることで、強い志望理由として伝わります。
【志望動機:活躍したい】まとめ
活躍したいという志望動機は、前向きでエネルギーのある印象を与えられる一方で、そのままでは抽象的になりやすい難しさもあります。
だからこそ、なぜ活躍したいのか、どのような形で活躍したいのか、企業で求められる活躍像とどう重なるのかを具体的に言語化することが重要です。
またPREP法を活用して結論、理由、具体例、再結論の流れで整理することで、論理的で分かりやすい志望動機に仕上げることができます。
本記事で紹介したポイントや言い換え表現、例文を参考にしながら、自分の経験と価値観に合ったオリジナルの志望動機を作ってみてください。
活躍したいという気持ちを、自分らしい言葉と具体的なストーリーで伝えられれば、選考の場でも強いアピール材料となるはずです。
明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート











